1章 拠点ー雪蓮編 『 ケンギョウの悲劇!? 喜劇!? 』
孫呉が独立を果たしてから1年が経とうとしていた
先日ようやく完成した建業城にお引越ししてきた雪蓮達である
建業城は長江の水を引き込み、東洋のヴェニスと言っても過言ではない水上都市へと変貌を遂げていた
一刀のアイデアと冥琳を始めとする軍師達により練られた箇所が随所に見られた
その一例として街の各所に橋が架けられ、防火水・放水車の設置、上下水道もこの時整備されたのである
戦闘時には橋を落として進入路を制限したり、放水車を利用しての鉄砲放水や火による侵略を防ぐ狙いもあった
ただ水攻めや洪水に弱い点を、如何に凌ぐのかが、この城と街の焦点であったのだが
空掘・城下町下層部の土台部分に石柱以外何もない巨大空間を造りあげ
水攻めや水害時に水の引き込みをし、平常時に水を放出するという被害を最小限に留める工夫を随所に施していた
農地が広がる場所には、ため池の設置などの渇水対策の他に、製粉や精米に水車を利用した取り組みも行われている
このほとんどが、一刀の言を寝る間も惜しんで再現した琥珀の発明によるものである
他にも色々とあるのだが、後々お知らせする機会も訪れよう
話を雪蓮達に戻すと、身体は白毛の黒ブチの猫が雪蓮の執務室の窓を可愛く猫ぱんちしている
それに気付いた雪蓮は、仕事の手を休めSD猫化雪蓮さんに変身するや、素早く窓際に寄り窓を開けてやる
なぁ~~~ごぉ~なぁ~ごぉ~~~ にゃぁ~~~なぁ~ごぉ~~~
「よしよし ふんふん そう 今日も一刀の周りに孫呉の女性多数っと
えっ? 一刀が私にお土産買ってくれてた? それ本当? ふんふん そこに一刀はいるのね
報告ありがと~♪ みんなに集合かけておいてもらえる? よろしくね! はい!これお礼♪」
他の誰かがこの光景を見たなら、猫さんと向かい合いながら話をしている雪蓮の気がふれたのでは?と勘違いする処であるが
SD猫化雪蓮さんには、猫と意思疎通が行えるスキルが標準装備されているようで・・・会話が成立している模様である
なぁ~~~と最後大きな声で一鳴きすると、褒賞のお魚を銜え、どこへともなく去っていく
一刀の情報とお土産が来ると判ったSD猫化雪蓮さんは素早く変身を解き、機嫌よく机に向かって仕事を再開するものの・・・
ぺったん・・・・・・・・・・・・ぺったん・・・ぺったん・・・・・・ぺったん・・・・・・
「むっきぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーー!
なによぉーーーーーーーーーーーーーもう ぜぇんぜぇん 終らないぢゃない!」
と雪蓮が癇癪をおこしたのを察してもらえれば判る通り
雪蓮の机の周りには、もはや芸術とも呼べるうず高く積み重ねられた、竹簡のバベルの塔が出来上がっていた・・・
「少しは静かにして頂戴 イライラするじゃない それにしょうがないでしょ 一緒になって遊んでたツケなんだから・・・」
と母・緋蓮からの突っ込みが入ると、今回ばかりは雪蓮も反論する
「母様だって私とそんなに変わらないぢゃない!」
と雪蓮に指差され突っ込まれた通り、緋蓮の机にも雪蓮ほどではないが・・・
無常にも目の前にうず高く積まれて竹簡ドームが出来上がっていた
「むむむっ 雪蓮よりマシよ」
「か・わ・ん・な・い!」
と顔を突き合わせ睨みあっている
普段は本当の母娘なのか?と疑う処のある二人であるが、こういう処をみると、やっぱり血の繋がっている母娘なんだと思わせる
先程遊んでたツケと緋蓮が言ったように、建業の城や街内部に水を引き込む前に城内を探検していた二人なのであった
探検とは称しているが、琥珀の屋敷に張り巡らされている間諜返し、斥候殺しVer2と呼ばれる類の罠である
琥珀からどれ程のモノなのか試して欲しいとの依頼を受けていたので、武将連中の殆どを投入して罠を破っていったのである
琥珀直属の工作部隊員は悲鳴をあげつつ、罠を突き破った雪蓮達武将陣の後ろから次々と罠を補修するという作業を延々と繰り返していた
今までは思春の部隊が担っていたのであるが、独立を果たした事を契機に、琥珀の直属に”初”となる専門の工作部隊が編成されたのである
当然の事ながら二人だけで参加という訳ではない、参加した祭や楓、桜、子虎は思春監視の下新兵の訓練の真っ最中
シャオは蓮華のお小言付きの勉強会と、それぞれの場所でサボらないように缶詰状態にされていたのだ
思春と明命・瑠璃も罠破りに参加していたのだが、すでに仕事は終了していた為お咎めなしであった
そう、要は仕事を溜め込んで、斥候殺しVer2で昼夜を問わず”遊んでいた”者達だけが監視されているだけであった
いつもなら冥琳が激昂し、雪蓮や緋蓮達を諫める処であるのだが
今回は孫呉で怒らせたら、マズい人の3人の内の2人を怒らせてしまっていた
その2人とは”紅”と”藍里”の二人である 残り一人はというと・・・以前も紹介した”一刀”なのであるが・・・
”紅”と”藍里”2人の仕事は、特に雪蓮と緋蓮のどちらかの認証が必要なモノが多い
特に一刀と冥琳の2人は真面目なので、仕事の処理速度が段違いに速い その補佐として穏と藍里と亞莎がいる訳なのだが・・・
補佐の中でも穏は、冥琳につき内政・軍事両方を行っているのに対し
一刀付きの2人は、内政は藍里が軍事は主に亞莎が担当している為、藍里は事の他目の回るような忙しさだったのである
最後に雪蓮と緋蓮の認証を受けて、さあ仕事へという経緯なのであるが、2人の問題児のせいで仕事を開始出来ないのである
そこで怒りが頂点に達した紅と藍里の逆鱗に触れてしまったという訳なのだが・・・
独立するまでの雪蓮や緋蓮の仕事量を1とすると、今は6~7程増量しまっているのだが・・・
2人に了承を得なければならないという事は”重要案件”な事が多く
仕事を終了させてから遊びなさい!と紅と藍里の2人が、荒縄を片手に笑顔を浮かべながら迫られては
2人は苦笑いを浮かべつつ戦略的撤退をする道しか残されておらず
不本意ながらも執務室に逃げ込むしかなかった似た者母娘なのであった・・・
この”お遊び”戦闘模様は、近いうちの何れ何処かの段階で詳しくお話するとして
雪蓮と緋蓮の2人が仕事を滞らせていた為、暇になった一刀を含めた一方のマジメ組の紅・藍里・亞莎・瑠璃・珊瑚・琥珀達は
監視する人以外は思い思いに一刀と一緒に一日を満喫していたのであるが・・・
以前から何度も言ったような気がするが・・・雪蓮がここで大人しく引き下がるような女性であったのなら・・・
そもそもこれだけの量を溜め込まないだろう・・・
しかし、その事が後々雪蓮の身に悲劇を舞い込む事になろうとは・・・この時の雪蓮には思いもよらなかったに違いない
「母様 一刀の居場所も掴めたのでちょっと出かけてくるわ」
「ちょちょっと・・・雪蓮!」
と言い残し、緋蓮の静止も聞かず、執務室の窓から颯爽と飛び降り、何処かへと去ってしまった雪蓮であった
「し~らないっと ここに私達を監禁させたの冥琳じゃないってあの娘・・・ すっかり忘れてるみたいね・・・
それにしてもこの量は・・・ゲンナリするわね・・・自業自得とは言え・・・雪蓮じゃないけれど気分転換しないとやってられないわ
咲(侍従長)いる? 一刀君の摘んでくれた緑茶を濃いめで入れてもらえないかしら?」
「は~い! 緋蓮様 一刀様のお摘みになられた緑茶を濃いめにですね 少々お待ちくださいませ~」
と返ってきたので、よし!っと気合を再度入れなおし、目の前の竹簡と対峙する緋蓮であった
執務室より逃亡を果たした雪蓮は、途中で今ではすっかり意気投合した親友の桜を見かけたので声をかける
「雪蓮でないでごじゃるか」
「桜じゃない 桜も一刀のところにいく?」
「婿殿のところでごじゃるか? 今日は午後からも思春殿の監視つきで訓練でごじゃるから・・・遠慮しておくでごじゃる」
「桜が真面目ぶってる・・・明日雨が降るんじゃない?」
「失敬でごじゃるな 雪蓮こそサボって大丈夫でごじゃるのか?」
「大丈夫じゃない?」
「はぁ~ まぁいつもの事でごじゃるしなぁ 雪蓮の場合」
「わかってるじゃな~い♪ 桜」
「褒めてるんじゃないでごじゃるが・・・まぁ 良しとするでごじゃる・・・」
桜が一刀の事を”婿殿”と呼ぶ経緯は
黄巾党との戦火が激化した為、故郷の青州から徐州へ避難していた母親を
さらに安全となった建業へと移って戴く為、一刀が護衛について迎えに行ったのであるが・・・
その時の一悶着以来、最初は恥ずかしがっていた桜であったが
いつの間にやら、一刀の事を”婿殿”と呼ぶ習慣が身についてしまっていたのである
帰還した桜が”婿殿”と呼んで孫呉の皆が驚き、一刀と桜に詰問するピリピリした一大事件へと発展する場面も見受けられたのだが
事情を知った今では沈静化している その時の一悶着についても、追々何時か語る時が来るであろう・・・
「そう? ぢゃ 仕方ないわね~♪」
「むむっ 何かひっかかる物言いでごじゃるな~」
「例の計画?を実行しようかと思ってるのよ」
「あぁ~ なるほど ”れい”の事でごじゃるか」
「桜 そろそろ休憩は終りじゃぞぉ~」
「祭殿 承知したでごじゃる すぐ参るでごじゃる~という訳で、残念ながら無理そうでごじゃる 雪蓮また今度!」
「ええ がんばって」
自分の事はそっちのけで、桜の事を気遣いながら別れる
桜と別れた雪蓮は、すぐさま一刀と一緒に休日を満喫していた組に合流を果たすと
紅と藍里の二人は、仕事も控えているから、とすでに一行からは抜けており
雪蓮は兼ねてより計画していた催しを実行すべく行動を開始する
その催しとは・・・一刀率いる亞莎・瑠璃・珊瑚・琥珀+30人の子供達と+どこからともなく現れ、突然参加表明した明命(おまけ)
雪蓮キャップ率いる刑事猫100匹による壮大な一大イベントが催された
ルールは刑事猫さんの誘惑に負けて抱いたり、抱きつかれたりしたら牢屋場所にて待機
しかし牢屋場所に設置されている棒を倒せば、囚われた者達を救出する事も可能
制限時間内逃げ切れば一刀達の勝ち 雪蓮がみんなにお菓子を奢る
制限時間内に皆捕まれば、雪蓮の一刀占有権数日を賭けた一大”ぷろじぇくと”が催されたのであった
明命と琥珀の二人は刑事猫さんたちの誘惑に早々に敗北・・・
長時間のもふもふを条件に、”お猫様が私を呼んでます”という言葉を最後に、刑事側に回るという裏切り行為まで行っていた
明命ヨ ソコマデ スルノカ・・・
一刀が本気になれば、誰も捕まえることすら出来ないのであるが・・・
そこは一刀さん 牢屋に捕まって暇している皆の近くにいて 防衛猫さん数匹と局地的鬼ごっこをして楽しませていたのである
「お犬様の威厳を賭けてこの戦いに望んだというのに・・・」
捕まってしまった事に落ち込んで、牢屋の隅で一人のの字を書きブツブツ呟く珊瑚
「明命・・・オンドゥルルラギッタンディスカーーーーーー! 明命 貴方は一体、どっちの味方ですか!」
という叫び声を最後に、明命を味方と油断して囚われの身になってしまった亞莎
「ふっ 坊やな亞莎が悪いのです 戦いとは非情! いつも二手三手先を考えて行うものなのです 亞莎」
猫のことに関係すると、性格が某少佐へ豹変する明命さんであった・・・
一刀軍の最終兵器?とも呼べる瑠璃がまだ捕縛されず残っていた
「にゃぁーーー!瑠璃が私を、踏み台にした・・・!?」
明命が捕まえようとした瞬間、瑠璃は明命の肩へ乗り後方へと回避する
「むむむ・・・さらに出来るようになりましたね、瑠璃!」
「刑事猫達! 突撃薄いよ!なにやってんの!」
と雪蓮の怒鳴り声が辺りに響き渡る
瑠璃一人に翻弄されている皆に向け喝を入れるべく・・・
みかん箱の上に立ったSD猫化雪蓮さんは、明命や刑事猫達を集め演説を開始する
「我が、忠勇なる”おにゃんこ団(仮)”兵士たちよ。今や、一刀陣営の大多数が、我が兵士達によって牢屋へと繋がれている
この働きこそ、我ら”おにゃんこ団(仮)”の正義の証しである 決定的打撃を受けた一刀軍に、いかほどの戦力が残っていようと、
それは、すでに、形骸である。 あえて言おう、カスであると!
それら、軟弱の集団がこの建業牢屋を抜くことはできないと、私は断言する
人類は、我ら選ばれた優良種たる”おにゃんこ団(仮)”に管理運営されて、はじめて、永久に生き延びることができる。
これ以上、戦いを続けては、大陸そのものの存亡に関わるのだ。
一刀軍の無能なる者どもに思い知らせ、明日の未来のために我ら”おにゃんこ団(仮)”は、立たねばならんのである!
ジーク・にゃんこ!」
「ジーク・にゃんこ!」
「「にゃーーー ごぉーーー!」」
明命と刑事猫達の気合を入れた声が辺りに響きわたった
もはや鬼ごっこなのかガ●ダムごっこなのか・・・状況が混沌としてきた鬼ごっこである
最後まで抵抗を続けていた一刀軍の残党も
気合を入れなおした刑事猫達と明命に、次々と牢屋へと送り込まれていったがそんな中
「怯えろ!竦め!神速の性能を生かせぬまま、死んでゆけ!!」
いつもは寡黙な瑠璃が、明命相手にノリノリである
「確か、ルリとか言ったな・・・二度と忘れん!」
忘れちゃいかんだろう・・・明命に突っ込みを入れそうになった一刀である
瑠璃は出没位置を変化させていた為、情報が錯綜し刑事猫達は分散されていて牢屋前の守備が手薄になっていたのだ
しかし、この状況は瑠璃を捕縛できない為の雪蓮の策略に嵌った格好なのであるが
当の瑠璃に気付く余裕は残されてなかったようである
「待ちに待った時が来たのだ。多くの英霊が、無駄死にでなかったことの証のために
再び一刀しゃまの理想を掲げるために!猫の屑?成就のために!
建業牢屋よ!!私は帰ってきたーーー!!」
瑠璃の魂の叫び?が終りを迎えると共に、牢開放の棒が今まさに瑠璃の黄金に光る?左足に蹴られようとする寸前・・・
瑠璃の足が何者かに突然掴まれ防がれてしまう・・・瑠璃の目が驚愕に彩られる
「私を相手にするには、瑠璃はまだ・・・未熟!!」
「うにゃ・・・雪蓮様・・・」
と瑠璃が発した言葉でお判りの通り、雪蓮が瑠璃の足を持ち上げ逆さ吊り状態で”ぷらんぷらん”させていた
「最後の希望であったエースの瑠璃が捕まってしまったか 残念だが俺たちの負けのようだな」
「一刀しゃま・・・ごめんなさい」
「瑠璃 ご苦労様! 付き合ってくれてありがとうな」
「うにゅ~ 一刀しゃま~♪」
瑠璃を労い、瑠璃の頭を愛しそうに撫で撫でする一刀であった
こうして一刀の終了宣言で壮絶な逃亡者!?もといガ●ダム鬼ごっこ?の幕が降ろされる事となった
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「あぁ~ たのしかった! みつかいさま~ おねえちゃん達またあそんでね~~~~~~」
「ええ 第二回の開催も考えておくわね 気をつけて帰りなさいよ~」
「寄り道しないように帰れよ~~~~~」
「皆さん 気をつけてね~~~」
一刀達武将に見送られ帰途につく子供達
「みんなご苦労様 報酬のお魚よ た~んと食べてね」
「「にゃ~~~~~~~」」
「はぅわ~~~~~~~~~~~お猫様 もふもふですぅ~~~~~~~」
勝利者側のお猫様達と明命は、至福の時を迎えていた
この後の刑事猫達100匹であるが、(仮)が無くなり、雪蓮が正式に建業外郭団体・『おにゃんこ団』という自警組織の構成メンバーとなる
雪蓮を除く唯一の”人種族”の構成員である明命の身分は、お猫構成メンバー達の下となる訳で・・・要は”オマケ”隊員であるが
給料(現物支給=お魚)引渡し時に”もふもふ”させてもらえるので、本人は非常に喜んでいる模様である
しばらく勝利者達の余韻に付き合っている時に
「雪蓮 子供達の相手ありがとうな お礼も含めてなんだけど これ・・・」
「なぁにそれ? 一刀」
とお猫さまの報告をすっかり忘れていた雪蓮であったが、中のお土産の服を見て、驚きの余り思い出したようである・・・
「うわぁ~~~これ前欲しいって言ってた服♪ ありがと~ 一刀大好き! ちゅ」
と皆がいるのも関係なしにキスしてしまう雪蓮に、皆が急いで視線を外す配慮をする始末であった
「さて猫たちも帰ったし、俺達も城へ帰ろうか」
「そうね 皆忘れ物ないように注意しなさいよ~」
「「「は~い」」」
と返事が揃った処で、勝利者の雪蓮を先頭にして、皆で先程の戦い?の余韻を残しつつ城へと帰っていく
・
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・
一刀の視界の端で建物の影から紅や藍里が一刀に向かって手招きしているではないか・・・
「雪蓮 すまない・・・ちょっと呼ばれたので行って来る 先に帰っててくれないか?」
「うん じゃ食堂で待ってるね」
「ああ すぐ追いつくよ」
と一刀が抜けたのを最初に・・・次々と紅や藍里の手招きにより武将達が抜けていく
鬼ごっこの勝利の余韻に浸っていた雪蓮は、一刀を占有できる時間で何をしようか悩んでいたので
紅や藍里の謀に全然気付かなかったのだった・・・
「なぁんか・・・忘れてる気がするんだけれどぉ~ まっ いっかぁ~」
と本人が意識せずともフラグを立ててしまっていることに全く気がつかない雪蓮
そう、雪蓮は”紅”と”藍里”というこの2人のこわ~い存在が、完全に頭から抜け落ちていた・・・
城門近くに差し掛かった雪蓮に、突然投網が投げられ
SD猫化雪蓮さんに変身して逃げようともがいている内に、謎の人物達によって縛りあげられてしまう・・・
「くっ 油断したぁーーーーー 誰よ こんなマネ・・・す・・・るの・・・(やっばぁ~い 冥琳ぢゃないし・・・)」
と語尾になるほど、雪蓮の声が小さくなり聞こえなくなる
縛り上げた人物達が両側に控えた中央を見知った二人の人物が笑顔を引き攣らせて近寄って来たのが分ったからである
「ふふふ 策様? 私達がお頼みしました お・し・ご・と 終られてませんよねぇ?
貴方様の熱烈なお誘いに”ほだされ”出仕した”わ・た・く・し”が間違いであったのでしょうか・・・
この包みはなんなのでしょうねぇ(一刀くん お姉さんにも贈ってくれないのかしら?)」
「え? それはその~あはは・・・ やぁねぇ~紅 そんなに凄んだら・・・美人さんが台無しよ?」
紅の嫌味に雪蓮の笑顔は引きつり気味となる・・・
「な・に・が、まっ いっか~ですか! 執務室に緋蓮様一人を残されて
一刀様と一緒に”いちゃいちゃ”お遊びであられたとは・・・(なんと羨ましい)
それにちゃっかり”お土産”まで戴かれたとか?(ぬぬぬ・・・私は戴いた事などございませんのにーーー!)
ごで(これ)以上、な・に・か言い訳がございますでしょうか? ぞんざぐざまぁ?(孫策様)」
と最早仕事を放棄して怒られているのか、お土産の服に嫉妬されて妬まれているのか定かでなかった
ギクッ なんで全部バレちゃってるのよぉーーーーーーーーーーーーーーーー
一刀のお土産が火に油を注いじゃってない? これーーーーーーーーーー!
と心の中でいくら叫ぼうとも時すでに遅し、倒れている雪蓮を挟みこむ形で藍里の追い撃ちがたたみ込まれる
「にゃはは・・・やぁねぇ~藍里 聞こえてたのねぇ(地獄耳だわ この子) ・・・ありません しょぼぼ~ん」
一刀が藍里は怒らせたら怖い・・・と冗談ながらに語っていたことを、雪蓮が痛感した瞬間であった
どうみても紅と藍里のそれぞれの後ろに・・・
スタ●ドならぬ・・・筋骨隆々の仁王さんの阿形と吽形が、立ちはだかっている姿がこの時怯える雪蓮には確かに見えたのだ
「ふぅ 捕獲は完了しましたし、これでいいでしょう 藍里 立て札の用意は出来てますか?」
「そうですね はい すでに完了しております 紅様」
というと藍里は転がっている雪蓮の近くに立て札を突き刺す!
自分に刺されるのかとちょっとおっかなびっくりの雪蓮であったが、違ったので胸を撫で下ろしていたが・・・
紅と藍里の二人は立て札を地に刺し終えると、雪蓮をその場に残し城内へと去っていく
「えっ? あれ? 紅に藍里・・・ちゃん? この縛っている縄外してくれないの?
ちょ! ちょっとおいていかないでぇ~~~~~~~~~~」
雪蓮の叫びは、無常にも辺りの闇へと吸い込まれてしまう・・・
さて問題の立て札の文言であるが・・・”王であろうとも、働かざる者食うべからず”
・・・というきつ~いお灸的言葉で締めくくられていたのであった・・・
最初は尊敬する王の身に何事が起こったのかと、心配し寄って来る民衆達であったが
立て札に書かれている文言と縛られた雪蓮を見比べ・・・ぷっと吹き出しながら皆それぞれの場所へと散っていく
「うぅ・・・お腹すいたぁ~ ごめんなさ~い
もう二度と仕事から逃げ出しませんので・・・お許しください・・・ぐしゅ・・・」
亀甲縛りで城外へと放置されたSD猫化雪蓮さんのそのお姿からは
孫呉の王としての威厳を微塵も感じさせない程・・・悲しく惨めなモノであった
それからというもの・・・孫呉で働かない子供達に対して
孫策様のように縛られ放置されたいのですか!と叱る親が続出したとかなんとか・・・
それからの雪蓮はというと・・・これに懲りて紅と藍里の仕事だけは、優先的にキッチリ仕上げるようになったとか・・・
街で紅や藍里を見かけた親たちはすぐ相談に駆け寄って来ては・・・
うちの子を縛って矯正してやってください! ・・・という嘆願までされるようになったとか・・・で
逆に二人が対処に困り果てるという・・・一部の方達にはこのお叱り方法は効き過ぎたようである・・・
冥琳はというと・・・この時愛弟子の穏と王林の三人で、山越へ温泉視察と療養を兼ねて出かけていたので留守だったというオチで
後で事情を知った冥琳と王林は、互いに顔を見合わせた後にぷっっと噴出し、笑いを噛み殺すのに必死であったという
これから雪蓮の説教は、紅か藍里に任すべきかもな・・・と笑みを浮かべながら周囲の者達へ語ったという
■■■【オリジナル人物紹介】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○孫堅 文台 真名は緋蓮(ヒレン)
春秋時代の兵家・孫武の子孫を称し、各地で起こった主導権争いに介入し
『江東の虎』の異名で各地の豪族を震撼させた
優秀な人材を率い転戦、やがて軍閥化し孫家の基礎を築いた
容姿:髪は桃色で、孫家独特の狂戦士(バーサーカーモード)になると、右目が赤色に変化するのが特徴で、平時は量目とも碧眼である
祭と同じく胸が豊満で背は祭より高い 体格は祭よりすこし大きい 顔立ちは蓮華というより雪蓮に似ているだろうか
○張紘 子綱 真名は紅(コウ)
呉国の軍師の一人で主に外交を担当。 魏の程昱(風)の呉版と考えていただけると理解しやすいだろう
『呉郡の四姓』と呼ばれる有力豪族の張氏の出 雪蓮直々に出向き、姉の張昭と共に臣に迎え入れられる
張昭と共に『江東の二張』と称される賢人
※史実では、呉郡の四性でも張昭と兄弟でもありませんのでお間違い無きように。。。
呉郡の四性の中で張温しか見当たらなかった為、雪月の”脳内設定”です
容姿は青眼で背丈は冥琳より少し低い 顔は姉の王林とは似ておらず童顔で人に安心感を与える顔立ちである
髪は腰にまで届こうかという長く艶やかに保った黒髪を束ね、ポニーテールと呼ばれる髪型にしている事が多いが
その日の気分により、長髪を肩辺りで束ね胸の前に垂らしている場合もあるようである
服装は藍色を基調とした西洋風ドレスを身を纏っている
○魯粛 子敬 真名は琥珀(コハク)
普段は思慮深く人当りも良い娘で、政略的思考を得意とし、商人ネットワークを駆使し情報収集・謀略を行う
発明に携わる時、人格と言葉遣いが変化し、人格は燃える闘魂?状態、言葉遣いは関西弁?風の暑苦しい人に変化する
このことから「魯家の狂娘・後に発明の鬼娘」と噂される
※穏(陸遜)は本をトリガーとして発情しちゃいますが、、琥珀(魯粛)は発明に燃えると・・・燃える闘魂に変身って感じです
容姿は真名と同じく琥珀色の瞳をもち、髪は黒で肌は褐色がかっており月氏の特徴に似通っている
背は明命と同じくらいで、服装は赤を基調としたチャイナドレスを身に纏っている
○張昭 子布 真名は王林(オウリン)
呉国の軍師の一人で主に内政を担当。 冥琳とはライバル同士で互いに意識する間柄である
『呉郡の四姓』と呼ばれる有力豪族の張氏の出 雪蓮直々に出向き、妹の紅(張紘)と共に臣に迎え入れられる
張紘と共に『江東の二張』と称される賢人
妹の紅は「人情の機微を捉える」に対して「政(まつりごと)の機微を捉える」という感じでしょうか
容姿は冥琳より少し高めで、紅と姉妹でありながら顔立ちが似ておらず、冥琳と姉妹と言われた方がピッタリの美人系の顔立ちである
眼鏡は使用しておらず、服装は文官服やチャイナドレスを着用せず、珍しい”青眼”でこの眼が妹の紅と同じな事から
姉妹と認識されている節もある 紫色を基調とした妹の紅と同じ西洋風のドレスを身を纏っている
○程普 徳謀 真名は楓(カエデ)
緋蓮旗揚げ時よりの古参武将であり、祭と並ぶ呉の柱石の一人 「鉄脊蛇矛」を愛用武器に戦場を駆け抜ける猛将としても有名
祭ほどの華々しい戦果はないが、”いぶし銀”と評するに値する数々の孫呉の窮地を救う働きをする
部下達からは”程公”ならぬ『程嬢』と呼ばれる愛称で皆から慕われている
真名は・・・素案を考えていた時に見ていた、某アニメの魅力的な師匠から一字拝借致しました・・・
容姿は祭と同じくらいの背丈で、端正な顔立ちと豊かな青髪をうなじ辺りでリボンで括っている
均整のとれた体格であるが胸は祭とは違いそこそこ・・・ちょっと惜しい残念さんである
○凌統 公績 真名は瑠璃(ルリ)
荊州での孫呉崩壊時(※外伝『砂上の楼閣』)に親衛隊・副長であった父・凌操を亡くし、贈った鈴をもった仇がいると
知った凌統は、甘寧に対して仇討ちを試みるものの・・・敵わず返り討ちにあう間際に、一刀に救われ拾われることとなる
以来、父の面影をもった一刀と母に対してだけは心を許すものの・・・未だ、父の死の傷を心に負ったまま
呉の三羽烏の一人として日々を暮らしている
容姿はポニーテールに短く纏めた栗色の髪を靡かせて、山吹色を基調とした服に身を包んでいる小柄な少女
(背丈は朱里や雛里と同じくらい) 真名の由来で目が瑠璃色という裏設定もございます
○朱桓 休穆 真名は珊瑚(サンゴ)
『呉郡の四姓』と呼ばれる有力豪族の朱氏の一族
槍術の腕を買われ、楓の指揮下にいた 一刀の部隊編成召集時に選抜された中から、一刀に隊長に抜擢された『呉の三羽烏』の一人
部隊内では『忠犬・珊瑚』の異名がある程、一刀の命令には”絶対”で元気に明るく忠実に仕事をこなす
容姿:亞莎と同じくらいの背丈で、黒褐色の瞳に端正な顔立ちであり黒髪のセミロング 人懐っこい柴犬を思わせる雰囲気をもつ
胸に関しては豊満で、体格が似ている為よく明命から胸の事で敵視されている
○徐盛 文嚮 真名は子虎(コトラ)
弓術の腕を買われ、祭の指揮下にいた 一刀の部隊編成召集時に選抜された中から、一刀に隊長に抜擢された『呉の三羽烏』の一人
『人生気楽・極楽』をモットーにする適当な性格であったが、一刀と他隊長である珊瑚と瑠璃・隊長としての責に接していく上で
徐々に頭角を現し、後に部隊内では『猛虎』と異名される美丈夫に成長を遂げていくこととなる
容姿:思春と同じくらいの背丈で黒髪のショートヘア 体格も思春とほぼ同じく、遠めからでは瓜二つである
二人の区別の仕方は髪の色である(所属部隊兵談) またしなやかな動きを得意としている為、思春の弓バージョンと言える
○諸葛瑾 子瑜 真名は藍里(アイリ)
朱里の姉 実力にバラツキがあった為、水鏡から”猫”と称される
その後、水鏡と再会時に”猫”が変じて”獅子”になりましたわねと再評価される
天の御遣いの噂を聞きつけた藍里が冥琳の元を訪れ、内政・軍事・外交とそつなくこなす為、未熟であった一刀の補佐に転属させられる
初期には転属させられた事に不満であったが
一刀に触れ与えられる仕事をこなす内に
後に亞莎が専属軍師につくと、藍里の内政面への寄与が重要視される中で、藍里の器用な才を愛し、軍師としても積極的に起用している
容姿は朱里より頭一つ高いくらい 茶髪で腰まであるツインドテール 朱里とよく似た童顔でありながらおっとりした感じである
服装に関しては赤の文官服を着用しており、胸は朱里と違い出ている為、朱里とは違うのだよ 朱里とは・・・
と言われているようで切なくなるようである(妹・朱里談)
○太史慈 子義 真名を桜
能力を開放しない雪蓮と一騎打ちで互角に闘った猛者 桜の加入により瑠璃が一刀専属の斥候隊長に昇格し
騎馬弓隊を任されることとなった(弩弓隊・隊長 瑠璃→子虎、騎馬弓隊・隊長 子虎→桜に変更)
本来の得物は弓で、腕前は祭を凌ぎ、一矢放てば蜀の紫苑と互角、多矢を同時に放てば秋蘭と互角という
両者の良い処をとった万能型である
武器:弓 不惜身命
特に母孝行は故郷青州でも有名であり、建業の役人街が完成した際に一刀の薦めもあって一緒に迎えに行く
隊長として挨拶した一刀であったが、桜の母はその際に一刀をいたく気に入り、是非、桜の婿にと頼み込む程であった
容姿はぼん・きゅ・ぼんと世の女性がうらやむような理想の体型でありながら身長が瑠璃ぐらいという美少女系女子
眼はブラウン(濃褐色)であり、肩下までの黒髪 気合を入れる時には、白い帯でポニーテールに纏める
一刀の上下を気に入り、自身用に裁縫し作ってしまう程の手先の器用さもみせる
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【あとがき】
常連の読者の皆様、お初の皆様 こんばんは 雪月でございます
今回の拠点に関しては随分と台詞で遊んでしまった感タップリでございました
ガ●ダムネタを知らなければ、何を言ってるのやら・・・さっぱりでしょう
有名なのを出来るだけ選択はしてみましたけれど・・・ちょっと強引だった感もあります
本編に限っては、恋姫のマジメ?な世界観を壊すようなマネはしませんが・・・しませんよ?
重要なので二回言いました・・・
これに関して賛否両論あるかと思いますが・・・”拠点”という特殊な状況下に限ってとお許し戴けると嬉しく存じます
また最近、一話の尺が判らなくなって来ており短すぎない?とか感じてしまう始末であります よよよ(泣
いろいろと壊れてきている雪月なのかもしれません(滝汗
最後に2週に渡って拠点候補の投票にご協力をしてくださいました皆様、誠にありがとうございました
今回は全キャラに得点が入っていたので、私的目的は達成出来ました
投票してくださった皆様のご配慮による賜物であることは重々承知しております
現在、第二章を制作しながらという同時進行でありますが
投票してくださった皆様にご満足戴けるような拠点を制作できるように鋭意取り組んで参ります
次話は蓮華拠点となります
それでは次回更新までヾ(*'-'*)マタネー♪
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1位:冥琳(68点) 2位:祭(43点) 3位:緋蓮(30点) 4位:穏(28点) 5位:思春(24点)
以上のように拠点キャラが決定致しました
この度は全キャラに点数が入りまして一安心しております
これも皆、得票してくださったMr.ハリマエ様を始め、ぱちしえ様、ロードスネーク様、バズズ様、西湘カモメ様のご協力・ご配慮あっての事です
ここに厚くお礼申し上げます<(_ _)>
後半 総評:下位グループによる頑張りもありより混沌とした内容に
その中でもシャオの得票の伸びが5位と食い込み一矢報いた格好か
争奪杯 総評:順位に変動はあったものの・・・冥琳と祭さんは不動
緋蓮さんの順位と穏が入れ替わったが1位~5位のキャラの変更はなかった
当落線上近くにいた明命・亞莎・藍里の得票の伸びが鈍化したのが痛かった模様
●第一章拠点争奪杯・前半戦
順位 総得点 キャラ名 獲得順位数
01位 (38点) 冥琳 (01位/01位/01位/03位)
02位 (26点) 祭 (02位/02位/03位)
03位 (19点) 穏 (01位/02位)
04位 (15点) 緋蓮 (03位/04位)
05位 (13点) 思春 (05位/05位/10位)
============================================当落ライン
06位 (11点) 明命 (04位/07位)
07位 (10点) 亞莎 (06位/06位)
08位 (09点) 藍里 (04位/09位)
09位 (07点) 小蓮 (07位/08位)
09位 (07点) 紅 (05位/10位)
11位 (06点) 楓 (08位/08位)
12位 (05点) 王林 (06位)
13位 (04点) 瑠璃 (07位)
13位 (04点) 琥珀 (09位/09位)
15位 (01点) 珊瑚 (10位)
16位 (00点) 桜
16位 (00点) 子虎
●第一章拠点争奪杯・後半戦
順位 総得点 キャラ名 獲得順位数
ー 01位 (30点) 冥琳 (01位/01位/01位)
ー 02位 (17点) 祭 (02位/03位)
↑ 03位 (15点) 緋蓮 (03位/04位)
↑ 04位 (11点) 思春 (05位/06位)
↑ 05位 (10点) 小蓮 (04位/08位)
============================================当落ライン
↓ 06位 (09点) 穏 (02位)
↑ 06位 (09点) 瑠璃 (02位)
↑ 08位 (06点) 桜 (05位)
↓ 09位 (05点) 亞莎 (06位)
↓ 10位 (04点) 明命 (07位)
ー 10位 (04点) 紅 (07位)
↑ 12位 (03点) 楓 (08位)
↓ 13位 (02点) 藍里 (09位)
↑ 13位 (02点) 琥珀 (09位)
ー 15位 (01点) 珊瑚 (10位)
↑ 15位 (01点) 子虎 (10位)
↓ 17位 (00点) 王林
■第一章拠点争奪杯・総計
総合順位 総得点 キャラ名 総獲得順位数
ー 01位 (68点) 冥琳 (01位/01位/01位/03位01位/01位/01位)
ー 02位 (43点) 祭 (02位/02位/03位/02位/03位)
↑ 03位 (30点) 緋蓮 (03位/04位03位/04位)
↓ 04位 (28点) 穏 (01位/02位/02位)
ー 05位 (24点) 思春 (05位/05位/10位/05位/06位)
=========================================================当落ライン
ー 06位 (18点) 明命 (04位/07位/07位)
↑ 07位 (17点) 小蓮 (07位/08位/04位/08位)
↓ 08位 (15点) 亞莎 (06位/06位/06位)
↑ 09位 (14点) 紅 (05位/10位/07位)
↑ 10位 (13点) 瑠璃 (07位/02位)
↓ 11位 (11点) 藍里 (04位/09位/09位)
↓ 12位 (09点) 楓 (08位/08位/08位)
ー 13位 (06点) 琥珀 (09位・09位/09位)
↑ 13位 (06点) 桜 (05位)
↓ 15位 (05点) 王林 (06位)
↓ 16位 (02点) 珊瑚 (10位/10位)
↓ 17位 (01点) 子虎 (10位)
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常連の皆様&お初の方もこんばんは いつもお世話になっております
この作品は真・恋姫†無双・恋姫†無双の2次創作となっております
主人公は北郷一刀 メインヒロインは雪蓮と蓮華と仲間達でお送りしております
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