No.52341

恋姫無双 夏侯惇SS 「〇〇の秋」

羽鳥士元さん

夏侯惇こと春蘭さんのSS
真エンド後の話です
どうでもいいことかもですが「真・恋姫無双」は期待以上の春蘭さんのアホっ娘ぶりに感動しましたw

2009-01-15 21:29:11 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:18373   閲覧ユーザー数:11469

みんなで新たな外史(フランチェスカもどき)にやってきて随分経つ

 

最初は戸惑っていたみんなも今ではすっかり慣れたようだ

 

それぞれが青春を謳歌している(いや、紫苑は青春と言うには無理があるか・・いえ、なんでもありませんッ!命だけはお助ry)

 

こんな日がいつまでも続けばいいなあと思う秋のある日

 

人気のない公園

 

茜色に染まったその公園に一人、春蘭が寂しげに立ち尽くしていた

 

 

一刀「春蘭、そんなトコでなにやってるんだ?」

 

春蘭「ん、北郷か。いやなに、ちょっと物思いに耽ってた」

 

 

 

 

 

 

一刀「体調でも悪いのか?」

 

春蘭「どういう意味だ!!」

 

一刀「だって・・・ねえ?」

 

春蘭「誰に伺いを立ててる!」

 

一刀「考えるよりも『即・行・動』それが俺とお前が共有した真の正義だったはずだ」

 

春蘭「わけの分からん事を言うな!どこぞの人斬りと壬生狼か!」

 

一刀「俺の部屋の本は大体読んだようだな(恐らくバトル漫画限定)」

 

春蘭「うッ・・・///」

 

一刀「それで、ホントに何があったんだ?」

 

春蘭「だから何度も言っている。物思いに耽っていたと」

 

一刀「ふむ・・・」

 

春蘭「言うじゃないか。『女心と焼き秋刀魚』と」

 

一刀「・・・・・」

 

春蘭「なんというか、その・・・そう、『せんちめんたる』とかいうヤツだ」

 

一刀「・・・・・・・・・」

 

春蘭「な・・なんでそんな憐れむような目で見る!?」

 

一刀「まず、焼き秋刀魚じゃなくて『秋の空』あと、何か誤解してるようだが、その意味は『飽きやすく変わりやすいことのたとえ』だ」

 

春蘭「なッ・・・・!?」

 

一刀「腹でも空いてるのか?」

 

春蘭「違う!私はだな・・」

 

ぐうぅ~(無論お腹の音)

 

一刀「・・・・・・・・」

 

春蘭「・・・・・・・・」

 

一刀「・・・あ~、その・・春蘭、お勧めの食堂があるんだが、一緒に行かないか?そこの「秋刀魚定食」は美味くてお手頃価格だぞ」

 

春蘭「///・・・・行く」

 

 

 

 

○○の秋 (完)


 
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