No.527562

SAO~黒を冠する戦士たち~ 第百八十二技 一時の休息

本郷 刃さん

第百八十二話です。
今回はほのぼので微甘でいきます。

では、どうぞ・・・。

2013-01-04 10:47:47 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:9752   閲覧ユーザー数:9133

 

 

 

 

 

 

 

 

第百八十二技 一時の休息

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトSide

 

あの神殿での戦いから三日目、昨日の時点で全てのサブ迷宮神殿の迷宮ボスが倒された。

 

それにより、迷宮区の扉が開かれたことがウェルガーからメッセージで届いた。

 

今日から迷宮区の攻略になるだろう。

 

俺とアスナ、それに他の皆もボス攻略には参加したりしていたので、

取り敢えず今日は休んで明日から攻略に参加することに決めた。

 

 

 

~キリトとアスナのお出かけ~

 

俺はアスナと共に自宅周辺を散歩している。

 

弁当を持参しているのでピクニックともいえるが。

 

二人で手を繋いで湖を眺めたりしている……すると、

 

「こんにちは、キリトさん、アスナさん。お出かけですかな?」

 

ニシダさんと出会った。どうやらいつも通りに釣りをしに行くようだ。

 

「こんにちは。攻略が忙しくなりそうなので、少しばかり休憩をと思って…」

 

「根を詰め過ぎたらいけませんから」

 

「そうですな。お二人ともお強いですが、万が一のこともありますからな。では、ゆっくり休んでください」

 

「「ありがとうございます」」

 

ニシダさんは湖の狙い目であるポイントに歩いて行った。俺とアスナも再び歩き出す。

 

それから少し離れた小高い丘に着き、そこにある木の下で昼食をとる事にした。

 

アスナお手製のバゲットサンドを口にしていく。

 

「アスナの料理は本当に美味いな」

 

「キリトくんが美味しいって言ってくれるから、いつも頑張って作れるんだよ♪」

 

彼女も自分のサンドを食べていく。紅茶も用意しておいてくれていたようで、それも飲み干す。

 

昼食を食べ終えた俺達は少しの間、談笑しながら休憩を取った。

 

それから再び散歩を始める。自宅に帰りつき、俺は早速お気に入りの揺れ椅子に腰かけた。

 

それを見たアスナは笑みを浮かべてから俺の隣に腰かけた。

 

サイズが少し大きめなので密着すれば一緒に座れるのだ。

 

ブランケットを膝に掛けて、二人して目を瞑る。そして俺達はそのまま眠りについた。

 

今日一日、ゆっくり休めたのは違いない。

 

ちなみに俺達が目を覚ましたのは夕方も暮れて、辺りが暗くなり始めたころだった。

 

キリトSide Out

 

 

 

ヴァルSide

 

~ヴァルとシリカとピナのデート~

 

僕とシリカの自宅がある47層の主街区『フローリア』。

 

ここはモンスターの現れないエリアにも花々が咲き誇っていて、デートスポットとしては有名だ。

 

前にキリトさん達も来ていたし、僕もここの景色は気に入っているし。

 

それにこの層は他の層に比べて比較的暖かいので過ごしやすい環境ともいえる。

 

「ヴァル君、お待たせ♪」

 

「きゅ~」

 

今日はシリカとピナと一緒にデートに行くことになっていて、シリカは着替えてきたところ。

 

「ううん、待って、ない…よ…」

 

彼女の姿を見た僕は思考が一瞬停止した。

 

薄めのオレンジを基調とした花柄のワンピースを着ている彼女に見惚れてしまったから。

 

「変、かなぁ…?」

 

「凄く、可愛い…///」

 

「ぁぅ、ありがとう//////」

 

僕が想ったことを言うと、シリカは顔を紅くして、だけど嬉しそうに笑みを浮かべた。

 

「それじゃあ、行こっか///?」

 

「うん///」

 

「きゅ、きゅ~」

 

ピナは一度飛び回ると僕の頭の上に乗った、どうやらここがお気に入りらしい。

 

僕とシリカは手を繋いで街へと繰り出した。

 

街にあるお店を見て回り、途中で喫茶店に寄ることにした。

 

そこの喫茶店の名物は花の蜜を集めた蜂型モンスターからドロップされた蜂蜜を使ったホットケーキで、

僕もシリカもピナも大満足だ。

 

そのあと二人で安全エリアである花畑で話しをして過ごした。

 

ヴァルSide Out

 

 

 

ハクヤSide

 

~ハクヤとリズベットの夫婦でお仕事~

 

「「いらっしゃいませ! 『リズベット武具店』へ、ようこそ!」」

 

「装備の整備を頼むよ」

 

結婚した俺とリズは、思い描いた生活である二人での経営に勤しんでいる。

 

みんなはゆっくりすればとも言ったけれど、俺自身がこれで良いと言ったので皆も納得してくれた。

 

確かに大変なところもあるけれど、リズと一緒だから凄く充実していると思う。

 

リズが装備の整備などを行っている間に、俺はお客さんの話し相手や相談を受けている。

 

ただの雑談もあれば、攻略組として助言を、など様々な話しをする。

 

「……んで、ハクヤさんとしてはどうかな? やっぱり、もう少し防御面をなんとかした方がいいかな?」

 

「そうですね……それもいいですけど、あえて《武器防御》での技術向上も良いと思いますよ」

 

「なるほどね~。ありがと、参考になったよ」

 

「どういたしまして」

 

「調整終わりました! お待ちどうさまです!」

 

工房の方からリズが戻ってきた。

 

「いつも、ありがとな! それじゃ、また頼むよ!」

 

「「ありがとうございました!」」

 

常連の男性客は意気揚々と店をあとにした。

 

「そろそろお昼にしましょ。お腹空いたでしょ?」

 

「だね。今日はお客さんが多かったから」

 

一区切りついたとこで店番をNPCに任せ、俺達は自宅の方へと戻った。

 

リズはキッチンに入ると料理を始めた。彼女も《料理》スキルを高めており、今では700を超えた辺りらしい。

 

料理が完成し、早速食事を取る。するとリズがこちらを見て笑っていた。

 

「どうかした?」

 

「なんでもないわよ、ただ…恋が人を変えるっていう言葉に納得しただけ///」

 

「……そうだな。俺も、リズに恋してどこか変わったのかも」

 

「っ…は、早く食べなさいよ///! 午後からはインゴット採取にも行くんだから」

 

「りょ~かいです」

 

照れを隠すリズにのってあげて、俺達は食事を続けた。

 

それから午後はインゴットの採取に向かい、いつも通りそれなりのものを手に入れて帰った。

 

夕方は相変わらずの人の多さに苦労しながらも、楽しく一日を過ごせたと思う。

 

ハクヤSide Out

 

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書きです。

 

クラカノとケイサチを期待した方々、すいません。

 

上記二組はつい近いうちに甘々があったので無しとさせていただきました、勝手ながらすいませんです。

 

ちなみに最後のほのぼのな一時となりました・・・最後?

 

ここで断言しましょう・・・次回より、最終編「77層ボス攻略編」になります!

 

つまり、早ければ1月中にこの『SAO~黒を冠する戦士たち~』は完結を迎えることになります。

 

ただ、パソコンの修理を行わないといけないので、2月になるかもしれないのが自分の不安です・・・。

 

とにかく、77層のボスはゾロ目でもあり77という好数字ですので、それに相応しい化け物にしたいと思いますw

 

それではまた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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