No.456208

真・恋姫無双~科学無双  第9話

なぜか人徳さんがここで出ます。

2012-07-20 12:43:40 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:2344   閲覧ユーザー数:2150

この作品は真・恋姫無双の二次創作です。

 

原作とかけ離れるかも知れませんが

 

大目に見てください。

 

真「この森で食料調達してくるさかい、はかせは、ここで待っててくれな~」

 

真桜はそう言うと森に入って行った。

 

「向こうの小川で、水浴びでもするか」

 

がさがさ

 

(ん、なんだ?動物かなんかか?)

 

?視点

 

「もう~愛紗ちゃんも鈴々ちゃんもどこ行っちゃたのかなぁ、2人とも食料調達してくるからって遅すぎだよ~」

 

この人物は食料調達してくると言ったまましばらく戻って来ない事に堪えかねてこの辺りを探しにきていた。

 

「あっ川がある、ちょうど喉が渇いたからお水でも飲もうっと」

 

がさがさ

 

「あれ?誰か居る?」

 

?「きゃあああぁぁ」

 

「うぉ!?なんだ、女の子?」

 

?「はだか、男の人のはだか、見ちゃった」

 

「叫びたいのはこっちだよ全く」

 

?「ごごご、ごめんなさい、向こうの向いてますから早く服来て~」

 

「はぁ、まだ途中だったのに、しょうがないな」

 

素早く木の枝に吊るしてあった服を着はじめた。

 

「着たぞ、でお前は一体どこの誰なんだ?」

 

?「はい、劉備と言います、覗いちゃって本当にごめんなさい」

 

(劉備だと、また女の子か、しかしなんかのほほんとしててトロい感じだな)

 

劉「どうしたの?私の顔になんか付いてるのかな?」

 

劉備はしきりに顔を擦っている。

 

「別に付いてないぞ、ところで一人なのか?」

 

劉「ううん、実は3人で行動してたんだけど、はぐれちゃったの、ところでお兄さんは?」

 

「俺は河内 陸というものだ、こっちも連れがいるんだがさっき食料調達すると言って森に入って行った」

(後二人ならば、関羽と張飛か、しかし何故この時期にこんなところにいる?)

 

劉「じゃあ陸さんって呼ぶねって、も~またなにが考えてる」

 

「すまんすまん、しかし何故ここにいる?これから義勇兵を集めるのか?」

劉備は陸が言ったことに対し、凄く驚いている。

 

劉「すご~い、なんで知ってるの?」

 

「ああ、俺は天の御遣いというらしいからな、所謂天の知識ってやつだ、ところで

これからどうしたいか教えてくれないか?」

 

「えっとね、笑わないでね、今は三人しかいないけど、いつか誰もが手と手を取り合ってみんなが笑って過ごせる国を作りたいと思っているの」

 

「……………」(こいつの理想は甘すぎて危険だ、ここで殺しておくか?)

 

黙って聞きながらタナトスを懐から取り出そうとしたが、やめた。

(いつかまともな軍師がつけば多少は変わるかもしれんな)

 

「どうしたの?」

 

「ん?ああなんでもない、叶うといいな」

 

「うん」

 

?「桃香さま~」

 

?「お姉ちゃ~ん」

 

劉「あっ、愛紗ちゃんと鈴々ちゃんだ」

 

劉備は、その声に気づくと2人の許に走っていった。

 

関「桃香さま、あれほど勝手に動かない様にと言ったではありませんか。」

 

張「ニャハハ、お姉ちゃんは弱っちぃから危ないのだ」

 

劉「だって~2人ともなかなか戻って来ないんだもん、迷子になったかと思って~」

 

?「全く桃香様は、だいたい来ないんだもんじゃありません!」

 

劉「そんな、怒んなくてもいいじゃない、あっ、そうだ、陸さ~ん」

 

「はぁ、なんだ?」

 

ゆっくり歩いてきた陸に対し警戒心を露にした関羽が武器を構える。

 

関「む、なにやつ」

 

張「お兄ちゃんは誰なのだ?」

 

劉「もう、愛紗ちゃん無礼だよ、陸さんは天の御遣い様なんだよ」

 

関「はぁ、そうなのですか(こんな胡散臭いやつが?)」

 

張「お兄ちゃん、いい人そうなのだ、鈴々の事は鈴々と呼んでいいのだ」

 

劉「ずっる~い、私は桃香だよ」

 

さすがの陸も、それにはあっけにとられた。

 

関「なっ!!桃香様、鈴々いきなり真名を預けるとは、なんてことを」

 

桃「ぶぅ~いいんだよぅ、さっきも言った通り御遣い様だし、私たちのご主人様になってもらおうと思って」

 

鈴「あっ、鈴々もいい考えだと思うのだ」

 

陸・関「「はあ~?」」

 

桃「ほら♪もう仲良し」

 

「おい、関羽、こいつはいつもこうなのか?」

 

関「貴様、何故私の名前を知っている?」

 

関羽は、再び武器を構えた。

 

「だから、こいつが天の御遣いと言ってただろう?これが天の知識だ。それにお前達の主人になるわけにはいかん」

 

桃「え~っ?!なんで~」

 

桃香はがっくり肩を落とした。

 

「まず一つ、出会って間もないやつらを信用出来るほど愚かではない。二つ目、お前らはこれから幽州の公孫讃のところに行くのだろう?向かう方向が違う。三つ目はもう俺は仕える事が決まっている人間がいる、だから無理だ(最大の理由はあの理想だな」

 

桃「はぁ~、そうなんだ、残念」

 

関「待て!私たちが信用できないだと!!それは聞き捨てならん」

 

そう言いながら関羽が詰め寄る

 

「はぁ~なんで初対面なのに信用出来る?だいたいお前は俺の事胡散臭いといっただろう?聞こえてんだよ」

 

関「くっ!」

 

桃「もう~、2人とも止めてよ~、愛紗ちゃん、陸さんは私が真名を預けていいと思った人だよ?なんでそんなこと言うの?愛紗ちゃんも真名教えなよ~」

 

関「むぅ。桃香様がそう言うのならしようがあるまい、私の真名は愛紗という、しかしまだ貴様を信用したわけではない!!」

 

「お前の真名などいらん!真名は主君が預けたからしょうがなく預けるもんじゃないだろう」

 

正論を言うと、関羽はフッと笑いそして、

 

関「その通りだ、どうやら私が間違っていたようだ、謝罪する。この通りだ、そして改めて名乗ろう、姓は関、名は羽、字は雲長、真名は愛紗だ」

 

愛紗は頭を下げた。

 

「俺は姓は河内、名は陸だ字と真名はない。だから河内でも陸でもどう呼んでもかまわん」

 

桃「ぶぅ愛紗ちゃんずるいよ二人だけ仲良くなって~」

 

鈴「そうなのだ、ずるいのだ、鈴々が一番最初に真名を預けたのだ」

 

愛「な、仲良くなってなど////」

 

鈴「あ~愛紗、顔真っ赤っかなのだ~」

 

鈴々は愛紗をからかうと一言残し逃げて行った。

 

鈴「じゃあねなのだ、お兄ちゃん」

 

愛「ま、まて鈴々!」

 

桃「まったくもう、じゃあ陸さん、ご主人様ではなく友達になってくれませんか?」

 

「ああ、それならかまわんぞ、そろそろ連れが戻ってくるはず、じゃあな桃香!!」

 

桃香「うん、また会えるよね?陸さん」

 

桃香の言葉を聞いて、そのまま走った(残念ながら桃香、お前があの理想を抱いている限り俺たちと交わることはない)

 

そう思いながら。

 

「あっ、待ってよ~、愛紗ちゃ~ん、鈴々ちゃ~ん」

 

そして桃香も二人を追いかけていった。

 

その頃、真桜はというと……

 

「う~、はかせ~どこほっつき歩いてんねん、ウチごっつ腹減ったで」

 

森の入り口でうなっていた。

 

陸「真桜!すまん、遅くなった」

 

「もう、勘弁して~な、遅すぎやで~」

 

陸「そう怒るな、真桜、お前がとってきた食材でいいものを作ってやろう」

 

真「ほんまか、じゃあ出来上がり待っとるで」

 

がつがつがつ

 

真「うまい、ごっつうまいで、うぐっ……」

 

「慌てんな、食料は逃げないぞ、ほら水だ」

 

真「んぐんぐ、ぷはー。そやかて、ほんまうまいんやもん、でもはかせはそない食べんでも平気なん?」

 

「ああ、俺は元から少食でな、酒でも飲んでるさ(この世界に飲酒運転などないからな)」

 

真「ふぅ~ん、まぁええか」

 

真桜は再び食べはじめた。

 

「それにしても、フッ、おかしなやつらだったな」

 

真「???なにがおかしいんや」

 

「ん、なんでもないぞ、お前はそのまま助手席で食ってろ、俺が運転してやる。それじゃ行くぞ」

 

真「ふぉ~」

 

「食いながらしゃべんな!!」

 

えーと、にじファンからの引越し作業(加筆・修正)が終わりました。

 

大体一日一回更新していたのが今度は極端に遅くなると思います。

 

どうか長い目でみまもってください。

 

今後とも今駄作をよろしくお願いします。

 

 

 


 
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