No.424475

超次元ゲイム ネプテューヌmk2 snow wind -episode11-

短いし駄文な気がしてきた今回。

2012-05-18 03:28:47 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:836   閲覧ユーザー数:785

「あ、帰ってきたですの」

 

アトリエの扉を開くと、カランカランという音と共にがすとの言葉が聞こえてくる。

 

「…距離的な意味もあってやっぱりこっちが後か」

「というか、アンタのお供が勝手に一人で無双してくれたお陰でかなり早く終わったわよ」

「レーレさぁぁぁんっ! おかえりなさあぶぉおっ!?」

「…そう」

 

私目掛けて飛び込んできたアリスを最小限の動作で避けつつアイエフと話す。

…強いんだ、この子(アリス)

 

「だ、大丈夫ですか?」

「うぅ…酷いですよレーレさーん…」

 

開けっ放しの扉から顔面から地面に突っ込んだであろうアリスがネプギアに支えられて戻ってくる。

酷い、と言われても。

 

「いきなり飛び付いてくる方が悪い」

「えー、そこはこうぎゅーっと受け止める所でしょう!?」

「……がすと、材料はこれで揃った?」

「無視ですかそうですか…」

 

なにやらぶつぶつ言ってるアリスを無視して、取ってきた素材をがすとに渡す。

 

「…レアメタルにデータニウム…間違い無いですの」

「そ、それじゃあ…!」

「今から調合に取り掛かるですの。また暫くしてから来てほしいですの」

「ん…分かった」

 

そう言ってがすとはゲイムキャラの欠片と素材を持って釜の方へと歩いていく。

やれることはやった。後は待つだけ…

 

「それじゃー、どうする? 確か錬金術って時間かかるんでしょ?」

 

アトリエから出て、通行の邪魔にならない辺りで今後の相談をする。

 

「…一度状況を確認する為に教会に戻った方が良いと思う」

「そうね。そろそろ教祖の方にも何かしら情報が入ってるだろうし」

「ですねー。んじゃ、一旦教会に戻るってことで」

 

ということで一度教会に戻ることに。

…移動省略。

 

「ミナちゃーん、たっだいまー」

「…ただいま」

「二人とも、それに皆さんも。どうでしたか?」

 

私達が戻ってきた事に気づいた教祖がまずそう聞いてくる。

重要な事だからね。

 

「…知り合いの錬金術士に頼んで今直してもらってる。調合に少し時間は掛かるけど直るのはほぼ確実、だそうです」

「錬金術、ですか…そういえばいつからか街に錬金術士のアトリエができていましたね。盲点でした」

「それで、今の状況がどんな感じなのかを聞くために一度戻ってきたんですけど…」

「そうですね…今の所特に目立った行動は見られません。ただキラーマシンは着々と復活していると思われますが…」

 

この際それは妥協するしかないだろう。

封印さえしてしまえばこちらのものなのだから。

 

「きょ、教祖様!!」

 

と、そこへ教会の関係者だろうか、一人の女性が慌てた様子で部屋に入ってきた。

 

「何事ですか、騒々しい」

「た、大変です! 犯罪組織がモンスターを引き連れてツムシティを襲撃に…」

「…!」

「なんですって…!」

 

教会関係者の言葉に驚愕する一同。

…流石にただ復活を待つだけというのは無いか…

 

「…状況は?」

「え? あ、はい! 敵は指揮している者が3人、モンスターを大体10体ほど引き連れての襲撃とのこと…」

「警備隊はどうしたの」

「被害を抑えるため交戦中ですが…あまり良い状況とは…」

「……っ…」

 

状況を聞いて舌打ちする。

これじゃ、キラーマシンを封印できたとしてもシェアが大分失われてしまう。

……仕方ない。

 

「…警備隊には出来る限り戦いは避けて、住民の避難を優先しろと伝えて」

「…レーレさん?」

「え? で、ですが…」

「いいから! …私が止めに行く」

 

言って、扉に手を掛ける。

 

「ちょ、レーレ待ってよ! わたし達も行く!」

「二人は来ないで。…私だけで十分」

「で、でも…」

「封印の時に多くのキラーマシンと戦うことになる、その前に体力を使うべきじゃない。…だから大人しくしてて」

「あ、ちょっと!」

 

それだけ言って扉を閉める。

…急ごう。

「…………」

 

エアボードに乗ってツムシティへやってくると所々から煙が上がっており、大分崩壊していた。

今でもモンスターが建造物を攻撃し、破壊活動を行っている。

 

「……」

 

そんなモンスター達を一匹ずつ仕留めながら、街を捜索する。

まだ生き残りがいないか、モンスター達を指揮している人間はいないか…

 

「…いた」

 

人の気配を感じ、物陰に隠れる。

人数は二人、周囲には3匹ほどモンスターがいる。

…襲われていないということは、アイツらか。

 

「しっかしよぉ、何もここまでやる必要はなかったんじゃね?」

 

犯罪組織の関係者と思われる男の一人がそう言葉にする。

あまり乗り気ではなかったようだけど、どのみちやったことに変わりはない。

 

「仕方ねぇだろ。こっちがわざわざ平和的に済ませようとしてんのに、アイツらは「そんな物必要ない!」だとかぬかすんだぜ? マジェコンの何が嫌なんだか…」

「まぁ…これ一つありゃほとんどのゲームができる上、犯罪神様を崇拝するだけでタダで貰えるのにな」

 

どうやら最初は普通に信者を増やすためにここに来たようだ。

だがこの街の人はそれを断り、結果このような惨事になった…

 

「そういや、あのお方はどこに?」

 

…あのお方…?

 

「あぁ、なんか「幼女は最優先で保護よ!」とか言いながらどっか行っちまった」

「…強さは本物なのにな…」

 

…よくわからないけど、後一人は今この場にはいないようだ。

…数を減らすなら、今の内…

そう思い、私は物陰から二人組の前に姿を見せる。

 

「…ん? おい、生き残りがいたぞ」

「…………」

「あ? お、本当だ。しかもあのお方がよろこびそうなヤツだな…おい! そこの!」

 

二人組が私に近づいてくる。

…溜めている魔力には気づいてないか。

ルウィー出身ならバレる危険はあったけど、二人とも違うようだ。

 

「お嬢ちゃん、今からでも遅くないからよ、犯罪神様を崇拝しない? そうすれば助かるし、マジェコンだって――」

「……黙れ、雑魚」

「…へっ?」

 

二人組の内の一人が間抜けな声を上げた時。

その時には既に男の頭は身体から離れ、地面に落下していた。

 

「……次は、アンタだ」

「ひっ!? お、お前ら! ここ、このガキを殺っちまえ!!」

 

怯えた顔をしながら残ったもう一人がモンスター達にそう命じ、モンスター達が一斉におそいかかってくる。

それでも慌てずに、ただ引き付ける。

 

「………はぁあッ!!」

 

ギリギリまで引き付けた所で、私は魔力を溜めていた左拳で地面を殴る。

左手に溜められていた魔力がそれにより一気に爆発し、回りにいたモンスターを消し飛ばす。

 

「ひ、ひいぃ…!」

「…………」

 

それを見て腰を抜かした男に、一歩、一歩と歩み寄っていく。

男は表情を恐怖に染めて私から逃げようと後ろに下がっていくが、背後にあった瓦礫によりそれは叶わなくなる。

 

「…何が言い残すことは、ある?」

 

…気紛れでそんな事を言ってみる。

 

「や、やめ…助けてくれぇッ! 死にたくない、痛いのは嫌だ、死にたくない…!!」

 

多分、ネプギア辺りだったら見逃すか助けるかしていただろう。

だけど、私はネプギアじゃない。…運が悪かったね。

 

「大丈夫。こういうの、慣れてるから。…痛くは無いよ」

 

男の前に立ち、鎌を構える。

 

「ひ、ぃ…っ!」

「それじゃ――バイバイ」

 

きっと、この男からみたら、今の私は…

……歪な笑みを浮かべていただろう。

ザシュ、という音を立てながら鎌が男の首に降り下ろされる。

斬られた男の頭部は既に何も言葉を発さず、大量の鮮血を吹き出しながらゴトリ、と地に落ちる。

吹き出す鮮血が、私の身体を赤く紅く染めて行く。

…フウの意識が戻ったら、また怒られそうだ。

そんな事を考えながら、鎌に付いた血を落とす。

…さて、襲撃者の始末は終わった。皆の所に戻る…前に家に帰って着替えよう。

エアボードを出してルウィーに帰ろうとした、その時だった。

 

「あら、こんなところに可愛らしいお嬢ちゃんがいるじゃない」

「っ!」

 

どこからかそんな声が聞こえてきて、咄嗟に武器を構える。

誰だ…? さっき言ってた、"あのお方"…?

 

「…誰! 出てきて!」

「…こんな可愛い子に呼ばれちゃ、出ていかないわけにはいかないね」

 

ふざけた事を言いながら、声の主が私の前に姿を表す。

それは一見、黄色い服で茶髪をポニーテールにした普通の女性にも見えた。

が、背中にディスクのような物を背負っていたり、明らかに人間じゃない部分があった。

 

「にしても、この国の幼z…もとい、女神を誘き寄せる為にしたのに、予想外だったなー」

「貴女は…何者?」

 

出てきて一人で勝手にぶつぶつ言い始めた女にそう問う。

こいつは敵か、味方か…恐らく前者だろうけど…

 

「…ん? 妾? 妾はねぇ…

犯罪組織マジェコンヌの四天王、トリック・ザ・ハードよ」

キャラメモ

○トリック・ザ・ハード

└何を血迷ったかまさかの女体化。ちなみに他のザ・ハードも…

 口調はクソフレ様?と呼ばれている方基準らしいです、自分で決めておいてらしいとはこれいかに。単に口調掴めてないだけですけども。

 外見は黄色とオレンジの服&スカートにプロセッサユニットのトリックみたいな装備。バックユニットの代わりに原作トリックと同じようなディスクの入った何か(ゲーム機?)を背負っている。

 イメージCV:山崎和佳奈


 
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