No.451547

真・恋姫無双~科学無双  第7話

一日一回のノルマで投稿

続けられるかなぁ

2012-07-12 14:33:29 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:2658   閲覧ユーザー数:2454

この作品は真・恋姫無双の二次創作です。

 

原作とかけ離れるかも知れませんが

 

大目に見てください。

 

詠「城の一室に部屋を用意させるわ」

 

「そうしてくれると助かる、何せ車の中で寝てたしな」

 

詠「なに?そのくるまって」

 

月「そうそう、詠ちゃん、くるまって凄いの!馬より速いんだよ」

 

詠「ちょ、ちょっと月、なに興奮してるのよ」

 

「まぁ見れば説明してやるよ、その前にしばらく休ませてくれよ」

 

詠「わかったわ」

 

詠は侍女を呼び空いてる部屋に案内させる。

 

「じゃあ真桜行くか」

 

真「はいな」

 

(はぁ~久しぶりに車のシート以外でゆっくり出来たな)

 

陸は寝台から降りて真桜を見る。

 

「ん~真桜?何をぼ~っとしてんだ?」

 

陸は外を見ながら黄昏ている真桜に話しかけた。

 

真「ウチははかせに追いついて科学者になれるんやろか思うて」

 

陸はため息をつくと

 

「なんだ、そんなことか」と首を振った。

 

真「そんなこととはなんや!」

 

真桜は陸に詰め寄った。

 

「大体、科学っていうやつは今から1000年以上たってから確立されたものだ 一夕一朝で身についてたま

るか。今は俺が教えることを守っていけばいい だからな真桜、いくらなんでもそんなに早く俺に追い付こうと思うな、地道にやればいつかお前もいっぱしの科学者になれるさ」

 

真「そやな、ウジウジ考えんと出来ることから始めなあかんな」

 

「じゃ俺はもうすこし休んだらちょっと街をブラブラしてくる」

 

真「じゃあウチは次に作る物考えるとるわ」

 

(ほー結構、治安は良いし、市は賑わってるな)

そう思いながら歩いているとセキトが飛びついてきた。

 

ワン、ワン、ワン!

 

「ん~、おっ、セキトじゃないか、もう大丈夫なのか?」

 

ワンワンワン。

 

「そっか良かったな」

 

?「……セキトと会話してる?」

 

セキトに話しかけていると目の前に赤い髪の女の子が立っていた。

 

「ん?誰だ?」

 

陸が問いかけると

 

?「…恋」

 

女の子はそう答えた。

 

「そりゃ真名だろ、そっちじゃないほうは?」

 

恋「……恋は呂布ほーせん」

 

「!!」

 

陸は一瞬驚いたが平静を装った。

 

そっか(これが三国最強と呼ばれる呂布か)俺は河内 陸、河内でも陸でも好きな方で呼んでもいいぞ」

 

呂「……陸?」

 

「ん、なんだ?」

 

呂「…セキト治してくれた人?…なら恋でいい」

 

「そうか、じゃあ恋って呼ぶことにするよ、んでその恋は何してるんだ?」

 

恋「…肉まん」

 

「は?」

 

陸はなんのことかわからず思わずとまどってしまった。

 

恋「…肉まん食べに来た、ねね…いない…払えない」

 

「真名で言われても誰だかわからんが、ようは肉まんが食べたいってことか?なら俺が出してやろう。おっ、あそこに売ってるな、じゃあついてきな」

 

二人が歩き出そうとすると小さな影が目の前を横切った。

 

?「そこのお前恋殿から離れるです~、ちんきゅー…きっーく」

 

陸はひょいとよけるとべちょと地面にダイブした。

 

?「ふぎゃ!!なんでよけるです!!」

 

「誰だお前?、いきなり飛び蹴りしてきたらよけるに決まってるだろ」

 

すっくと起き上がると

 

?「ねねは恋殿をたぶらかす、怪しい奴を成敗する専属の軍師なのです」

 

と名乗った。

 

恋「…ねね、メッ、陸はセキトの恩人…真名も預けた、だからねねも真名」

 

音「れんどのぉ~」

 

「で、恋こいつは誰なんだ?」

 

恋「ねねはちんきゅ」

 

ちんきゅ?ああ、陳宮か

(そういえば史実の陳宮は呂布の配下だったな)

 

音「うぅ~、恋殿がそう言うなら、しようがないです、特別に教えるです、ねねは、音々音。言いづらいなら、ねねでいいのです」

 

「わかった、ねねだな。んで何の用だ?」

 

音「はっ!そうです。恋殿、詠が至急集まる様に言ってたのです」

 

恋「…ん、わかった 陸も来る」

 

「俺も行くのか?」

 

音「そう言えばへんな白い服着たやつがいたら呼んでくる様言われてたです」

 

「変な白い服着たやつって………あ~俺の事かそんじゃ行くとしますかね」

 

 

詠「遅い!まったく何してるのよ、まぁいいわ、今日はただの顔合わせだけだし」

 

「なんだ至急って言ってたからもっと重要な事かと思ったよ」

 

詠「それじゃ皆、こいつらが新しく客将になった者よ」

 

「こいつら言うな、まったく。俺の名は河内 陸 字と真名はない、だから、河内でも陸でもどうとでも呼べ。あんまり長くここに居るつもりはないがよろしく頼む、俺が作れる物はなんでも作ってやるから欲しい物があるなら言ってくれ」

真「うちは姓は李、名は典字は曼成、真名は真桜や、ここに居る陸博士の助手をやっとる、よろしく頼むで」

 

詠「ボクや月や霞は昨日会ったから自己紹介は省くわ、あとこっちのが…さっき一緒に来たからわかるわよね、もうひとり、こいつが華雄よ」

 

華「ふん!華雄だ、詠、こんなヒョロっとしたやつとただの巨乳女になにができるというのだ、どうせただの路銀稼ぎだろう」

 

真「はぁ?なに言うてんのや?うちの事はええねんけどはかせの事は取り消してもらおうやないか」

 

「落ち着け、真桜」

 

陸はそうたしなめるが

 

真「せやかて!」

 

なおも華雄につっかかろうとする。

 

「いいんだよ。どうせこいつみたいな奴は武一辺倒でろくに頭が回らない猪だからな一度痛い目を見せればどうと言うことはない」

 

華「なんだと、貴様、そこまで言うなら勝負しろ!」

 

(はぁ春蘭みたいなやつだな)

「いいだろう、では簡単にひねってやる」

 

月「ちょっとふたりとも止めてください」

 

詠「もう!あんたたちは勝負勝負うるさいわよ」

 

張「賈駆っち、ええやないか、どんな実力があるか調べるにもってこいや」

 

詠「わかったわよ、じゃあ鍛練場開けとくからそこでやりなさい」

 

華「ふん、必ず叩きのめしてやる。覚悟しておけ」

 

華雄はそう言うとこの場を出ていった。

 

真「はかせどうするん?勝てるんか?」

 

「まぁ見ていろ」

真「でもタナトスをぶっぱなしたら怪我ではすまんで」

 

「そのへんは大丈夫だ非殺傷用の弾を使う」

 

 

陸が華雄と戦う為の準備をしていると真桜が話しかけた。

 

真「なぁはかせ?その顔に付いてるのはなんなん?」

 

「ん?これは、相手がどう動くか予測できてどんな攻撃にも対応できる代物だ。実際見ればわかるだろう」

 

と再び準備に取りかかる。

 

しばらくして

 

「それじゃ行くか」と 二人は鍛練場に向かった。

 

 

華「よく逃げずにこれたな、それは褒めてやる、しかしけったいな格好をしているな」

 

「はぁそれはどうも、しかしこれが俺の戦闘スタイルだからな」

 

そして陸はタナトスを取り出す。

 

張「じゃあうちが審判やったるわ、先に戦意喪失や武器を手放した方が負けや」

 

華「そんなへんな武器で私を倒せると思うなよ」

 

「御託はいいからとっととかかってこい」

 

華「ぬかせ!」

 

ブォン!!

 

ふっ

 

ブォン!!ブン!

 

はっ

 

華「貴様、よけてばかりで馬鹿にしているのか?」

 

「攻撃が単調過ぎだし遅すぎてあくびが出る」

陸は華雄を挑発した。

張(速いな、ウチと同等?いや、それより速いか)

 

華「くっ!ふざけるなぁー」

そして華雄は武器を大きく振りかぶった。

今がチャンスとばかりにすかさず陸は華雄の武器を撃ち抜く。

 

ガァーン

 

ヒュン ザクッ

 

華「なあっ!」

 

大きな音ともに華雄の武器を吹っ飛ばし、呆然としている間に陸は華雄のは頭に銃口を突き付けた。

 

張「勝負ありや!河内の勝ちやな」

 

華「私の負けだな、しかしなんだあの小さい丸いものは?あんなもので武器を飛ばされるとはな」

 

(拳銃の弾が見えただと?どんな動体視力してやがんだ。待てよ、こいつ冷静ささえあればかなり強くなれるんじゃないか)

 

そう考えていると華雄が近寄ってきた。

 

華「おい、なにを考えている?」

 

「ああ、なんでもない」

 

華「そうか。あと悪かったな、最初の言はすまん撤回する」と頭をさげた。

 

張「自分強いなぁ、今度はウチとやろか?と言いたいとこやけど、今のままじゃ勝てへんやろな、よしウチは霞や次からそう呼びぃ」

 

恋「…陸…強い」

 

月「へぅ、凄いです……」

 

音「ふん。あんなへっぽこ恋殿の敵ではないですぞ」

 

それぞれがそう感想を言いあっている。

 

詠「はいはい、そこまで、みんな持ち場に戻りなさい」

 

詠がそう言うとそれぞれ仕事に戻っていった

 

すると華雄は陸の前に来るとと小声で

 

華「私の真名は優葉だ、覚えておけ、ただしあまり真名で呼ばないでくれると助かる」

 

「ああ、わかった優葉だな。極力呼ばないようにする。そうだ今度時間がある時、俺の部屋に来てくれないか?」

 

華「うむ、わかった//」

 

華雄は顔を真っ赤にしながら走り去った。

 

「なぁ真桜、なんであいつ顔赤いんだ?熱でもあるのか?だとしたら体調が悪いのを無理させちまったかな」

 

真「はぁ~ダメや、この人」

 


 
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