『ウルトラマン』に登場する怪獣。
1億5千万年前の恐竜、ゴモラザウルスの生体としてジョンストン島で奇跡的に発見された。阪神大学の中谷教授の指揮下、大阪万博に展示するために(ぇ）麻酔で眠らせジェットビートル3機で空輸する途中で目が覚めて暴れて六甲山に落っこちた。そのまま吹田丘陵の万博予定地まで行き、途中例によってぶっ壊し放題をやって科特隊とウルトラマンに迎撃された。しかし、強力な尻尾による攻撃でウルトラマンを追い込み、弱ったすきに地下に潜って遁走、その後は大阪の地下にいて現れては暴れた。最後は武器の尻尾を切り落とされて、自慢の三日月角も折られてウルトラマンのスペシューム光線によって止めを刺されるにいたった。

肉食恐竜っぽいアグレッシブな2脚歩行、めだつ三日月角、そして飛び道具や超常能力に頼らず、ビームも火の球も飛ばさず、強力な尾による打撃主体の格闘戦一本で勝負しウルトラマンを一回は窮地に追い込む（登場したタイトルの「怪獣殿下」は上下二回のエピソードで、前半はウルトラマンが苦杯を飲む）などのところが受け、ウルトラ怪獣中でも「強い」と人気をとる。おかげでウルトラシリーズのほとんどに何らかの形で顔を見せている。

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ちなみに三日月角は成田亨が戦国武将、黒田長政の兜の前立てにヒントを得てデザインした。

参照：つよいかいじゅうはもっとすきな日本版うぃき
http://ja.wikipedia.org/wiki/ %E3%82%B4%E3%83%A2%E3%83%A9_(%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E6%80%AA%E7%8D%A3)