No.326071

真・恋姫無双 懇願4

hobidunnさん

この作品は作者の願望のままに書かれるオリジナル恋姫であります。初心者ななので文章や歴史との不一致など多々あると思いますが。見ていただければ幸いです。

2011-10-29 23:14:23 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1360   閲覧ユーザー数:1242

「あ~願い事3回言うの忘れたわ。」

 

「落下した流星に願いを言って叶うかは怪しいがな。そんなことより管輅の占いに似てると思わんか?」

 

「天から飛来する一筋の流星、その流星は天の御遣いを乗せ乱世を鎮静す。という城下でも有名な占いでしたね?」

 

「そんな占いが蔓延するほど世の中は乱れているということね。」

 

「ま、そんなことより落ちた場所調べにいくわよ♪良い事がありそうな予感がするわ。」

 

「策殿危険じゃ待たれよ!あぁ悪いところは堅殿に似ておるの。明命、森の後ろから回り込んで落下地点に向かえ!」

 

「はい!」

 

<一刀side>

 

「う・・・ここは?」

 

気がつく木々に囲まれた森の中にいた。

 

「どう見ても家の近所じゃないな。三国志の世界だとか言われたけど、本当かよ。けど鏡に吸い込まれるとか非現実的な事を体験したから否定もできないけど。」

 

 一刀の周りには地獄蝶々と曼珠沙華、旅行用のリュックが置かれていた。

 そしてなぜか学校の制服を着ていた

 

「とにかく情報が必要だな。といっても夜の森を歩くのは得策じゃないし朝になるのを待つ・・・?前から3人近づいてくるな。」

 

「あなたが天の御遣い?」

 

 綺麗な桃色の髪の毛をしたチャイナ風の服を着た女性が話しかけてきた。

 

 

「・・・え?」

 

「だ~か~ら~あなたが天の御遣いかって聴いてるの。」

 

見知らぬ場所に来ただけで混乱している一刀にとっては天の御遣い?何それおいしいの?状態になっていた。

 

「え~と、とりあえず俺は北郷一刀という名で天の御遣いという名ではないんですけど。」

 

と正論を返した俺に対して今度は黒髪ロングの眼鏡をかけた女性が話しかけてきた。

 

「雪蓮、話の順序がメチャクチャだ。失礼した私は周瑜と申すものだ。我らは空から流星がこの森に落下するのを目撃し、ここに来たのだ。」

 

 なるほど流星が俺のせいなのかは分からないが現状は理解した。

 

「天の御遣いというのは?」

 

「最近城下で噂されているのだ。管輅という占い師『天から飛来する一筋の流星、その流星は天の御遣いを乗せ乱世を鎮静す。』という占いを出したとな。」

 

「それで本当に流星が落下した場所に俺がいたから・・・。」

 

「そういうことだ。」

 

二人で話しをしていると痺れをきらしたように桃色髪の女性が喋り出した。

 

「ブー。冥琳ばっかり話してつまんな~い。」

 

「お前が話すと話が進まん。」

 

「御話し中申し訳ありませんが・・・周瑜さん?」

 

「なんだ?」

 

名前を聞いたときから気になっていた疑問、鏡に吸い込まれた事、理事長の言葉からある一つの推測をして一刀は話しかけた。

「失礼を承知でお聴きしますが。周公瑾さんでよろしいですか?」

 

「「「!?」」」

 

 空気が重くなり三人が武器を構えた。

 

「なぜ私の字を知っている?貴様・・・妖術使いなのか?」

 

 言葉が怒気を含んだものに変わっていく。

 

「その反応からすると本当みたいですね。まいったな、本当に三国志の世界にワープしたとでもいうのか?いや・・・でもそうだとすると女性なのは・・。」

 

「とにかく武器を下してくれませんか?俺に敵意はありません。武器もそちらの足元にありますしね。」

 

 三人はしぶしぶ武器を下したが警戒はしたままだ。

 

「ねぇ・・・ここで睨み合ってても仕方ないから城に来ない?」

 

「策殿・・・本気ですか?」

 

「雪蓮。こいつがどこかの間諜だったらどうするんだ?」

 

「大丈夫よ!私の勘がそういってるわ。」

 

大きな溜め息をついて周瑜は話しかけてきた。

 

「北郷『あ・・一刀でいいですよ』一刀殿、夜の森で話すより我が主の城にご足労願いたいのだがよろしいか?」

 

「そうですねお互い聴きたいことがありますしね。」

 

そして4人揃って城に向かった。もちろん刀と荷物は没収され捕虜のようの形で。

そして城についたとたん一刀は興奮して叫んだ

 

「うぉぉぉ!すげぇ本当に昔の中国の城だぁぁぁ!」

 

 それを見ていた3人は声を揃えて思った。

 

「子供ね。(だな)(じゃな)」

 

そして城に着くころにはすっかり夜明け間近になっていた。

そこで孫策達4人は睡眠をとり夜に話し合いをすることに決め、一刀を部屋に案内した。

 

「さて、私達も少し休みましょう。祭、後は任したわよ。」

 

「おぅ!扉に2人窓に4人、詰所に10人も居ればいいじゃろ?」

 

「そうね・・・念のために天井裏に明命を配置しておいて。」

 

「了解じゃ。」

 

 

 

そして太陽が沈みかけた時刻、一刀は目を覚ました。

 

「ふぁ~よく寝た。さて、まだ時間もありそうだし少し体を動かしたいけど・・・まぁ当然のごとく監視の兵がいるな。」

 

「そうだ上の子が相手してくれたら誤解されないよな?じゃあさっそく・・ふっ!」

 

バコン!

 

「はぅあ!」

 

天井を破壊した一刀の腕に忍者のような格好をした女の子が落ちてきた。

 

「ちょっと運動に付きあってくれないか?」

 

 

あとがき

 

本当にニートなのに更新が遅くて申し訳ありません。

話は変わりますが仕事を辞めて一年が経ちました、震災やタイの洪水被害で被災地の方々の優先就職が目立つように実感しております。少し耐えれば日本経済がよくなり働き口も見つかるだろうとゆう甘い幻想は打ち砕かれました。底が見えないじゃんこの国の不景気…普通に他の国だと暴動が起きるレベルだと思うのに起きないのが凄いと思います!

 

しかし本気で就活してるかと言われれば口篭もります…今は恩師に大学で臨床心理学科にいってたのだから院にいって臨床心理士になる方がいいと思うとも言われてます。(姉貴にもねw)

今後はコメント返信も地道に行います。そして私の進むべき道については皆さんの意見もお持ちしております!!!働きたい気持ちはあるんだがな~。次の更新は早いです。  


 
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