No.307861

恋姫外史アナザー・とりあえず一刀第二十二話

アキナスさん

新世界・・・

2011-09-26 09:06:50 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:6596   閲覧ユーザー数:5259

バババババ!!

 

凄まじい速度で文字が書かれていく。

 

何かに取り付かれたような表情で筆を動かす一人の女。

 

彼女は左手で菓子を手に取るとそれを口に運び、

 

パキーン!!

 

喰いちぎるようにして菓子を食べた。

 

彼女の筆は止まらない。

 

その表紙にはこう書かれていた・・・

 

 

 

 

北郷一刀抹殺記録帳

 

 

 

 

 

「忌々しいあの男!必ず亡き者にしてやるわ!!」

 

勿論この手帳の作者は、いわずと知れた猫耳軍師である桂花だ。

 

彼女は元魏のメンバーの中で唯一、一刀に対して殺意を抱いていた。

 

原因は当然、華琳と一刀が仲良くしている事への嫉妬である。

 

二人は何故か意気投合する事が多く、割とフランクな付き合いをしている。

 

そんな姿を見せられて桂花が黙っている訳がない。

 

と言う訳で、彼女の行った北郷一刀抹殺の為の行動の数々を記録帳から見ていこう・・・

 

 

 

 

〇回目

 

今日は落とし穴を掘った。

 

あの男が落ちたらそのまま土をかけて生き埋めにしてやろうと思ったからだ。

 

あの男の行動を把握し、良く通る道に仕掛けた。

 

計画は完璧のはずだった。

 

「おーい!北郷ーーー!・・・どわあ!」

 

あの男が穴に着く前に春蘭の馬鹿が落ちなければ・・・

 

 

 

×回目

 

今日は食事にしびれ薬を盛った。

 

遅効性の薬なので、夕食に盛れば就寝時に殺る事が出来るだろう。

 

しかし・・・

 

「俺、今日は外で食ってくるわ。誰か食べてくれねえか?」

 

「・・・食べる」

 

あの男は外食に出かけ、その食事は呂布が食べてしまった。

 

完璧な計画だったのに!

 

おのれ北郷!!

 

・・・ちなみに呂布は翌日、しびれ薬の後遺症もなくいつもどおりだった。

 

どういう胃袋をしているのかしら・・・

 

 

 

△回目

 

今日は春蘭を焚きつけ、あの男を殺させようとした。

 

あの男が華琳様を俺のものにしてやると言っていた、と言ったら即すっ飛んで行った。

 

そして・・・

 

「死ねえええええ!!」

 

「何とおおおおお!!」

 

二人の戦いは始まった。

 

このまま春蘭があの男を殺してくれれば万々歳だったのだが・・・

 

「ぜえっ!ぜえっ!おい春蘭!何で急に襲ってきてんだよ!」

 

「知れた事!・・・」

 

春蘭はそこで黙り込み・・・

 

「・・・忘れた」

 

あそこまで馬鹿だったとは・・・

 

 

 

 

 

と、ことごとく作戦は失敗し、いまだに奴は生きている。

 

おのれ北郷!

 

必ず殺してやるから!

 

 

 

 

華琳の事で明らかに思考能力が低下している事に気付いていない桂花である。

 

このままでは一生、彼女の企みが成功する事はないだろう・・・

 

最後に彼女はこう書き綴った。

 

 

 

 

あんな男、川にでも落ちればいいのに・・・と

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

彼女の恨みの波動のせいか

 

 

 

 

抹殺記録帳にはいつしか

 

 

 

 

何やら禍々しいオーラが宿り始めていた・・・

 

 

 

 

 

 

どうも、アキナスです。

 

猫耳軍師、立つ!

 

と言う訳で桂花さんのお話は続きます。

 

一刀に起こる悲劇!

 

桂花の魔の手から彼は生き延びる事が出来るのか!?

 

そんな訳で次回に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サンダー!フラーッシュ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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