No.53520

【柊木彩弥式恋愛理論】4.ネットに生きる女の子の弱点

柊木彩弥さん

へっぽこ同人作家、柊木彩弥による恋愛コラムです。

2009-01-22 09:20:09 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:512   閲覧ユーザー数:499

文字通信から始まったネットの世界が普及したのは1992年ごろ。

現在の@niftyがNIFTY-Serveという名称でパソコン通信

サービスを提供していました。

 

 当時はPCを持ってる人はほぼ100%オタクとみなされ迫害されることも

多々ありましたが、そんな中にも女性ネットユーザーは少数ながら存在しました。

当然、BBSなどでは女の子を中心に盛り上がり、取り巻きが発生し

色恋沙汰も聞かれ、そのまま結婚したカップルを「パソ婚」などと言ったり

もした時代がありました。

 

時は過ぎ文字コミュニケーションのパソコン通信から画像データを送れる

インターネット環境が普及し、個人が自ら情報を発信する時代になると

男女比率が同じぐらいに引きあがり、可愛い女性や魅力的な女性に男性が

群がるようになりました。

 

 中にはネットでアイドル化する、ネットアイドルまで存在しさらには

二次元キャラクターがネットアイドル化するバーチャルネットアイドル(VNI)

という存在まで発生するようになりました。

 

 

 ここで落とし穴。女の子は元来お姫様願望があるので、たくさんの男性に

囲まれてちやほやされることを普通に嬉しく思ったりします。

男性側としてはなんとかお近づきになりたくて、隙あらばお付き合いをと

思ってるわけですから、あの手この手で、良くしてくれたり、食事をご馳走

してくれたり、プレゼントを贈ってくれることもあります。

 

 実はそこが大きな落とし穴で、これに慣れてしまった女の子は彼氏さんが

出来ても、普段ちやほやされるレベルに慣れきっているために、彼氏さんの

努力が理解しにくい傾向にあります。

 

 どんなに彼氏さんが頑張っても1対取り巻き多数では物量負けします。

ここで女の子が注意すべき点は、彼氏さんがいるなら彼氏さんが自分にしか

出来ないオンリーワンの部分を大事にすること。取り巻き男性では出来ない

彼氏さんにしか出来ない部分を大事にすることです。

 

 それが見抜けなくなった女の子は、恋愛の出来ない女の子になります。

好きな人の価値を見出せなくなったら=人を見抜けないのと同じです。

これに気付いて、取り巻きと彼氏さんの違いを明確に認識してる女の子は

若い女の子ほど少ないようです。

もっとも最近はコスプレイヤーさんも同じ環境になりやすいので

注意が必要ですね。

 

 

 

柊木彩弥です。

 

 人間は環境に順応する生き物です。

優遇された環境になれた人は、優遇された環境がデフォルト(標準)

になりがちになります。でも、その環境はその人だけのものであり

その人以外には、理解できない環境だったりします。

その環境差、ギャップを意識しないで行動すると、激しい摩擦になります。

 

 これに注意するだけで随分と日常のストレスから開放されたりもする

んですが、なかなか意識しにくいのが厄介なところなんですよね。

 

 まあ、察しのいい彼氏さんだったりすると、取り巻きがやりもしない

ハプニングで女の子を喜ばせてくれたりするのですが、そうそう期待できる

ものではありませんし、非常にハードルの高いものです。

彼氏さんに無理をさせてしまう女の子はハッキリ言ってだめです。

時には、女の子が彼氏さんの目線に合わせるという歩み寄りは重要なんですよ。


 
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