No.398262

真剣で刀に恋しなさい!第一話

完了さん

もし、七花かの子孫がまじこいの世界にいたら?という世界です。駄文かもしれないですがよろしくおねがいします。

2012-03-26 14:26:35 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:5588   閲覧ユーザー数:5252

 

「『炎刀『銃』』収集完了。これでやっと帰れる。」

 

男は『炎刀『銃』』の所有者を見ながらそう言った。

「でもどうやって帰るか?」

 

そう、今の男は日本で一番高い富士山の頂上にいた。

 

「はぁ~面倒だ」そう言いながら山を降りって言った。すると降りる途中に金髪の髪をした執事がいた。

 

「ヒュームさんなんでここにいるんですか?」

 

「なに、最後の刀を見に来ただけだ烈花」

 

不敵に笑うヒュームさん。突然、真剣な顔になった。

 

「なかなかましな顔になったな。もう赤子とは呼べんか」

 

「昔はよく赤子と呼ばれましたが。もう呼ばせません」

 

殺気をだしながらそう言った。

 

「ふん、そうか」

 

「まぁ、色々話したいことがありますが、それは帰ってからにしましょう」

 

「それもそうだな」

 

そうして俺たちは山を降りた。

 

 

 

 

 

 

九鬼極東支部

 

 

俺はあのあと九鬼極東支部に戻り自分の部屋にいる。俺はこの12ヶ月の旅のことをおもいだしていた。いろんな完成形変態刀の所有者がいた。いろんな所有者の願いも聞いた。いろんな事も学んだ。いろんな人たちがいた。そんなことを思い出していたら突然部屋のドアが開いた。

 

ガシャ!

 

頭に花を刺したロングヘアーの女の子が立っていた。その女の子は目に涙をためていた。

 

「よう、清「烈花くん!」ぐっは!!」

 

女の子は突然抱きついてきた。俺は突然のことで抱きとめれずお腹に直撃した。

 

「烈花くん!烈花くん!烈花くん!会いたかった!会いたかったよ!」

 

「清楚、痛い痛い」

 

「あ、ごめんね」

 

清楚は俺に離れるとお互い黙ってしまった。

 

この沈黙を破ったのが清楚だった。

 

「あのね私、烈花くん帰ってきたって聞いて居てもたってもいられなくて・・・・」

 

そんな、よそよそしい清楚を見て俺は清楚に抱きついた。

 

「きゃあ」

 

「すごくかわいいよ清楚」

 

「そ、そんな」

 

顔を赤らめて恥ずかしがっている清楚。なにこの可愛い生き物は。

 

俺たちはこのあと部屋の中で俺の旅の話や俺がいなくなった時の話などで時間を過ごした。

 

 

 

 

 

九鬼極東支部会議室

 

そこにいるのは二人の執事に日傘をもった老婆がいる。そしてその会議室の机にはアタッシュケースに入った

『炎刀『銃』』収まっていた。

 

「これが四季崎記紀が作った完成形変態刀12本目の刀『炎刀『銃』』かい。これが戦国時代にあったなんて

信じられないんだけどね」

 

老婆がそう言った。すると眼鏡をかけた執事が言った。

 

「ですがこれまでの完成形変態刀も十分信じられませんですけどね」

 

「確かに『絶刀『鉋』』は、この俺の蹴り受けても折れなかったからな・・・・」

 

不機嫌そうな顔をして言う。

 

「それで烈花をどうすんだい。あの4人と同じように川神学園に入学させるのはいいよあたしゃ」

 

「そうですね。私たちにもしものことがあった時には彼がいますから用心に越したことがないで

しょう」

 

「そうだな基本俺は紋様の護衛だからなそのほうがいいだろ」

 

こうして烈花は知らぬまに川神学園に入学ことになったのだった。

 

 

 

 

 

 
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