No.479878

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 貴公子と軍人ーA young noble and a military man ー

ザルバさん

箒の引越しが決まった日、箒は一夏に宣言する。

2012-09-04 22:52:45 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3474   閲覧ユーザー数:3339

「ただいま~」

「一夏、どこに行っていた!」

「どこって、他に逃げ遅れたやつが居ないかと思って探してたんだよ。」

「だがその後は何をしていた。」

「セシリアと鈴のことだから自分らで時間稼ぎしようと思ってるんだろうと思って探してたんだよ。そしたらウルトラマンが空に光を放っただろ。そこからわからなくなって闇雲に探してたんだよ。」

「そ・・・そうか・・・・すまない。私も心配したんでな。」

 その時、コンコンと扉を叩く音がする。一夏が扉を開けるとそこには山田先生が居た。

「山田先生、どうしたんですか?」

「はい、引越しです。」

「引越し?」

「あ、ごめんなさい。主語がなかったですね。引越しするのは篠ノ之さんです。部屋の調整がついたので今日から一緒に同居しなくてもすみます。」

「そういうことですか。」

「ま、待ってください。それは今すぐじゃないといけませんか?」

「それはそうです。いつまでも年頃の男女が同室で生活というのは問題がありますし、篠ノ之さんもくつろげないでしょう?」

「い、いや・・・わたしは・・・」

「箒、俺もそう思うぜ。さすがにこれからという年頃の女の子が男と一緒の部屋に居るのは問題だと思うぜ。」

 それにそれだとこっちも動きやすいしな。

「わ、わかった。先生、すぐに部屋を移動します。」

「俺も手伝うよ。」

「い、いや。さすがにそれはちょっと・・・」

「?なんか問題でもあるんなら手伝わないが・・・」

「そ、そうしてくれ。」

「(下着とか見られたら恥ずかしいし・・・)」

 箒と山田先生先生はテキパキと荷造りをして、箒は部屋から出て行った。一夏はベッドに寝転び、エボルトラスターを取り出した。

 いつかは皆にもばれるかもしれない・・・・その時俺は・・・

 その時扉を叩く音がする。一夏が出るとそこには箒がいた。

「どうした箒。忘れ物か?」

「いや・・・・ら、来月の学年別トーナメントだが・・・」

「?」

「わ、私が優勝したらー」

「つ、付き合ってもらう!」

「・・・・・はい?」

 

 数日後

「シャルル・デュノアです。この国では不慣れなことも多いかと思いますが皆さんよろしくお願いします。」

「「「「き・・・・」」」」

「き?」

「「「「キャァァァァァァァァァァァァァァァァ」」」」

「うわ!」

「二人目の男の子!」「しかもうちのクラス!」「これで夏の新刊は決まりだね!」

「静かにしろ馬鹿ども。」

 千冬の一言でクラスの皆はピタリと声が止む。

「・・・・・・・・・・」

「挨拶しろ、ラウラ。」

「はい、教官。」

「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、お前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ。」

「了解しました。」

 教官って言ってたてことはこいつもしかして・・・・

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

「・・・・・あの・・・以上ですか?」

「以上だ。」

 軍人だな・・こいつ

そんな時ラウラと目が合う一夏。ラウラは一夏に近づき、平手打ちをするが一夏は薬指でそれを止める。

「いきなり挨拶が平手打ちとは思わなかったな。」

「・・・貴様・・・私は認めない・・・貴様が教官の弟などと・・」

 クラスの空気が冷え切ったところを千冬が奪回する。

「あ~ゴホンゴホン。ではHRを終わる。各自すぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は2組と合同でISの模擬戦を行う。」

 ぱんぱんと千冬は手を叩き、行動を促す。

「織斑。デュノアの面倒を見てやれ。同じ男同士だろ。」

「わかりました。」

 

「君が織斑一夏君だね。僕は・・・」

「そんなことより急いだほうがいいぞ。そろそろ・・・」

 刹那、他のクラスの女子が嵐のごとく押し寄せてくる。

「ああ!転校生発見。」「しかも織斑君と一緒よ。」「者ども出会えー!」

「何で皆騒いでいるの?」

「そりゃ俺たちが男だからだよ。」

「!う、うん。そ、そうだよね。」

 なんかこいつおかしいな?・・・・て、そんなこと思ってる場合じゃないか。

 そうこうしている内に女子たちが道を塞ぐ。

「逃がさないよ~。」「ここまでね。」

「ど、どうしよう。」

「デュノア。」

「な、何織斑君?」

「ちょっと荒技するから耐えろよ。」

「え?どういう・・・」

 一夏はシャルルをお姫様抱っこし、窓から飛び出し、木と木を飛び移り移動する。その光景を見ていた一部の女子は鼻血を吹いて倒れる。

「男同士のお姫様抱っこ・・・」「マーケットのネタはこれで。」

 いろいろと元気な女子のようです。

 

 そして一夏とシャルルはアリーナの更衣室に到着した。

「ふう、結構久しぶりにやったな。大丈夫か、デュノア?」

「シャルルでいいよ、織斑君。でもすごすぎて物も言えなかったよ。」

「そっか。俺も一夏でいいぜ。」

「うん。よろしく、一夏。」

 一夏は後ろを向いて着替えていた。制服を脱ぐとISスーツを着ていた。

「あれ?一夏って制服の下に着てるの?」

「ん、まあな。そっちはもう着替え終わったのか?」

「う、うん。」

「そのスーツ着やすそうだな。」

「あ、うん。デュノア社製のオリジナルだよ。ベースはファランクスだけどほとんどフルオーダーだよ。」

「デュノア?デュノアって量産期ISシェアが世界第三位の?」

「うん。父がね社長なんだよ。」

「そっか。その気品も納得だな。」

「そ、そうかな・・・」

「ああ。」

 そして一夏とシャルルはグラウンドに向かった。

 


 
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