真 恋姫夢想 復讐者 第4話
街の外~
「なんだありゃ…」
周倉は自分の目を疑った。
なぜなら目の前にいる自分の息子から禍々しい黒い氣が、でているからである。
それに、さっきまで白かった服が黒い氣のように黒くなっているからである。
「ハハ…ハハハハハハハ!」
その瞬間一刀が笑いながら襲い掛かってくる。
キンッ!キンッ!スパッ!
「くっ!早い、重い、さっきと速さも重さも段違いだ」
キンっ!ヒュッ!スパッ!ブシュ!
「ハハハハハ!」
周倉は防戦一方になる。
ヒュッ!ゴキっ!
「ぐっ…うおおおおお!」
一瞬の隙を突かれた周倉は体に回し蹴りを受ける。
まわし蹴りを受けた周倉が吹っ飛ぶ。
「くそっ!」
なんとか立ち上がろうとするも、痛みによって足が震えうまく立てない。
「ハハハハハハ!」
気が付いたら目の前に一刀がいる。
そして一刀は剣を振り下ろす。
「くっ!」
周倉は死を覚悟し目を瞑る。
しかしいつまでたっても痛みがこない。
「?」
不思議に思って目を開けると一刀が倒れていた。
「おい!大丈夫か!一刀!!」
思わず駆け寄る。
「…ん、んん、うあ…」
一刀は気を失っていた。
「まったく仕方がないな。俺もボロボロだってのに」
そう笑いながら周倉は自分の子を背負って自分の家に向かうのだった。
周家夕方~
「ん…んん…はっ!」
一刀は目を覚ます。
「おっ!起きたか一刀」
一刀の目の前の男が言う。
「あれ、元紹さん?なんでここに?」
「おいおい覚えてないのか?お前は周倉と戦っていきなり気絶したんだぞ」
「あ!思い出しました。でもなんで元紹さんがここに?」
「ああ、少し周倉話があってな、お前たちの家にいって待ってたら周倉がお前のことを背負って帰ってきてな。そしたら家に帰ってきたらいきなり周倉も気を失ってな、だから俺が看病してたんだよ」
「そうだったんですか…ありがとうございます」
「いいってことよ。そうだ、一刀にも話があるからあとで下にこいよ」
「わかりました」
そういって元紹は下に下りていった。
「いったいなんだろ?」
一刀はつぶやくのだった。
一刀が下におりると周倉、甲斐元紹がいた。
「おお、きたか」
そう声をかけてくる元紹と
「お、起きたか体は大丈夫か?」
と声をかけてくる傷だらけの周倉がいた。
「父さん、それどうしたの!」
「ちょっと転んだんだよ」
「本当に?」
「本当だ」
「そっか。でも気をつけてくれよ」
「ああ、分かってるって」
「まあ、そんなことは置いといて、早速本題に入らしてもらうぞ」
そんなことを話していると、元紹が話を切り出す。
「なあ周倉、おまえ仕事をクビになったんだってな」
「まあな」
「金の横領とか聞いたが、どうせ陳台がお前を嵌めたんだろ」
「よく分かったな」
「まあな。で、おまえこれからどうするんだ?」
「そうだな…ここら辺に街はないし、どっかに仕官するにしても、前科者を雇う人なんていないからな」
「そうか、ところでよ俺もクビになっちゃった、テヘ♪」
「「はっ?」」
「だから、俺もクビになっちゃったって言ってるの」
「なんでだよ?」
「ほら、お前が止めたって聞いてさ曹操様に文句を言いに行ったらクビになってな。あ、でも陳台の野郎はぶん殴っといてやったから安心しな」
「は~…おまえはなにをやってんだよ」
「はっはっは!まあいいんだよ」
「で、本題は?」
周倉は真面目な顔になる。
「ああ、周倉、黄巾党って知ってるか?」
「ん、ああ今活動してる賊らしいな」
「ああその通りだ。んでもって俺はそこに行こうかと思ってる」
「なんでだ?」
「今あそこは人がかなりいるらしくてな。下っ端として入ればすぐに逃げられるから安全だろ」
「ん、まあたしかにな」
「だろ?だからよいっしょにいかねぇか?」
「え?」
「いや、おまえもいたほうが心強いしさ。それにおまえも働くところなんてないだろ?」
「…まあ」
「よしじゃあいくか!」
「まて!」
「なんだ?」
「おい、一刀はどうする?」
「えっ?」
「おまえは人を殺せるか?」
「…俺はもしかしたら殺すことに躊躇するかもしれない。それにさっきも父さんと戦ってるときに気絶したらしいからな。でも、俺は家族のためならできる!」
「…そうか。よし分かった。おい元紹!俺たちも行く」
「そうか!よし、ならすぐに行こうぜ!」
「でも、出発は明日だ」
「なんで?」
「この一晩で一刀を強くする。確かに今でも十分だがそれでも夏候惇将軍や夏候淵将軍とかと戦ったらすぐにやられると思うからな。せめて少しぐらい強くしないとな。」
「そうか、なら俺も手伝うぜ!」
「よし、おい、一刀覚悟しておけよ」
「まじかよ~」
「「はははは!!」
うなだれる一刀であった。
続く~
Lisaです。
久々の投稿でした。
どうだったでしょうか?
楽しんでいただけたらうれしいです!
それでは、5話でお会いしましょう!
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一刀君がチートです。
展開が強引なところがありますが、ご愛嬌といことでお願いします。