No.466041

魔法少女リリカル的ななにか 第二章 暴走モード

天文さん

違う作品のアイデアがぽっと浮かぶとそちらに意識がいってしまう。というわけで2作同時進行しようかな・・・・・・

2012-08-06 17:31:37 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2454   閲覧ユーザー数:2220

 

 

 

クリスとの模擬戦チックなバトルも終わり、現在は六課の部隊長室

10年も行方をくらましていた理由をなのは達に教えることになったのだが

 

「かくかくしかじかのこれこれうまうま」

 

「大体わかった」

 

そこは割愛

 

 

 

 

そして六課新人四人組、一年経ってるから新人って言っていいのかは不明だが・・・・・・

正直彼女達は原作との違いは全くといっていいほどない。魔力が少し多く感じられた程度ではあるが・・・・・・

 

「初めましてこにゃにゃちわ、神楽悠斗です。趣味は一人ブタミントン特技はセクハラ、好きな言葉は働きたくないでg「少し頭冷やそうか・・・・・・」NoThankYou・・・・・・」

 

視界がピンクに染まった

 

カット

 

互いに簡単な自己紹介を済ましたところで再び部隊長室

今度はなんぞと思ったが俺の今後について

行方不明扱いになる前は呼び出されたら出撃する――今思えば無茶な要求だが――臨時局員としていたわけですが

 

「10年前の人間がイキナリもどってきましたー!なんて書類送ったところで頭がおかしいと判断されるだけやないか・・・・・・」

 

はやての頭痛が有頂天

 

「安心しろ狸、今の俺なら管理局に土下座するくらいどうということはない」

 

「土下座で済むなら苦労しないと思うの・・・・・・」

 

「何を言うかなのちゃんや、今の土下座はすごいぞ。スライディング土下座やダンシング土下座、月面宙返り土下座などなどその他etc・・・・・・。数え上げたらキリがない」

 

奥が深いんだねとフェイトが関心しているがまぁもちろん嘘。できないことはないんだろうけどしたくない

 

「まぁええわ、グレアムおじさんに掛け合ってみるとして・・・・・・。悠斗君はどうしたい?」

 

「働きたくないd「お口チャック」・・・・・・」

 

『働きたくないでござる!』

 

『ッ!こいつ頭に直接・・・・・・』

 

などと遊んでる場合でもなく

 

「もう面倒だから民間協力者でいいんじゃね?」

 

ということで無印のころのなのちゃんと同じ扱いに・・・・・・

 

「まぁ今んとこはそれでええやろ。また今度魔導師試験受けてもらうけど・・・・・・異論は認めないで」

 

先読みしないでください、お願いします!

 

 

カット

 

 

民間協力者として六課に所属することになったわけですが

 

「模擬戦でSLB放つとかおかしいと思うの・・・・・・」

 

「アレは悠斗が悪いね、BJとはいえスカート捲りはさすがに駄目だと思うよ?」

 

模擬戦と言う名の殺戮を無事にやり過ごし、現在は食堂でランチタイム

ちゃうねん、まともに戦っても面白みないなーとか思って、ちょっとした出来心だったんですよ

それなのになのちゃんは・・・・・・、しばらくピンク色がトラウマになりそう

 

「自業自得ってやつだね、ところで君は午後の予定はどうするつもりだい?」

 

「んー、扱いが協力者だから正直事が起きるまで暇なんだよなー。ぶらついてくるかな・・・・・・」

 

「それなら僕もお供しようじゃないか、君一人で放置すると何かしでかしそうだしね」

 

心外である

 

 

 

 

というわけでやってきたのは『首都クラナガン』

人多すぎて速攻酔いそうですハイ

 

「さて悠斗、これはどういうことかわかるかい?」

 

「わからないしわかりたくもなければ聞きたくもありません、その腕を離せ」

 

「昼間から腕を組みながらウインドウショッピング、これは誰がどう見てもデートだね」

 

「デートじゃねぇから、現実を見ろ。そして腕を離せ」

 

腕がミシミシ言ってるんだよさっきから!俺の周りには骨を軋ませる系女子が多すぎる!!

 

「その態度は所謂ツンデレだね・・・・・・、男のツンデレもなかなかどうして・・・・・・」

 

「お前の脳内どうなってんの?お花畑ってレベルじゃねーぞ!」

 

などと喚き散らすが当然のようにクリスは腕を離すつもりはなく、そのまま引っ張られる形でデート(絶望)は始まった

 

 

 

「それでこれからどうすんのよ」

 

「予定は未定ってやつだね、適当に歩きながら考えようか」

 

ぶらぶらと歩きながら途中足を止め、ショーウインドウに飾られている服などを見るクリス

傍目から見れば完璧に美少女しているのは認めよう

だが男だ

 

「凄く失礼な事を考えていないかい?」

 

気のせいである、口笛を吹きごまかしながら俺も何かないかと辺りを見渡すと

 

 

 

 

 

 

  Side チンク

 

私は今首都クラナガンに来ている

先を歩くのは妹のウェンディにノーヴェ、それにセインと共に今日は買い物に出かけていた

ドクターからたまには外の空気を吸ってくるものいいのではと言われ、それを聞いていたセインも便乗し、私の事を慕ってくれているノーヴェとウェンディとここまできたのだが

 

「それにしても人がゴミのようっすねー」

 

「駄目だ、私こういう人ゴミ苦手だ・・・・・・」

 

ノーヴェが既にノックダウン寸前なのである

姉としてはあまり無理をさせたくはない、どうしようかと悩んでいると

 

「ウェンディは私に任せてノーヴェを介抱して上げるといいですよん」

 

セインが告げてきた

 

「セイン・・・いいのか?ウェンディはその・・・・・・かなり動き回るぞ?」

 

「別にいいですよー、私も遊びに来たわけですし、ウェンディに付き添ってたほうが色々動きやすそうですしねー」

 

「すまないな・・・・・・、ほらノーヴェ私達はあそこで休んでいよう」

 

「ごめんなさいチンク姉・・・・・・」

 

「構わないさ、妹は姉に甘えるものだろう?それではセイン、ウェンディを頼んだぞ」

 

頼まれましたよーと言いながら既に先に言ってしまったウェンディを追いかけていくセイン

私はノーヴェを支えながら公園に向かう

 

「ほらノーヴェ、少し横たわるがいい」

 

公園につき、私は芝生に腰を下ろす。自身の太ももをポンポンと叩きながらノーヴェを寝かせようとした

 

「・・・・・・ありがとうチンク姉」

 

さすがに恥ずかしいのだろうか、しかし観念したようでちゃんと横になってくれた

 

「膝枕をするなんて初めてだ、楽になったかなノーヴェ」

 

「幾分かー、少し寝させてもらってもいいかな・・・・・・」

 

構わないよと言い、私も少し目を閉じる

いい天気だ、日頃研究所から出ることはあまりないのでこのように外で休むのもたまには悪くない

そう思いつつノーヴェの頭を撫でる、彼女はすぐに寝息を立てながら眠っている

そんな様子に私は頬を緩ませる、この子は何故か何時もイライラしているというか、怒っているというか・・・・・・

他の姉妹ともそれなりに連携が取れてはいるのだが、このままで良いのだろうかと思っていたのだが

 

(こんな寝顔を見せられたらそんな考えなんて消えてしまうな・・・・・・)

 

彼女の寝顔は凄く安らかで、安心しきっている

そんな寝顔を見ていたら私も眠くなってきた

少し位はいいだろうと思い私も睡魔に身をゆだねた

 

 

 

 

 

「ん・・・・・・んん・・・・・・」

 

人の気配で目を覚ます、目の前には一人の男性と眼帯をした女性

何者だ?そんな考えを吹き飛ばすように

 

「おいクリス間違いない!チン○だチン○!!」

 

目の前の男から発せられた言葉で私の意識は止まった

 

 

 

 

 

 

 

  Side 神楽 悠斗

 

 

公園に向かう2人の少女が目についたわけだが、どこかで見たことがある

眼帯に銀髪・・・・・・

 

「どうしたんだい?」

 

横にいるクリスを見る、眼帯に銀髪

 

「お前ドッペルさん?」

 

「ドッペルゲンガーをそんなに可愛らしく呼ぶ人を初めて見たよ」

 

呆れられている、ドッペルさんいいじゃん、おかしくないじゃん

 

「それは置いといて君には僕が偽物に見えるかい?」

 

「性別的な意味合いでは偽もn「お巡りさんこの人です」お前も一種のお巡りさんだろうが」

 

「そうとも言うね、それでどうして急にドッペルさんなんて言い出したんだい?」

 

・・・・・・・・・少年説明中

 

 

 

「なるほどね、この世界で似ている存在と言ったらチンクかな?」

 

あー、眼帯してる娘が確かにいた気がする

なんていうか外見そっくりすぎるんだよねお前ら、身長は差があるけど

 

「あぁうんチンクねチンク、思い出した」

 

「それでチンクが公園に向かっていたのを見たと・・・・・・。それじゃあ僕達も公園に行こうじゃないか」

 

・・・・・・Why?

 

「ここで捕まえてスカリエッティのアジトを聞き出してみるのも面白いと思わないかい?」

 

「その案採用で」

 

というわけで俺たちも公園に向かって抜き足差し足忍び足・・・・・・

 

無事に木に寄りかかりながら眠っているチンクと・・・・・・

 

「誰ぞあれ」

 

「アレは・・・・・・。ん~・・・・・・多分ノーヴェじゃないかな?遠くからじゃよくわからないけどね」

 

「それじゃあ近づくべ、とっ捕まえるべ」

 

「お主も悪よのぉ・・・・・・」

 

「ぐへへ、お代官様程では・・・・・・」

 

「ぐへへとか言うと気持ち悪いからやめてくれないかな」

 

「ネタをふってきたのはお前だろうが!!」

 

解せぬ

 

近づいて確認しようとするとどうやら起こしてしまったらしい

こちらを見て少し警戒するようにしている

しかしここまで近づいた結果はあったこいつは間違いない

 

「おいクリス間違いない!チン○!チン○!」

 

・・・・・・・・・・・・What?

 

「チン○チン○チン○チン○チン○チン○チン○チン○チン○」

 

「悠斗・・・・・・・・・さすがに公衆の面前でそんな事を言うのはどうかと・・・・・・」

 

クリスが半端なく後ずさっていく

 

「違う違う違う!クって言ってるから!勝手に自主規制の音が重なってるダケダカラ!つーかこんなことするのお前だろう兼元!!!」

 

《バレたなら仕方あるまい》

 

今すぐこのデバイスを壊したい、ちなみに兼元の待機状態はネックレスである

 

「何してくれてんの!?せっかくのファーストコンタクトをどうしてくれてんの!?」

 

《いやなに、少しインパクトが強いほうが忘れられないというものであるぞ主よ》

 

確かに忘れられないだろうね、トラウマ的な意味合いで

 

「ひっく・・・・・・ひっく・・・・・・」

 

そばから聞こえてくる声に恐る恐る見ると、チンクがガチ泣きしている

ノーヴェからは視線だけで殺せる勢いで殺気が飛ばされている

クリスからはゴミを見るような目で見つめられている

さらに周りには何があったのだろうかと、野次馬共がわらわらと・・・・・・

 

「ごめんなさい、取り敢えずこっちに!!」

 

社会的に死ぬ前にチンクの腕を掴みその場から離脱する

背後から何か叫び声がしたような気がするが聞こえない

 

そのまま暫く走り回り俺は少し寂れた喫茶店に逃げ込むのであった


 
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