No.337108

恋姫外史アナザー・とりあえず一刀第二十七話

アキナスさん

ロマンを掴み取れ!

2011-11-20 17:43:37 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:6182   閲覧ユーザー数:4932

魁にて、三国合同の会議が開かれていた。

 

国同士で摩擦などが起こらないよう、時々このように集まって互いの状況を伝え合うのが定番となっていた。

 

それぞれの国主たちと軍師たちにより、滞りなく会議は進んでいく。

 

そして、あらかた議題は出尽くしたと思われた所で、雪蓮がある提案を出したのだった・・・

 

 

 

 

 

「武道大会?」

 

一刀の声に雪蓮は頷いた。

 

「ほら、大きな戦いも無くなって、武将たちも生活に張り合いが無いんじゃないかな?と思って・・・」

 

「・・・本当はただ楽しそうだからって理由じゃないのか?それとも自分が一番生活に張り合いが無くなってるとか」

 

「あはは・・・まあそんな事はいいじゃないの」

 

笑ってごまかす雪蓮。

 

どうやら図星だったらしい。

 

「う~ん・・・確かに、力が有り余ってるようなのはウチにも居るけど・・・」

 

白蓮が腕を組んでつぶやく。

 

「面白そうね。春蘭や霞たちは大喜びしそうだし、いいんじゃないかしら?」

 

華琳は乗り気で

 

「どうしようか?朱里ちゃん」

 

「どうしようもなにも、この事を愛紗さんたちが聞いたら、みんな賛成すると思いますよ?」

 

桃香と朱里はそんなふうに話していた。

 

・・・で

 

「よし、やろう」

 

一刀の鶴の一声で、三国一武道大会の開催は決定したのだった・・・

 

 

 

 

 

「二対二で戦う?」

 

雪蓮の言葉に一刀は頷いた。

 

「ああ。一対一とはまた違った面白みがあると思うんだが・・・」

 

ルールの原案を話し合っていた時、一刀はそう提案した。

 

少々の議論の後、その提案は可決され、武道大会はタッグマッチとなったのである。

 

それを聞いた武将たちは、次々とタッグを組み始めた。

 

「私と秋蘭が組めば、負ける事などありえん!」

 

「ふふ・・・そうだな。姉者」

 

姉妹コンビや

 

「・・・華雄」

 

「ああ、私達の力を見せてやろう」

 

武神コンビ、他には・・・

 

「経験の差というものを」

 

「見せてあげましょうか」

 

熟jy・・・

 

ズドーン!

 

ヒュヒュヒュ!!

 

ぎゃああああ!!・・・・・・・・

 

 

 

 

(ボロッ)そ、そんなかんじで次々とタッグが成立していく中で・・・

 

「俺と組んで出てくれねえか?」

 

一刀が組むことにしたのは、

 

「わ、私でよろしいのですか?」

 

三羽ガラス筆頭、凪であった。

 

「ああ、頼む」

 

一刀はまっすぐ凪を見つめて答えた。

 

その目に偽りはなく、

 

「・・・分かりました。精一杯やらせていただきます」

 

少しの間の後、凪は一刀とタッグを組むことにしたのだった。

 

「よし!そうと決まれば二人で息を合わせるために特訓だな」

 

「特訓・・・ですか?」

 

「ああ。実戦練習の相手も見つけてある」

 

一刀はパチンと指を鳴らした。

 

そこに現れたのは

 

「ウッフ~ン!私達に!」

 

「任せてもらおうか!!」

 

「・・・・・・」

 

人外の二人が相手と知り、呆然とする凪。

 

「さあ、地獄へ直進行と行くか・・・」

 

凪をズルズルと引きずり、貂蝉たちと共に歩き出す一刀。

 

 

 

 

武道大会開催まで

 

 

 

 

あと一ヶ月・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、アキナスです。

 

もう色んな人が書いているであろう武道大会。

 

少しでも変わったのがやりたいと思ってタッグマッチにしました。

 

・・・はいいんですけど、凪に詫びなければならないですね(汗)

 

っていうか、一刀も生きていられるんでしょうか?

 

まあ、そんな訳で次回に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファイナル!ゴッドマーーズ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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