No.547725

Fate/anotherside saga~ドラゴンラージャ~ 外伝『徒然なるままに』

隊長、口内炎が痛くてご飯がおいしくないです!
……早く治ってくれないかな~。

今回も外伝編。
おまけにちょっとだけ特殊な形式になっています。

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2013-02-23 11:55:53 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:1664   閲覧ユーザー数:1623

三日坊主にだけは気をつけよう!  315年4月2日  天気 晴れ  記録者 拓斗

 

 

引越祝いにカールから日記帳をもらったので、今日から日記をつけようと思う。

 

 

さて、この世界、もといヘルタント領に俺とネロがやってきてから早くも一週間が過ぎた。

この一週間の間、カールには本当に色々なことを教えてもらった。

まず、俺達が今住んでいるヘルタント領はバイサス王国という国の最西端にある領地だそうだ。

ちなみに日記の年数はバイサス歴といい、初代国王ルトエリノ大王がバイサス王国を建国した年を一年としているらしい。

つまり今はバイサスが建国されてから315年経っているということだ。

 

 

バイサス王国が建国されたのは4月2日、つまり今日だといわけで。

その日は当然重要な祝日、つまりお祭り騒ぎができる日ということで。

騒ぐのが大好きなこの村の人達がそんな日になにもしないわけがなく。

つまり、なにが言いたいかと言うと――。

 

 

 

 

 

――俺にはこの村の人達(あとネロ)のテンションの高さについていけないっていうことなんです!

 

 

 

 

 

え?

なんでみんな正月だからって、朝っぱらからお酒飲んでるの?

 

え?

なんでネロまでみんなといっしょに飲んでるの?

 

え?

なんでみんな未成年の俺にまでお酒を飲ませようとするの!?

 

 

はぁー……。

大変だった……。

ていうか、ネロがお酒を飲んだら泣き上戸になるのがなんだか意外だった……。

あと泣きながら俺に甘えて来るのは正直反則だと思う。

 

 

それとそのお祭り騒ぎの中で新しい家に引っ越しました。

とはいえ、教えてもらうことはまだ山ほどあるので、勉強のためにもちょくちょくカールの家には行くつもりだ。

引越祝いとして、カールからはこの日記帳を貰い、フチからはロウソクを一ダース貰った。

電気のないここでは、ロウソクの明かりはとてもまぶしく思える。

ちなみに花飾りをあげたジェミニは感動したネロに抱きしめられていた。

 

 

さて、他にも色々書くことはあるけど、長くなりすぎるので今日はここまで!

 

 

 

 

 

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サンソンの剣妓。  315年4月6日  天気 少し曇っておった  記録者 ネロ

 

 

今日も朝はタクトに起こされてしまった……。

今日こそは早く起きてタクトを逆に起こして驚かしてやる……と思っておるのだがうまくいかぬ……。

むう、なぜだ?

余もタクトも同じ時間に寝ておるはずなのだが……。

 

 

今日は警備兵の訓練に余とタクトも参加した。

余とタクトは正式な警備兵ではなく、仮所属ということになっているらしい。

なんでもヘルタントに来て日の浅い者を、城の警備兵という重要な仕事に就けるのは問題があるという話だ。

ふむ、一理あるな。

もっとも、仮所属と言っても給金がでないわけでもないし、待遇に難があるわけでもないから余もタクトも何も言う気はないがな。

訓練については中々興味深かったぞ。

改めてここの警備兵のレベルの高さには余も驚くばかりだ。

中でもサンソンの剣の動きには無駄がなく、余から見ても美しいと思えるほどであった。

あれも一つの芸術だな。

……ただその動きに我が奏者まで魅入っておったのはおもしろくなかったがな!

……むう。

 

 

 

 

 

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新しい服。  315年4月19日  天気 今日も晴れ  記録者 拓斗

 

 

今日はネロと服を買いに行った。

服自体はここに来た次の日に、いつまでも学生(その)服では目立つだろう、とカールに勧めれて行ったのだが、前回は時間がなくあまり買えなかったのでさらに買いに来たのだ。

あまりお金もないので、俺は安めの服を二着だけ買った。

……ネロが不満そうに見ていたが、今日は無視。

ネロ自身は女性物の服と男物の服を一着ずつ購入。

 

 

「……なんで男物の服まで買う必要があるんだ?」

「う、動きやすいからに決まっておろう!」

「そっか。なら、安心した。美少女を誘惑するためとかそんな理由だったらどうしようかと思った」

「あ、当り前ではないか! 余はそんなつもりなど、まるで、ない、ぞ……」

 

 

………………後半、声が震えていたのは気のせいだろう。

ちなみに、ネロが前に着ていたあの赤いドレスは剣と同じで魔力で編まれているものらしく、別の服を着ていても瞬時に着替えることが可能らしい。

あの服を着て戦闘するのに慣れているから、これからも戦うときは着替えるらしい。

別の服を着ているネロもいいけど、やっぱりあの服の方がネロらしくていいな、と少し思う。

 

 

 

 

 

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ひさしぶりに遊んだ。  315年5月1日  天気 朝から雨  記録者 拓斗

 

 

今日は警備兵の当番の日でもなく、雨も降っていたので、カールの家に授業を受けに行った。

カールからエデルブロイやカリス・ヌーメンといったこの世界の神のことを教わっていると、フチとジェミニもカールの家に遊びに来たので今日の授業は中止に。

それでフチ達となにをするか話していたら、カールがトランプを出してきた。

この世界にトランプがあったことには驚いたが、せっかくあるのだからそれで遊ぶことになった。

 

 

最初のゲームはトランプの代表的なゲームの一つ、七並べ。

フチとカールが強く、俺とネロは普通。

ジェミニは一人、断トツに弱かった。

 

 

「よーし。これでオレも上がりっと!」

「俺も終わり」

「余も上がりだ」

「うわーん! どうしてわたしだけこんなに弱いのよー!」

「だってお前、すぐに考えが顔に出るじゃねえか。ジョーカーを持ってることとか、どこに出すつもりなのかとか、すぐにわかるからな。対処がしやすいんだよ」

「えーん。そんなの卑怯よ!」

「卑怯っていえば、カール。あなたずいぶんとカードを止めてましたよね? あれで俺、あやうく投げ出しになるところだったんですよ?」

「そうだぜ、カール! 出せるカードがあるのにパスなんかしやがって! おかげでオレ、ずっとタクトかネロが止めているんだとばかり思ってたんだぜ! ……ジェミニが止めてるとは思わなかったけど」

「どういう意味よ!」

「ハハハ。すまない、二人とも。大人げないとは思ったが、どうせ私も参加しているんだから勝ちに行こうと思ってしまってね」

 

 

…………最近思ったんだけど、カールって意外としたたかな一面があるよな。

 

 

その次にやったゲームはダウト。

……これは俺とジェミニがほとんどビリだった。

例えば、こんな風に――

 

 

(ネロ)「“6”だな」

(他のみんな)「「「「……」」」」

(フチ)「“7”」

(他のみんな)「「「「……」」」」

(俺)「“8”だ」

(フチ、ネロ、カール)「「「ダウト!」」」

(俺)「なんでわかるんだー!」

 

 

 

(フチ)「“4”っと」

(他のみんな)「「「「……」」」」

(俺)「“5”だ」

(他のみんな)「「「「……」」」」

(カール)「“6”」

(他のみんな)「「「「……」」」」

(ジェミニ)「え、えーと。……“7”?」

(他のみんな)「「「「ダウトッ!」」」

(ジェミニ)「ええーん!」

 

 

……俺ってそんなにウソがつけない男なのかな?

 

 

ちなみに、逆にカールとネロがほとんど一番を独占していた。

カールは頭がいいし、何食わぬ顔で違う番号のカードを出すから、とてもじゃないけど敵わない。

ネロはどんな時でも自信満々にカードを出すから、ハッタリなのか本当なのかよくわからないんだ。

 

 

最後にやったのはトランプの王道、大富豪。

実はこのゲームだけみんな知らなかったので、最初は俺がルールを説明しながらやったのだ。

でも、みんなあっという間にルールを理解したのですぐに普通の対戦になった。

 

 

大富豪はルール的に順位が確定するとほとんど順位が動かない。

今回の俺達の対戦もその例にもれず、全体を通して順位はあまり変わらなかった。

ちなみに、その順位とは。

 

 

大富豪――ネロ

富豪――カール

平民――フチ

貧民――ジェミニ

大貧民――俺

 

 

……うん、なんでみんなと違って初心者じゃない俺が大貧民だったんだろうね。

ネロが言うには、運がないから、ということらしい。

…………うん、わかってるよ、それぐらい。

 

 

ただ、この大富豪、最後の最後にとんでもないどんでん返しがあったのだ。

 

 

「それじゃあ、もう遅くなってきたから今日はこの対戦で最後にしようかな」

「ああ、そうしようぜ」

「最後も華麗に余が勝ってみせよう!」

「うう、最後くらい勝ちたいわ……」

「俺も……」

 

 

以下、ちょっと省略。

 

 

「よし、“J”のダブルカード! 誰かできるか!?」

「ふ。“2”のダブルカードだ」

「うわ、まじかよ」

「最後のゲームもクラウディウス嬢の勝ちで終わりそうだね」

「ふむ。ならば余は“Q”のダブルカード!」

「……パス」

「私もパスかな」

「わたしもパス」

「よし! “K”のダブルカード!」

「む、タクトよ。余にカードを二枚も献上したのにまだ“K”を二枚も持っておったか」

「ずっとこのチャンスを待っていたんだよ! わるいけど、これで決めさせてもらう! “三”のフォーカード! 革命!」

「「「「……えっ!」」」」

 

 

で、結局なんだかんだ言ってもまだ初心者だった他のみんなは、革命対策なんてしているはずもなく、俺が最後の最後に逆転勝利を収めたのだ!

ただ、ほとんど勝利目前だったネロは俺の革命のせいで負けてしまい、大貧民になってしまって……。

すっかり拗ねてしまって、家に帰ってからも俺に一言も話しかけてくれなかった…………。

 

 

大人げなかったかなー。

 

 

 

 

 

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フチ、大丈夫かな?  315年5月25日  天気 晴れから曇り  記録者 拓斗

 

 

今日はヘナーおばさんのところで料理を教えてもらっていた。

時間の開いた時はヘナーおばさんのところで料理を教えてもらっているのだ。

さすがに俺とネロのどちらとも料理ができないのは問題だと思うし。

 

 

店の手伝いをしながらヘナーおばさんに料理を教えてもらっていると、ひさしぶりにロバート達に出会った。

ジャックの傷も特に問題ないみたいでホッとした。

 

 

夕方になり家に帰っていると、けんかしているフチとジェミニを見かける。

近くに隠れて見ていると、怒ったジェミニがフチを川に蹴り落としてしまう。

蹴った本人もそこまで強くやるつもりはなかったのか、慌ててフチを引き上げていた。

……フチ、風邪ひいてたら俺が治してやるよ……。

 

 

 

 

 

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無題  315年6月11日  天気 よく覚えておらぬ……  記録者 ネロ

 

 

不覚……。

今日はタクトを守りきることができなかった……。

 

 

コボルトという犬のような顔をしたモンスターが村を襲った。

余とタクト、そしてサンソン達警備兵はすぐにそのモンスターの撃退にあたった。

 

 

コボルト自体は大して強くはなかったが数だけは無駄におった。

そのせいで余達が取りこぼした一匹が、後方で援護していたタクトの方に向かってしまったのだ……。

 

 

幸い、タクトは右腕を浅く切り裂かれただけであったが……余は自分が情けない。

タクトは余が守らなくてはならぬのに傷を負わせてしまうとは……。

今回はたまたま運が良かったが、もしこれがコボルトでなくあのときのオーガだったら、タクトは今頃きっと…………。

っ!

いやだ、想像もしたくない…………。

 

 

戦闘が終わった後、サンソンが

 

 

「タクトにも本格的に剣を教えたほうがいいかもしれないな」

 

 

 

と言っておった。

うむ……そのほうがよいかもしれん。

 

 

余ももっと鍛錬を積まねば…………。

 

 

 

 

 

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がんばろう……。  315年6月12日  天気 晴れ  記録者 拓斗

 

 

昨日は俺が不甲斐ないせいでみんなに迷惑をかけてしまった。

特にネロに。

俺を守れなかったと、昨日ネロは家に帰ってから俺に泣きながら謝ってくれたのだ。

 

 

心配かけちゃってごめん。

でもネロのせいじゃないからそんなに謝らないで。

だけど……ありがとう、ネロ。

 

 

やっぱり俺も自衛の手段を持たないと、この先いくら命があっても足りない。

ここは二対二で戦うとは限らないのだ。

そこでサンソンやネロにも勧められて、俺も剣の練習をすることになった。

剣の練習とはいっても、なにもこれから俺が前線で敵を斬ることになるわけではない。

俺はあくまで魔術師だ。

基本は後方にいて、昨日のように敵が近くまで接近しても簡単に死なないようにするために剣を持つことになったのだ。

……というより、たぶん前にいたらみんなの邪魔になると思う……

今日の訓練で俺に剣の才能がないことが嫌というほどわかったからなー。

 

 

~本日の訓練風景~

 

 

「タクト、足をもっとうまく動かすんだ! こう、リズムよく滑るように!」

「剣を握る手から力を抜くんだ! ネロの手を握るように!」

「呼吸は短くするんじゃなくて、できるだけ長くしたほうがいいぞ。深く、長くだ」

「剣は道具じゃなくて拳の一部だと思うんだ! 無理に剣を振るんじゃなくて、あくまで自然に腕を振るう感じで!」

 

 

……とりあえず、これからは腕立て伏せぐらいはしておこうと思った。

 

 

 

 

 

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むう……。  315年7月20日  天気 朝は小雨、昼からは暑い程の快晴であった  記録者 ネロ

 

 

今日の訓練は木刀を使った二人一組での模擬戦であった。

 

 

最初の相手はセロであった。

さすがここの警備兵だけあって良い動きをする。

……が、余の相手ではなかった。

軽くフェイントを入れてから、一気に木刀を弾き飛ばし圧勝。

ふふん。

どうだ、タクトよ。

 

 

次の相手は余も時々世話になる洋酒屋の息子のターナー。

セロよりもさらに強く、余も中々一撃を入れることができなかった。

なんとかカウンターの要領でお手製の木刀をターナーの胸に叩きつけて、辛くも勝利することができた。

 

 

最後の相手はサンソン。

言うまでもなく、この村最強の剣の使い手である。

余とやつの試合は圧巻であったぞ!

なにしろ始まってから三十分たっても決着が着かなかったのだからな!

他の警備兵達もみな、余とサンソンの試合に酔っておった!

城で働いておる下男や下女までも仕事を忘れて、余の剣さばきに見とれておったのだからな!

ふ、きっとあの試合はこの先この村で語り継がれる、偉大な試合になったであろう!

余としても鼻が高い!

 

 

訓練が終わった後、城に行ってみるとハーメルのやつが辛気臭い溜息を吐いておった。

どことなく疲れた顔をしておったが、なにやら悪いことでもあったのか?

 

 

そのあとは家に帰る前にサンソンの家に寄っていった。

そしたらサンソンの父親から興味深いことを聞くことができた。

……ふむ。

 

 

家に帰ると先に戻ったタクトが余のために料理を作って待っておった。

ヘナーの店に行くようになってから、タクトはよく料理を作るようになった。

今日も美味だったぞ、奏者よ!

 

 

今日はよいことも聞けたし、タクトの手料理も食べることができた。

良い一日であった!

 

 

 

 

…………………………………………………………………次は負けぬぞ、サンソン!

 

 

 

 

 

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悪くない、むしろ良い!  315年8月9日  天気 一日中晴れ  記録者 ネロ

 

 

今日は一日中警備兵の訓練に参加しておった。

この間の襲撃のこともあって、皆いつも以上に気合が入っておった。

タクトは剣の練習を始めて大体一カ月が経ち、だいぶ腕は上達した。

本人は気付いておらぬが、あれだけの腕あれば十分剣士として合格レベルだろう。

ただ周りの警備兵に比べるとまだまだ腕が落ちるのは明らかであるし、余としても我が奏者にあの程度で満足してほしくはないのであえて何も言わぬが。

 

 

それにしても、ハーメルと領主の様子がおかしい。

やはり何かあったのかもしれぬ。

 

 

 

 

 

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星空に願いを。  315年8月30日  天気 曇り  記録者 拓斗

 

 

今日は訓練がなかったので、俺はカールの家に話を聞きに行った。

ネロはなんだか用事があるらしく、いっしょには来なかった。

……別に寂しくはない。

 

 

今日はこの世界で使われる単位について詳しく教えてもらった。

ここで使われる長さの単位はキュビットといって、大体1キュビットが43センチから45センチくらいの長さ。

さらに10000キュビットは1ペンキュビットという長さになるらしい。

重さの単位はパウンド。

たぶん1パウンドが0.5キログラムぐらいだと思う。

お金の単位は前に教えてもらったとおりセルとパーセルの二つで、1セルは100パーセルになる。

…………覚えるぶんには覚えたけど、まだまだ感覚的には前のメートル法の方が馴染んでるなー。

 

 

夜になるとネロが迎えに来てくれた。

外に出てみると、夜空には満点の星空ときれいな二つの月が出ていた。

そのあまりの美しさに、俺とネロはカールの家から俺達の家に帰るまでずっと夜空を見ていた。

 

 

…………こんな日がいつまでも続くといいな。

 

 

夜空を見上げ、ネロの手を少し強く握りながらそう思った。

 

 

 

 

 

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不吉な予感。  315年9月1日  天気 晴れ  記録者 拓斗

 

 

今日、城から知らせが来た。

なんでも、もうすぐこの領地に首都から騎士の一団が到着するらしい。

騎士を率いるのは首都の名門貴族、ヒュリチェル家の当主、ローネン・ヒュリチェル伯爵。

さらに代々ドラゴンラージャを輩出してきた名門貴族、ハルシュタイル家からドラゴンラージャとホワイトドラゴンまでやってくるらしい。

なんでも領主さまが国王に直々に頼んだらしい。

 

 

領主さまが国王に頼み込んでまで、首都の騎士団、さらにホワイトドラゴンを派遣してもらった訳など考えるまでもない。

 

 

 

 

 

アムルタットを倒すためだ。

 

 

 

 

 

なにかが起こる。

そんな気がしてならない。

 

 

 

 

 

あとがき

というわけで外伝『徒然なるままに』でした。

拓斗の幸運(ラック)はランクでいうとEに匹敵します!

 

あと一つか二つ外伝を挟んでから本編に入ります。

カッセルプライムがヘルタントにやってくることになりましたし、いよいよ物語も動き出します。

 

では、また次回お会いしましょう。

(春休みを満喫している)メガネオオカミでした。

 


 
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