あれからさらに数か月・・・2月になった。あったことと言ったら一月下旬に八神が学校に来たぐらいか・・・車椅子だけど・・・まあいつも通りあのバカ男共が付きまとってロクに他の男子生徒が質問できなかった・・・・というよりアイツ等ホント独占欲強いよな・・・あ、席は刃の前な
運動会は無事に優勝したぞ。あのバカ男共が気にしていた競技は二人三脚ならぬ五人六脚、文字通り五人一組の二人三脚だ。しかしコレ、学年別でそれぞれ三組作り学年別の順位によって点数が変わるのだ。例えビリでも点数がもらえるためコレが一番重要なのだが何故かその三組は必ず「一組は男子オンリー」「一組は女子オンリー」「一組は男女比が2:3」でなければならないのだ。そして前者二つはまあいいのだが、最後の一つで必ず男子が女子と一緒に走る覇権(狩谷命名)を争うらしいがそれは別のクラスの話。うちのクラスは必ずあのバカ男共、しかもチームワークが悪い。それだけならまだいいのだがアイツら運動神経は中の下、しかも運動神経がいい月村と上の下のバニングスを入れるのはいいのだが何故か運動神経が下の中の高町を入れるため必ずと言っていいほどビリ。そしてあの三人は当然ながら嫌々走っているためチームワークは運動会中最低、下の下である。
しかもこの五人六脚・・・・ビリでも点数は高いのだがその分内容はハード。ルールは街の決められたルートをマラソンのように走るだけだが一年は片道500メートル、二年は片道一キロそして三年から何故か片道五キロなのだ。当然リタイヤしてもいいのだがその場合は点数0。なので、選手の選定はかなり重要になってくるのだ。そして、チーム編成は「俺、刃、月村、テスタロッサ姉妹」の通常運動神経トップ組、戦国陸上部は同時に行われる、トライフルマラソン(トライアスロンの総距離をマラソンだけで走る)があるため絶対に出れない。そもそも、戦国陸上部しか出ない競技だ。どうでもいいが、アイツ等の運動神経は人間やめてますレベルだ。だってあの距離を一日で走りきってなおかつその後の学年代表リレーに普通に出ているくらいだ。因みに女子はバニングスを含めた女子のトップ組、男子はあのバカ男共の最初の構成に文句垂れ流したため・・・「バカ男・ラオウ・トキ・ケンシロウ」の馬鹿&バスケ部兄弟三人組(実際は四人兄弟)になった(最後の三人は学校の
なお、昼休みに月村が一緒に弁当を食べよう(バニングスは刃に)と俺に誘ったがバカ男共の妨害によりスズカード様(詳しくは十七話参照)になった
おっと話が逸れすぎたな・・・・今は・・・・
「よしできた。」
『やっとか』
「ああ・・・」
何をしていたかというと破面の
『そもそも3つしか作ってないもんな』
「見た目がアレなの多いからな」
『それよりも・・・・』
「ああ・・・ちょうどいい・・・ようやくミネルも見つけたらしいからな・・・・場所は?」
『第44管理外世界だ』
「お隣さんか・・灯台下暗しとはまさにこのことだな・・じゃあ、いくぞ・・・」
このために俺は今回の事件については極力干渉せずに見続けていた。奴の力は強大だ。それが管理局の手に渡ったら何をするかわかったものじゃない。刃は八神のところだから連れて行くわけにはいかないし、なによりあの時の怪我も治りきっていない。
願わくは、あの時に消えてくれるとうれしかったがそううまくいかない。とりあえず、鍛錬と研究の成果もあって二つの戦法のうち一つはほぼ完璧に仕上げた。それでも不安だがな・・・・
なにせ、これから会いに行くのはナハト以上の闇の存在だからな・・・・
第44管理外世界
そこは見渡す限り砂漠しかない世界だ。俺はそこに降り立った。
「?・・・・結界が張られているな。」
『おそらく誰かが秘密裏に確保しようとしたか奴が自己防衛のために張ったかのどちらかだな』
「まあいい、こちらとしても好都合だ。最初からリストバンドオフの第三号解放でいくぞ・・・奴は・・・・あっちか」
奴がいる方向へ向かう。
『!?マスター生体反応が7つ!そのうち6つがヤバいぞ!!』
「・・・・奴は?」
『その近くにいる』
「じゃあ、放置するしかないな。正直、奴を相手に他人を気遣う余裕はない」
そして、俺達はその場所へ着いた。そこには6人の少女が倒れていた。しかも、損傷がひどい。全員四肢のいずれかが千切れており、うち三人は胴体が千切れている。
そしてその三人の目の前には金髪の幼い少女がいた。そして、その少女こそが闇の書の闇のさらに闇・・・・深淵ともいうべき存在・・・・
「見つけたぞ・・・・システムU―D・・・・砕けえぬ闇」
「君は・・・・なるほど・・・・星の君主か」
「俺のことを知っているのか紫天の盟主・・・なら、大人しく投降してくれないか?そうすればこちらとしてもうれしいのだが・・・」
「愚問だな。お前はこうなっている状態の私の本質を知っているだろう?それに、今までも私を制御しようとした者は何人もいた。しかし、誰も出来なかった。」
「だろうな。だが俺ならできるかもしれんぞ?」
「そうかもしれん・・・ならば私を止めて見せろ!」
そう言ってU―Dは魄翼から現れた腕で殴りかかる。それを俺は手に持った天鎖斬月で受け止める。
さらに反対の腕で殴りかかってくるが俺は瞬歩で後ろを回り、その肩を斬り付ける。
ガキィン!
「・・・・分かっていたが硬いな・・・」
「お前も大した速さだ。あの女以上のスピードじゃないか」
「さて、どうしたものか・・・・」
いくら斬りつけても傷一つつかないんじゃ、ジリ貧でしかない。
『やっぱあれを使うしかないだろう』
「だな。」
Side:三人称
そして伸は再び瞬歩で一気に近づき斬り付けようとする。それをU―Dは魂翼の腕でガードする。さながら腕と刀による鍔迫り合いだ。しかし―――
「月牙天衝!!」
突如、伸の刀身から黒い魔力が発せられU―Dを飲み込み伸の先にある空間が黒く染まる。
「これで少し聞いてくれると・・・・」
そこには大したダメージを受けた様子が無いU―Dがいた。
「ダメか・・・・」
「ああ、ダメだな・・・ヴェスパーリング!」
U―Dはリング上の炎を放ってきた。伸は再び、月牙天衝を放つがそれは貫通して伸に直撃する。
「ぐっ!」
リングの直撃を受けながらそのまま落下し砂に激突する。そして、伸は砂煙を巻き上げながらも飛び上がる
「クソ・・・やっぱ上手くいかな・・・!?」
愚痴をこぼそうとした伸の顔が苦痛に歪む。いきなりの胸元から巨大な槍が現れたのだ。咄嗟に神威で抜けようとするが
(駄目だ・・・・クソ・・・・意識が・・)
「砕け得ぬ力をまえに・・・」
そのまま槍を抜き上空まで飛ぶ。そして・・・
「ただ静かに震えて眠れ・・・」
そして槍を投げる。だが槍が当たる前に伸は意識を取り戻し―――
「終わりだ。エイシェント・マトリクス」
そう言うとそのまま槍が伸に刺さる。
「さようなら」
U―Dがそう言うと同時に伸は巨大な爆発に包まれた。
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第三十話:さて、俺の本来の目的を遂行するか・・・