No.324547

一刀の晋王転生録 第一章七話

k3さん

第一章七話です。
大変申し訳ございません。
前話で原作キャラとの絡みと書いたのですが、
もう一つ、オリキャラの話になります。
しかもちょっと短め・・・

2011-10-27 03:06:29 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10028   閲覧ユーザー数:8294

第7話

「司馬家の水軍の将」

 

しばらく時が経ち、ついに理鎖の予見どうり、民による反乱が起こった。

 

最初はあまり大きな規模では無かったがしだいにとてつもない数と化した。

 

ようやく朝廷は事の大きさを理解し各地の諸侯に討伐命を出し、

 

義勇兵を集った。

 

一刀もまた、一人の女性武将を引き連れ、賊の討伐に向かっていた。

 

「一刀のお頭ー、あそこで義勇兵が賊と戦っているようですよー」

 

「ああ、そのようだな澪羅(レイラ)。」

 

一刀をお頭と呼んだ女性は、

 

姓名を王濬、字を士治、真名を澪羅と言う。

一刀と澪羅の出会いは単純なものだ。

 

彼女は水軍が得意だったこともあり主に水族(現代でいう海賊)討伐が

 

主だった。

 

ある日、澪羅はとうとう漢室に疑念を抱き反乱をしようと企てる。

 

このことを事前に知った一刀は説得のため彼女も元へ直接赴いた。

 

やはり、話し合いだけでは納得するはずもなく、

 

彼女と一騎打ちをすることになった。

 

結果は一刀の勝利である。

 

「アンタ、強いじゃないか、アタシ達になにを望むんだい。」

 

「君達の力を今だけじゃなく未来にも使ってほしい。」

 

澪羅はきょとんとした。

 

「これだけは言える、少なくとも君は今死んで良い人じゃない。」

 

そして、

 

「これから先、救えるかも知れない人達も救ってほしいんだ。」

 

笑顔で一刀は言った。

 

「つ、強いのに良い男って反則だぞ・・・おい・・・」

 

澪羅は赤くなりながらそう言って、

 

「漢室のためにっていうのは嫌だが、あんた等司馬家のために

 

 ってことならいいぜ。」

 

こうして澪羅は司馬家に力を貸すことになった。

「で、どうするんです。お頭。」

 

「救援に行こう、見殺しにはできない。」

 

一刀は義勇軍の加勢することにした。

 

(相変わらずお人良しだねぇ、でも嫌な感じはしないんだよねぇ。)

 

そう思いながら澪羅は一刀に付いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで王濬、澪羅でした。

 

次こそは原作キャラを出します。

 

皆様よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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