北郷一刀「くそっ！」

広間の壁を殴る鈍い音が響く

北郷一刀「何で関係のない人達が死ななくちゃいけないんだよ」

クロスと幻騎士、強襲部隊が現実という【天の国】へ帰ってから数秒して１０年後の姿だった一刀は元の姿へと戻った

無魁双壱「これがミルフィオーレファミリー・・・・・いや、NEVERのやり方だ」

鈴々「でも酷過ぎるのだ！お兄ちゃんの友達を殺すなんて」

愛紗「これからどうなさいますか？ご主人様」

北郷一刀「・・・・・・・・・・」

一刀は少し悩んだ・・・・・そして近くの近くに置いてあった匣とリングに気付く

北郷一刀「コレは？」

紫苑「指輪みたいな方は未来のご主人様が置いていった物です」

北郷一刀「この匣は？」

無魁双壱「橙の匣はお前のだ・・・だが、無色の匣は・・・・・」

双壱が言おうとした時に翠が・・・・・・・・・・

翠「クロスっていう奴がご主人様にあげるって言って置いていったんだよ」

北郷一刀「へえ～、とにかく開けてみよ（確か覚悟を炎にだっけ）」

一刀は大空の無双リングを指にはめ、炎を灯して無色の匣に大空の炎を注ぎ

そして匣に少しずつ崩れていく・・・最後は匣は粉々になり中からは・・・・・・・・・・

北郷一刀「手紙に・・・また匣？」

手紙は分かるが粉々になった匣の中には、もう一つ匣が入っていた

星「主よ、まずは手紙の方を読んでみましょう」

北郷一刀「ああ、そうだな」

そういって手紙を開いて内容を確認する