No.44578

銃を抱えた女の子4

kikiさん

最近きづいたんですが。
インパイアもとの番号って打たなくていいんですね;

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2008-12-02 17:38:02 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:479   閲覧ユーザー数:465

 

 

 

なんとか、今日の学園生活も楽しく迎えられた。

 

 

朝のことは何とかばれずに済み、その後の授業もすんなりとは言わないが、

めずらしく居眠りをせず全部ノートに書き移した。(内容の意味はサッパリだったが)

昼飯は自炊した弁当。中身の栄養バランスは最高だ。

 

味も悪くはなかったが、昨日の味よりは良くないっと言った所かな。

 

瞬機はエロバkで女子の体育後のシャワーを覗こうとしたのを、

遠思に見つかりバッスリやられてしまった。

 

昼休み俺の弁当を盗み食った罰だな。

 

そして今掃除も終わり、帰り道を歩いてる。

途中まで遠思もいたけれどあそこの坂近くで用事を思い出したと言っていたが、

多分あそこをいっしょにかえるのがきまずかっただけだろう。

 

 

 

坂を上りきり後はまっすぐ家の別荘に帰るだけ。

俺の親は早くに死んでしまった。そのころは俺は中一だったころだった。

 

 

 

石油などで金持ちになった父は、死んだときの遺言に俺が阪上家の遺産全部受け取るよう書いてあった。

親戚連中は俺を騙し金を盗もうとしたが、俺はそれから逃げるためここまで逃げた。

 

 

 

 

 

 

だから、、家には帰れない。

 

 

 

「ただいま、、。」

ギイッッとにぶい音とともにドアを開けて帰りの挨拶をいった。別荘の中には誰一人いないと知っていてだった。

 

こんなに広いのに、、こんなに贅沢なのに、だれも、、いない。

 

 

こんなさびしい風景があった。

飯をくったら寝るだけ。掃除も家事も、全部昨日してしまった。

この広い別荘全部を。

やることがない。

 

 

「、、、なんか、、生きてる心地しねぇな」

 

ついふいに窓をみた。星だ。真っ黒な星が落ちていた。

 

「、、、、ん?」

すこし異変に気がついた。ここはビルに囲まれている。

星はその直ぐ隣から落ちている気がした。黒い星に色がついていく。

あれは蒼の帽子、、、黄色と青色ベースの服、、、白いロングスカート、、

 

「、、、?!」

待て待て!じゃああれって!

「やべぇ!まっすぐ窓に近づいてくる!」

 

俺は飛び起きた。このまま窓に激突したら死ぬ、、。

地面に落ちても死ぬ、。

 

っときたらこれだけか、、。

解明開始、、

 

窓のガラス繊維からその出来るまでの肯定、完璧な材料と分量、そして数式が組みあがってくる。

 

 

 

 

\sum _{k = 1} ^{n} k + 2  

\alpha \beta \gamma \delta \epsilon \zeta \eta \theta \iota \kappa \lambda \mu

\nu \xi \o \pi \rho \sigma \tau \upsilon \phi \chi \psi \omega

 

x=(\sin\theta_0)^2, ~~~~ y=x^{12}、、、、、、、、、、、、

 

延々と数式が目の前を飛び交った。

 

 

「、、解明!!トラエタ!」

 

数式が完成した時片目がギラリと窓を無意識に見た。目は人の目じゃない 

 

獣、怪物、怪獣、悪魔、いやどれにも当てはまらない。優しいが、信じられないほどの

力がそこにはあった。

 

 

その目が見開いた瞬間窓は消え去る。

そして窓のあった空間から落ちてくる。

 

 

「こい!」

 

ドンッ!!、、、ビリビリ、、、

 

「う?!、、、、く、ぅ、、、」

ソレを受け止める。正確にはその人を。

痛い、、いままで感じることのなかったほどの痛みが腕から全身に響いてく。

なみだ目になった目を必死に開ける。

 

、、キレイな娘(こ)だった。

体中に血を滲ませてヒタヒタと地面に色をつけていた。

そんな状態になっても釘付けになってしまうほど、、

 

「、、、ハッ」

いけない!血が出てるなら手当てしなきゃ!!

ああくそ!!そこまで頭回らなかった!

 

カツリッ 指にとても堅い何かが触れた。腰の辺りだ。体は温かいのにそこだけ冷たかった。

 

「、、、これ、、」

 

ソレをみて俺は息をするのを忘れていた。

 

大きな拳銃、、ではない。見た目はショットガンにすごく似ているかもしれない。

だが大きさがぜんぜん違う長さは50cmはありそうだった。銃は二つ。 両方ともとても酷似していた。

 

それか。さらにこの娘(こ)をここまで重くしていたのは。

とても太く、豪勢な装飾が施されている。

 

 

銃本体は全体が青く、何かのマークが彫られている。鮮やかな色をしている。

装飾は金色で、銃本体の隣に羽のような物がくっ付いていた。

トリガーの近くに金色の小さい鎖をぶらさげていた。

 

 

「この人、、、」その顔をみて集中していた。

コレ本物だ。俺の目で解読しようにも何かが邪魔して調べられないなんて物は今まで存在しなかった。

 

一体、、この娘って、、、

 

 

 

 
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