No.503918

IS<インフィニット・ストラトス>with LN<リリカルなのは> 第二十六話

カルマさん

もし、一夏が管理局最強魔導師と呼ばれていたらのifの物語。

2012-11-03 16:49:06 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4303   閲覧ユーザー数:4032

第二十六話 授業に私的目的を挟んじゃ駄目だと思うんだ........

 

 

「では、これから格闘及び射撃を含む実戦訓練を始める」

『はい!』

アリーナには、一組と二組の生徒たちが居るので人数はいつもの倍になっている。

「くうっ........何かというと直ぐに人の頭をポンポンと..........」

「.......一夏のせい一夏のせい一夏のせい一夏のせい..........」

セシリアと鈴は涙目になりながら打撃を喰らった頭を押さえていた。

恐らく、セシリアの表現は間違っている。

ポンポンと、出はなくバシバシとが正解だ。

そして鈴、何故俺のせいになる?

確かに小さいとか、言ったような気がす________って痛っ!!

突如後方から打撃が飛んでくる。

「また、小さいとか考えたでしょ?」

やはり、俺の周りの異性は人外なのか?(あなたには言われたくありません)

「凰!オルコット!お前らには戦闘を実演してもらう」

すると千冬姉は鈴とセシリアの方を向いてそう言った。

「なぜわたくしまで..........」

「一夏が悪いのに..........」

二人は何を言っても千冬姉には通じないと気づきおとなしく前に出た。

ちなみに鈴の発言についてだが、これは昔からのことなのであまり気にしていない。

こういうときは俺が悪いと言うことで、俺の方が折れればいいだけの話である。

そんなことを考えていると、千冬姉が何やらセシリアと鈴に耳打ちをしていた。

「お前ら、少しはやる気をだせ________アイツにいいところを見せられるぞ」

「ここはイギリス代表候補生、わたくしセシリア・オルコットの出番ですわね!」

「まあ、あたしの実力を見せるいい機会ね!専用機持ちの!」

何故か二人のやる気ゲージがマックスになっていた。

千冬姉すごいな、あの間で二人のやる気を上げるなんて。

俺も教導官だからな、見習わないと。

うん?千冬姉がまた耳打ちしてる。

 

「だが、いいところを見せるのはいいが一夏に手を出したら____________どうなるか分かるよな?」

 

一体何があったんだ?

今度は二人がガタガタ震えはじめたぞ?

やる気ゲージがいきなり駄々下がりしてるんだが。

上げて落とすってこの事を言うのか?(実際には違います)

「今、織斑先生なんて言ったの?」

「俺が知るかよ.......」

シャルルが聞いてきたのでそう答えた。

てか、俺が知りたいくらいだし。

「まあ、いいですわ!それで、相手はどなたですの?わたくしは鈴さんとの勝負でも構いませんが」

「こっちの台詞よ、セシリア。返り討ちにしてやるんだから」

二人はそう言って睨み合う。

ビリビリと電撃のようなものがぶつかっているように見えた。

やはり、ティアナと同じで幻術使いなのか?

セシリアに至っては武器が銃だから、まるっきりティアナとかぶるな。

鈴はどちらかと言えばスバルのタイプか?

近接戦だから、ストライクアーツ教えたらかなり強くなるんじゃないか?

まあ、そんな機会ないだろうけど。

「まあ、落ち着け。対戦相手は__________」

千冬姉が睨み合っている二人にそう言うと_____________ん?なんか聞こえる?

 

 

キィィィン........

 

 

 

いや、決してペンギン村のサイボーグの女の子ではないぞ。

 

 

 

「ああああーっ!ど、どいてくださーいっ!」

 

 

頭上を見れば、謎の高速飛行物体が俺めがけて突撃してきた。

 

ドガーン!

 

こんな軽い感じに表現しているが衝撃はかなりのものだった。

俺はとっさにIS_______を展開して回避する必要もないので落ちてきた飛行物体をキャッチしてやった。

まあ、いわゆるお姫様だっこと言うやつだ。

「大丈夫ですか?山田先生」

落ちてきた飛行物体________担任の山田真耶は顔を赤くしていた。

「だ、大丈夫です.......///」

山田先生は俺の腕の中で縮こまっていた。

端から見たら、ISを装備していない人がISを装備している人を抱き抱えているから大部バランスが悪い。

普通は逆なんだが。

でも、女の人でお姫様だっこされるって男としてどうよ的なものがある。

ちなみに俺はISを装備している人でも抱き抱えられるくらいの力はある。(普通の人は生身でISを抱えるのは無理です)

「山田先生?顔赤いですよ?」

俺はさっきから顔を赤くしている山田先生の額に俺の額をくっつけた。

お姫様だっこしているので両手が塞がっているので額しか空いていなかったのでこうした。

「あわわわ....///」

山田先生は某三国志ゲームの蜀勢力のちっちゃい軍師のような声を出していた。

ちなみに昔、弾からそのゲームを無理矢理借され、やらされたことがある。

案外やりこんでしまったのを覚えている。

俺は呉が一番好きだったな。

蜀も好きだけど。

でも魏はなんか厳しすぎって言うかさ、百合っぽいしさ。

ん?一番好きなキャラはなんだって?

そりゃあ________________

「あ、あの織斑くん...........///」

すると山田先生はまだ顔を赤くしてこちらを見ていた。

__________あっ。

「すいません、今降ろしますね」

そう言って山田先生を降ろした。

しかし、降ろすさいに少し残念そうにしていたのはなんだったんだ?

「..........はぅ.....///」

山田先生は何故か降ろしたあと、顔を赤くしてうっとりしていた。

「っ!?」

俺は突如、後方から感じる謎の死線を感じ、とっさにしゃがみこんだ。

 

ヒュンッ!

 

俺のしゃがみこんですぐ真上を青いレーザーが通過した。

「オホホホホ..........残念です。外してしまいましたわ......」

笑顔だが、目が笑っていない、イギリス代表候補生セシリア・オルコット。

いわゆるフォルススマイルと言うやつだ。

「..........(ガチャン)」

俺は更に嫌な予感がしたのでそちらを見る。

なんか鈴が『双天牙月』を連結させていた。

ちなみに連結状態だと投擲も可能だったり。

 

ブンッ!

 

躊躇なく俺の首を狙ってきた。

いや、鈴、それは流石にまずいだろ。

俺じゃなかったら即あの世行きコースだぞ。

俺は送られてきたあの世行きのチケットの受け取りを拒否するべく、回避しようとする。

しかし、

 

 

バンッバンッ!

 

 

二発の銃声がしたと思うと、あの世行きチケット______『双天牙月』が地面に突き刺さっていた。

 

 

俺はふと横の山田先生を見た。

山田先生は両手で構えた『レッドバレット』と言うアメリカ製のアサルトライフルで、『双天牙月』を撃ち落としていた。

その雰囲気は普段のとはうってかわり落ち着いたものだった。

ちなみに武器に詳しいのはうさぎに教え込まれたからである。

『................』

そこにいた俺と千冬姉と本音以外全員が口をポカーンとさせて唖然していた。

俺や千冬姉は数多の戦闘経験によって、相手の実力は大体分かる。

くぐっている場が違う。

そして本音。

そう、これこそ本音の『才能』だ。

そののほほんとした雰囲気とは違い、とてつもない観察眼を持っている。

俺と簪と本音で訓練をしていたとき、ある時、俺は二人に居合いを見せた。

しかし、本音はそれを見切っていた(・・・・・・)のである。

いくら、誓約(・・)がかかっていたとしても割りと本気(・・)の居合いだった。

音速を軽く越えていた。

しかし、本音はそれを見切ったのである。

簪は何があったのか分からず唖然としていたが。

恐らく本音の観察眼は俺や千冬姉に近い(・・)ものがある。

観察眼だけで言ったら世界最高クラス、下手したら士朗さんを越えているかもしれない。

士朗さんはそういうのでは千冬姉や柳韻さんに比べて少々苦手なところがあるらしいが。

柳韻さんはそのなかでも最高の観察眼を持っている。

千冬姉を上回るくらいの観察眼がある。

篠ノ之流には必要不可欠なものだ。

恐らく箒もその才能を持っているだろう。

柳韻さんの娘だからかなりの実力になるだろうな。

柳韻さん自慢してたもんな..........

てか、自慢で思い出した。

ちょっと柳韻さんには一つ問題があるって言うか..........

まあ、一言で言えば、

 

 

親バカ。

 

 

しかもかなりの。

それだけで言えば恭也さんにも劣らないくらいだ。

あまり話すと長くなるからな、手短に言うと、昔うさぎ_________束さんに何をとち狂ったか俺を押し倒してきたことがあった。

そして、たまたまその場に柳韻さんが居て、まあ、分かるとは思うが恭也さん並みに暴走した。

いや、ほんとあのときは大変だった。

危なく道場が全壊するところだったし。

しかし、束さんの高町式肉体言語O☆HA☆NA☆SHIにより冥界に柳韻さんが旅立っていったのをよく覚えている。

その時の束さんがなのはさんと異常によく似ていた。

なのはさんが魔王なら束さんは冥王か?

本人たちの前で言ったら大変なことになるな。

注意しないと。

「山田先生は元代表候補生だからな。あれくらいの射撃は造作もない」

「む、昔の話しですよ。それに代表候補生止まりでしたし.......」

雰囲気を戻した山田先生は千冬姉に言われそう言った。

微妙に頬が赤くなっていた。

誉められたから照れているのだろう。

六課を思い出すな、スバルとティアナ、エリオにキャロに教えていた時に俺が誉めたらみんな顔を赤くしていたな。

でも、スバルとティアナは何故か俺を熱っぽい視線で見てきたんだよな。

エリオとキャロは単純に誉められたから照照れていると言うのは分かるが。

スバルとティアナはなんか違かったんだよな。

なんかこう愛しいものを見るような目っつーか。

まあ、スバルとティアナに限ってそれはないだろうけどさ(異性の好意にまるで気がつかない。それがキングオブ朴念仁いや、朴念神。それが織斑一夏と言う生物)

「あと、織斑」

ふと俺は千冬姉に声をかけれた。

「どうしたんですか?」

すると千冬姉は笑顔で、

 

 

 

 

「あとで私の部屋に来い。ちょっとO☆HA☆NA☆SHIな」

 

 

 

 

あれ?

おかしいな。

何故か死亡フラグが建ってる。

しかも高町式肉体言語って..........

「一夏、大丈夫?体震えてるけど..........?」

隣にいたシャルルは俺を心配してくれたのか、声をかけてきてくれた。

なんていい子なんだ..........

「ありがとな、シャルル。心配してくれて。でも大丈夫だ」

心配するなと、俺はシャルルの頭を撫でてやる。

俺とシャルルは身長が頭一つ分違うので撫でやすい位置にあった。

「あ、うぅ.........///」

シャルルは頬を赤く染めていた。

照れているのか?

って、シャルルは女子じゃないか!

いや、男子だろうとまずいんだろうけどさ。

頭をいきなり撫でるなんて失礼じゃないか!

「あ、悪い」

俺はシャルルの頭から手を離す。

「......あっ..........」

するとシャルルは何故かもの惜しそうにしていた。

そんなに撫でられるのが好きなのか?

あ、昔の話しなんだが、前にエリオとキャロの頭を撫でていたときに何故かなのはさんやフェイトさん、はやてさん_________六課全員が頭を撫でてくれなんて言ってきたのにはビックリしたな。

頭を撫でるとみんな気持ち良さそうにしていたが。

そのあと、六課のみんなに『他の人の頭を撫でちゃダメ!』って言われたな。

何でだろうか?

未だにその理由が分からないんだよな。

うん?

本日二度目の嫌な予感が。

 

 

『一夏 (さん)(オリムー)』

 

 

後ろを見るとそこには六体の鬼神がいた。

千冬姉、ちゃっかり呼び方戻ってるし。

それに本音まで!?

いや、それより、

「何で簪まで居んの!?」

俺の前には千冬姉、ISを展開したセシリアと鈴に箒に本音、何故かそれに加えて専用IS『打鉄弐式』を展開した簪がいた。

「班に別れての訓練のときに教える専用器持ちの人数が足りないって言われたから私も来たんだよ」

簪は笑顔で言った。

とても冷たい笑顔で。

「で、一夏は何でデュノアくんの頭を撫でてるの?」

今の簪は触れるだけで肉体が消滅しそうなくらいなオーラを放っていた。

「言ったよな、変な気は起こすなよって」

千冬姉が覇気的なものを身に纏って言った。

「オリムー、そういう趣味だったの?」

やはり本音は笑顔だが、とても黒かった。

「その性根叩き直してやる」

箒は怒気いや、憤怒を身に纏って言った。

「オホホホホ.......」

セシリアは額に青筋を立てて笑っていた。

「一夏......アハハハハ.......」

鈴もセシリアと同じて笑っていた。

もちろん、黒い笑顔で。

はっきり言おう。

この状況は詰み、チェックメイトである。

「シャルル、後は頼んだ」

「えっ!?何その戦いに向かう戦士みたいな台詞は!?」

どうやらシャルルはツッコミ属性らしいな。

だがなシャルル、これはボケじゃないんだよ。

「よし、本当は山田先生対凰とオルコットの模擬戦にしようと思ったが、今から織斑対凰とオルコット、更識、に加え篠ノ之、布仏の模擬戦を行う」

おいおい、一対五ってやりすぎだろう..........

まあ、千冬姉が居ないからいいんだけどさ。

千冬姉が居たら、本気でやるしかなくなる。

そんなことになったらアリーナが大変なことになってしまうからな。

「織斑先生!それは流石にまずいんじゃないでしょうか!?」

山田先生はそれを止めようと千冬姉に詰め寄る。

しかし、

「何か文句がありますか?山田先生」

千冬姉のオーラに圧倒され山田先生は『すいませんでした』と謝って退いてしまった。

山田先生、よく頑張ってくれた。

その気持ちだけでもありがたい。

ありがとうございます、ただそう言いたい。

すると五人は既に定位置についていた。

箒と本音はそれぞれ訓練用IS『打鉄』と『ラファール・リヴァイヴ』を装着していた。

箒が『打鉄』、本音が本来山田先生が戦いで見せるはずだった『ラファール・リヴァイヴ』だ。

(マジでやるのかよ..........)

俺は内心そう思っていたし、何で皆が怒っているのかが分からない(というか一生分からない)

俺は『白式』を展開し五人を見据えた。

皆、こちらを見て笑っていた。

何度も言うが黒い笑顔で。

もう、こうなったら腹を括るしかないな。

俺は軽くため息をついた、

そして千冬姉はISを展開しているのを確認してから、

 

 

「では、始め!」

 

 

こうして、千冬姉の合図で本来圧倒的に理不尽な筈の一対五の模擬戦が始まった。

 

 


 
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