No.496969

魔法少女リリカルなのは~転生だろうが生きるだけ~第十四話

蒼崎夜深さん

キライユとの戦闘
そして・・・
コメント、アドバイス待っております。
ですが、あまり痛いのが来ると自信がなくなってしまうので・・・
それじゃ、

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2012-10-16 22:35:19 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:3442   閲覧ユーザー数:3265

ただいま俺は、キライユの無言キャラと戦闘しているが・・・

 

「がはぁ!!・・・・・・つ、強い!」

 

元が神様だから強すぎて、反撃の糸口が見えない。反撃を入れようとしてもすぐに回避されて、攻撃をしてくる。

 

攻撃を避けたとしても、すぐに次が来て食らってしまう。そのまま連続で攻撃を食らうはめになる。

 

けど・・・

 

少しずつだが、攻撃が当たってきている!

 

「・・・・・・さっさと落ちて」

 

「誰が、簡単に倒れるかっての!!食らえ、無双正拳突き!!」

 

すぐに剣を戻してから、川神百代が使う技、無双正拳突きを出した。俺は川神百代のホログラムと訓練をしていて、使えたらどうなるか?と思って、バスタード共々訓練をしていた。

 

「きゃあああああ!!」

 

「当たった・・・ぐうっ!!」

 

攻撃が当たったのは当たったが、すぐに反撃を受けた。

 

やっぱり、本物とは威力が違うからあまり体力を削れなかったのか・・・・・・

 

「・・・・・・今のはきた」

 

無言キャラはそう言ったあいつは立ち上がった。

 

「・・・・・・私の名前を教えてあげる」

 

無言キャラもとい彼女はそう言った。

 

「私の名前は、雪那。元は雪を制する神だった。でも今は違う・・・・・・。邪心が取り付いてしまった。私達は誰にも止められない。それでも、貴方は立ち向かってくるの?」

 

「・・・・・・ああ。俺は、神様にお前らを助けてやってくれって言われたからな!」

 

「何故?私達は自我はあるけど、たまに自我とは違って破壊行動をしてしまう。それでも貴方は私達を助けるとも言うの?」

 

彼女・・・雪那はそう言った。そう言った雪那の頬に涙が流れていた。

 

「・・・・・・ああ。そのためにここに来たんだ。けど、その前に君に取り付いている邪心を取り除く。痛いけど我慢してくれ!」

 

俺がそう言うと、雪那は頷いた。

 

「うおおおおお!!アイリ、ジャッジメント!!」

 

『了解マスター!モード断罪者!!』

 

アイリがそう言うと俺のバリアジャケットが変わった。

 

ボロボロの黒のロングコートに、黒のスラックスズボンに黒い篭手、黒い剣を両手に持っている装備に変わった。

 

「・・・な、なにこの感覚。とても怖い感じがする」

 

「・・・・・・貴様の罪を償え!」

 

俺は、黒い魔力を剣に集めて俺は雪那に斬りかかった。

 

いや、雪那の邪心に直接攻撃をしかけた。

 

すると、今までの無言キャラが一転して暴言をはくやつに変わった。

 

「き、貴様なにをした!我の力が抜けていくだと!」

 

「ああそうさ。俺はこのためにジャッジメントモードを会得したんだからよ!」

 

このジャッジメントは邪心などの罪深き者、倒すべき相手を断罪する。それがこの姿だ。

 

それは、取り付いている者だったら、その取り付いている者を直接攻撃する。

 

周りから見ると普通に斬っているだけに見えるが違う。

 

「我がここでやられることなどあってたまるものか!」

 

邪心がそう言った瞬間雪那から黒い霧のようなものがあらわれた。

 

『このままあの者の体で貴様を倒そうかと思ったが我が直々に相手をしてやろう!!』

 

「貴様があいつらを乗っ取って破壊行動をしている正体か!なぜそんな事をする!」

 

『くくく・・・その方が面白いに決まっているだろうが!他人の体を乗っ取って破壊する、こんなに楽しいことはない!!だが、正体を知られた以上貴様を生かすつもりはないがな!!』

 

そう言って奴の体が構成されていき、化け物のような体が現れた。

 

「それが貴様の体か?」

 

『ああ!これこそ我の体!多くの者を殺してきた我の出来のいい体だ!!』

 

奴はそう言いながら俺のほうに突っ込んできた。

 

「アイリ、ジャッジメントのリミッターを二段階解除してくれ」

 

『でも、そうしたらアリシアを生き返らせるために使う魔力がなくなるよ!』

 

「大丈夫だ。俺に考えがある。それに一撃で決める!!」

 

俺は居合い切りの構えをした。

 

『がjがmrmじがいりgはらgにあ1ろhぎあろjgんgふぉいあjgひあおhgは!!』

 

「何言ってんだかわかるかよ!!」

 

何を喋っているのかわからない奴が近づいてくるのを目で見て俺は腰を下ろした。

 

「いまだ!食らえ、緋龍幻狼翔天牙月!!!」

 

俺は、奴の攻撃を避けてから、一気に剣を引き抜いて、翔けるように剣を奴の背中に斬りつけて、その刃に月の光が当たって不気味に光って、最後の一撃を奴の全身に斬りつけた。

 

俺の攻撃をもろに食らって奴は倒れた。

 

『な・・・何故だ!何故我が負ける!』

 

「さあな。だがこれだけは言える。俺は負けるわけにはいかないんだよ」

 

俺がそう言うと奴は黒い霧になって霧散した。

 

「さてと行くk・・・ゴハァ!」

 

俺は、ジャッジメントから普通のバリアジャケットになった瞬間吐血した。

 

『大丈夫!?マスター!!』

 

「だ、大丈夫だ。やっぱり、リスクが高いか・・・・・・」

 

俺は血を手で拭ってから、意識を失っている雪那を抱えてみんなの元に走っていった。

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

みんなの反応がある場所に着くと、フェイトに抱えられているプレシアを囲むようにみんながいた。

 

どうやらこちらの方は終わっているみたいだ。

 

「どうやらみんな無事のようだな。良かった」

 

「「「「「「「「「「「「「「春兎さん((お兄ちゃん))((ハルト))(((((春兎)))))(兄さん)」」」」」」」」」」」」」」」

 

俺が声を掛けるとみんながいっせいに俺のほうを見てきた。

 

「その子はだれ?」

 

「この子はキライユの一人だった子さ。大丈夫、もう解放してあげたから」

 

俺は、枝美姉に雪那を渡して、プレシアとフェイト、そして未だに眠っているアリシアの元に向かった。

 

「よう。よく戻ってきてくれたなプレシア。フェイトも良く頑張った」

 

俺は、フェイトの頭を優しく撫でながらプレシアに話しかけた。

 

「さて、プレシア。俺は約束した通り、今からアリシアをこの世に呼び戻す。いいな?」

 

「ええ。覚悟はとうに決まっていたわ」

 

俺が問うとプレシアはフェイトの顔を見てから、言った。

 

どうやら、フェイトにも話したようだ。その上でフェイトも合意したようだな。

 

「わかった。なら今から始める。みんな、この魔方陣の中に入らないでくれ。入ったら失敗する」

 

俺はそう言ってから、ポッドの中に入っているアリシアを抱えて魔方陣の中心に上着をかけてから置いた。

 

「さてと、アイリ。行けるな?」

 

『うん。でも、数日魔法が使えなくなるよ』

 

「ああ。わかった。それじゃいくぞ」

 

俺は、目を瞑って手を前にかざした。

 

「もう一度人生を謳歌せよ。我が命ずる、アリシア・テスタロッサ。この世界でプレシアたちと一緒に暮らせ!発動、死者転生!」

 

俺がそう言い終えるとアリシアの体が光り輝いた。

 

光が消えると、アリシアの体が動いた。

 

「・・・・・・ん~ここどこ~?あれ?お母さん?何でここにいるの~?・・・」

 

「ア、アリシア!!」

 

プレシアが起きたアリシアに泣きながら抱き付いた。

 

「痛いよ~お母さん~」

 

「ご、ごめんなさいね!アリシア!」

 

良かった。成功したようだ。

 

『成功してよかったねマスター♪』

 

「ああ。これから色々と忙しくなりそうd・・・・・・プレシア!!」

 

俺が気づいたときにはプレシアとアリシアの足元に亀裂が走っていた。

 

俺は二人の足元が崩れる前にプレシアとアリシアをこちら側に引っ張った。

 

「お兄ちゃん!!」

 

「春兎さん!!」

 

「おにぃ!!」

 

三人の悲痛な声が聞こえる。

 

「くそが!」

 

プレシアとアリシアを急いでこっちに引っ張った弾みで俺は、亀裂が起こした穴に落ちた。

 

「春兎!!」

 

俺は、ギリギリで掴んでいる足場から手が離れそうになっていて、プレシアに手を引っ張ってもらっている状態になった。

 

「プレシア離せ!お前まで落ちてしまう!」

 

「嫌よ!あなたがいてくれたからアリシアが生き返ってくれた!それにフェイトとも仲良くなれたのに、そうしてくれたあなたを失くしたら私は・・・私は・・・!!」

 

プレシア・・・・・・

 

俺は、必死になって引っ張ってくれるプレシアの目を見てこう言った。

 

「俺は、お前が素直になってくれたからやってまでだ。それにもう俺の手を借りなくてもお前達は幸せに暮らせる。俺はそう思っている。だから、手を離してくれ・・・プレシア・・・」

 

俺は、プレシアにめい一杯の笑顔を向けてそう言った。

 

「そんな・・・!!嫌よ!あなたとお別れなんて嫌よ!」

 

「お別れはしないさ・・・今ここで一つ言う。俺はちゃんと帰ってくる。だから、みんなとさよならはいわない。またな・・・・・・」

 

俺はそう言ってプレシアの手を払った。

 

「ああ・・・春兎ーーー!!」

 

俺は、プレシアの悲鳴を聞きながら虚数空間に落ちていった。

 

後の事は頼んだぞ。クロノ・・・・・・

 

俺の意識はそこで途絶えた。

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

クロノSIDE

 

春兎が虚数空間に落ちた。

 

誰もがそれを目の前で虚数空間に落ちていった。

 

くそ、春兎はこの事を考慮したうえで僕に頼んだというのか・・・。

 

手際がいい。

 

「プレシア・テスタロッサ。悲しんでいるところすまない」

 

「何よ!」

 

「春兎から、預かっているものがある。まずはこれからだ」

 

そう言って僕は春兎に渡されたデータを再生した。

 

『えーとこれを見ているということは俺に何かがあったということになるな。こんな形でお前にプレゼントを渡すことになってすまない。まずはクロノに渡してあるものから説明する。俺の知り合いから作ってもらった若返りの薬だ。それを飲めばお前の歳は二十歳ぐらいになる。これが俺からのプレゼントの一つで、もう一つは渡してあるはずだ。おっと、時間だ。まあ、ちゃんとみんなの前に帰ってくる。それだけは絶対条件だ。またな・・・・・・・・・』

 

そこで、再生は終わった。

 

若返りの薬なんて作れるものなのか?

 

まったく面白いものを預けてくれる。

 

僕はそう思いながらもプレシア・テスタロッサに薬を渡した。

 

「これが僕が預かっていたものだ。ちゃんと渡したからな」

 

「クロノ君!春兎さんはちゃんと帰ってくるよね!」

 

なのはが聞いてきた。

 

「わからない。虚数空間から戻ってきたという事例がないから何ともいえない」

 

そういうしかなかった。

 

「でも、春兎は帰ってくるさ。こんなものをおいていったんだから」

 

僕は信じているぞ。

 

君が帰ってくることを。

 

クロノSIDE END

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

 

「あとがきコーナー」

 

「無印編が今回で終わったけど、春兎君が虚数空間に落ちてしまって居ない・・・今回は緊急ゲストの・・・・・・」

 

神様もといマナカさん

「神様のマナカじゃ。よろしく頼む」

 

「マナカさん。春兎君が虚数空間に落ちてしまったわけですが、何か対策はしているんですか?」

 

マナカさん

「いや、いきなりじゃたから何も対策は出来ておらん・・・あやつが無事だと良いが・・・」

 

「そうですね・・・。さきの事はわかりませんが、次回予告お願いしても?」

 

マナカさん

「あいわかった。どれどれ・・・虚数空間に落ちた春兎。虚数空間に落ちたもので誰一人戻って来れたものはおらん。さあ、春兎はどうなってしまうのか」

 

影&マナカさん

「「・・・・・・次回、魔法少女リリカルなのは~転生だろうが生きるだけ~お楽しみに・・・」」

 

 


 
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