No.449489

東方燕狼歌 第二話 転生

下手ですが見ていってくださいお願いします_(._.)_

2012-07-08 23:16:20 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3732   閲覧ユーザー数:3638

 目が覚めると俺はまた何かがうす巻いた場所にいた。

 どうなってるんだ?

 確か俺は車を飛び越えれたはずだ。

 なのにどうして死んだんだ?

 

「それはね、君が飛び越えると同時にあの車が爆発したのさ

 それで君は死んだ、死因は爆死ってね。」

 

 ・・・・・・そうか、俺は死んだのか、

 

「そう残念がることはないよ、君もすぐにあの渦の中に入るのだから

 そしたら君は、新しい魂の一部として生きるのだから。」

 

「あら、残念それは無理よ」

 

「?!」

 

 いつの間にか金髪の女性が立っていた。

 

八雲(やくも) (ゆかり)か?」

 

「ええ、そうよあなたの実験は幻想郷に悪影響を起こすから潰しに来たの」

 

「酷いなあ、俺はこの実験に生涯を捧げてきたんだぜ、あと少しで完成までもう少しだって言うのに」

 

「あら残念ねでも、おしゃべりはこのくらいにしておきましょう、あなたは今すぐ死になさい!!」

 

「案外せっかちだな、まあ俺を殺したところで意味はないんだが」

 

「どうゆう意味?」

 

「簡単だ、ここの場所に俺や魂以外がいたらこの渦は消滅する。

 証拠に見てみろ渦に亀裂がはいってるだろ、お前が侵入した時点で俺の実験は失敗なんだよ。」

 

「あら、それならなんであなたはその魂を隣においているの?」

 

「それはなあ、こうするためだ!!」

 

 次の瞬間俺はまた光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー???ー

 

 

「・・・・・・」

 

 ここはどこだ、なんで声がでない、体も動かない

 

「なんでこんなところに赤ん坊が」

 

 なんだこのおっさん、ダメだ状況が理解できない。

 ・・・・まてこのおっさん俺のことを赤ん坊って言ったか?

 

「まさかこんな小さな赤ん坊が捨てられているとは思いもせんかった」

 

 ・・・・待て、とゆううことは今の俺の姿は赤ん坊なのか?!

 ありえねぇ?! これが一番ありえねぇ?! 

 

「まあ、此処で拾ったのも何かの縁,育ててみますか!」

 

 まあいいか、死んでないだけマシだしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー渦の中ー

 

「あなた、これが狙いだったの」

 

「いや、残念ながら失敗したまさか人格を持った状態で転生するのは予想外だ」

 

「あなた本当に何が狙いなの?」

 

「言っただろ、俺は新しい魂を作ってみたかったって」

 

「まさかあれが?!」

 

「いや、あれは違う、あれは魂の結合体、簡単に言うと失敗作だよ。」

 

「ならなんであなたは彼を過去に飛ばしてまで転生さしたの?」

 

「なぜかって、気分だよ。

 ここが誰かに侵入されたら彼の魂を転生しようってそう思ったんだ。

 特に理由はないよ、八雲 紫さん。」

 

男はそう説明すると。

 

「さて、それじゃあそろそろ俺は消えるよ。」

 

「逃がさないわよ」

 

「残念ながら、逃げるんじゃないんだよ。

 俺の存在は元から不安定だったから文字どうり消えるんだよ。

 さて、そろそろこの存在も限界だな、じゃあな八雲 紫もう会うことはないだろうが」

 

「ええ、さようなら永遠に・・・」

 

 

 そしてこの空間には誰もいなくなった。

 

 

 

 ー人里ー

 

 俺がこの人里のおっさんに拾われてから5年の月日が経った。

 この5年間でかなり状況が整理できたと思う。

 まず、ここは過去の世界だ、いわゆるタイムスリップってやつだな。

 さらに、新しく生まれ変わった身体だがたぶんこれは転生とかゆうやつだろう。

 特に不便ではなく、はっきり言って転生前よりも動きやすい。

 不便なところといえば、体の感覚がいまいちつかめていない。

 今のところこれが現状だな。

 あの時はかなり混乱していたが今では結構慣れてこの里の一員になれた。

 

「なあ、父さん今日はどうするんだ?」

 

「今日は祭りだからな、仕事終わらせて一緒に回るぞ!!」

 

「ん、わかった」

 

「おいおい息子よ、もっと喜んでもいいんだぜ」

 

「そんな、喜ぶ歳でもないよもう」

 

「若い奴が何言ってる、まあいい、今日の祭りでは騒ぎまくるぞ~」

 

 これが俺を拾ったおっさん・・・もとい俺の親父、王千(おうせん) 雪人(ゆきと)それがこのおっさんの名前だ。

 はっきり言ってこのおっさんはかなり強い、俺みたいな奴が何人かかっても絶対勝てない。

 それぐらいこのおっさんは強い。

 

「行ってくるぞ。」

 

「行ってらっしゃい。」

 

 

 

 

 ー祭りー

 

「息子よ~楽しんでるか~ ヒック」

 

「父さん、早速酔ってるね。」

 

「がははは!!、祭りだからなの飲まずにやってられるか~

 まあ、お前も飲め~」

 

「子供に飲ませようとするな!!」

 

「がはははは!!まあお前も楽しそうだから良かったのお~」

 

 まったくこのおっさんは、まあ、本当に楽しんだが・・・

 照れくさくて言えるか!!

 

 なんだか里の門の方が騒がしいな・・・

 なにかあったのか?

 

「鬼だーーーー!!!鬼が来たぞーーー!!」

 

「いやだーーー!!喰われるーーー!!」

 

「助けてくれーーーー!!」

 

 鬼だって?!そんなものが存在するのか?!

 でもこの人たちの慌てよう普通じゃない・・・本当にいるのか

 

「王千さん、お願いします。助けてください!!」

 

「分かった行ってくる・・・・」

 

「父さん鬼って・・・・・」

 

「大丈夫だ父さんに任せておけ。」

 

 任せろたって相手は鬼だぞ?!

 いくらこのおっさんが強いからって勝てるわけないだろ!!

 

「よお~王千久しぶりじゃな」

 

「何しにきた鬼の総大将自ら・・・」

 

「いや~、うちのバカどももがお主に負けたと聞いてな久しぶりに血がたぎってきたのじゃ。

 相手せい、王千お主が勝ったらこの里にはもう手出しわせんわ、じゃが主が負けたらこの里はもらうぞ。」

 

「いいだろう、だがここで殺し合うわけにはいかないな場所を移すぞ」

 

「よかろう、殺し合いの場所に案内せい」

 

「父さん!!」

 

「大丈夫だ問題ない」

 

「王千お主、息子ができたのか?」

 

「ああ五年前ほどにな・・・」

 

「かっかっか、お主に息子の~、で相手は誰じゃ「いないぞ」・・・なぜじゃ?」

 

「この子は山で拾ったんだ。

 そんなくだらないこと言ってないでとっとと行くぞ。」

 

「かっかっか、そうじゃのそろそろ抑えれそうにないわい。」

 

 そう言って鬼たちは親父について行った。

 クソッ、危険だが追いかけるしかないな・・・

 そう思って俺は親父たちのあとをつけていった・・・・

 


 
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