No.439351

真・恋姫 呉伝 -為了愛的人們-第59話

獅子丸さん

長らくお待たせして申し訳ありません。

第59話です。

今回も

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2012-06-19 19:54:48 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:11002   閲覧ユーザー数:8865

 

 

 

 

 

― 韓遂Side ―

 

 

 

 

 

涼州・・・馬騰の治める地を離れて辿り着いたのは荊州襄陽。

ここ、襄陽はあの者等が言っていた話とはずいぶん違う様相を見せている。

 

 

「やはりあの者等の話は信用ならんと言う事か・・・お前達は手筈通りに情報を集めて来い」

 

「「「っは!」」」

 

 

連れてきていた部下を情報収集に当たらせ、自身も動く。

荊州で反乱が起こった・・・そこまでは事実だろう。

だがどうだ?・・・距離はあるとは言えこの襄陽の民は反乱などまるで無かったかのように過ごしている。

自分達に火の粉が降りかかる事が無いからそうであるのか、それとも事実を知らされていないのか・・・。

いや、知らないはずは無いだろう。

各地を廻る商人達が数多く出入りするこの荊州に限って反乱などと言う大事を知らないはずも無い。

確認為に民達に反乱の事を聞いて廻る。

 

 

「・・・・・・一体どう言う事だ」

 

 

民達は口を揃えてこう言っていたのだ。

反乱は始まって直ぐに終わったと・・・。

直ぐに終わっただと?

確かに孫呉が関わったのであれば直ぐに終わったのかもしれん。

だが、民達は・・・劉玄徳達が反乱を鎮めた・・・そう言っているのだ。

始めは正気を疑った。

あの大して兵を持たないはずの小娘共が荊州南部を拠点にした大規模な反乱軍を沈める事などできるはずも無い。

であれば何故民達はそんなことを言うのか・・・。

答えは簡単な事だ。

意図的にあの小娘の利に沿うように噂を流したのだろう。

やはり、あの者達の言う事を信じてはならぬ。

既にあの者達は信用に値しないと言う事がわかった。

やがて日も落ち、戻ってきた部下達の話を纏めたが(われ)が出した答えを裏付けるような話ばかりだった。

既に決定的だ。

これ以上何を見聞きしようともこの評価は変わらないだろう。

このまま涼州に戻り、事実を伝えても問題ないはずだ。

しかし、気がかりな事もあるのだ。

我等(われら)が此処に来れば自ずと嘘がばれると言うもの。

だが、小娘等は止めさせようとはしなかったのだ。

話の裏を知れば知るほどその事が気にかかる。

涼州には翠と蒲公英が居るのだから何か起こっても対処できるだろうが・・・。

ふむ・・・もしかすれば・・・だが、小娘共は(われ)を消すつもりなのではないか?

もしそうなのだとすれば・・・。

ここに長居をするのは不味いかもしれん。

 

 

「者共、此処で得る物はもう無い。直ちに荊州を出て洛陽に向かう・・・直ぐに出立の準備をするのだ!」

 

「「「御意」」」

 

 

情報収集の為に連れてきていた兵達はすぐさま準備を始める。

荊州を出さえすれば小娘共も簡単には手は出せまい。

できれば呉へ行き介入した理由を知りたくはあったが、荊州内に留まれば危険が伴うかもしれん以上諦めるしかあるまい。

情報収集という行動上、少人数で行動しているのだ・・・自身はともかくとして、兵達を失うわけにもいかん。

む、少し考え込みすぎたか・・・。

兵達も準備を終えたのか、直ぐに次の行動に移れるよう(われ)の指示を待っていた。

 

 

「行くぞ」

 

 

兵達にそう告げ、我等(われら)は襄陽の町を背に洛陽へと向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 一刀Side ―

 

 

 

 

 

「一刀様、どうしてこの時期に南海へと行くのですか?」

 

「ん~・・・・・・暇つぶし?」

 

「・・・・・・」

 

 

俺の答えに亞莎はなんとも言えない表情をしている。

ここはもっとツッコミとか欲しい所なんだけど亞莎にそれを求めるのはまだ早かったか・・・。

なんて返せばいいか戸惑っている亞莎が可愛くてもう少し見ていたい所だけど流石に可愛そうな気がして真面目に返す事にした。

 

 

「冗談だよ亞莎。・・・だからと言って簡単に答えを教えちゃ亞莎の勉強にならないだろうから此処で問題です!」

 

「っへ!?も、問題ですか!?」

 

「そう、問題。・・・荊州南部をドサクサ紛れに併合して領土が広がって大事な時期の今、なぜ暢気(のんき)に交州に旅行に行く必要があるのか?」

 

「一刀様、それは先ほど私が問いかけた事ですよ?」

 

 

そう切り替えしてきた亞莎。

この辺が冥琳や穏との経験の差なのかもしれないなぁ。

 

 

「亞莎はどうしてだと思う?」

 

「一刀様の事ですから何かしらの考えがあると思います。・・・ですが、私にはその理由が思い浮かびません」

 

「・・・その答えは軍師として失格!」

 

「っ!?」

 

 

俺の一言に肩をビクッと震わせ、いつもの長い袖で自分の顔のすべてを覆いつくして落ち込む亞莎。

・・・・・・き、効くなぁ。

こんな姿を見ると、つい慰めなきゃって思うのは俺だけじゃないはず!

だがしかし!!

此処でそんな事をしてしまったら亞莎の為にならないのだ!!

だからこそ俺は鬼になろう!!

・・・・・・いつまで持つか自信ないけど。

そんな俺の隣で亞莎はどんどんダークサイドに沈んでいっている訳で・・・。

「私はやっぱり軍師には向いてない」だとか「一刀様の足手まといにしかなっていない」だとか何やらぶつぶつと半泣きの虚ろな目で呟き始めている。

 

 

「・・・っと切って捨てるのものも、ひ、卑怯だよな?!・・・ここで一つヒント(手掛かり)をあげよう!」

 

 

慌ててそう告げると袖に隠れてしまっていた亞莎顔がちらりと見えた。

な、なんとかこっちの世界に引き戻せたっぽい・・・。

 

 

「この忙しい時期に俺が寿春から離れる事の意味を考えてみるといいよ。なぜ仕事をそっちのけで偏狭の地である南海に行くのか?

なぜ王である雪蓮や都督である冥琳があっさりとそれ許したのか・・・その他にも色々と考えてみるといいよ」

 

 

そう言葉にする。

すると亞莎はまたブツブツと呟き始めた。

だけど、さっきとは打って変わって真剣な目をして思考にふけっている亞莎。

そんな姿を見るとなんとなく笑みがこぼれてしまう。

いつも真面目な亞莎は何事にも真剣に取り組む。

だけど、さっきみたいにわからないと結論付けてしまうとそこで停止してしまう。

経験が浅い・・・冥琳の言葉をふと思い出す。

冥琳や穏と亞莎とでは経験に関して差があるのは仕方ないと思う。

だけど、何事も必死で勉強して物にしようとする亞莎の姿勢は冥琳や穏にも勝るとも劣らない。

そして、冥琳や穏もそう思っているからこそ、中途半端な知識しか持っていない俺なんかの所で自分達とは違うベクトルの知識を亞莎に学んで欲しいと思っているんだ。

必死な亞莎の姿を見たら俺なんかの中途半端な知識なんて教えていいのかと思う。

だけど、冥琳や穏、そして亞莎はそんな知識でも必死に取り込もうとしてる。

そんな姿を見ていたらできる限り役に立ちたいと思うのが人情ってもんだろう!!

なんて、事を考えながら鋭い目つきで思考にふける亞莎を見ながら交州南海への道をゆっくりゆっくり進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 諸葛亮Side ―

 

 

 

 

 

深夜の私室。

私は雛里ちゃんと二人で寝床に入っています。

普段は個別の部屋で寝起きしている私たち。

恐らくは(わざ)と部屋を分けられているのだと思います。

桃香様達が涼州へと向かってからほぼ一月。

その間も私と雛里ちゃんがこうして二人きりになる機会がありませんでした。

仕事も別、私室も別、食事も別。

明らかに私たち二人を引き離そうとする意図が見えます。

ですが、今日は少し違いました。

蔡瑁さん達の動きが何時もとは違っていたんです。

これは私の予想でしかありませんがあの人達の企みに関して何かしらの妨害、または不祥事が起きたのだと予想できます。

常に私達に付いていた文官や護衛と証した監視人をも駆り出して慌てて何かしていたようです。

何が起こったのかはわかりませんがお陰でこうやって雛里ちゃんと二人きりで話をする機会を得られたので感謝です。

だからと言って安心できるものでもありません・・・なので明かりを消し、お互いの顔が見えるまで引っ付き、出来うる限り小さな声で会話をするために寝床の中で話しているわけです。

口元を寝具で隠せばもし何処かに監視がいたとしても口を読まれる心配も減ります。

そこまでして話さなきゃいけない事。

私も雛里ちゃんもずっと考えている事。

私達が荊州に来た事でまた大きな乱が起きる事になる・・・そう考えています。

恐らくこの考えは間違ってはいません。

気づくのが遅すぎた・・・私達は後悔していました。

始まりは幽州での五胡襲撃・・・そこから始まっていたのだと。

いえ、もしかしたらそれよりも前から始まっていたのかもしれません。

最初は義勇軍でしかない劉備軍なんて見向きもされていなかったと思います。

しかし策の変更を余儀なくされた・・・私はそう思っています。

誰が考えたのか・・・一番最初に思い浮かんだのは『天の御使い』さんでした。

自ら『天』を名乗り、漢王朝に喧嘩を売ったその人です。

自らが皇帝であり、自らが漢を治める為に裏で工作していたのでは?そう疑いました。

ですが、『天の御使い』の行動は常に世間に・・・違いますね・・・この大陸全土に伝わるように起こされていると私は感じました。

自分が何をしているのかを誰かに伝えるように・・・。

『天』を名乗り、『天』に喧嘩を売り、『天』の有り方を根底から覆す。

終始それに徹しているような印象を受けました。

そして、考察しているうちに『この人』ではない・・・そう結論付けます。

 

第一に、私達を追放した『天の御使い』にとって今更私達を荊州に置いても利益が無い。

劉備軍は唯でさえ軍としては弱小です。

愛紗さんや鈴々ちゃんと言う一騎当千の武将が何とか軍としての体裁を守っていると言っても過言ではありません。

そんな私達を追放し、そして荊州へと差し向ける事は『天の御使い』にとってなんら意味がないと思えます。

荊州に居座られて一番損をするのは呉という国であり、その上劉備軍を追放した『天の御使い』は敵でしかありません。

 

第二に、自ら呉王、孫伯符の下に付くことを明言し、皇帝を手元に置かなかった事。

皇帝を救った功績は大きく過去の例を見てもその功績を持って皇帝を庇護下に入れる事は多大な利益をもたらします。

私達が同じ立場であったなら確実に庇護下に置くことは間違いない・・・そう言いきれる程にその利益は多大なものです。

 

第三に、『天の御使い』の行動にしては回りくど過ぎる事。

これは私の想像でしかありませんが、『天の御使い』は何か事を起こす場合必ずと言って良い程に自ら矢面に立ちます。

噂で聞いた寿春での悪官成敗、洛陽での一件にしてもそうです。

自ら事の正面に立って策を成らす・・・裏で誰かしら動いている筈ですが、それでも必ずと言って良いほど前面に彼は存在していました。

そんな彼が今回に限ってこんな回りくどい手を使うとは到底思えません。

 

恐らく、『天の御使い』とはまったく違う国または人間の企みでは無いかと思います。

あまりにも陰湿すぎる策。

桃香様達と私と雛里ちゃんを引き離し、桃香様達を上手く操ろうとする魂胆が透けて見えます。

下手をすれば私達二人はこのまま消されてしまう可能性すら・・・。

 

 

「朱里ちゃん・・・私達どうなっちゃうんだろうね」

 

「雛里ちゃん・・・・・・」

 

 

現状なんら打つ手も無く、自分達の行く末が手に取るようにわかり恐怖に手が震えていたそんな時でした。

 

 

「おっと・・・もう寝ていましたかな?」

 

 

突然開かれた扉。

そこに立っていたのは趙雲子龍その人でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 郭嘉Side ―

 

 

 

 

 

「まったく風ときたら・・・」

 

 

本当は一緒に行く筈であった風はいつの間にか私の傍から消えていて、仕方なく宮廷へと一人で向かっています。

華琳様ではなく私と風が劉弁様直々に呼び出され、共に行くと約束していたはずなのですが・・・。

深い溜息をつきながら近衛が守る門を抜け次女に案内されるままに一つの部屋へと通されました。

 

 

「も~・・・稟ちゃん遅いですよ~」

 

「っな!?」

 

 

部屋に入ってみれば既に風が卓に着きお茶を片手に私に向かってそう言いました。

何か言葉を返そうと思いましたが言葉は何も出てくる事はなく、先程よりも深い溜息付くほかありません。

気を取り直して風と私の置かれている状況を改めて確認します。

皇帝に呼ばれ案内されたこの部屋にその姿は無く、卓を囲っているのは風ともう一人のみ。

この方は何度か見かけたことがありますね。

確か司馬懿殿の弟君だったはず。

風の湯飲みにお茶を足しながら私に軽く頭を下げてきたので私も会釈を返しながら二人の座る卓に行きいすに腰掛けました。

 

 

「稟ちゃんが余りにも遅いから先にお茶をいただいていたのですよ~」

 

「私は風を待っていたのですが・・・確か約束していたはずですよね?」

 

「・・・・・・ぐぅ~」

 

「寝るな!!」

 

「っは!?・・・何のお話でしたっけ~?」

 

 

何時もと変わらぬやり取りに本日三度目の溜息をつきながら・・・もういいです・・・と告げて目の前の人物に視線を戻します。

最初の印象と何ら変わらぬおっとりとした表情のまま私と風のやり取りを眺めていたこの人物。

何気なく表情や体の動きを観察してわかった事が一つ。

この方は何か迷っている。

恐らくは風もそれに気づいていて、(わざ)と宮廷内部でまで何時ものやり取りを仕向けるように動いたのでしょう。

この方にとって華琳様ではなく私達を呼びつけた事に何かしらの意図があるはずなのです。

この状況で劉弁様が出てくる事は無いと断言できます。

恐らくは何か別の事・・・謀反・・・は先ず有り得ないでしょう。

となれば何かしらの便宜、又は賄賂の(たぐい)

 

 

「稟ちゃん、そんなに難しい顔をしなくても良いのですよ~。稟ちゃんが考えているような事は恐らくありませんからねぇ~」

 

「風?」

 

 

何時ものように飄々とした口調でそう言ってのける風。

相手を警戒させてしまうような事を何の警戒も無く言ってのける風。

そんな風を見ながら四度目の溜息をつき、警戒を解くことにします。

 

 

「それで、お話とは?」

 

「・・・劉弁様の事はお聞きにならないのですか?」

 

「来ないのでしょう?」

 

「はい・・・騙す様な形になり申し訳ありません」

 

「気にしなくていいのですよ~」

 

 

そう答えた風は相変わらず手にしている湯飲みを傾けています。

 

 

「しかし大丈夫なのですか?劉弁様の名を語って私達を呼びつけたと知れれば貴殿の首が飛ぶ事になりますよ?」

 

「それは問題ありません・・・実の所、劉弁様も曹操様もご存知の事ですので」

 

「・・・そういう事ですか。では、何故私達を?」

 

「曹操様がお二方ならば間違いなく知恵を貸してくれるだろう・・・と」

 

 

華琳様が・・・私達であれば・・・私であれば・・・そこまで私を?・・・あぁ、華琳さ・・・

 

 

「フガッ!?」

 

「は~い、稟ちゃ~ん。今の所はそこまでにしてくださいねぇ~」

 

「フガッガガラハガカラヘホハダヒヘ!!」

 

 

急に風から鼻をふさがれ正気に戻った私。

これでもか!と私の鼻から離そうとしない風の手を何とか引き剥がしました。

強烈に抓まれた鼻がジンジンと疼いていたのですが自業自得な為、風に文句を言う事もできません・・・。

疼く鼻を押さえながら何とか繕い直し、目の前の方に話を進めるよう促します。

 

 

「・・・大事は・・・あ、いえ・・・えーと、そうです。曹操様がお二人な・・・」

 

「それはもう聞きましたので~。その続きをお願いしますね~」

 

「そ、そうですね!・・・で、お二人をお呼びしたのは劉協様の事についてです」

 

「ふ~む」

 

 

此処に来て劉協様の事ですか・・・。

漢中からの報告は色々と受けてはいるのですが・・・。

 

 

「聞く所によると漢中で何やら流行り病が広がっているとか・・・それを聞いた劉弁様が劉協様を大層心配されておられまして・・・」

 

「そう言う事ですか・・・それならば恐らく心配はありませんよ」

 

「と言うと?」

 

「何でも五斗米道とか言う医師の集団が治療をする為に漢中に入ったとか~」

 

「風の言う通りです。なんでも、高度な治療技術を持つとか・・・」

 

「そうですか・・・では、劉弁様にそう伝えます」

 

 

私達の答えを聞き終えた目の前の人物は大きく息を吐き卓へと視線を落としました。

話はこれで終わりではないでしょう。

恐らく本題はこれからでしょう・・・。

 

 

「で、本当のところは何なのですか~?」

 

「風・・・」

 

 

まったく風ときたら・・・。

私は本日五度目の溜息を付きます。

 

 

「・・・流石は曹操様がお二人ならばと言われただけではありますね」

 

「それ程でもないのですよ~」

 

「少しは遠慮するべきですよ、風」

 

 

目の前の人物は大きく息を吸い、懐から二通の書簡を取り出しこう言いました。

 

 

「この書簡を極秘裏に劉協様に届けて頂きたいのです」

 

 

私は二つの書簡に視線を落とします。

そして直感的に思ってしまったのです。

 

何か裏がある・・・と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがきっぽいもの

 

 

更新が遅すぎてすいません。

獅子丸です。

 

簡単な説明とさせていただきます。

実は、身内が天に召されました。

それ以前の看病やその後諸々の行事や挨拶回り等で落ち着くまでだいぶ時間がかかってしまいました。

 

今回の話、当初の予定では後2人程書く予定だったのですが、前回の投稿からかなりの日数がたっていましたので

出来上がっている分59話として投稿する事にしました。

 

コメントでも判り難いとのご指摘もあったので『太史慈』編もしばらくお休みにします。

人物視点が入り乱れているのは獅子丸の技量の無さからくるものです。

大変申し訳ないのですが構成上今から変えることは難しいのでご勘弁の程よろしくお願いします。

 

 

さて、この物語もそろそろ山場の中間に差し掛かったところです。

後数話で山場を向かえ真の意味での『赤壁編』へと向かいます。

一刀は何を狙っているのか、未だ国名を名乗らない曹操はどうするのか、涼州に向かった劉備玄徳一行の動向等

楽しみにしていただけると幸いです。

 

 

では、今回はこの辺で。

 

次回も

 

生ぬるい目でお読みいただけると幸いです。

 

 

 

 


 
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