No.530493

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #64

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
苦手な人はご遠慮ください
大丈夫な人は駄文にお付き合いください

続きを表示

2013-01-11 15:57:46 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:6337   閲覧ユーザー数:5639

~ 第64話 †療養中の出来事† ~

 

 

呂布(りょふ)達と別れ、今後の集結地がある冀州(きしゅう)に帰る為に

曹操の管轄である土地の一つにある邑に隠れて療養している

曹操の管轄内なので賊が来る事がほとんどなく

俺の指示している黄巾党の奴らもこの辺には居ないハズだからだ

何より、温泉が湧いているので身体の疲れを癒すのにもってこいだ

今日も温泉に入り、気の巡りを良くして

邑の薪割りなどの手伝いをする為に邑を周っている

仮面は呂布が壊したので素顔のままだ

適当に邑の人達と雑談をしながら仕事していると

3つある入り口の北側が騒がしい

なんだろうと思っていってみると

どうやら流浪の傭兵団が立ち寄ったようだ

先頭から入ってくるのは

 

 

銀色の髪長い髪を三つ編みにして、体中傷だらけの綺麗な女の子

ドリルの形をした槍を持って、紫色の髪を左右で結び虎柄ビキニと短パンの可愛い子

栗色の髪をポニーテール三つ編みにして、眼鏡をかけた御洒落な子

 

 

どうやらこの3人が傭兵団の代表みたいだな

まぁ傭兵団といっても500人程度の小規模みたいだが

村人に紛れて見学していたが、下手に知られたくないので

早々に立ち去って汗をかいたから温泉に入ろうと思ってたら

銀髪の子が俺に気づいたようだ・・・

うん、気の巡り方が洗練されてるから気を自在に操れると思っていたが

思った以上に出来る子のようだ、俺の気に気づいたみたいだ

余計な厄介事は面倒なのでそそくさと温泉に入りにいった

 

 

 

 

★銀髪の子視点★

 

 

私たち3人は曹操殿が治める土地にやってきた

他の地域に比べるとその違いは明らかだった

民に笑顔があるのだ・・・やはり曹操殿は仕えるに値する人物のようだ

今日ついた邑にはどうやら温泉があるらしい

久しぶりに湯に浸かれるのはやっぱり嬉しいものだ

邑の代表と話をして数日泊めて貰う了承も得たので安堵した

そんな時誰かに見られてる感覚がしたから

その感覚がした方に目を向けると

邑人に紛れるように、真っ白の髪の色をして

顔が傷だらけの男が私を見ていた

一瞬だけ目が合うとその男はどこかに去っていった

それだけで分かった

あの男は私よりも遥かに強い実力を持ち、気を熟知している人物だと

私は親友の二人を守り、民を守れるだけの力が欲しい

私は邑の人にさっきの人の聞き込みを始めた

 

 

★厳白虎(げんはくこ)視点★

 

 

温泉から戻ってくると、俺が滞在する小屋に先客が居た

先ほどの傭兵団の代表3人だ

まさか俺の正体がばれたか?と思ったがそうでもないようだ

落ち着いて話をして・・・やばそうだったら逃げよう

そう思いながら、先客3人に向かい合う

 

 

「さて、怪我をした旅人に何の用ですかな武人の方々

 俺は名姓も字(あざな)もない、白(はく)ってもんだ」

 

「突然の訪問、申し訳無い

 私の名は楽進(がくしん)といいます

 そしてこちら二人が・・・」

 

「于禁(うきん)なの~よろしく~」

 

「うちは李典(りてん)や、よろしゅうに」

 

 

この3人確か魏で初期からいる古参の将だったかな

この時点でこの場所に居るってことは・・・曹操に仕官か

 

 

「美女3人によろしくされるのは嬉しいが・・・

 あいにく俺は何もしてやれる事はないぞ」

 

「「「び、美女!?」」」

 

 

俺の言葉にびっくりしてるようだが、十分美女Lvだよな

 

 

「こ、こほん・・・お世辞でもそう言って頂けるのは嬉しいですが

 私達・・・いえ、私だけでもいいので鍛えてくれませんか?」

 

「ほぉ、怪我をして療養してる俺が傭兵を率いる貴殿達より強いと?」

 

「気を扱う者として、貴方の洗練された気は少なくとも私以上なので

 よければ気の練り方などを教わりたいのですが・・・」

 

「凪(なぎ)ちゃんだけ強くなるのは駄目なの~

 沙和(さわ)も二人の為に強くなりたいの~」

 

「せやで凪、一人だけええかっこしぃはアカンで」

 

「二人とも・・・」

 

 

楽進は確かに他の二人より一歩先にいってるが

それでも俺が知ってる将に比べると何倍も劣ってるな

しかし、めんどくさいから断ろう

 

 

「貴殿達は曹操殿に仕えにきたんじゃないのか?

 彼女の所には夏候姉妹もいるし、俺から学ぶよりずっと良いだろう」

 

「確かに私たちは曹操殿に仕官しにきました

 それでも・・・貴方に教えを乞いたいのです!」

 

 

揺るがない信念みたいだな

しかし、そんな熱視線向けられると照れてしまうぜ

はぁ~・・・滞在中だけでも少し相手してやるか

 

 

「分かった、数日だけ滞在するから

 そのあい・・・」

 

「たいへぇんだぁ!邑に黄巾党がせまってきてるだぁ!!」

 

「っとそれどころじゃなくなったな」

 

「沙和!真桜!!」

 

「分かってるの!」

 

「まかせとき!」

 

「白殿、これは賊退治が終わった後で」

 

「それがいいみたいだな、数には入らないが俺も行こう」

 

 

ったく・・・どこの阿呆だ、多分南で勝手に暴れてた奴等が

孫策(そんさく)辺りに討伐されて北へ逃げてきたか?

まぁいいドサクサに紛れて逃げてやるだけだ

療養を潰した恨み晴らさせてもらうぜ?

 

あとがきっぽいもの~

 

トラブルメーカーな白ちゃんが出会ったのは3羽烏でした!

魏の人達で会ってないのはこの3人と・・・猫軍師位かな

まだまだ多数会ってない人物居ますが絡まなかったりする可能性高いです・・・

原作であの子がすきなのに!って人は本当にすいません!!

 

こんな好き嫌いが激しい駄文ですが次回もよろしくお願いしますm(_ _)m


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
20
4

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択