No.467359

妹が俺離れしてくれない―面倒な妹の日常に巻き込まされてる俺の日常―

なし水さん

学校で張り付くなこのアホ。
学校で愚妹に振り回される俺の話。

2012-08-08 23:16:56 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3241   閲覧ユーザー数:2912

「おはよう、良介、なのは」

 

「うい、おはよーさん」

 

「おはよー・・・」

 

ねみーよ畜生。

これもすべて愚妹のせいである。

 

「おはよう。

2人共なんだか眠そうね?」

 

「眠いなんてもんじゃないって母さん。

またこいつ俺のベッドに入り込んでたんだぜ?

勘弁して欲しいんだけど・・・」

 

「でもなのはの胸揉んでたよね!

良介お兄ちゃんったらもう・・・エッチ!」

 

いやいや、違うから。

揉みたくて揉んでた訳じゃないから。

 

「あらあら、良介ったら朝から大胆ね?

いい加減なのはと結婚しちゃいなさいよ」

 

「誰がこんな愚妹と結婚するかと。

いくら太っててブサイクな俺でも嫌なんですけど」

 

「あっ、良介お兄ちゃんひどい!

今のは私も傷ついたよ!?」

 

悪かったって。

でもさ、そもそも兄弟って結婚できなくね?

 

「愛さえあればそんなもの・・・!」

 

「いや良くないから。

全然良くないから」

 

「2人共、仲がいいのはいいことだが、学校はいいのかい?」

 

時計を見る。8時。

 

「あっ」

 

「オワタ。

時既にお寿司だろこれ」

 

バスの時間まで2分とかないわー。

 

 

 

「なのは!」

 

「相変わらずバニングスさんの挨拶の中に俺の名前が無い件」

 

いくら俺が太ってても、妹に体格的インパクトでは劣ってない・・・と思いたい。

 

「あはは・・・おはよう、良介君。

なのはちゃんもおはよう」

 

「あ、うん、おはよう」

 

「おはよう~」

 

そして繰り広げられるガールズトーク。

俺じゃついてけんので、諦めて前の席に座って窓の外を眺める。

 

「あ、国語の教科書忘れたの。

良介お兄ちゃん、国語の時間教科書見せて!」

 

またか。なんて奴だ。。

そうやって丁度隣の席だからってわざと忘れるのヤメレ。周りからの視線で俺のSAN値がヤバくなるだろ。

あとにやけながら言うんじゃありません。

 

「でも、見せてくれるよね?」

 

「はいはい」

 

やはり妹には勝てない。

 

 

 

昼休み。

嫌がってるのを横目になのはに引っ張られた。

 

「なのはさんなのはさん、自分で歩けるから引っ張らないで。手を離して」

 

「離したら逃げるからヤダ!」

 

(´・ω・`)

 

「ごめーん、遅くなっちゃった!」

 

「遅いわよ、なのは!」

 

やはりバニングスさんの一言の中に俺の名前が入ってない件。

絶対この人俺の事嫌ってるだろ、常識的に考えて・・・。

 

「嫌ってはないと思うよ?

ね、アリサちゃん?」

 

「アリサちゃん、良介お兄ちゃんのこと嫌いなの!?」

 

「えっ、いや、あんた、なのはより影薄いから・・・」

 

体格面の問題かと思ってたんだが、全く違うようで。

しかし、ここまでシカトが酷いと嫌われてるようにしか思えないんだよな。

 

「いい、アリサちゃん?

良介お兄ちゃんはね(ry」

 

お前はもう黙っててくれ。

なんかすげえ「メンドクセー」って言いそうな顔だから。

 

「聞いてる!?」

 

「あ、ああ、うん、聞いてるわよ、聞いてる・・・・・・・・・ハァ」

 

「ほっといていいの?」

 

「俺じゃ止められんので」

 

 

 

「将来かぁー・・・。

アリサちゃんとすずかちゃんはもう結構決まってるんだよね?」

 

「うちはお父さんもお母さんも会社経営だし、いっぱい勉強して、ちゃんとあとを継がなきゃ・・・ぐらいだけど?」

 

「私は機械系が好きだから、工学系で専門職がいいなと思ってるけど」

 

「そっかぁ、2人ともすごいよねぇ・・・」

 

「でも、なのははこいつと喫茶翠屋の2代目じゃないの?」

 

やめてくれませんかねバニングスさん。

そういうの聞くと寒気する。

てかこいつと結婚する奴は大変な希ガス。

 

「それに関しては大丈夫だよ良介お兄ちゃん!

なのはは良介お兄ちゃんとしか結婚する気ないから!

 

良介お兄ちゃんとやるっていうのならそれも将来のヴィジョンの1つではあるんだけど、やりたいことはなにかあるような気がするんだけど、まだそれがなんなのかはっきりしないんだ。

私、特技も取り柄も特にないから・・・」

 

誰か今の会話のどこに大丈夫な要素があったか教えてくれ。

もう訳ワカメ。そう思ったときに飛んできたレモンが俺の顔に当たるとかもうね。

 

「松田!誰を撃っている!」

 

「自分からそういうこと言うんじゃないの!」

 

「そうだよ!

なのはちゃんにしかできないこと、きっとあるよ?」

 

聞いてよ。

 

「大体あんた、理数の成績はこの私よりいいじゃないの!

それで「取り柄がない」とはどの口で言うわけ!?」

 

「だってなのは、文系苦手だし、体育も苦手だしー!」

 

「言い訳乙」と言いそうになったのを無理やり押し込めて。

 

「2人ともダメだよ!ねえ、ねえってば!

良介君も手伝って!」

 

ざんねん! わたしのぼうけんはここでおわってしまった!


 
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