No.313800

真・恋姫✝無双 新たな外史を作る者達 九話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回は一刀達が月達と出会います。
では、始まり~

2011-10-06 21:56:09 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3515   閲覧ユーザー数:3012

「どうしてこうなったんだかなぁ……」

 

俺の前には最強の武将と言われた『飛将軍 呂布』

そして、その『飛将軍』は己の武器を構えて俺と対峙している。

まぁ、簡単に言えば俺と呂布戦う少し前だと言うことだ。

理由は語るだけで長くなる。

ことの始まりは俺達が洛陽に着いて街をぶらぶらしている時だった……

時は戻り洛陽の街

 

「一刀様~ここの太守には会うの?」

 

黒はそう言いながら俺に寄り掛かって来る。

 

「ああ、情報収集の為だからな。

それと寄り掛かるな歩きにくい」

 

「黒、これ以上陛下のご迷惑になる様なことをするな」

 

そう言いながら緑は黒を俺から引き剥がす。

 

「緑、助かった」

 

「お役に立てたようでなによりでございます」

 

そう言いながら緑は黒を白に渡す。

白は緑に一礼して首を掴む。

黒はあれでも龍かよ……

しかも掴まれている本人は、大人しくしてるし……

 

「さて、一刀様、漫談もほどほどにそろそろ行きましょうか」

 

「ああ、その前に黒は降ろせよ。

威厳が無くなるからな」

 

「黒は首を掴んでいると大人しくなるんですよ」

 

「黒は猫か」

 

因みに猫は首を掴むと大人しくなるらしい。

何故なら赤ん坊の時に母猫に運んでもらう時に母猫が咥えるのが首だからだ。

それで母猫に運んでもらう為に大人しくするそうだ。

 

「博識ですね」

 

「常識の範囲内だ。

それと心を読むな、白」

 

「はい」

 

全く……こっちの世界では心が読めて当たり前なのか?

それだと闇雲に考えごとが出来ないじゃないか……

 

「あ、一刀様」

 

「ん?」

 

ドンッ!

 

何かにぶつかったらしい。

見ると、俺がぶつかったのは一人の男らしい。

 

「ああ、悪かった。

次から気を付ける」

 

俺はそう謝って先に進もうとする。

だが……

 

「おい!お前!そんなんで許されると思ってんのか!」

 

男はそう言って俺の腕を掴む。

しょうがない……あまりやりたくない手だがな……

 

「あ?」

 

「ひっ!」

 

俺は覇気を周りを気絶させない程度に抑えて放つ。

男は覇気を浴びて後に下がる。

 

「早く消えろ。

次俺がお前の姿を見たら……殺すからな?」

 

「は、はいぃぃぃっ!すいませんでしたーーーーー!」

 

男はそう叫びながら逃げていく。

 

「ふぅ……あんな奴が居るのは万国共通だな。

次から本当に気をつけないとな……」

 

俺はそう呟きながら白達に近づいて行く。

 

「すまんな。

では、董卓の所に……誰だ?」

 

俺はそう言いながら白達の後に居る陰に尋ねる。

白達は後を向いて構える。

 

「白達の後を取るとは……お前名は?」

 

「……呂布」

 

恋か……恋なら白達の後を取れたのは納得だな。

 

「董卓の所の呂布か。

俺達に何の用だ?」

 

「……月に会いに行くならついてくる」

 

「話の流れからしてそれは董卓の真名だな。

良いだろう。ついて行ってやる。

白達もそれで良いな?」

 

「「「はい」」」

 

俺達は恋の案内で月の城に行くことになった。

まぁ、予想じゃまず第一声は詠の『こんな奴が信用出来るかーーー!』だろうな……

一瞬で想像出来た……

洛陽城内

 

「こんな奴信用出来るかーーー!」

 

「やっぱりな……」

 

「月ちゃん、それはひどいよ……

北郷さん、ようこそいらっしゃいました。

私が董卓です」

 

「成り行きで龍帝になった北郷一刀だ」

 

「よろしくお願いします」

 

「それで早速ですがいつまでここに滞在しますか?」

 

「しばらくは。

こちらも放浪の旅だからな」

 

「分かりました。

では、この城の部屋を使って頂いて構いません」

 

「月!?」

 

相変わらず良い奴だな、月は。

 

「ならお言葉に甘えようか」

 

「はい、誰かこの方達を案内してください」

 

「はっ!」

 

侍女はそう返事をして俺達を先導する。

すると、恋が俺達の前に立つ。

と言うよりは俺の前に立つと言った方が良いだろうか。

 

「どうした?」

 

「……一回仕合って」

 

「え?」

 

「何やと!?恋やめとけや!恋に勝てる奴なんておらんぞ!」

 

「そうなのです!その男が死んでしまうのです!」

 

そう二人が止めると恋は首を振ってこう言った。

 

「……一刀は恋より強い」

 

「「「なっ!」」」

 

その言葉に董卓軍の面子は固まった。

まぁ、恋は董卓軍最強の武将だからな。

それが自分より強い奴が居るなんて言ったら驚くか。

まぁ、断ってもどうせ納得しないから承諾しておくか。

 

「良いぞ。その代り俺は眠いから一撃で終わらせよう」

 

「……ん」

 

恋は頷いて俺の手を引っ張っていく。

時は戻り中庭

 

と、まぁこんな感じのやり取りがあって今こんなことになっている。

先程からずっと睨み合って正直つらい……

早く終わらせたい……

しょうがない……俺から攻めるか……

そう思った俺は刀を振う。

だが、恋はそれを野生の勘で察知したのか恋も恋も振う。

正直勝敗は分からないが負ける要素も無い。

早い方が勝つ。ただそれだけの勝負だ。

そして、お互いの武器が止まる。

勝負が付いたのだ。

勝ったのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の方だった。

 

「危なかったな」

 

もし一瞬でも攻撃が遅れていたら負けたのは俺の方だった。

 

「……恋も危なかった」

 

「そんな風には全く見えないぞ?呂布」

 

「……恋で良い」

 

「良いのか?」

 

「……ん」

 

「では、恋。

これからよろしくな」

 

「……(コクン)」

 

恋が頷いたのを見た俺は白達の方に歩いて行く。

 

「一刀様、お疲れ様です」

 

「流石陛下です!」

 

「そうそう、本当にすごかったよ~~!」

 

「本当に危なかったぞ……

ま、流石呂布と言うことだな。

さて、早く部屋に戻るか」

 

「では、案内いたします」

 

「ああ、頼む」

 

その後俺達は侍女の案内で割り振られた部屋でしばらくの休息を楽しんだ。

……この時俺だけがこの後来る嵐を知っていた。

後書き

 

何と言うか強引なやり方にして申し訳ありませんでした……

何と言うかネタが思い浮かばなかったので……

話は変わりますがここらは恐らく皆さん話が予想できると思います。

では、皆さんまた次回をお楽しみください。

では、また次回。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
24
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択