No.459635

~少年が望んだ世界と力~

第十二話 登場、時空管理局!!

2012-07-26 10:12:07 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:5839   閲覧ユーザー数:5251

「ストップだ!」

 

なのはとフェイトがレイジングハートをバルディッシュをぶつけようとした時、突如声が聞こえた。

その言葉の後、レイジングハートとバルディッシュを受け止めた。

二人の間には黒いバリアジャケットを着た一人の少年がいた。

 

「ここでの戦闘行為は危険すぎる!」

 

ついに現れたか。

 

「時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。詳しい事情を聞かせてもらおうか」

 

時空管理局執務官、クロノ・ハラオウン。

またの名は、K・Y。

 

「時空・・・管理局」

 

「まずは、二人共武器を引くんだ」

 

クロノがなのはとフェイトを地上に降ろす。

 

「このまま戦闘行為を続けるなら。はっ!」

 

クロノが警告をしてる中、クロノに向ってオレンジ色の魔力弾が放たれた。

 

「くっ!」

 

クロノはシールドを展開し、魔力弾を弾いた。

 

「フェイト、撤退するよ!離れて!!」

 

アルフがフェイトを逃がすためになのはとクロノに威嚇射撃を放った。

フェイトは撤退する前にジュエルシードを回収しようとジュエルシードに向っていった。

しかし、そこにクロノが放った魔力弾が飛んでいき、フェイトに当たろうとした。

 

「はっ!くっ!「クワァー!!」!!!」

 

空中で何かが複数、クロノの魔力弾を全て弾き、フェイトの肩に乗ったりフェイトの前で止まったりしている。

フェイトが自分の目の前と肩に乗っている物に目を向けた。

 

「ファ、ファング!」

 

「グワァー♪」

 

フェイトを守り、肩に乗っているのはファングだった。

 

「それにカブト達も!」

 

ファングと同じようにフェイトを守り、目の前にいたのはカブト、ガタック、ザビー、ドレイク、ダークカブト、カブティックゼクター達だった。

 

「な、なんなんだ!あれは!」

 

「あいつらは恐竜の形をしたのがファング、虫の形をしたのがゼクターだ」

 

『MOBILE RIDE! GOUF GUSTOM! Z GUNDAM THIRD UNIT B TYPE! Ver GRAY! GUNDAM GP02 PHYSALIS!』

 

『KAMEN RIDE! LEANGLE!』

 

俺は仮面ライダーレンゲルと「MS-07B3 グフカスタム」、「RX-78GP02A ガンダム試作2号機 サイサリス」、「MSZ-006-3B グレイ・ゼータ」の3機を召喚した。

 

「こ、こいつら!一体何処から!?」

 

突然現れたレンゲルとグフカスタム,ガンダム試作2号機 サイサリス(以降 サイサリス)Zガンダム3号機B型 グレイ・ゼータ(以降 グレイ・ゼータ)にクロノは驚いている。

 

「アポロン、こいつらの制御は任せるぞ?」

 

「イエス、マスター。ところで身体の疲れは?」

 

「今はそんなのどうでもいい。フェニックス解除」

 

「フェニックス解除」

 

レンゲルとグフカスタムの制御をアポロンに任せ、フェニックスを解除させた。

 

「氷竜、炎竜、風龍、雷龍、ボルフォッグ、お前達は手をだすな」

 

「はい」

 

「了解!」

 

「分かりました」

 

「了解だ」

 

「了解です」

 

氷竜達に手をださないように命令した。

 

「あれがフェニックスさんの本当の姿?」

 

「そうみたいだね」

 

(なんか。野田君に似てるような)

 

「あれがあの人の正体」

 

(どうしてあの人がファングとカブト達を知ってるの?それに・・・あの人。どこかで見たような)

 

「なんのまねだ?」

 

なのはとフェイトが変身を解いた状態の俺を見ている中、クロノは俺の行動が理解出来ないため、質問をしてくる。

 

「単に別の奴に変身するために解除しただけだ」

 

そういいながら俺は、どことなく白いソフト帽を取り出す。

 

「それから、お前に言っておくことがある」

 

「・・・なんだ?」

 

クロノはS2Uを構える。

 

「撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだぜ・・・ボーイ?」

 

「なんだと!」

 

「ガイアメモリを仕事に使わないのが俺のポリシーだったんだが・・・やむおえん」

 

更に俺は懐に入れておいた仮面ライダーW「ダブルドライバー」のプロトタイプ、変身ベルト「ロストドライバー」をバックル状態で取り出し腰に装着、バックルからベルトが伸長し、バックルに装着された。

そして、更に懐からある物を取り出した。

あらゆる「地球の記憶」を収めた、10cm程のUSBメモリ型生体感応端末「ガイアメモリ」。

その中の人間の身体能力を極限まで引き出すことが出来る「骸骨の記憶」を宿したガイアメモリ

「スカルメモリ」を取り出し、スカルメモリのスイッチを入れた。

 

『SKULL!』

 

スカルメモリのスイッチを入れたことでメモリに封印されていた「地球の記憶」を表す電子音声「ガイアウィスパード」が流れ、メモリが起動した。

スカルメモリをロストドライバーのメモリスロットに入れ、展開した。

 

『SKULL!』

 

「変身」

 

変身すると同時に風が巻き起こった。

変身した姿は黒と銀を基本カラーとし、頭蓋骨を模した顔に白いマフラーを身につけている。

そして、白いソフト帽を頭部にある「S」字の傷模様を隠すように被った。

俺は「仮面ライダーW」の世界の仮面ライダー「仮面ライダースカル」に変身した。

 

「な、なんだその姿は!?」

 

スカルに変身した俺を見て、クロノは動揺している。

 

「俺の名は、仮面ライダースカル」

 

「仮面ライダー?・・・スカル?」

 

クロノは名前を繰り返した。

 

「さぁ、お前の罪を」

 

右手を前に出し、

 

「数えろ」

 

スカルの決め台詞とポーズをとった。

 

「僕に数える罪はない!!」

 

クロノはS2Uを構え、魔力弾を撃ってきた。

そこに先程召喚したグフカスタムとサイサリスが前に出て「シールド」と「NR-SH-02-RX/S-0013 ラジエーターシールド」を使い守ってくれた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「お怪我は?」

 

「大丈夫だ。すまないグフカスタム、サイサリス。あとついでに少しの間あいつの相手をしておいてくれ」

 

「はっ!お任せを!」

 

グフカスタム達にクロノの相手を任せた。

やっぱりノリス大佐とガトー少佐はカッコイイな。

 

「ま、待て!!」

 

「貴様の相手は我々だ、小僧!!」

 

グフカスタムがそう言うとサイサリス、グレイ・ゼータが左右に別れ、グフカスタムはシールドに装備された「6銃身75mmガトリング砲」をクロノに向け、正面から向って行った。

 

「!!誰が小僧だあぁぁっ!!!」

 

グフカスタム達にクロノの相手を任せた後、俺はフェイトに近づいた。

 

「怪我はないか?」

 

「は、はい。ファング達が守ってくれましたから」

 

「そうか」

 

フェイトに怪我がなかったのでホッとした。

 

「あの、どうしてあなたは、ファング達を知ってるんですか?」

 

「・・・残念だが今は説明している余裕はあまりない。・・・カブトゼクター」

 

カブトゼクターは俺に呼ばれるとジュエルシードを持って近づいてきた。

 

「ありがとう」

 

「♪」

 

ジュエルシードを受け取り、カブトゼクターにお礼をいい、撫でるとカブトゼクターは嬉しいそうにしている。

 

「さて、君に一つだけ聞きたいことがある」

 

「・・なんですか?」

 

「君はなぜこれ(ジュエルシード)を集めている?」

 

理由は知ってるけど、一応聞いてみた。

 

「・・・母さんがそれを求めてるから」

 

「それが君がジュエルシードを集める理由か?」

 

「・・はい。母さんが・・・待ってるから」

 

「・・・・そうか」

 

俺は、今まで回収したジュエルシードが封印されているラウズカードを取り出した。

 

「レンゲル」

 

「・・・・」

 

レンゲルは無言のままこちらに近づき、ラウズカードを一枚取り出し、レンゲルラウザーにラウズした。

 

『REMOTE』

 

ラウズカード、クラブの10「REMOTE TAPIR」

クラブの10に封印された「テイピアリモート」が発動し、ラウズカードに封印されていたジュエルシードを解放した。

本来はラウズカードに封印されたアンデットを解放して操る能力である。

 

「ならば・・・持っていけ」

 

「えっ?」

 

俺は、昨夜ジュエルシードを渡したのと同じように、今まで回収したジュエルシードを全て差し出した。

 

「き、貴様!何を!」

 

「余所見をするとは余裕だな!!」

 

「くっ!」

 

クロノがなんか言ってたけど・・・無視しよう。

 

「あ、あの!どうして?」

 

「さぁ?ただの気まぐれだ。「マスター!」・・・!」

 

フェイトにジュエルシードを渡そうとした時にアポロンが叫び、俺は後ろを振り返った。

振り返るとクロノが放った魔力弾、動きからしてスティンガースナイプだろう、それが俺とフェイトに向って来る。

 

「おっと!」

 

スティンガースナイプが命中しようとした時に黄色の機体、グレイ・ゼータが俺とフェイトの前に立ち、シールドでスティンガースナイプを防いでくれた。

 

「俺を忘れてもらっては困るな。行くぞ!」

 

そう言ってグレイ・ゼータは大型ビームランチャーとビームマシンガン内蔵型サブユニットのビームマシンガンを放ちながらクロノに向って行った。

 

「ふぅ、今のはちょっと危なかったな。さて気を取り直して・・・持っていけ、フェイト・テスタロッサ」

 

俺はフェイトにジュエルシードを差し出した。

よくよく考えたら、昨夜とほとんど同じことをしてるな。

 

「えっと、ありがとう・・・ございます」

 

差し出したジュエルシードをフェイトが受け取った。

 

「礼なら必要ない。さっきも言ったがただの気まぐれだ。それよりも早く撤退したほうがいい。彼に捕まりたくないんだろ?」

 

そういいながらグフカスタム達と戦っているクロノの方を見る。

 

「・・・はい」

 

「なら、早く撤退しろ。彼の足止めは俺達がしておいてやる。だから安心しろ、フェイト」

 

「あっ」

 

「フェイト、撤退しよう!」

 

「う、うん」

 

フェイトとアルフは撤退していった。

 

「さて、俺ももう少ししてから参戦するか」

 

そう言って俺はしばらくの間クロノ達の戦いを観戦することにした。

 

 

クロノSide

今回の任務はロストロギアの回収とその関係者から事情を聴きだすことだった。

しかし、黒い魔導師の使い魔が攻撃し、その主人がロストロギアを回収しようしたため僕は攻撃をおこなった。

それを恐竜と昆虫の形をした小型の機械に防がれた。

その小型の機械の正体を知り、頭部までバリアジャケットに覆われた人物は銃の形をしたデバイスにカードのような物を入れ、デバイスから音声が流れると何処からか全身が水色、黄色、大型の盾を持ち、1人は目が一つしかないロボットのような姿をした人物、デバイスを持っている人物と同じような人物が現れた。

そしてデバイスを持っていた人物はバリアジャケットを解除し、男だと分かった。

投降するつもりかと思ったがその考えはすぐに無くなった。

男は懐からなにかを取り出して腰に装着し、更にUSBメモリを取り出したと思うと「スカル」と言う音声を流し、腰のベルトに入れた。

するとさっきとは全く違うバリアジャケットを展開した。

男はバリアジャケットを展開した後「仮面ライダースカル」と名乗った。

そして「僕に罪を数えろ」と言ってきた。

「僕に数える罪はない」と言ってスカルに攻撃をしたが水色のロボットと大型の盾を持ったロボットの姿をした人物が盾で防いだ。

スカルはロボット達に僕の相手をするように言い、黒い魔導師のところに近づいていく。

 

「ま、待て!!」

 

「貴様の相手は我々だ、小僧!!」

 

水色のロボットがそう言うと黄色のロボットが左、大型のシールドを持ったロボットが右に別れ、水色のロボットが盾に付けられている質量兵器であるガトリング砲を僕に向け、正面から僕に向って来る。

 

「!!誰が小僧だっ!!」

 

僕は叫びながら向って来る水色のロボットにS2Uを構えた。

 

ダダダダダダッ

 

「くっ!スティンガーレイ!」

 

放たれたガトリング砲の弾を回避して僕はスティンガーレイを水色のロボットに放った。

 

「むっ!」

 

スティンガーレイを放つと水色のロボットは動きを止め、盾でスティンガーレイを防いだ。

 

「ブレイズキャノ――!!」

 

動きが止まった水色ロボットにブレイズキャノンを撃とうとした時、さっきの大型のシールドを持ったロボットが重そうな体に似合わずとても速いスピードで僕に向って来た。

 

「ふ、意気込みはよし。だが相手がヒヨっこでわな」

 

大型のシールドを持ったロボットは左腰の筒のような物を手に取ると緑色の刃が生成されて剣になり振り下ろしてくる。

 

「くっ!」

 

僕はシールドを展開して相手の緑色の剣を受け止めた。

僕のシールドと相手の緑色の剣がぶつかると激しく火花を散らし、スパークが発生している。

 

(!なんだこれは?!普通の剣じゃない。魔力刃!?・・・いや、違う!)

 

相手の剣の刃が普通の物ではない。

 

一瞬魔力刃かと思ったが魔力刃とはまた別の物だと分かった。

だとすればこの刃は一体・・・・。

 

「ふっ」

 

「!」

 

相手の刃の正体を考えたほんの一瞬、大型のシールドを持ったロボットが少し笑うと緑色の剣を引いた。

緑色の剣を引くと両肩からいくつものノズルを展開するとやはり体に似合わないスピードで僕の後ろに回りこみ、後ろから蹴りを入れてきた。

 

「ぐあっ!」

 

後ろから蹴られた僕はそのまま倒されてしまった。

 

「所詮は『管理局』と言う看板がなければ何も出来ん奴めが」

 

「言ったな!スティンガーレイ!」

 

「むっ!」

 

倒された僕は起き上がって大型のシールドを持ったロボットにスティンガーレイを放つが大型のシールドで防がれた。

 

「おのれ!このサイサリスは3週間待ったのだ!貴様のように分別のない者に我々の理想を邪魔されてたまるか!!」

 

「我々の理想だと?」

 

「我々はこの世界の真の開放を勝ち取るのだ。貴様らからの篤き呪縛を我正義の剣によってな!」

 

「開放?こんな戦術レベルの戦いの最中に何を!」

 

「君も執務官だろ!ただの兵でないなら大局的に物を見ろ!」

 

「は、はい・・・」

 

「はっ!くっ・・・私は敵だぞ!!」

 

大型のシールド持ったロボット、サイサリスと言う名のロボットの理想が理解出来なかった。

戦闘中にするような話ではないことをサイサリスに言う。

しかしサイサリスのとても威圧感のある声に僕は思わず返事をしてしまった。

僕が返事をするとサイサリスは首を横に振り、自分が敵であることを僕に分からせるように告げると再び緑色の剣を構えた。

S2Uを構えるサイサリスの後ろにと黒い魔導師とスカルの姿が見えた。

黒い魔導師とスカルの方を見るとスカルがジュエルシードを黒い魔導師に渡していた。

 

「き、貴様!何を!」

 

「余所見をするとは余裕だな!!」

 

黒い魔導師とスカルに気を取られいると水色のロボットが再びガトリング砲を撃ってきた。

 

「くそ!スティンガースナイプ!」

 

水色のロボットにスティンガースナイプを放つと水色のロボットは防ごうとシールド構えた。

水色のロボットがシールドを構えると僕はスティンガーをコントロールして右に曲げ、サイサリスを狙う。

そしてサイサリスも大型のシールドを構えるともう一度スティンガーをコントロールして左に曲げた。

そしてその曲がった先にはスカルと黒い魔導師がいる。

僕の本当の狙いはこの二人だ。

 

「スナイプショット!」

 

加速ワードを発するとスティンガーの速度が上がり、スカルと黒い魔導師に向っていく。

 

「むっ!」

 

「ぬかった!!」

 

水色のロボットとサイサリスがスカルと黒い魔導師の方を振り返る。

既に水色のロボットとサイサリスでは防御が間に合わない距離と速度、僕は確実に命中すると思った。

 

「おっと!」

 

その時、スカルと黒い魔導師の前に黄色のロボットが割り込み、僕のスティンガースナイプをシールドで防いだ。

 

「な!?」

 

「俺を忘れてもらっては困るな。行くぞ!」

 

スティンガースナイプを防いだ黄色のロボットが右手に持った大型の銃と水色のロボットと同じシールドに取り付けられている銃から銃弾とは違う、サイサリスの緑色の剣と同じ魔力とは別の何かを放ってくる。

黄色のロボットの声を聞いた時、僕はあることに気付いた。

 

「!?(声が父さんに似ている!)お前は一体!・・・っ!」

 

黄色のロボットの声は僕が小さい頃に亡くなった父さんと同じ声だった。

父さんと同じ声のロボットの攻撃を避け、何故父さんと同じ声をしているか尋ねようとした時、サイサリスが近づき、緑色の剣を振り下ろし、僕はシールドで防いだ。

 

「もう貴様に話す舌はもたん!戦う意味さえ返せぬ男に!」

 

「それでも僕は管理局の執務官だ!」

 

「それは一人前の男の台詞だ!」

 

そう言ってサイサリスは緑色の剣を振り払い、僕から離れると地面に頭部の二つの小さい穴から質量弾を僕の足元に連続で放ってきた。

 

「と、頭部からの射撃!?」

 

「もらったぞ!」

 

これまで頭部からデバイスもなしで射撃を行う相手を見たことがなく驚いていると上から声が聞こえてきた。

見上げると父さんと同じ声のロボットがいて、大型の銃から砲撃してきた。

 

「このっ!」

 

放たれた砲撃をかわして上にいる父さんと同じ声のロボットにS2Uを構えた。

 

「ブレイズキャノン!」

 

「ふんっ」

 

ブレイズキャノンを放つが避けられてしまった。

 

「ちっ!」

 

「相手の隙を作らずに攻撃が当たると思っているのか!」

 

ダダダダダダッ

 

そういうと水色のロボットはガトリング砲を発砲したが弾は一つも僕には当たらず、地面だけに着弾した。

しかし、それが奴の狙いだった。

弾が地面に着弾したことで土煙が舞い上がり、視界を遮った。

 

「煙幕のつもりか!!」

 

煙の向こうからは相手が向ってくる音が聞こえてくる。

 

「何処から来る気だ?」

 

煙で回りが見えず、警戒をしていたその時だった。

 

バシュッ

 

ガキィィン

 

「くっ!何!?」

 

左側からワイヤーのようなものが飛んできて、S2Uが弾かれた。

 

「左か!!」

 

左側を向くと煙の中から水色のロボットが現れ、そのままタックルを食らった。

 

「がはっ!!」

 

タックルをまともに食らい、肺から空気が押し出される。

 

「ふっ、この程度か小僧!」

 

ダダダダダダダダッ

 

水色のロボットはガトリング砲をこちらに向け、再び発砲してきた。

 

「小僧じゃないっ!!」

 

また小僧呼ばわりされ腹が立ち、痛みを堪えシールドを張り、ガトリング砲の弾を防いだ。

 

「ほぉ、よく防いだな。だがっ!」

 

今度は右手に持っていた剣で斬り掛かってくる。

 

「くっ!」

 

相手の剣を避けると同時に弾かれたS2Uを回収し、反撃に移った。

 

「スティンガースナイプ!」

 

「むっ!」

 

スティンガースナイプを放ち、相手のガトリング砲を破壊した。

 

「はっ!楽しませてくれる!!」

 

「どうだ!・・・うわっ!」

 

「相手の武器を1つ壊した程度で喜ぶとは、甘いぞ!」

 

水色のロボットのガトリング砲を破壊すると父さんと同じ声のロボットがシールドに搭載されているマシンガンを連射してくる。

 

「この!スティン――!!」

 

反撃しようとスティンガーレイを撃とうとした時、別の方向から何かが地面に着弾した。

 

「さぁ、そろそろ相手をしてやろう」

 

声がする方向を見ると銃を構えた状態のスカルと杖状のデバイスを持った緑と金色の仮面ライダーがゆっくりと近づいて来ている。

 

 

 

 

所持していたジュエルシードをフェイトに全て渡した後、Wのトリガーマグナムのプロトタイプ「スカルマグナム」を取り出しクロノに威嚇射撃を行い、俺とレンゲルはグフカスタム達と合流した。

 

「すまんな」

 

「いえ、問題ありません」

 

「例の少女と狼は?」

 

「無事に離脱した。あとはこの執務官を黙らせるだけだ。いい忘れていたが、あいつは空を飛ぶことが出来る。あいつが空に逃げないように注意して攻撃するぞ?最悪飛ばれた場合はグレイゼータ、頼むぞ」

 

「了解です、スカル」

 

「では・・・・いくぞ?」

 

「「はっ!」」

 

「了解!」

 

「・・・」

 

俺とグフカスタム、サイサリス、グレイ ゼータ、レンゲルはクロノに向って駆けだした。

 

「くそっ!スティンガーレイ!」

 

「散開!」

 

スティンガーレイを回避し、左右に分かれてクロノに攻撃を仕掛けた。

 

「グフカスタム、グレイゼータ、援護を!レンゲル、サイサリス、仕掛けるぞ!」

 

「はっ!」

 

「「了解!!」」

 

グフカスタムが3連装35mmガトリング砲、グレイ・ゼータが大型ビームランチャーとビームマシンガンを発砲する。

 

「ちっ!」

 

「うおおおぉぉぉっ!」

 

クロノが実弾とビームをシールドで防いでいる隙に接近、サイサリスが「A.E.BlashAEXB-909L ビームサーベル」で斬りかかる。

 

「くっ!」

 

振り下ろされるビームサーベルをクロノはバックステップで回避する。

クロノがサイサリスのビームサーベルを避けるとレンゲルがラウズカードを取り出しレンゲルラウザーにラウズした。

 

『BLIZZARD』

 

ラウズカード、クラブの6「BLIZZARD POLAR」をラウズしたことでクラブの6に封印されていた「ポーラーアンデッド」の力が開放され、強力な冷気を生成し、その冷気を放出する「ポーラーブリザード」が発動するとレンゲルラウザーの先端からクロノにブリザードを放出した。

 

「こんのっ!」

 

クロノはすぐにシールドは張って防ぐとシールドが見る見ると氷っていく。

 

「!!シールドか氷って!あいつは魔導師なのか!?」

 

「残念だが違う。そいつもれっきとした仮面ライダーだ」

 

「!!」

 

クロノがレンゲルのブリザードに驚いている隙にミドルキックを喰らわせようとしたが、クロノはギリギリでガードした。

俺は一旦距離を取るために離れ、クロノはS2Uを構える。

 

「撃たせぬ!」

 

今度はグフカスタムがヒートサーベルで接近戦を仕掛ける。

 

「墜ちろ!」

 

「はっ!」

 

グフカスタムに続いてサイサリスとレンゲルがビームサーベルとレンゲルラウザーで向っていき、グフカスタム達が連続で斬りかかるがバックステップやサイドステップで避け、避けきれない場合はS2Uで防ぎ、俺はスカルマグナムでグレイ・ゼータと援護射撃を行うがクロノはシールドで防ぐ。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、」

 

しかし、流石のクロノも段々と体力を消耗してきている。

 

「はっ!反射神経だけはいいようだな。だが、これは避けられるか!!」

 

グフカスタムは右手に持っていたヒートサーベルを投げ捨てた。

クロノはグフカスタムが投げ捨てたヒートサーベルに気を取られ目線を一瞬離し、戻すと視界からグフカスタムが消えていた。

 

「!っ上か!!」

 

クロノが上を向くと、グフカスタムはヒートワイヤーを発射し、先端のアンカーがクロノの胸に張り付いた。

 

「しまった!!」

 

「目の良さが命取りだ!!」

 

「ぐあああぁぁぁぁっっ!!」

 

ヒートワイヤーから電流を流され、クロノはその場で倒れた。

 

「ぐっ!あぁっ!」

 

そして、俺とグフカスタム、サイサリス、グレイ・ゼータ、レンゲルはゆっくりとクロノに近づいていく。

 

「怯えろ!すくめぇ!己自身の実力を活かせぬまま死んでいけぇー!」

 

「ハラオウン執務官。我々を敵に回すには君はまだ・・・未熟!」

 

「み・・・未熟・・・だと!」

 

「・・・・・・終わらせるぞ」

 

ロストドライバーからスカルメモリを抜き、スカルマグナムのマキシマムスロットにスカルメモリを挿入した。

 

『SKULL MAXIMUM DRIVE!』

 

マキシマムドライブを発動し、スカルマグナムをノーマルモードからマキシマムモードに変形させ、クロノに銃口を向ける。

 

「スカルパニッシャー、これで終わりだ」

 

<待ってもらえませんか?>

 

スカルマグナムの引き金を引こうとした時、宙にモニターが現れ、一人の女性が映っていた。

 

「・・・どちら様かな?」

 

<私はそちらにいるクロノ・ハラオウン執務官の上司のリンディ・ハラオウンです>

 

モニターに映っている女性は時空管理局の巡洋艦「アースラ」の艦長「リンディ・ハラオウン」提督だった。

 

「ほぉ、苗字が同じということは」

 

<はい、母親です>

 

まぁ、本当は知ってたけどな。

 

「そうか。で、なんの用だ?」

 

<速やかに戦闘を中止してもらえませんか?>

 

「先に仕掛けたのはあなたの息子だ。その台詞は自分の息子に言ったらどうだ?」

 

<そうですね。クロノ執務官、速やかに戦闘を中止しなさい>

 

「あ、あの。もう既に動けないんですが」

 

電流を流されたため、クロノの身体は痺れて動けないでいる。

 

<さて、急な話で申し訳ありませんが私達の艦に来てもらえませんか?>

 

「なぜだ?」

 

<謝罪も兼ねて今回の件について色々事情を聞かせてもらいたいのです>

 

「か、艦長!なぜ謝罪をするんで『貴方は黙っていなさい、クロノ執務官』っく!は、はい」

 

上司であり、母親であるリンディに怒られ、クロノは直ぐに黙った。

 

<いかがでしょうか?>

 

これは正直行かないと先に進まないだろうし、行くか。

 

「・・・・・・いいだろう。っと言いたいが、まずは奴らを片付けてからだ」

 

<奴ら?>

 

「・・・・・・いい加減出てきたらどうだ?」

 

そういいながら俺は林の方を向く。

すると、林の中から黒いスーツ姿の男が10人程姿を現した。

 

「なっ!」

 

<なぜ結界の中に民間人が!?>

 

なのはとユーノは昨夜も同じようなことを体験しているのであまり驚いていないがリンディとクロノは驚いている。

 

「あいつらはタダの民間人じゃない。恐らくあいつらは・・・」

 

クロノとリンディに説明しようとした時、男達は懐からMと書かれたガイアメモリを取り出し、スイッチを入れた。

 

「MASQUERADE!」

 

ガイアウィスパードの後、男達はマスカレイドメモリの端子部分を右首に当て、マスカレイドメモリが体内に入り、差し込んだ場所から液体が肉体を包みこみ仮面ライダーWの世界の怪人「マスカレイドドーパント」に変身した。

 

「やはり、ドーパントだったか」

 

<あ、あれは一体!?>

 

「説明は後だ。グフカスタム、レンゲル、サイサリス、グレイゼータ、氷竜、炎竜、風龍、雷龍、ボルフォッグ、ゴルディー、そいつらを守ってやってくれ。特にそこで痺れて動けない奴をな」

 

「「はっ!」」

 

「・・・・」

 

「了解」

 

「はい」

 

「了解!」

 

「分かりました」

 

「分かったぜ」

 

「了解しました」

 

「任せておけ!」

 

グフカスタム、サイサリス、グレイ・ゼータ、氷竜、炎竜、風龍、雷龍、ボルフォッグ、ゴルディーマーグが返事を返し、レンゲルは頷くだけだった。

グフカスタム達の返事を聞き、俺は前に出た。

 

「アポロン、BGMを頼む」

 

「イエス、マスター」

 

アポロンは指示通りBGMを流した。

 

<な、何?>

 

「なんだこの曲は?」

 

「この曲、昨夜とは違う」

 

「うん。今度のは歌が流れてこない」

 

アポロンが選んだBGMは「劇場版 仮面ライダーW ビギンズナイト」で仮面ライダースカル(鳴海 壮吉)がタブードーパントとマスカレイドドーパントと戦った時に流れたBGMだ。

 

「この台詞を言うのは今日は二度目だな。さぁ、お前達の罪を・・・数えろ」

 

仮面ライダースカルの本来の敵に決め台詞とポーズをとった後、マスカレイドドーパント達は一斉に向ってきた。

 

「うおぉぉぉっ!」

 

「ふっ!はっ!」

 

「がっ!」

 

「はあぁぁぁっ!」

 

「せいっ!」

 

「ぐぁぁっ!」

 

「うおぉぉぉっ!」

 

「はああぁぁぁっ!!」

 

「がぁぁぁっ!!」

 

最初に一人目がフックを仕掛けてくるが体制を低くて避け、相手の脇にミドルキックを入れ、二人目は後ろから襲ってきたため腹部にひねり蹴りを入れ、三人目は助走を付けてジャンプしたため、俺も直ぐにジャンプをし、ハイキックを相手の顔面の左側に入れ叩き落とした。

 

「うおぉぉぉっ!!」

 

「・・・・流石に鬱陶しいな」

 

四人目に横蹴り、五人目にボディブローをした後、スカルマグナムを取り出し、六人目から十人目を撃った。

 

「ぐあぁぁっ!」

 

「がぁぁぁっ!!」

 

攻撃は加えているが未だにマスカレイドドーパント達は倒れる気配はない。

 

「そろそろ終わらせる」

 

スカルマグナムのマキシマムスロットにスカルメモリを挿入し、マキシマムドライブを発動させた。

 

『SKULL MAXIMUM DRIVE!』

 

「スカルパニッシャー、はっ!!!」

 

スカルマグナムの引き金を引き、さっきはクロノに撃ち損ねたスカルパニッシャーを4、5発放った。

 

「「「「ぐわわあああぁぁぁぁっっ!!!!」」」」

 

敵が密集しているところを狙ったのでマスカレイドドーパントは十人から六人に減った。

 

「まだ終わりじゃないぜ?」

 

スカルマグナムからスカルメモリを引き抜き、ベルトのマキシマムスロットにスカルメモリを入れ、再びマキシマムドライブを発動させた。

 

『SKULL MAXIMUM DRIVE!』

 

マキシマムドライブを発動させると胸から骸骨型のエネルギーを発生させた。

 

「これで終わりだ。はあぁぁぁぁっ!」

 

発生させた骸骨型のエネルギーを回し蹴りの要領で残りのマスカレイドドーパント達に向けて蹴り飛ばした。

 

「「「「「「うわぁぁぁぁっっ!!!!」」」」」」

 

骸骨型のエネルギーはマスカレイドドーパント達に命中し、マスカレイドドーパント達は全て消滅した。

 

「ふんっ」

 

マスカレイドドーパント達を殲滅した後、ゆっくりとなのは達のところに戻った。

 

「お怪我は?」

 

「大丈夫だ、グフカスタム。お前達もご苦労だった。そろそろ戻ってくれ」

 

「はっ!」

 

「了解しました」

 

「了解です」

 

「・・・」

 

グフカスタム、サイサリス、グレイ・ゼータは返事をし、レンゲルは無言で頷いた後消えた。

 

「さて、待たせて申し訳ない」

 

<い、いえ>

 

「今のは一体」

 

リンディとやっと痺れが治まり、立ち上がったクロノは多少混乱気味だった。

 

「色々聞きたいだろうがまずはそちらの艦に案内してもらえないか?話はそれからだ」

 

<えっ?あ、そうですね!クロノ執務官、みなさんをアースラまでご案内して>

 

「わ、分かりました、艦長」

 

「氷竜、炎竜、風龍、雷龍、ボルフォッグ、ゴルディー、お前達は先に帰っててくれ。アポロン、ギャレオンとガオーマシンに帰還信号を送ってくれ」

 

「「「「「「了解(です)」」」」」」

 

「イエス、マスター」

 

氷竜、炎竜、風龍、雷龍、ボルフォッグ、ゴルディーマーグはビークル形態になり、ガオガイガーはギャレオンとガオーマシンに分離してから撤退した。

 

「で、では行こうか」

 

クロノは魔方陣を展開し、俺達はアースラに転移された。

 

 

 

後書き

 

ARXー7アーバレスト 「よし、今回も無事に投稿完了!」

 

アポロン「お疲れ様です」

 

健悟「前回よりも長くなったな」

 

ARXー7アーバレスト 「リクエストのあった機体をまた出したからね」

 

アポロン「今回は新たにガンダム試作2号機とZガンダム3号機B型が増えましたね」

 

ARXー7アーバレスト「ジオンの名パイロットであるノリス大佐とガトー少佐のコンビもまたいいなぁ」

 

健悟「戦闘に参加してた俺が言うのもなんだが俺にグフ・カスタム、サイサリスにグレイ・ゼータにレンゲルってクロノボコリすぎだろ。しかも前回はあまり描写がなかったレンゲルを本格的に入れてるし、ラウズカードも何気にブリザード使ってるし。ところでなんでクロノの相手をスカルにしたんだ?それにサイサリスの3週間ってなんの3週間なんだ?」

 

ARXー7アーバレスト 「そりゃあ、色つながりもあるけど、一番の理由はクロノに『お前の罪を数えろ』って言いたかったから。ガンダム試作2号機が言ってた3週間は君がなのはの世界に着てから登場するまでの期間のことだ。しかし今回書いてて1つ思ったことがあった」

 

健悟「何?」

 

ARXー7アーバレスト 「ガンダム試作2号機とZガンダム3号機B型を加えたら『あれ?なんか前回よりも大分面白くなったんじゃね?』って」

 

健悟「なんか悲しくないかそれ?」

 

ARXー7アーバレスト 「・・・・・確かに」

 

アポロン「気にしてはいけません。逆にいいことだと私は思います」

 

ARXー7アーバレスト 「そうだね。リクエストしてくれたPIXIVの武者トーラスさんに感謝だな。さて、もう約2週間近くたったけど、ついに公開されました!『魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 2nd A's 』が!」

 

健悟・アポロン「わあああ(パチパチパチ)」※健悟のみ(拍手)

 

アポロン「ちなみに報告は今日ですが実際に観に行ったのは公開日当日です」

 

ARXー7アーバレスト「いやー、一言で言うと凄かったな!」

 

健悟「MOVIE 1stもよかったけど、原作、MOVIE 1stよりもキャラの画等の全てのクオリティが上がっていたな」

 

アポロン「さらに戦闘シーンがとても迫力がありましたね」

 

ARXー7アーバレスト「そして何よりも・・・ヴィータとアリシアとフェイト、そしてリインフォースに凄く感動した!!」

 

健悟「だな」

 

アポロン「原作でもよかったですが、今回はさらに感動しましたね」

 

ARXー7アーバレスト「正直あれは感動だな。俺、真剣(マジ)泣きしたもん」

 

健悟「あれは泣いてもしょうがない」

 

アポロン「作者はヴィータ様で2回、フェイト様とアリシア様で1回、リインフォース様で3回泣きました」

 

ARXー7アーバレスト 「映画館では声抑えるのが大変だった。DVD、BDが出たら必ず買って、周りに気にせず声出して泣いてやるぜ!!」

 

健悟「泣くのはいいけど声の大きさはほどほどにな?」

 

アポロン「早く発売されることを祈りましょう。出来れば今年度中を希望します」

 

ARXー7アーバレスト「いやー、朝から並んだ甲斐があったなぁ」

 

健悟「何時から並んだっけ?」

 

アポロン「朝の6時11分程に大阪駅に到着、そこから徒歩で梅田スカイビルに移動、正確な時間は覚えていませんが9時頃には座席をゲットしました」

 

ARXー7アーバレスト「そこからグッズ販売に並んだけど凄く並んでて、パンフとフェイトの魔法陣のマグカップ、クリアファイル、フェイトのボールペン買って、やっと一時開放されたのが11時40分ぐらいだったな」

 

健悟「梅田スカイビルで約5時間を過ごしたんだな」

 

ARXー7アーバレスト「上映が午後5時25分の回だったからヨドバシ行ったり。ゲーセンで遊んでた」

 

アポロン「ほぼ一日を梅田で過ごしましたね」

 

ARXー7アーバレスト「その分お金飛んで行った。・・・今かなりの金欠・・・」

 

健悟「バカだな」

 

アポロン「バカですね」

 

ARXー7アーバレスト「話は変わるけど、今回のリインフォース可愛かったよね?」

 

健悟「いきなりだな。まぁ確かに」

 

ARXー7アーバレスト「リインフォースは前々から好きだったけど、今回でさらに好きになった!!絶対『~少年が望んだ世界と力~』で助けてみせるぜ!!」

 

健悟「張り切ってるなぁ。それでどうするんだ?」

 

ARXー7アーバレスト「何が?」

 

健悟「『~少年が望んだ世界と力~』のA's編の話。原作を元にするのかMOVIE 2nd A'sを元にするのか」

 

ARXー7アーバレスト「あぁ、俺も映画観てた最初のあたりはどっちにしようか考えながら観てたけど色々考えた結果、融合させようと思う」

 

健悟「融合!?」

 

ARXー7アーバレスト「うん。基本は原作通りにしてMOVIE 2nd A'sも取り入れるって感じだな」

 

健悟「また無茶苦茶な」

 

アポロン「作者らしいです」

 

ARXー7アーバレスト「と言うことで、あと3,4回は観に行かないといけないな。つか観たい!!」

 

健悟「そんな観るの?!」

 

ARXー7アーバレスト「あれはそれだけ観る価値があると俺は思う!個人的には本当に面白い映画だった!」

 

健悟「・・・まぁ頑張れよ?」

 

ARXー7アーバレスト「おう!!」

 

アポロン「ではそろそろお開きにしましょう」

 

ARXー7アーバレスト「おう!今回かなり語ったから大分満足だ!本当はまだ語り足りないけどな!」

 

健悟「どんだけ語りたいんだよ」

 

ARXー7アーバレスト「気にするな。さぁ!もうすぐ夏休みだから頑張ってあと3、4回観に行くぞ!」

 

健悟・アポロン「「お~」」

 

アポロン「では次回予告をしましょう」

 

健悟「おう。次回『第十三話 アースラ』です 」

 

ARXー7アーバレスト 「次回もお楽しみに!」

 

 

 

登場MS 仮面ライダー 怪人紹介

 

ガンダム試作2号機 サイサリス

「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場した地球連邦軍の機体だがジオン残党軍「デラーズ・フリート」に使用された最強の攻撃力を持つMSとして戦術核を装備した強襲用ガンダムで「ソロモンの悪夢」の異名を持つMSパイロット「アナベル・ガトー」の搭乗MS。

核使用時の熱、衝撃波、放射能からパイロットを守るためコクピットハッチは何層も及ぶ装甲材と緩衝材で構成され放射線の透過を防ぎ、コクピットは耐熱、対衝撃処理を施し通常のMSと比較して強固に設計されコクピットモジュールは外圧に強い球体状になっている。

またミノフスキー粒子によって核弾頭を確実には誘導できないため機体自身も爆心地に近づくことを余儀なくされたため、その対策として冷却装置を内蔵した専用大型シールド、頭部のツイン・アイ、メインカメラ、エアインテークや機体に核使用時の高温時に揮発して機体を保護する特殊塗料など耐熱、対衝撃処理を施した装甲、構造が組み込まれている。

脚部はシールドでは十分な保護ができないため、耐核用対策が施され冷却装置も有するために巨大なものとなっている。

また強襲用として高い機動性を求められていたがバックパックに核弾頭を収納するスペースを設けたためスラスターユニットを背中に併設することが出来なかったので肩部に「フレキシブル・スラスター・バインダー」と呼ばれるユニットを設け、両肩合わせて6基のスラスターを展開することで重量が増したサイサリスでも高い加速性と重力下でのホバー走行を行うことが可能になった。

外見はこれまでのガンダムタイプと比べるとガンダムらしくないフォルムとなっているのは開発を担当したアナハイムの担当部署に旧ジオニック系技術者が多く開発に関わったためジオンのMS「MS-09 ドム」の設計思想が反映されている。

頭部もRX-78系にみられる「へ」の字型インテークスリットを持っていない、いわゆるZ系のフェイスデザインを最初に採用している。

開発当初はMSの機動性を生かし、バズーカにて徹甲弾、炸裂弾、ビーム撹乱膜散布弾、プラズマリーダー射出用多弾頭弾などを使い敵陣営の中枢に強襲する機体として計画されていたが途中で戦術核弾頭を使い壊滅的なダメージを与える現在の核装備型MSにコンセプトが変更された。

 

グレイ・ゼータ

「GUNDAM EVOLTE../9」に登場したエゥーゴの支援組織「カラバ」のMSで「グレイ・ウルフ」の搭乗MS。

「ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ」に登場したMS「MSZ-006-3 Zガンダム3号機」を火力増強した改良機で当初はグレイ・ウルフが依頼していた灰色のカラーリングが予定されていたが耐ビームコーテンィグ性能を高めるために現在の黄色にカラーリングが変更され、グレイ・ウルフ本人は目立つためこのカラーリングが気に入っていない。

劇中では「イエローゼータ」と呼ばれ、パイロットであるグレイ・ウルフは「バスターゼータ」と呼んでいた。

またこの機体の正式名は「Zガンダム3号機B型」とさている。

 

グフ・カスタム

「機動戦士ガンダム 第08NS小隊」に登場したジオン公国軍MSで「ノリス・パッカード」の搭乗MS。

白兵戦を重視したコンセプトであったジオン公国軍MS「MS07 グフ」は攻撃範囲が狭く、武装が固定武装のためデッドウェイトとなり、汎用性に欠け、運用に不便な点が浮上していた。

そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃し、射撃武装を着脱式にし中近距離射撃能力を向上させ、グフの特徴装備「ヒートロッド」は材料を強化し、ワイヤー型にすることで小型化し射程距離を延長、更に溶断機能を廃し放電のみにし、先端をアンカー状にした。

 

仮面ライダースカル

仮面ライダーWの世界の仮面ライダー。

仮面ライダーWの装着者「左 翔太郎」の探偵の師匠であり、その相棒の「フィリップ」に生き方を教えた人物、おやっさんこと「鳴海 壮吉」が「骸骨の記憶」を宿したスカルメモリを使って変身した仮面ライダー。

 

マスカレイドドーパント

地球の記憶の「マスカレイド(仮面舞踏会)の記憶」を宿したガイアメモリを体内にドーピングすることで変身する超人形態のドーパント。

しかし、変身した姿は変化するのは顔のみで衣装はそのままだ。

 


 
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