No.525934

魔法少女リリカルなのはAfter ダメ人間の覚悟

makeさん

第7話 初の・・・・と危機

2013-01-01 01:46:32 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:11481   閲覧ユーザー数:8405

はぁいおはようございまぁす、今日はあのサッカーの3日後の平日でぇす、学校でぇす・・・・あぁ眠いわぁ。

 

ハルカ「・・・・アンタ、無茶苦茶眠そうにしてるわね」

 

透「まぁ朝っちゃーそんなもんじゃろ」

 

はやて「透君、しっかりせなアカンよ?」

 

アリサ「しゃんとしなさいよ!」

 

透「へーへー、わかっちょるよぉ~・・・・・・っと?」

 

俺は自分の下駄箱を開けると、上履きの上に手紙が何通かあった。

 

なのは「??・・・・・どーしたの透君?」

 

フェイト「何してるの?」

 

透「あ?あぁ、ちょいな」

 

ハルカ「ん?・・・・あ、それってもしかしてラブレター?」

 

透とハルカ以外「え?!?!?!?!?!」

 

なのは「ど、どーゆーこと透君!」

 

アリシア「だ、誰からなの?!」

 

透「い、いやそれはまだ確認しとらんけど」

 

フェイト「も、もし告白だったら」

 

すずか「つ、付き合うの?」

 

透「いやいや中身見とらんし、それよか教室に行こうで」

 

アリサ「あ!ちょっと待ちなさいよ!」

 

はやて「待って~な透君」

 

俺はそそくさと自分達の教室に向かった。

 

そんでもって昼休み、いつものメンバー(今年からはやても)で昼飯を食うわけなんじゃけど・・・・なんか空気が重いんよなぁ。

 

アリサ「・・・・・もうラブレターは読んだわけ?」

 

透「いや、まだラブレターと決まったわけじゃぁないんじゃけど」

 

ハルカ「どーせ持って来てんでしょ?今ここで読んじゃえば?」

 

透「確かに無くしたらいけんけぇ持っちょるけどよぉ、今ここで読むのは・・・・・」

 

ハルカ「何よ、何か不都合でもあるわけ?」

 

いや、お宅らの目とかオーラとかが怖ぇんよ。

 

透「・・・・まぁ、ええか・・・んじゃ読みますか」

 

俺は即行で飯を食い終わると持っとった手紙を出した、するとなのは達が『瞬歩』の如くスピードで俺に近付いてきた。

 

透「えぇ~っと、まずこれからいくかねぇ」

 

 

 

~いのうえ とおるくんへ~

 

この前のサッカーの試合カッコよかったよ♪また出てくれるのかな?おうえんしてます。

 

~4年2組 佐々木 洋子~

 

 

アリシア「この子誰?」

 

ハルカ「確かいい所のお嬢様だったかしら、まぁ本人からはそんな雰囲気は出て無かったから分かりづらいけど」

 

アリサ「何よお嬢様だったらここにもいるじゃない!」

 

透「いやそこで張り合うなや、次読むで」

 

 

 

~井上 透君へ~

 

試合見たよ、透君ってサッカー上手なんだね♪とってもカッコよかったよ♪今度一緒にお話しようね?

 

~4年4組 赤石 薫子~

 

 

アリサ「ちょ!この子って!」

 

透「何、この子がどーかしたん?」

 

すずか「この赤石さんってね、可愛いって有名なんだよ」

 

ハルカ「男子が今この子に滅茶苦茶告白して玉砕してるって話よ」

 

まぁ可愛いってゆーのはお前等の事も入っとるんじゃけどな。

 

なのは「・・・・もしかして透君も告白するの?」

 

透「誰かも知らん人に告白なんぞせんし、しかもこの文面じゃと向こうから告白する流れじゃろうが」

 

フェイト「まさか、受けるの?!」

 

透「いんや、さっきも言ったやんけぇ知らん人って、そんな話した事も無い人と付き合えんッちゃ」

 

フェイト「そ、そーなんだ」

 

ハルカ「今までの流れだと、この手紙はラブレターじゃなくてどっちかってゆーとファンレターに近いかしら」

 

透「そーかものぉ」

 

はやて「そー言えばもう一通来とったやろ?」

 

透「あぁそーじゃの・・・って何か内容も予想着くけどの」

 

アリサ「いいから早く読みなさいよ」

 

すずか「アリサちゃん、私達一応部外者なんだけど・・・」

 

アリサ「何よすずか、アンタ透に近寄る女子が気にならないの?」

 

すずか「とっても気になる」

 

即答?!

 

透「まぁいいけぇ、ファンならファンで俺はうれしいわ」

 

俺はそう言うともう一通の手紙に目を通した。

 

透「・・・・・・・うん、やっぱの」

 

俺は最後の一通を読み終えて、即行元に戻して教室に帰る準備をした。こんなんこいつ等に見せたら何て言われるかわかったもんじゃねぇわ。

 

幸いなことに、俺はこーゆー嘘とか偽装は前世から得意じゃけぇ・・・・・・あんま自慢にならんな。

 

ハルカ「・・・・・・・」

 

透「ほれ、早せんにゃぁチャイム鳴るで、俺先に「ちょっと待ちなさい」はい?」

 

ハルカ「もう一通の手紙見てないから、見せて」

 

透「いやぁ他とあんま変わらんヤツじゃったで、じゃけぇ見せる程のもんじゃぁないけぇ」

 

ハルカ「そぉ・・・・・すずか、フェイト、透の両手を捕まえて」

 

フェイト「え!?」/////////////

 

すずか「は、ハルカちゃん!何で?!」////////////

 

ハルカ「だってそーしないと、こいつ逃げるか『影縛りの術』で動きを止められるから・・・・・・それに」

 

ハルカはフェイトとすずかの近くに行き何かを囁いた。

 

ハルカ「(透と密着できるチャンスよ?)」

 

フェイト すずか「「!!!!」」

 

ハルカ「(まぁ嫌だって言うなら、なのは達に代わってもらうけど・・・・・)」

 

フェイト「逃がさないよ!透!」ガシィッ!

 

すずか「ごめんね、透君」ガシィッ!

 

透「チョォッ!」

 

さっきまで拒否ってた二人が掌返したように、俺の腕を拘束してきた。

 

ハルカ「ありがと♪・・・さてと、もう一通の手紙を見せてもらいましょうか」

 

透「いやじゃけぇ、それさっきの二通とあんま変わらんけぇ」

 

ハルカ「それは見て判断するわ、それにアンタの様子が一瞬変だったしね」

 

透「え?」

 

ハルカ「あら?気付いてないとでも思った?・・・・まぁ確かにパッと見じゃぁ分からないでしょうけど、アンタこの手紙を見た瞬間眉がピクッて動いたのよ、知ってた?」

 

俺は見た時の事を思い出して、しまったぁっと思った。

 

ハルカ「じゃぁ読むわねぇ」

 

あぁ~、これでこいつ等に殺されるのを覚悟しとこうかねぇ。

 

 

 

~井上 透様へ~

 

前のサッカーの試合すごかったです。井上さんのカッコいい姿が頭から離れません、ボールを取るところとか最後のほうで攻めに行ったところとかカッコよかったです。とても素敵でした、あなたのおかげで私もけいこをがんばろうと思いました。それに、あなたのあのプレーの姿を見てると胸がドキドキしてしまいました・・・たぶん私は×××(←消しゴムで強く消した跡がある)これからもずっと応援してます。

 

 

 

ハルカ「・・・・・・・」

 

なのは「・・・・・・・」

 

フェイト「・・・・・・・」

 

アリシア「・・・・・・・」

 

アリサ「・・・・・・・」

 

すずか「・・・・・・・」

 

透「・・・・・・・・」

 

ハルカ「・・・小学生でこの文章力は凄いわね」

 

アリサ「・・・・・ね、ねぇそれよりこれって」

 

なのは「・・・・さっきのと全然違うね」

 

ハルカ「これは明らかに透に好意を持ってるわね」

 

アリシア「あ、アハハハそんなまさか・・・・・」

 

フェイト「で、でも姉さん・・・最後の方とかが特に・・・・・・・」

 

ハルカ「それに名前が無いのがより一層好意を持ってるのが分かるわね」

 

アリサ「ちょっと・・・・・透、どーゆーことか説明しなさいよ・・・」

 

透「いや、俺もこんな手紙をもらったのは前世含めて初めてじゃけぇ、わからんって」

 

アリシア「じゃぁ、何で・・・す・・・好きって・・・言われるのさぁ?!」/////////////

 

透「それは・・・知らんっちゃ」

 

ポン。

 

透「んあ?」

 

なのは「・・・・・・透君・・・とりあえずちょっとさぁ」

 

すずか「O☆HA☆NA☆SHI、しよっか?」

 

はやて「私らが、ちゃんと聞いたげるさかい・・・・」

 

透「・・・・・それはぁ・・・勘弁出来ん??」

 

フェイト「ん?それ・・・」

 

 

 

 

 

全員「ムリ・・・・」

 

透「マジョで・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒィィィィヤァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこの日、初めてのファンレターとラブレターを貰い尚且つO☆HA☆NA☆SHIを受ける羽目になったけど・・・・あ、にゃるほど・・・・・あの時のサッカーの試合の時のシャッター音はその子じゃったんかもしれんのじゃのぉ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ1

 

~はやて家~

 

シグナム「な!!!それは本当ですか!?主はやて」

 

はやて「そーなんやぁ、まさか透君にファン以外にも惚れてまった子がいてまうなんてなぁ・・・・・」

 

ヴィータ「何でそんな奴が出てきたんだよ?!」

 

シャマル「やっぱりこの前のサッカーの試合かしら・・・・」

 

リインフォース「その方が自然だろう」

 

はやて「そ、しかもどこの誰かも分からんから余計に困っとんねん」

 

シャマル「で、でも付き合いなら私達の方が長いし有利じゃない?」

 

はやて「でもなぁ・・・・その子がいきなり透君に告白して・・・そんで透君もOKなんてしてしもうたら・・・・」

 

シグナム「そ、それは絶対駄目だ!!」

 

リインフォース「透は我々と一緒なのだ!!!」

 

ヴィータ「そんなどこの馬の骨ともわからない奴に透は任せられねぇよ!!」

 

シャマル「そうよ!そうよ!」

 

はやて「せやな!透君は私等が護らな!!」

 

この日のはやて家からは何かを決意したような掛け声が近所に響いた。

 

ザフィーラ「・・・・・透も大変だな」

 

 

 

 

オマケ2

 

???「ハァっ!・・・・ハァっ!・・・・」

 

まだまだ私も頑張らないと・・・・・・あの子みたいになりたいって・・・・・思ったもん!

 

緋村「よぉ・・・???、またやってんのか?前はもう止めたいみたいなこと言ってたのによ・・・義兄である俺に相談してみろよ」

 

???「・・・・いい」

 

緋村「おいおいそんな照れること無いだろ?素直に俺を頼れよ」

 

この人は何を言ってるんだろ、頼れるわけがないに決まってる、この前のサッカーの試合で勝手に出て勝手に退場になってチームの人達に迷惑をかけた人に何を頼ればいいんだろう・・・・こいつもあの人みたいにちゃんとしてくれないかなぁ。

 

???「頼れる事なんかない・・・・いいから出てって、稽古の邪魔」

 

緋村「そーかよ、まったく俺の周りはツンデレばっかりだな」

 

また訳のわからないことを言ってる、お母さんもアイツの事はほっとけって言ってたけど・・・・構うつもりはもう無い。

 

???「・・・何してるかなぁ・・・・井上・・・・透・・君・・・ううん・・・さん・・・うん、この方がまだしっくりくる」///////////

 

あぁ学校で見かけるのが本当に楽しみだなぁ・・・明日はいつも通り朝はいつもの人達と来て・・・・あの人達は彼の何だろう?・・体育の授業もあったんだっけぇ・・・ちゃんとチェックしとかないと!


 
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