No.51543

大都督・一刀

超級覇王さん

呉 AFTERデス。
素人の残念な短編作デス

2009-01-11 15:47:11 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:32566   閲覧ユーザー数:22047

 

忙しい―――――

 

 

それが北郷一刀の最近の口癖であった。

 

「そもそも何で俺なんかが大都督なんて大層な職をする事になったんだ……」

 

赤壁の戦いで周瑜という呉の支柱を亡くした呉は後任の大都督となる人物探しに奔走していた。

 

 

まず真っ先に話がいったのは周瑜の教え子でもあった陸遜であった。しかし、

 

「う~ん、わたしより亞莎ちゃんの方が良いと思いますよ~」

 

などと言ってはぐらかし続けたのである。そして次に話がいったのがその呂蒙であった。

 

「わわわ、わた、私なんかが、とととととんでもない!!」

 

見事撃沈。その後も魯粛、諸葛謹などにも話はいったが、周瑜の後任や大国になってしまったプレッシャーから誰もなろうとはしなかった。

 

そして最後に話がいったのが一刀であったのだ。しかし一刀の名前が挙がった時は賛否で真っ二つに分かれていたのだ。まだ完璧に字が分かるわけでもない天から来た若僧なんぞ……という意見もあったが、

 

「これは孫策、周瑜の遺言である」

という孫権の一言や黄蓋、陸遜といった重鎮からの推薦もあり一刀にと決まったのである。(勿論一刀本人の知らないところでである。)

 

 

そしてこの会議の後日呼び出された一刀に向かって

 

「北郷一刀、貴殿を大都督に任ず」

 

「………は?」

 

「聞こえなかったかしら?北郷一刀、貴殿を大t」

 

「いやいやいや聞こえてますよ!そうじゃなくて何で俺が!?普通は穏とか亞莎じゃないの!?」

 

「いや~わたしより一刀さんの方が良いと思いまして~」

 

「わ、私も、一刀様の方がむいていると思います!」

 

「うん、それは無い!!(きっぱり)蓮華、俺なんかじゃ絶対無理だって!」

 

「一刀は嫌なの?」

 

「嫌というか、俺なんかには絶対無理だt」

 

ここで一刀の話が止まった。それもそのはず。

 

 

「ほ~一刀よ。儂の頼みが聞けんと」と祭に弓を向けられ。

 

「勿論やってくれますよね~一刀さん」と穏に詰め寄られ。

 

「北郷、貴様蓮華様の頼みが聞けんのか…」と思春に首に刃をあてられ。

 

「一刀様(さま)やっていただけないのですか…」と明命と亞莎に泣きつかれ。

 

「一刀はシャオの夫なんだから妻の言うことうを聞きなさい」と小蓮に言われ。

 

 

「はい、わかりました……北郷一刀、謹んで大都督の任お受け致します………orz」

 

「一刀、あなたはお父さんになるのだから子供にかっこいい姿を見せてよね」と蓮華。

 

 

「えええええええーーーーお、お父さん!!!!!!!!!?????????」と一同。

 

 

 

 

そこからは早かった。大都督となった一刀はまず学校を設立し、全ての国民に平等に知識を与え、売徒(バイト)や歩印徒(ポイント)という制度を確立させ老若男女を問わず働ける場を設け、呉の土地柄を活かし水運活動を活性化させ大きな利益をもたらすようになった。その他に警邏隊の強化や競馬場など誰も思いつかなかったような事をやってのけていたのである。

 

そんな多忙の中孫登・黄丙・陸延・甘述・周邵・呂琮も生まれ、

 

朝は仕事、昼も仕事、夜は種馬活動

 

と休む暇がないのである。たまにある休みは子供と遊んで終わってしまうのである。

 

 

忙しい――――

 

これが一刀の叫びであった。

 

 

 

 

おまけ ある天界での一コマ

 

「冥琳、一刀もなかなか頑張ってるね~」

 

「ああ、北郷にはこれぐらいやってもらわねばな。私と雪蓮の想いを託したのですから」

 

「ふふっ、そうね♪でも‘コレ’には驚いたわね……」

 

「えぇ、さすがは種馬といったところでしょうか…」

 

「まさか死んだ私たちまで子を産むとはねぇ~。おいで大喬、小喬」

 

「子育ての本を読んでいて助かったわ。というか雪蓮、あなたも子供と遊んでばかりではなくたまには育児をしなさい」

 

「えぇー、そこら辺は冥琳様お願いします!」

 

「全く、これでは子供が3人いるようなものではないか……北郷助けてくれ…」

 

 

 

「へーっくしょん、あぁー誰か俺の噂してるのか?」

 

 
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