No.334587

真・恋姫✝無双 新たな外史を創る者達 十三話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回は反董卓連合軍編終了です。
これからどうしよう……orz
全く考えてません……
まぁ、成るようにしか成りませんね。

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2011-11-14 20:05:10 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2787   閲覧ユーザー数:2451

初代様が現れて俺に月の安心を教えた後俺は白を龍にさせて

全力の覇気で反董卓連合軍の兵士を脅し陣に戻らせた。

そしてその後各諸侯の代表者達と話す為に俺は白と初代様を連れて軍議用の天幕に来た。

そして、月が攫われ戦えと脅されたことを話した。

そこで袁紹が洛陽の民と名乗る人間に月が暴政を働いていると言われたという事実を知り

俺は独断で反董卓連合の代表者数名を洛陽に連れていくことを決めた。

華雄は最後まで反対していたが『月の為だ』と言ったら承諾してくれた。

虎牢関に居た恋は『一刀がそう言うなら良い』と言ってくれた。

そして、俺達は洛陽の街の前に居る。

 

「もう一度言っておく。

洛陽の中で武器を抜くことは禁止だ。

抜いた場合は覚悟してもらう。

良いな?」

 

全員が頷く。

俺はそれを見て全員を洛陽に入れていく。

そして、全員入ったのを見て俺も入る。

 

「これは……」

 

袁紹は呆然とした表情で呟く。

 

「洛陽の状態だ」

 

諸侯の代表者全員が呆然としている。

それもそうだろう。

そこに想像していた暴政の傷は無く

あったのは民の笑顔だったのだから。

 

「俺はこれを守る為にお前達と戦ったんだ。

ついて来い董卓に会わせてやる」

 

俺は各諸侯の代表を連れて城へと連れていく。

月の誤解を解く為に……

 

 

洛陽の城の玉座の間

 

 

「一刀さん!大丈夫でしたか!?」

 

「一刀!大丈夫か!?」

 

「一刀!」

 

玉座の間に入ると月と劉弁それに劉協が俺に飛びかかって来る。

 

「っ!大丈夫だ。問題無い」

 

一瞬痛かったがそこは男の誇りで耐えた。

「一刀さん、すいませんでした……

私が捕まったから一刀さんが危ない目に……」

 

「気にするな。

お前が無事で良かったよ」

 

「一刀さん……」

 

「月……」

 

だんだん良い雰囲気に……

 

「こほん!」

 

俺達はその咳払いで離れる。

助かったぞ、劉協よ。

本当に危なかったよ……

 

「袁紹、これでも洛陽で暴政が敷かれていたと言う気か?」

 

その言葉に袁紹は首を横に振った。

 

「いいえ、私とてそんな非常識な者ではありませんわ。

この場をお借りして董卓さんに謝罪を申し上げます。

申し上げませんでした」

 

「いいえ、今回の戦は仕組まれた物です。

袁紹さんに非は無いでしょう」

 

「私は董卓さんの兵士に危険な目にあわせましたわ。

罰が無いと言うのは私の気が済みません」

 

「なら……」

 

月はゆっくりと袁紹に近づく。

そして月は袁紹を立たせこう言った。

 

「私と同盟を組んでください。

そして、私の友になってください」

 

「はい!」

 

袁紹は一筋の涙を流していた。

それを見て俺は微笑み俺は龍三人を連れてゆっくりと玉座の間から出て行った。

城門

 

「一刀様、良いの?」

 

「ああ、あれ以上居ると別れ難くなるからな」

 

俺達が反董卓連合軍とに戦ったのは勿論一番は月の為。

だが、もう一つ理由もある。

ほとんどの諸侯は反董卓連合で手柄を立てて力を付ける。

だが、反董卓連合で手柄を立てられなければ大抵の諸侯の勢力は大きくなれず

乱世が鎮まるのは早くなる。

そんな理由だ。

 

「しっかしさ~あの白装束達も馬鹿だよね~

ま、一刀様の立てた作戦だから仕方ないけど」

 

「うむ。陛下の作戦勝ちだろう」

 

黒と緑が言っている俺の作戦とは黒の能力(番外編2を参照)を利用した物だ。

作戦と言っても黒の能力を使い黒と緑の実態の無い身体を創り出す。

次に、その実態の無い身体を泥水関に配置し本物の黒と緑を月の奪還に向かわせる。

それだけが俺の策。

簡単だが結果的には月を救うことになった。

 

「さてと、そろそろ行くぞ。

もうそろそろ気付く頃だ」

 

「「「はい!」」」

 

俺達は目立たない様に移動できるように最初から用意していた馬に乗る。

そして俺達は出立した。

俺は心の中で月にこう言った。

 

「(月、また逢う日も来るだろう。

その時はお互い如何しているか分からないが

俺達が同じ先を見ている限り俺達は相反する無い。

さらばだ)」


 
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