No.456654

SAO~黒を冠する戦士たち~ 第十六技 昼食

本郷 刃さん

第十六話です。
もうちょっとでボス戦のところですので、ボスを楽しみにしている方はもう少しお待ちを。

では、どうぞ・・・。

2012-07-21 10:10:57 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:21397   閲覧ユーザー数:20039

 

 

 

 

 

 

 

 

第十六技 昼食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトSide

 

「こ、こわかった~~~」

 

「ふぅ。あのな、ボスは守護する部屋から出られないんだぞ。なのに、逃げるはめになるなんて…」

 

アスナが感想を漏らし、俺も一息吐きながら答えた。さすがにあの逃げ方は呆れてしまうぞ。

 

彼女も「うっ!」と言って気まずそうにする。

 

「だって、さすがにあんなのが出て来たら驚くでしょ?」

 

「確かに驚きはしたが。別段、逃げようとは思わなかったぞ」

 

「で、でも、もし出て来たらって思っちゃたりしたし…」

 

「……………」

 

その考えはなかったな。もしかしたら、今回は出て来なかったが次はあるかもしれないな。

 

「ちょっと、キリト君。どうかしたの?」

 

「いや。もしかしたら、ボスが部屋を破壊して出て来る事がこれ以降あるかもなと思って」

 

黙ってしまった俺にアスナが訊ねてきたので、それに答える。

 

「えっと…冗談、だよね?」

 

「通常のモンスターにイレギュラーな行動がでているんだ。

 ボスがそういった行動を起こしてもおかしくはないだろう」

 

俺の言葉にアスナは顔色を青くして、ゾッとしたようだ。

 

「まあ、でも。アスナになにもなくてよかったよ」

 

「え? あ、うん。ありがとう//////」

 

俺は彼女の無事に安堵した。これなら大丈夫そうだな、良かった。

 

「そ、そうだ! そろそろお昼にしよっか? もう3時過ぎてるし」

 

アスナが言ったこと思い出した。そういえば昼食をとるのを忘れていたな。でも、どうするんだ?

 

「えっとね、実は私お弁当作ってきたんだ///」

 

彼女は少し頬を染めてそういうとアイテム欄からバスケットを取り出した。

 

「へ~、手作りか。いいのか?」

 

「う、うん。是非どうぞ///」

 

アスナがバスケットを開くと中にはサンドイッチが入っていた。

 

取り敢えず手近な物を一つ手に取って食べてみる。

 

「それじゃ、いただきます。(モグモグッ、ゴクッ)っ!? お、おい、この味マヨネーズか!?

 それに、この食感はツナじゃないか!?」

 

口にしたサンドイッチの味はと食感は、間違いなくマヨネーズとツナの味だった。

 

「えへへ。頑張ったんだよ、この味をだすのには苦労したわ。

 材料とか調味料を探しだして、味を再現するのに。あ、こっちも食べてみて」

 

彼女が渡してきたサンドイッチを口に入れて食してみる。

 

今度は野菜サンドでドレッシングの味がした。完璧だ、完璧すぎる。

 

「これは店がだせるレベルだぞ……」

 

「そんな、褒めすぎだよ///」

 

俺の評価にアスナは照れている。過大評価などではない、正当な評価だ。これは絶対に儲かるぞ。

 

「これなら毎日食べたいな…」

 

「えっ//////!?」

 

おっと、つい本音が出てしまった。それが聞こえたのか、アスナは顔を紅くしながら驚いている。

 

けれど、俺にはそんな資格は無い。血に汚れた俺には…。

 

「ほら、アンタも食べろよ。俺が全部食っちまうぞ」

 

「ちょ、もぅ~~……ふふ」

 

俺達は残りのサンドイッチをゆっくりと味わって完食した。

 

キリトSide Out

 

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書きです。

 

今回は少々短めでした。

 

え?キリトがアスナの指を咥えるシーンがないじゃないか!ですか?

 

自分がそれを書かないと思いますか・・・?

 

おいおい出しますよw

 

それでは次回は一部で人気の野武士面が現れます。

 

お楽しみに・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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