No.340912

好き好き!愛紗先生!!その3

もしも愛紗が学校の先生なら、こんな事が起こっているであろう。

と、言う想像の元で書いてみました。

その三。

2011-11-28 23:28:30 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4459   閲覧ユーザー数:3694

この作品は恋姫無双の2次創作です。

 

作者の勝手な解釈もある為、若干キャラの性格等のズレが生じる場合が御座いますが

そこらへんはご容赦のほどを。

 

そしてこれは聖フランチェスカ学園体育教師の愛紗先生と、その愛紗先生を慕うある女子生徒の物語である。

 

 

本日も授業が恙無く終わり、ホームルームが終われば解散であったが、愛紗が手伝いを求めてきた。本来であれば体育委員が行なう仕事なのだが、あいにくとその生徒は体調を崩して休んでいた。

 

そこで動いたのは当然、阪本であった。話を聞くや否や、手を挙げ立候補した。愛紗だけではなく、クラスメイト全員が予想していた事なので、特に反対する者も無くそのまま決まった。

 

手伝いと言っても体育などで使う備品の整理と数合わせで愛紗の支持の下、それらを一つ一つ確認していく。

 

やがて下校時間になり、後は愛紗が最終確認するだけとなった為、愛紗は手伝いに来た生徒達に礼を言い帰らせた。

 

生徒らが自分の荷物を取りに戻り、それぞれが帰路に着くのを阪本は確認すると、元来た道を引き返す。室内には備品の確認をしている愛紗一人。

 

愛紗以外誰も居ない事を確認すると阪本は愛紗に襲い掛かった。

 

「愛紗先生~~~!」

 

「さ、阪本!?」

 

帰ったはずの阪本の出現に愛紗は驚き、飛び掛ってくる阪本に対して反応が遅れ、その為押し倒される。

 

「ちょっ?!阪本、一体何の真似だ!?」

 

「決まっています。愛紗先生に私の貞操を捧げるんです!」

 

どう見ても阪本が愛紗の貞操を奪おうとする様にしか見えないが、そんな事を誰も突っ込む者は無く、阪本は愛紗に抱き付く。

 

「愛紗先生ぇ~、私の愛をうけとってぇ~!」

 

「こ、こら。何処を触って…あ、んんぅ…」

 

阪本の手が愛紗の身体を弄る。

 

「愛紗先生、やわらかい~。ここも、そこも、あそこも~」

 

「や、止め…こ、このぉ、い、い、いい加減にしろ~~!」

 

 

 

紫苑と貂蝉が体育倉庫の前に辿り着くと、中から叫び声が聞こえてくる。そして聞こえた悲鳴にも似た叫びを聞き、慌てて扉を開けるとそこには体育マットと綱引き用の綱によって簀巻きにされ、目を回している阪本が転がっていた。

 

「きゅう~~~…」

 

それはそうだろう。いくら現役アスリートを退いたとは言え、体育教師である愛紗に普通の学生である阪本が襲っても返り討ちに遭うのは当たり前である。

 

この光景を見た紫苑と貂蝉は「なにが…?」と、現状を把握できず二人は顔を見合わせる。紫苑と貂蝉が入ってきた事に気が付いた愛紗は、乱れた衣服を直すと事の顛末を二人に話した。

 

翌朝

 

阪本は味噌汁と焼き魚の匂いで目を覚ました。

 

「ん…、いい匂い…、お母さん?」

 

嘗て実家に居た時、毎日作ってくれた母の手料理の懐かしい匂い。その匂いの元が襖の向こう側から漂ってくる。

 

懐かしい匂いの元へと行く為、襖を開けるとそこに居たのは、後ろから見ただけで判る筋骨隆々の身体。スキンヘッドにおさげ髪。Tバックを履いた、人と思しき物が料理をしている。

 

「あら?もう起きたのね。もうちょっと待っててね、もう直ぐ出来るからね。」

 

阪本の気配を感じたのか、その人物が阪本の方へと声を掛けながら振り向いた。

 

振り向いた彼女が見たモノは、先ほど説明した容姿に更にエプロンを着用した、とんでもなくおぞましいものであった。

 

それを見た阪本は固まってしまう。

 

「あら、どうかしたのん?」

 

突如固まった彼女を気遣うように、貂蝉は近寄り様子を窺う。

 

声と人の気配が近寄ってくることに、飛んでいた意識が戻った彼女の瞳に映ったのは貂蝉のどアップ顔。

 

「き、き、き、きゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

突然上げられた悲鳴に、貂蝉も堪らず耳を塞いだ。

 

暫くしてから阪本が落ち着きを取り戻し、二人で卓を挟みながら朝食を取っていた。

 

聞けばあの後、気を失った阪本を、貂蝉が用務員室に連れて来て、此処に泊めたとの事。

 

そして朝食を食べ終えてから、貂蝉に朝一で学園長室へ行きなさいと告げられた。

 

阪本はなぜ行かなければならないのか、全く見当が付かず首を傾げる。

 

言われた通り、普段より少し早い時間未だ他の生徒が、疎らにいる廊下を進み学園長室へと向かう。そして目当ての部屋の扉の前に立つと少し緊張しながらノックをする。

 

「どなたですか?」

 

すると直ぐに中から返事が返ってくる。

 

「はい!2-Aの阪本です!」

 

「どうぞ。」

 

静かな返事が返ってくる。促されて入ると、学園長である紫苑が居るのは勿論の事だが、愛紗が傍に立っていた。

 

「愛紗先生おはようございます!」

 

「こら、阪本!私より先に学園長に挨拶しないか!」

 

入って真っ先に学園長を飛び越えて自分に挨拶をする阪本を叱る。

 

「くすくす。朝から元気ねぇ。」

 

紫苑は真っ先に愛紗に挨拶する阪本を見て笑っていたが、隣では愛紗が溜息を付いていた。

 

「はい!愛紗先生のお姿を見れば風邪だろうが、インフルエンザだろうが、どんな病気だって吹き飛びます!あ…、学園長もおはようございます。」

 

「くすくす。はい、おはようございます。所で今日は、此処に呼ばれた理由は分かりますか?」

 

挨拶の後、紫苑は一転して真面目な雰囲気で問い掛けた。

 

「分かりません!」

 

即答だった。

 

「少しは考えろ!」

 

「ええ~。思い当たる事なんて無いですよ。特に良い事も悪い事もしてはいないですから。至って普通の生徒ですから。」

 

「自分で言うな!」

 

阪本の言葉に呆れながら愛紗は突っ込みを入れる。

 

「では特に悪い事をしていない、至って普通の生徒の阪本さん。昨日、愛…関崎先生を襲ったのはどう言う事ですか?」

 

「愛紗先生が好きだからです!」

 

「そんな理由かい!?」

 

阪本の襲った理由に、愛紗は今日何度目かの突っ込みを思わず関西弁で入れた。

 

「好きな方を襲う…いいですねぇ。今度一刀さんにやってみようかしら?」

 

「ごほん!学園長。(貴女は何度もしているでしょうが!その度に一刀さんが大変な事になっていると言うのに…)」

 

「あら、私とした事が。これは失礼。」

 

愛紗に注意され、紫苑は慌てて話題を戻す。

 

「以前から貴女が関崎先生に、好意を持っているのは知っていました。けれど流石に昨日のあの出来事は、見過ごすことも出来ません。とは言えこの事を知ってるのは、被害者である関崎先生、貂蝉元学園長。そして私だけです。余り大事にはしたくありません。」

 

「そんな…私はただ、愛紗先生を慕っているだけです。」

 

「けれど、それは時には犯罪にもなりかねませんよ?あなたもテレビ等でこういった出来事が、それに繋がっているのを知らない訳ではないでしょう?」

 

「…」

 

「今回は未遂で済みましたけど、このままではもっと酷い事を行ないかねませんので、反省して貰わねばなりません。と言う訳で、貴女には罰として、一週間反省文ならびに貂蝉さんと花壇のお世話を与えます。」

 

「え~~~~!そんなぁ~~~…」

 

それから一週間、放課後は貂蝉と共に花壇の世話をし、それが終わればそのまま貂蝉監視の下、反省文を書かされる日々を過ごした。

 

「愛紗先生が良いよぉ~」

 

と、本人は嘆いていたが、愛紗と二人では反省どころか寧ろ阪本にとっては、ご褒美になるという事と、また阪本が襲わないようにでもある。

 

あとがき

 

貂蝉の裸エプロン…書いてて気持ち悪かった。おえええぇぇぇーーーー!Orz

 

夢に出て来なければいいが…

 

これに付いての苦情等は一切受け付けませんので、そこんとこよろしく!

 

裏設定としては、

 

貂蝉:フランチェスカ学園元学園長。現在同学園の用務員。学園長を退いた後、一刀が勤める大手スポ-ツメーカーに再就職しようとしたが、面接の際「ご主人様と一緒に居たかったから。」とほざいた為不採用。ちょうど学園の方も用務員が病気で入院した為、代理として現在に至っている。

 

紫苑:フランチェスカ学園元教頭。現在は貂蝉の後任として学園長に就任。相変わらず歳の話になると、何処からとも無く弓による狙撃を行なっている。その為この手の類の単語は禁句になっているが、特に何も知らない新入生が偶に地雷を踏む生徒が毎年何人かいる。

 

愛紗:元アスリートと書いていますが、在校中バレーボールの選手で、全日本選抜選手にも選ばれるほど優秀な選手でしたが練習中の事故により、断念せざるを得ないほどの怪我を負い教職の道へ進む。

 

阪本:愛紗を慕う、ちょっとおバカなフランチェスカ学園生徒。今回とうとう愛紗を襲ったが、見事に返り討ちに遭い、罰として貂蝉と一週間過ごす事となる。ウン、罰ゲームだな。

 

長くなったな…あんまり要らなくね?という突っ込みも無しよww

 

ではまた次回ぃ~(何時まで続くんだろう?…


 
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