プロローグ。いきなり転生ペナルティー?!
「ごめんごめん、という訳で君を殺しちゃった」
どういう訳さ?
って、おや。声が出せない。動けない。というか、体が無い!?
「そりゃそうだよ。君の体木っ端みじんになったんだもの」
何故!?というか、どのような過程を得て木っ端みじんに!?
気がついたら白い空間に放り出されているんだけど、上も下も横も前後も不明瞭なんだけど…。
「お主は死んだのJa☆」
ウザイ。
というか、俺に話しかけている奴の姿も見えやしない。
て、まじ!マジで死んだの俺!
どういう理由で!
「話すと長くなるぞ。お主の死因は」
死因は。
「その身を犠牲にして地球を救った」
短!そして、すげえな俺!
て、嘘つけぇえええええ!俺はこの不景気の中でようやく再就職が決まった最高学歴一般高卒の二十一歳だ。
「それまでは生活保護を受けながらサバイバルな生活。父母一人ずつ。弟二人じゃったかな?」
何で知ってんの!?
「神にわからぬことはな(パサ)あ、と。履歴書落ちた」
目の前に突如現れたのは先週就職が決まった会社に出した俺の履歴書。
自称神様にカンニングが発覚した。
証拠はこれだ!
** ** 21歳 男。
**高等学校卒業。
**会社に三年勤務経験有り。
普通免許取得。
前科なし。
彼女なし。
童貞あり。DT(笑)。
書いてねえよ!?
最後の三つ書いてねえよ!
なんで、自分の恥部を書かなきゃいけねえんだよ!不景気の波はここまでも恐ろしいものなのか!?
「清い体で死んでしまったのー(笑)」
あんた俺に謝りたいの!陥れたいの!どっちなの!
「謝りに、じゃなく陥れに来たのじゃ」
せめて逆であってほしかった!
「まあ、お主の死因があまりに不憫だから転生させてやろうと思っての」
生き返ることは出来ないんすか?
俺、今の今までいろんな人。特に両親には苦労かけてきたから恩返しのつもりで実家に向かう電車に乗っていたんだけど…。
「お主はな、隕石に当たってパチュンッとはじけ死んだのじゃ。死んだ者の願いとして、生き返りは御法度じゃ」
パチュンっすか。てか、誰が定めた法度だよ。
「ブッタとキリストとデーモン○暮」
閣下?!
「という訳でほれ、いわゆるテンプレというものじゃ。生き返ること以外の願い事をこの要死に掛け」
この要死に掛け!?
「誤字った。この用紙に書け」
目の前に現れた俺の履歴書が裏返る。そこには『あなたが欲しい能力ベストテンを記入してね♪』と、書かれていた。
・・・ふむでは書いてみようではないか。
これでもここに来る前までは二次ファンを見ていたのだ。これぐらいはサラサラっと…。
しかし十個は多いような気がするけどまあいいか。あ、考えただけで文字が進むんだね。
人並みの容姿。男。
前世の記憶を持って行ける。…家族や友達の思い出は持って行きたい。もう会うことが出来なくなったとはいえ、俺の事を想ってくれた人たちを忘れたくはない。
そう言えば悪魔。俺の転生される所ってどこだ。
「何故悪魔だとわかった!」
冗談で言ったのにマジで神様じゃなくて悪魔かよ!で、俺は何処に転生されんの。
「理を狩り、魔女狩りな世界」
どこ?!
「リリカルマジカル」
ああ、あの二次ファンでよく見かけたあの魔砲少女ね。
「月に代わってディバインバスター♪」
あれ、違う?
「もしくは世界(にじファン)に禁止された世界。心臓捕獲♪純粋可憐♪」
怖っ!横文字を無理矢理漢字にすると無茶苦茶怖いなあの作品。
てか、それは規制が入った奴だろ!
「だったら、マッミマミしてやんよ。な世界」
実は俺、あのさみしんぼお嬢様はファンだったの!
「蝋人形にしてやんよ♪」
閣下ぁあああああああああああ!
・
・・
・・・
…疲れるっ。本当に疲れる。体が無いのに疲れたよ!
「さあ早くしろ。転生先もその特典に付属しておる。特典記入時間まであと」
やべぇ、時間制限つきだったのね、コレ。
急いで書かないと。
スーパーロボット大戦Zに出てきたガンレオン。二次に出てきたブラスタも捨てがたいが俺はあえてガンレオンだね。あの全開感が何とも言えない。
あ、ブラスタで思い出した。女運は最高状態に。
「DT(笑)」
うるさいよ!ほっとけ!
俺、転生したら可愛い恋人ゲットするんだ。
「死んだ状態で死亡フラグを言うとどうなるんだろ?」
ぼやくなんちゃって神様は無視して特典内容を記入していく。
理想の環境。ガンレオンの特訓場完備みたいなやつ。
あと、出来るだけ平和な世界に転生。
その世界では平均的な身体能力。
「残り時間は三時間」
ながっ!そんなに考える時間あるの!あ、いけね。ガンレオンということはスフィアも関係してくるよな。
黒の放浪者に襲われるのはマジ勘弁だからな。
えーと、あと三つか。
なら…。
スフィアの力は使えるけどその因果には呑みこまれない。
スフィアの反動も無し。あれ、使うとすんごい痛いらしいんだよね。
そして最後の願いは…。
出来たぜ。悪魔。
「よし、では転生させるぞ」
ツッコミが無い。本当に神様ではなく悪魔のようだ。
まあ、いいか。
確か、いきなり穴に落ちたり意識が遠のいたりするんだよな。
・
・・
・・・?
あれ、転生しない?失敗?
「んなこたない」
だって、いつまでたっても何も変わらな(ヒタ)…ん?
…ヒタ………ヒタ……ヒタ…。
て、なに!?あの黒い人影は何!?
「転生させる穴だが?」
…ヒタ。
なんで目と口の部分に光が灯っているの。しかも微妙ににやけていて怖い!
なんか、ニヤニヤしながらこっちにゆっくりとやって来るんだけど!
…ヒタ。
身の危険を感じるよ!体は無いけどね!
「では逝ってこい」
いや、待って。
ほかの二次創作のように転生させて!いや、ちょ、まじ怖い!
来るな来るな来るな来るな来るなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
「…ふむ。逝ったか。しかし、まあ、ガンレオン以外は見事に普通の奴だったな。…いや、最後の願いはまた変わっているかの」
家族や友人の皆に今までありがとうと伝えて欲しい。
「しかし、普通に十個も特典をやるわけないだろう。さて、ダイスロール」
白い何もない空間に十面サイコロが突如現れてからコロコロと転がる。そして『4』。つまり、四つまでは願いをそのまま叶えるが、残りの六個は真逆に叶える。
「ふむ。4か。不吉だな。まあいい。続けざまにダイスロール」
一度転がったさいころは四つに分裂して再度空間内を転がる。出た数字は『1・2・3・8』
「…最後のこれはおまけで叶えてやるか。ノリも良かったし」
まあ、残りは真逆だけどね。
さて、転生先は…リリカルな世界か。て、おやぁ?
世界観は確かにそこだけど…。まさかよりにもよってそこに出てくるとはねぇ。
彼はいきなり転生特典。いや、ペナルティーが発動したようだ。
キャラプロフィール。
主人公 沢(さわ) 高志(たかし)
隕石に当たってパチュン死した。
あまりにも見事にはじけ死んだので遺体はほぼない状態で死んだ。自称神様(悪魔の疑いあり)の所で気が付いたときには体が無くなっていたのは仕方が無い事。あまりにも不憫だから転生させられる。
実は死因の隕石は神様が落としたBIGキャンディ。
それでパチュン死した不憫な人。
特典として、
前世の記憶と健康な躰。一般人並の容姿。そして、ガンレオンの能力を貰ってリリカルなのはの世界に転生するが、転生ペナルティーで転生した場所が…。
性格は温厚でノリもよくツッコミ体質。仲のいい人たちからはタカと呼ばれる。
家族は大事にする方なので家族を馬鹿にしたり、傷つけようとする輩には容赦しないという冷徹な所もある。
だが、女性に縁がない男子高出身だったので女性の扱いが全く分からない。女の子には興味あるもののどう話しかけたらいいか分からないむっつりヘタレ。
理想の女性像は年上で面倒見のいい美人。
リインフォース(初代)やリンディさんのような知的美人はドストライク。
巨乳派。でも、貧乳や微乳にも興味はある。
特技・趣味 サバイバル。将棋(ただし、凄い下手)。縁側でまったりしながらココアを飲む。
嫌いなもの。苦手。 女の扱い。家族の不幸。横文字。英語。黒い物(転生するときに見たアレ)
ちなみに原作知識は一期(無印)までで残りはうろ覚え。
リンカーコア?なにそれ、美味しいの?と言った主人公である。
デバイス。ガンレオン
展開すると黄色と黒を基調にしたメカメカしいロボットのようになる。というか、まんまガンレオンの容姿をした全身鎧になる。
背中には自分の身の丈よりも大きい、馬鹿でかいレンチ。ライアットジャレンチを背負っている。
装甲が滅茶苦茶堅いバリアジャケット。空は飛べない。
待機状態はレンチの形をしたキーホルダー。
武装として、
ライアットジャレンチ。
背中に背負った無茶苦茶堅いレンチで相手を殴りつける。空中にぶっとばした後、追撃して相手を捕獲、そのまま地面に叩き付けて爆発を起こさせる。
チェインデカッター。
ガンレオンを展開した時、バリアジャケットの両方の方に一個ずつにくっついている。
十三日の金曜日に出てくる人もびっくり。二つの片腕サイズの電動のこぎりで相手を切り刻む。
稼働音が滅茶苦茶うるさい。
デッカースパナ。ブンブンスパナ。ブンマースパナ。
でっかいスパナで直接殴る。三つのスパナを魔力がこもった鉄線でつないでヌンチャクにして殴る。投げつけて相手を怯ませ、相手が怯んだところを殴る。
マグナモード。
いわば、フルドライブ状態。使うと自分の身体能力が爆発的に増大し、武装も増える。しかし使用中は常に体中に激痛が走る。
|
Tweet |
|
|
20
|
31
|
追加するフォルダを選択
神様の落としたBIGキャンディで体が粉々になって死んだ主人公がリリカルなのはの世界で可愛い彼女をゲットするために奮闘する物語。
「あれ?!俺は平和な世界を望んだんだけど!?」
神様から転生特典をもらうも、それは神様の陰謀で願いとは逆の方へと変わった世界で主人公は可愛い彼女をゲットできるのか?
続きを表示