No.544546

STAY HEROES! 第十話

SFライトノベル的小説第十話です
一話→http://www.tinami.com/view/441158

挿絵はペンタブについてきた線画ソフトがごっつ重いのに悩み中。…おすすめのソフトってあります?
ここで二章は終わりとなります。

続きを表示

2013-02-15 08:19:56 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:553   閲覧ユーザー数:553

 

 

この頃、サイボットの動きは鈍くなっていたものの彼らの秘密兵器、多脚戦車は見つからないままだった。

もう一つ懸案事項があった。市議会の反教育隊派が、教育隊廃止案を強行採決する構えを見せ始めていたのだ。

だが教育隊の代わりに民兵隊を増強する代案も、具体的な話は白紙である。

そうなれば間違いなくサイボットは廃止を好機と捉え、進軍してくるだろう。

ついでとして、僕らの進路も遮られてしまう。

そうした内憂外患に挟まれつつも、プラネットスターズの面々は入学式まで整備と訓練に明け暮れた。

 

 

 

 

さて、パワードスーツの操縦には生まれながらの才能、とか都合のいい尺度は無い。操縦時間と着装者の知識技量がモノを言う。なにより幼い頃からの経験が最も大事だ。十を越えてからでは遅すぎる。

はずなのだが。こいつの習熟速度はおかしい。僕はパワードスーツを動かせるまでに一年もかかったというのに。

 

 

「オラどうした! ああン!」

 

 

格闘戦の稽古相手であるファントムが、叫び散らしながら刀を繰り出してくる。

奴の動きは見違えるほど良くなってきている。何しろ剣筋が一向に通らない。

 

 

「どうかしとんのはお前のほうや!」

 

 

苦し紛れを言い返して面を切り返すものの、相手の姿が視界からもレーダーからも消え二の足を踏む。

アビリティデバイス『遮蔽迷彩』を痛い所で使われた。

回避行動で飛び跳ねながら眼を凝らす。

すると一瞬、HMDが刃の煌きを捉えた。

そこか!

 

が、振り切った斬馬刀は僕目掛けて投げられた刀を弾いただけ。

囮と気付いた時には手遅れだった。

ファントムはイヅラホシの死角を潜りぬけ、腰にしがみついてきやがった。

引き剥がすために顎を引っ張るものの、奴は僕の脇腹にジャブを繰り出し抵抗する。

思わず僕の口から負け惜しみが出た。

 

 

「泥臭すぎるわ! お前!」

 

「貴様の派手なチャンバラごっこよかマシだろう!」

 

「こんの鉄砲玉が!」

 

「臆病もんに言われたかねえぞ!」

 

 

こんなガキの喧嘩みたいな泥仕合を、グラウンドの外側で何人かの天来高生が見物していた。

熱心に見ている子もいたが、大抵の子たちはからかうように笑ってヤジを飛ばしている。

さぞかしひっでえ絵面なんだろう。

恥ずかしさに耐えかねた僕は膝蹴りを入れた。

 

 

「ええ加減にせえ!」

 

 

まず宙に浮いたファントムの頭を右腕で、その片足を左腕で持ちあげて逆さまに担ぐ。

そして背中から倒れ込んで、頭からファントムを地面へ叩きつける。

新必殺技・脳天砕き(ブレーンバスター)。ここ最近の研究成果である。

競技耐久値を無くしたファントムは機動を停止する。

とりあえず僕の勝ち、が、嬉しくない。なぜなら。

観衆からのまばらな拍手に応えながら、僕はおそるおそる格納庫の軒下へと振り向く。

そこには、煙草を巻紙ごと噛み千切る憤怒の教官が居られるのだから。

 

 

「こんなんじゃ試合にならんわ馬鹿どもめ。お前らは昼休み抜きで機動演習やれ」

 

 

頭をカクンと下げて不満を示してみるも、効果は無かった。

 

 

 

 

午後になり、昼休み無しのファントムが校庭周りの森の中で教官機と銃撃を交わす頃。

イヅラホシはガルダの新エンジンを抱えてテニスコート脇の滑走路に立っていた。

もちろん僕が飛ぶ訳じゃないし飛べない。

エリスのプログラム入力を借りて、エンジンの出力を試していたのだ。

エンジンは赤い火の粉を振りまきながら低い唸り声を響かせる。

桜の枝を揺らす噴流が安定したころに鳴浜がエリスに指示を飛ばす。

 

 

「んじゃエリス。あの青いのがお空の星になるまでスロットル吹かして。Right?」

 

『Wrong』

 

 

いやアカンアカンアカン。

 

 

「やめーや! 僕死ぬわ!」

 

『まあまあ、終わったらごほうびにケーキあげますよ』

 

「え、ほんま?」

 

「それで納得したらダメですよ安形さん!?」

 

 

出力が増して爆轟(デトネーション)が起こると、エンジンが酷く振動し始めた。

激しい振動で、イヅラホシのハニカムパッドが『モノコックロック』を起こす。強い衝撃からパイロットを守るために、パッド内の流体が硬化し機体が外骨格に変化する現象だ。

つまり、パイロットの生命が危ないサインだったりする。

まてこれアカンやつや。

 

 

「なぶぶぶっぶはば!じびびびびっびび!」

 

「エリス! ストップです! 停止!」

 

 

隊長の停止命令と共に崩れ落ちる僕を尻目に、エリスが映し出すホログラムを指さして鳴浜が解説する。

 

 

「グラフのここで爆轟が不完全になって異常振動が起きてる。1サイクル過程で各コンポーネントの駆動がバラバラなんだ。発動機の特性をもっと調べて、点火タイミングとコンプレッサー圧を調整してやらないとダメだなー」

 

 

櫛江さんは興味深く頷いていたが、僕はお空の雲とにらめっこしていた。

航空力学は門外漢である。

ただ、なんとなく新エンジンが扱いにくい代物であるのは分かった。

僕は考えていたことを提案してみる。

 

 

「やっぱり、エンジンは前の物を再利用するかい」

 

 

元々、翼だけを交換する予定だったし。

だが、鳴浜は前髪を掻き上げて難儀な顔で言う。

 

 

「ただ、このエンジンの方が性能は良いんだ。あたしは空戦専用じゃない爆撃『機』だから対気速度は遅いし、ダメ元でもこのじゃじゃ馬使った方が勝機はある」

 

 

苦々しく呟く鳴浜を不思議に思いつつ意見をうかがうため、僕は隊長に振り向く。

 

 

「私は軍曹の意見に賛成です。発動機でなくプログラムの問題なら解決できます」

 

 

僕は納得して頷いた。

命の恩人櫛江さんが言うのならそれに従うだけだ。

 

 

 

 

その後、何回も震えまくることになって疲れ果てた僕は、エリスのご褒美をかじりながら思う。

カステラ一切れをケーキと言って騙すのはひどい。

切り株に座って遠くを見やる。

森ではいつも通り、激しい爆発やら閃光が巻き起こっていた。

教官と由常はあの森を燃やしつくすつもりなんだろか。

鳴浜とエリスがその所業を眺めて何か言うのが聞こえる。

 

 

「ほんとタフだなーあの二人」

 

『熱核兵器が直撃しても死なないんじゃないですかね』

 

「ゴキブリかよ」

 

 

ゴキブリでも死ぬやろ。

とうとう木々の若芽をもぎ取りながら、森からファントムが勢いよく吹っ飛んでいった。

なんであそこまで向う見ずになれるのか聞いてみたいもんだ。

 

 

「ゴアーゴ」「ニゲロニゲロ オニガクルゾー」「テノナル ホーウヘー」「ボクラ ドウヤッテ テヲナラスノサー」

 

 

視点を戻すと、イヅラホシのボディにトイポッズがわちゃわちゃよじ登ってきていた。

どうもポッズ達は僕を止まり木かなにかと思っているらしい。まあいいけどさ。

無邪気に僕の喉仏を潰しにかかるアサルトをのけていた時、櫛江さんが僕の顔をのぞきこんできた。

 

 

 

 

「お疲れさまでした」

 

「ああ、おつかれ。試験結果はどうかな」

 

「新エンジンのデータ収集はもう大丈夫ですよ」

 

 

それから彼女はエンジンの現状について僕にも分かるよう説明してくれた。

要するに、エンジンそのものよりソフト面に問題があり、空軍の資料も集めないといけないそうだ。

説明が終わった後、彼女はほんの一瞬ばかり思いつめたように俯いた。

 

 

「ガルダが試合までに間に合えばいいんですけれど」

 

 

彼女の表情の曇りを振り払いたいがために僕は強く打って出た。

 

 

「思いつめることないよ。シャシーが折れた訳でもないし、電源が漏電している訳でもない。整備士の勘だけどなんとかなる、というかなんとかするさ絶対に」

 

「そう言ってもらえると安心ですね」

 

 

僕の頭の上が騒がしくなる。

 

 

「とりーおねーちゃんどいてー」「……シラナイワ」

 

「エルとトリー、頭の領有権で喧嘩しないでくれ」

 

「やだーもっとあたまのうえのるのー」「……オモイハ ムクワレヌ モノナノネ」

 

 

僕が二体のポッドをむりやり頭から下ろすと、櫛江さんが恥ずかしそうに聞いてきた、

 

 

「ポッズが迷惑かけてませんか?」

 

「アレみたくたびたび襲われるよりかはいいね」

 

「そ、そですか」

 

 

と、櫛江さんは教官の生贄になっているファントムを見やりつつ言った。

 

 

「ソレ以外にポッズと仲が悪い人っているのかい」

 

「流石に居ませんねー……でも父以外の男性にはあまり懐きませんよ」

 

「へえ。そりゃ光栄だ」

 

 

父、か。

あの単語をふと思い出した。

 

 

「カーネル・クシェネルってのは君のお父さんのことかい」

 

と、僕は聞いた。

彼女の鄙びた笑顔は変わらない。

が、言外の部分から彼女がなにかを恐れている気配をどことなく感じ取った。

 

 

「ええ。どこでその名前を?」

 

「市井のおばちゃんから聞いた」

 

 

僕がぶっきらぼうに応えると、彼女は押し黙る。

身体の上で鬼ごっこに興じるアーミー達を眺めながら、答えが戻ってくるのを待った。

 

 

「私の父の、愛称のようなものですよ。海外での軍歴と掛けてるそうです」

 

 

そう言って彼女は困ったように笑いかける。

僕は拒絶された感触を受け取った。

何かを隠し通すために、彼女は心の壁を崩そうとはしない。

だがその秘密は、彼女にとって重荷になっているような気がしてならない。

とりあえず今はこの話題から手を引くことにして、立ちあがって伸びをする。

 

 

「機会があれば、またお話を聞きたいね」

 

「いえ……私は人に聞いてもらえる面白いお話なんて持ってませんよ」

 

「面白がる気は全くない。君にもう少し楽に構えてほしいだけさ。人生の先任をたまには頼ってくれれよ」

 

 

大海から運ばれてくる南風を背に受けながら、僕は嘯いてみせた。

なりたくてなった訳じゃないけれど。

 

 

 

 

ガルダの翼の現合作業を終えて、この日の作業は終わりとなった。

夕暮れ時に僕は一人で薄暗い格納庫に残り整備点検をやっていた。

へろへろの由常を嫌々頭に載せたアサルトは帰路に、櫛江さんと鳴浜はエリスと大量のポッズを引きつれてエンジンデータ収集のために空軍基地へ赴いている。

思えば、遠州に来てから一人で長い時間を過ごすのはこれが初めてだったかもしれない。

がらんとした格納庫を見渡した。

その片隅のハンガーには、僕が手掛けている機装達が係留されている。

ガルダ、ファントム、イヅラホシ、ブレイド、ケーティ。

皆、気にいっている。民生のパワードスーツとは段違いの性能を秘めている。

特にイヅラホシは堅牢で信頼のおける僕好みの機体だ。最初の戦闘で起こった電源のフェイルセーフは例外として、それ以降不具合を見せていない。機動性はともかくパワーと装甲厚は一級品で、一目ぼれから惚れ直すくらいで……ここらへんにしとこう。

ただ、幾らか未知の部分がある。アビリティデバイスや型番は不明。

いつ何処で誰に造られたか分からないこの機体を、教官はどこから持ち出してきたんだか。

彼女たちの凛々しい横顔を眺めているうちに、頭の隅に暗い予想が持ちあがってきた。

もし、隊が廃止されてしまえばこの子たちは廃棄か払い下げの憂き目に遭ってしまう。

そして自分たちも。

正直、今の職責を手放すつもりはない。

チームメイトはいい奴ばかりだ。

僕らが必要である証明を成し得る勝算は、一体どのくらいだ。

思い悩んでいた時、僕の左耳にトタン板を軽くノックする音が届いた。

……誰だ? 

動転した僕は何故か鉈を抜きかけたが、客人の顔を見止めて刀身を鞘に納める。

真っ暗な格納庫の入口から、陸軍勤務服を着込んだ将校が申し訳なさそうに現れた。

 

 

「ああ、町谷大尉でしたか」

 

「いつも驚かせて済まないな。君に聞かせておきたいことがあって寄ったんだが、忙しいところだったかね」

 

 

オイルで汚れていた顔を拭って彼に椅子を勧める。

 

 

「いえ、そんなことはないですよ。大尉殿こそ忙しいのではないですか?」

 

「地方民兵の副官なんて、参謀本部の情報課にいた頃と比べたら楽すぎるくらいだな」

 

 

といって大尉は肩をすくめて椅子に座った。

陸軍民兵隊の隊長職は、元老院への登院資格を持つ『貴顕家』一族が座る名誉職だ。その代わりとして副官には中央から出世頭の将校が派遣され、実質的な指揮官になる。その一人である大尉が忙しくない訳が無いのだが。

煙草にマッチの火を寄せながら大尉が言う。

 

 

「調子はどうかね」

 

「いくらかの問題はありますけどおおむね順調ですよ」

 

「楽しみにしているよ。人気競技を、ラジオでなくこの目で見れる機会なんてそうそうないからな」

 

 

煙草を吹かしながら、朗らかな表情で彼は僕に詰問した。

 

 

「君はあの時、降服しようとした『薬中』ロジェンスキーを殺したな」

 

 

突然、殺した相手の名前を告げられ、胸奥へ押し込めていた罪悪感が一気に喉元へ押し寄せた。

殺人鬼のサイボーグといえ、人だ。

 

 

「すみません、あの時は頭に血が上って」

 

「責めるつもりはない。ただ、君も『英雄』ならば倫理を重んじなさい。それに、捕虜は重要な情報源になる。なるたけ奴らを捕虜にして僕へ回してくれないかね。ジェイクを追い詰めるには情報が無さ過ぎて困っているんでね」

 

 

ジェイク。その名前には覚えがある。

 

 

「ジェイクというのはサイボットの一員ですか」

 

「そう。サイボットの指揮官だ。君も声を聞いたろう。600万人の殺戮者、敵味方皆殺しのジェイク。数年前からこの島に居ついたイレギュラーサイボーグだ」

 

 

この大尉が回してきた回線で、嘯いていたサイボーグの声は嫌でも耳に残っている。

あれが、ジェイク。600万の致命を考えただけで胸やけがした。

 

 

「陸軍も一年前に『血染めの森』で奴に手痛くやられた。宇宙に『魅入られ』、狂いきったジェイクは夢世界の材料になる人々を篩にでもかけているつもりらしい」

 

 

独り言のように、彼は次の一言を紡いだ。

 

 

「我々『兄弟達』は『サイボット』に対抗しなくてはならん。その一環として君のような若者を技術将校として陸軍士官学校へ招聘する案がある」

 

 

最初、町谷副官が切りだした案件が誰に関わるものか理解しかねた。

……僕だと?

 

 

「優秀な人材が葬られるのを私は見過ごせない。パワードスーツ技術者は貴重、更に重機装をあれほど軽々操れる若者となると100人にも満たない。その君をサイボットとの戦闘で無駄死にさせたくない」

 

 

僕は椅子から勢いよく立ちあがり返答した。

 

「お心添え感謝します。ですが失礼ながら、僕は今の処遇に不満はないんです。市議会が教育隊を廃止しようとするのも僕らが頼りないからであって」

 

彼は、僕の言葉を遮った。

 

「君は目先の脅威よりも党派抗争に注力する者どもが仕切る街に仕えたいのか? 反教育隊派の本音は軍組織の指揮権を再び独占し、教育隊に復讐することにある。なぜなら、サイボットの進軍に備えるため君らの教官は教育隊から市議の無能な子弟を追い出して、彼らの不興を買ったのだから。君は我々の計画に不可欠な原石なんだ、下らぬ嵐の中で死ぬべきじゃない」

 

 

しばらく言葉がでなかった。

低迷している理由、貧弱な予算、隊員不足。全て合点が行く。

幼稚なわがままがまかり通った結果だったのか。

元の椅子へ力なく座った僕は、話を切り替えた。もう下衆い話は聞きたくもない。

 

 

「その、計画とはなんですか」

 

 

そう聞くと、大尉の目が輝き始めた。

僕の反応を待っていたかのように。

 

 

「この星の環境整備だ。この島はまだいい方なんだ。大陸では未だに木が生えず水は蒸発する。なのに宇宙へ再進出と言うのか? 奴らの欲する『レコード』など、どこにもありはしないのにな! 純水爆戦争と宇宙開発で死んでしまったあの大陸を、再び蘇らせることを望む兄弟が社会にはたくさんいる。自己増殖するジンテーゼが産み落とした、忌むべき第二の混沌から新しき大地を顕現させるために。人類は技術によって母なる星へ罪を償わなければならん。僕の思い上がりだが、君もそのように考える一人ではないのか」

 

 

誰にも明かしたことのない自然への思いを言い当てられ僕は狼狽した。

木を叩き斬る時、機装を整備している時、サイボットと対峙した時。

パワードスーツの力を生かせば、自然や木々にもっと出来ることがあるだろうと考えていた。

そのことをなんで知っているんだ。

 

 

「今すぐに答えを出せと言っているのではないが、サイボットの本格攻勢が始まる前に決心してほしい。仕官して、僕らに機装の力を貸してくれ。ジェイクと違って、君には受け入れてくれる『兄弟達』がいて、才能を羽ばたかせる可能性があるんだ。 

  ――望めば、君は遠州という檻から抜け出して『人類の英雄』になれる」

 

 

 

 

いつ、大尉が格納庫から姿を消したか、覚えていない。

それすら分からないほどに僕の意識は混濁しきっていた。

栄転への誘惑とせっかく出来た居場所を失う恐怖、不条理への怒り、チームメイトへの負い目、あらゆる感情がない交ぜになり渦巻き始めた。

この遠州が檻。

僕は、いつまでも格納庫に突っ立っていた。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択