No.525059

真・恋姫無双 (時空編) 第七章

カイさん

今回は、あの人がついに登場!そしてあの人が再び

2012-12-30 09:09:07 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:4687   閲覧ユーザー数:3952

華琳「一刀の容態は?」

 

秋蘭「肋骨に罅(ひび)が有ると言っていました」

 

春蘭「まったく、あのバカは!」

 

華琳「一刀が戦った相手の特徴。前に聞いたのとは違うわね」

 

???「秋蘭、ちょっとええか?」

 

秋蘭「霞?」

 

三人が話してる所に霞が来る

 

 

秋蘭「如何した?」

 

霞「一刀が起きたで」

 

秋蘭「そうか」

 

霞「もう一つ言いたい事があんねんけど」

 

春蘭「何だ?」

 

霞「次の戦い。うちも出る」

 

華琳「霞・・・」

 

霞「一刀をあんなにした奴、許さへん!」

 

秋蘭「落ち着け」

 

霞「これが落ち着いてられるか!!」

 

春蘭「・・・」

 

霞「何でや!?何で一刀ばかり狙われなきゃあかんねん!!」

 

華琳「良いわ霞」

 

春蘭「華琳様!?」

 

華琳「その代わり、その怒りは次の戦いまでに納めておきなさい。それが条件よ」

 

霞「・・・判った」

 

そう言い残し、霞は出て行った

 

 

華琳「一刀に会いに行くわよ、付いてきなさい」

 

春蘭・秋蘭「「御意」」

 

華琳達も部屋を後にする

一刀の部屋

華陀「まったく無茶をするなお前」

 

一刀「退路が無かったんだ、仕方ないさ」

 

コンコン!

 

一刀「はーい」

 

ガチャ!

 

華琳「元気そうね」

 

一刀「まあ、一様」

 

秋蘭「肋骨に罅があると聞いたが?」

 

一刀「ああ、それは前の闘いの傷じゃない」

 

春蘭「どういう事だ?」

 

一刀「肋骨の罅は修行で出来た物だ。前の戦いじゃない」

 

華琳達「「「・・・え?」」」

 

華陀「最初に聞いた時は俺も呆れたぞ。帰って来てからずっと肋骨に罅があったんだと」

 

春蘭「アホかお前は!?」

 

秋蘭「何故言わなかった!!」

 

一刀「いや、言ったら怒られると思って」

 

華琳「本当に呆れるわ」

 

一刀「そう言わないでくれ、これでも直すのに時間かけたんだから」

 

華琳「よく動けたわね」

 

一刀「修行で骨折ったり、罅が入った事なんて何度もあるからな」

 

華陀「・・・よく死ななかったな」

 

一刀「俺もそう思う、所で」

 

急に一刀が真剣な顔になる

 

 

一刀「今のままでは、まず勝てない。新しい太刀が必要だ」

 

華陀「一刀、言っておくが暫くは安静にしていろ。確かに骨は治ったがこれは絶対だ」

 

一刀「そうも言っていられない」

 

秋蘭「一刀!」

 

一刀「判ってる、ようは極力動かなきゃ良いんだろう」

 

春蘭「???」

 

コンコン!

 

一刀「はーい」

 

凪「隊長、お持ちしました」

 

一刀「ありがと凪」

 

華琳「成る程、車椅子ね」

 

一刀「水の氣で治療してたからこっちもクタクタなのは違いない」

 

凪「どうぞ」

 

一刀「よいしょっと!」

 

一刀が車椅子に乗ると、凪と一緒に出て行く

 

 

華陀「まったくしょうがない奴だ」

 

華琳「でも今は仕方ないわ」

 

秋蘭「そうですね、一刀が抜けるのは正直きついですから」

 

春蘭「秋蘭。今度の戦いでは凪も入れよう」

 

秋蘭「凪を?」

 

春蘭「氣が使える奴は一人でも多い方が良い」

 

秋蘭「そうだな、今はまだ二人だけですんでいるが」

 

華琳「四人、五人となれば。対処が出来ないは・・・雪蓮達も帰っちゃったし」

 

春蘭「季衣や流琉では結界に入れんだろうし」

 

華琳「警備の強化をするしかないわね」

 

秋蘭「それが妥当ですね」

 

華琳は、桂花達に警備の進言を提案するために、その場で解散した

その頃

はやて「もうすぐ来れそう?」

 

ヴィータ「ティアナが迎えに行ったから、もうすぐ来ると思うぜ」

 

ティアナ「八神指令。戻りました」

 

はやて「お!来たな」

 

???「お久しぶりです、八神指令!」

 

はやて「久しぶりやな、スバル」

 

スバル「遅くなってすいません。準備に時間が掛かっちゃって」

 

ティアナと一緒に入って来たのは、スバル・ナカジマ防災士長。機動六課のスターズⅢである

 

 

スバル「あの、フェイトさんは大丈夫ですか、負傷したって聞きましたけど?」

 

はやて「もう心配ないよ、今は多分・・・」

フェイト「はああ!」

 

エリオ「ふっ!」

 

ガキーン!

 

はやて「フェイト隊長、エリオ。スバルが来たから会議始めるで」

 

エリオ「はい!」

 

フェイト「判った」

 

はやて「リハビリの方は如何や?」

 

フェイト「もう大丈夫、いつでも出れます」

 

はやて「おっ!リベンジに燃えとるな。関心関心♪」

 

フェイト「うん」

一刀「良い勝負だった、ありがとう」

フェイト「・・・」

 

自然とフェイトの頭の中に、その言葉が響く

フェイト「北郷・・・一刀・・・」

フェイト「今度こそ」

フェイト「貴方に勝つ!」


 
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