No.513170

真・恋姫†無双~2人目の天の御使い~ 第18話 張譲対決完結!?

ネロっちさん

18話です

2012-11-28 23:41:38 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:855   閲覧ユーザー数:836

そこには左慈が居た。

于吉「来てくれましたか?」

左慈「ちっ、俺だって来たくて来た訳じゃないんだ」

 左慈はめんどくさそうに言う

 

于吉「一つ手があると言ってましたね、そんな方法あるとは思えませんが」

左慈「そんな事もわからないのか、自分を強く出来ないのなら強くなる能力があればいいだけだ」

于吉「それは与えていますが」

左慈「もう一つあるだろ、この世界の武将が使っている技が」

 それを聞いて真琴は手を上げる

真琴「はーいわかったー。氣だ」

左慈「ふっ、そこの女の方がわかっているな」

于吉「なるほど、氣の扱いを覚えれば強くなれますね」

左慈「そういう事だ。ただし氣の扱いなんてものは簡単に覚えられない、いやセンスがなければ一生無理だ」

 真琴は俺の手を取り、笑顔で

真琴「大丈夫、英次なら絶対に出来るよ。私がやり方教えるし」

英次「そうか、でも氣を使えば強くなるってどういう事なんだろう?」

真琴「それはね、氣って体内にある生命エネルギーなの。氣を練って体内に溜めて自分を強くしたり

氣を放出して攻撃したり出来るの」

英次「なるほどな、氣と俺の能力を使えば更に強くなれるわけか」

 強くなれる技が出来れば、俺も今以上に強くなれるはずだ

左慈が俺に近づき

左慈「強くなれよ」

 左慈が小さな声で言う。俺は強くうなずく

左慈「俺は帰るぞ、いつまでもここに居ればルールを破る事に繋がるからな」

于吉「そうでしたね、その前に、英次君これを」

 于吉か俺に渡したのは小さな豆だった

于吉「これは英次君の能力を上げる豆です」

英次「これが???」

 あまりにも以外だったのつい大きな声が出てしまった

于吉「これを食べると能力が強化されますが、すごい痛みに襲われます。だけど痛みは2、3日つづきますので

食べる時は気をつけてください」

英次「ああ・・・それと能力強化ってどうなるの?」

于吉「そうですね、能力を使える時間が少し増えます。あと限界値120%まであがりますが

120%は20秒間しか使えません。それ以上使うと・・・確実に死にますから気をつけてください」

英次「わかった。ありがとうな」

 

于吉「それでは帰ります。あとはよろしくお願いします」

英次「あぁ」

真琴「任せて」

 左慈と于吉は消えた

英次「さてっと詠たちの所に行くぞ、真琴も来いよ」

真琴「りょーかい」

俺たちは詠たちの所に向かう途中

英次「あれ?あれは」

霞「英次!!」

英次「霞!」

 霞が自分の部隊を率いて来てくれた

霞「えーいーじー」

 霞が飛び込んで来る

英次「ちょっこの展開は・・・」

俺は一瞬で前の記憶がよみがえる。なんとか避けようとしたが、体がまだうまく動かず

英次(やばい)

 そう思ったが、真琴が俺の前に立ちはだかる

霞「何やあんた」

真琴「あなたこそ何なの。英次にいきなり抱きつこうとして」

 2人が睨み合う

英次「おいおい何してるだよ」

真琴(この人何なの。いきなり抱きつこうなんて)

霞(何やこいつ、英次との再会のあいさつ邪魔するなんて)

 うーん火花が散ってるな。何でいきなり揉めてるんだよ

もしかして俺で揉めてるのか・・・・・それはないな。

兵士「あの・・・急がないと」

 勇気ある兵士が言う

霞「おっとそうやったな。うちが詠の所に案内するから英次うちの後ろに乗れや」

英次「わかった・・・っと真琴は・・・」

真琴「私は走っていくよ」

霞「んでこいつは何や」

真琴「あなたにこいつ呼ばわりされたくないんだけど」

 2人が会話すると険悪なムードになる

英次「ああ、真琴は俺の幼馴染だ」

霞「ふーん・・・だだの幼馴染か」

 この言葉に真琴は笑顔で

真琴「ええ、ただの幼馴染ですよ、あなたより英次との付き合いは長いですけどね、張遼さん」

霞「ほぅ・・・うちの事知ってんのか」

英次「ああ、もういい加減してくれ、今は詠の所に急ぐんだろ。真琴は誰かの兵士に乗せてもらえ、いいな」

真琴「わかったわよ」

 こうしてようやく出発した

英次「詠!」

詠「やっと来たわね、遅かったけど・・・あら?その人は?」

真琴「英次の幼馴染の本城真琴。よろしく」

詠「幼馴染と言うと、天の世界から来たって事でいいのかしら」

真琴「そうだよ」

英次「それより今の状況は」

詠「まぁうちが押してるわ。張譲を捕まえるのも時間の問題よ」

英次「そうか」

そしてしばらくしてから

霞「よっしゃうちの部隊出るで!」

詠「ええお願い」

 霞たちはそのまま出て行った

英次「俺は何もしなくてもいいのか?」

詠「そうね、今の所はね」

英次「そうか」

 それからしばらくしてから

兵士「報告です。城内を制圧。帝を保護いたしました。張譲は自害しました」

詠「そう、お疲れ様、休んでいいわ」

英次「自害か・・・」

詠「これで終わりね」

英次「あぁ、これで月たちの呪縛もなくなったな」

詠「まぁこれがわかれば諸国の人たちが反発するでしょうけど」

英次「えっ?」

詠「何?そこまで考えてなかったの?」

 何のことだろう?諸国の反発???

詠「だって私たちが帝を保護したって事は私たちが漢の実権を握ることになるわよ。

そうなると面白くないって思う奴も出てくる、そうなったらまた戦いになるわよ」

英次「・・・・・うそ?」

詠「本当よ」

 それじゃ俺がやった事って反董卓連合を組むきっかけを作ったんじゃない???あれー?そんなつもりじゃなかったのに

英次「ど、ど、ど、どうしよう・・・俺そんなつもりで言ったんじゃないのに」

詠「落ち着きなさい」

 詠の一言で少し落ち着く

英次「そ、そうだな・・・どうしよう」

 頭を抱えてしゃがむ。

詠「はぁ~、ここからは外交の問題よ。ここからは私たち文官が何とかするわ」

 詠の言葉頼りがいがあるな。俺も出来る事からしよう

 

こうして、張譲との対決は幕を閉じた。また新たな戦いが迫りつつある

 

あとがき

 ご都合主義が全開になってしまいました。

実は真琴の名字を考えてなかったんです。そういえばと思い出して。

ここでの紹介になりました。本城って名字ですが、つけたのは適当です

英次の能力については、最終的にどれぐらいになったのかを説明します。

強くなり過ぎないようにしたいです。


 
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