No.501907

魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ー機動六課の休暇 その2ー

DevilStrikerさん

二十六話目です。

2012-10-29 23:10:18 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2446   閲覧ユーザー数:2414

しばらくの間楽しい時間が過ぎ、今は皆で3時のおやつを堪能していた。

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、ギルバー」 

 

「何ですか?スバルお嬢様」

 

スバルがチョコケーキにぱくつきながらギルバーにこう言った。

(因みにギルバーが何故みんなをお嬢様と言っているのは、はやての要望であるから)

 

「ギルバーとバルダのお父さんってどんな人だったの?」

 

その瞬間二人の目が深い、闇を宿したかのような感じになったが、直ぐに元に戻り、さも懐かしいように語った。 

 

「そうですね…まず一言でいうならば、規格外な人でした」 

 

「それって、どんな?」 

 

フェイトが興味深そうに聞いてきた。

 

「とにかくどんな無茶なことでもやってのける、正に万能な人だったって事。料理と家事はダメダメだったけどね…」 

 

バルダがおどける感じで言う。 

 

「だけど…」 

 

「あの人は最高の父親だった。そして世界一強く優しい父親だった…」 

 

「「「……………」」」 

 

それからなのは達はバルダ達の話をただ黙って耳を傾けたのだった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………すみません。ちょっとシリアスな展開になっちゃいましたね」 

 

ギルバーが申し訳なさそうに言った。 

 

「いいよいいよ。ギルバー達にとってとても大切な人だってわかったから」 

 

スバルはとんでも無いといった感じに手を横に振りながら言った。

 

「そうだよ、とってもいいお父さんだったんだね…」

 

「けどあんた達のお父さん、どんな感じかまだわからないんだけど」 

 

するとティアナが怪訝そうに聞いてきた。

バルダは自慢げに一番心に残った話を語る。 

 

「父さんは昔、バイクであのテメンニグルの壁を登った事があるんだ」 

 

「「え!?」」 

 

「ち、ちょっとそれは無理なんじゃない?」 

 

ティアナはそう言うが… バルダはニヤリと笑い、

 

「なら[見る]?」 

 

といった。その言葉に疑問を持つなのは達。皆を代表してはやてが質問する。 

 

「それってどういう意味や?」 

 

「そのままの意味ですよ。そういえば俺のリンカーコア検査の結果になんか異常なエネルギー反応があったよね」 

 

バルダははやてに検査について聞いた。

 

「ん??……ああーーそうやったなぁ」 

 

だが肝心のはやては冷汗を流しながら目を逸らす。

 

「(忘れてたな、この人…)そのエネルギー反応の元を取り出せるようになったんですよ。兄さんの協力のおかげで」 

 

「へー。けどそれと何の関係があるの?」 

 

なのはがよくわからないといった感じで聞くが、 バルダは舌を指の動作にあわせて「チッチッチ」と言い、こう続けた。 

 

「これが重要何ですよ。

Come on!!リベリオン!!」

 

バルダの右手が光り、光が収まると、バルダの右手には髑髏の装飾をした大剣が納められていた。 

 

「アベンジャーがどうかしたの?」

 

どうやらバルダのデバイスと勘違いをしているらしい。

するとアベンジャー自身が怪訝そうに 

 

〈俺がどうかしたかい?〉 

 

と言った。 

 

「あれ?それじゃあこっちの大剣は?」 

 

「こいつの名はリベリオン、反逆という名の大剣だよ」 

 

「反逆?」 

 

反逆という意味がよくわからないなのは達。 

 

「そう、こいつは父さんが使っていた大剣で、悪魔に反逆を起こしたからリベリオンって名前なんだそうだ」 

 

だがそこで新たな疑問が浮かび上がる。 

 

「だけど何でバルダの中に入ってたんだ?」 

 

「それは恐らく、父さんがバルダに自身の剣を託そうと思ったからでしょう」 

 

ギルバーは仮説を立てる。するとバルダがこう言った。 

 

「まあ理由はどうあれ、最近になってリベリオンに宿っている意志に父さんの記憶を見ることが出来るようになったんだ。すなわち、父さんの戦闘映像や色々な事が見ることができるってこと」 

 

「「「へえ〜」」 」

 

「けど、人の過去を見てしまっていいのか?」 

 

ヴィータが遠慮がちに言うが… 

 

「そこは気にしない気にしない♪」 

 

バルダは悪戯をする時の子供(実際に子供だけど)の ような笑みを浮かべる。 

 

「みんなも見てみたいだろ!?なんせ伝説の魔剣士スパーダを超えた存在なんだぜぇ?戦闘についても何か参考になるかもしれないしさ〜見ようよ?」

 

バルダの言葉になのは達は好奇心にはかなわず、 

 

「「「うん…」」」 

 

と頷いた。するとシグナムが

 

「お前達の父親…ダンテはどれ程強いのだ?」 

 

見た目こそ冷静そうだが、その眼には騎士としての情熱が籠もっていた。 そんなシグナムをみたバルダとギルバー以外のメンバーは(うわぁ、またバトルマニアが出たよ)と思った。 

 

「此処にいる面子でいってもまず勝てないですね。たとえ、リミッターを外しても結果は変わりません」 

 

ギルバーがきっぱりと言った。 

 

「そ、そんなに強いの!?」 

 

「ええ、なのはさん達がテメンニグルで戦ったグリフォンを瞬殺にする程ですからね」 

 

「あたし達が手こずった奴を瞬殺にって…」 

 

「む…それほどまでに強いのか。是非この目で見たかったな」 

 

これは勝てないとなのは達は悟った。 (約一名は何か違う事を言っているが…)

 

「まあその話は置いといて、さっさと見ますかね」 

 

そう言ってバルダはリベリオンを天に掲げた。 

するとリベリオンから淡い光がして、その光は大きなモニターへと変わり、そのモニターから映像が流れ始めた…


 
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