亡国の彼方より幻獣を呼び寄せて
そしてその背に乗って駆けて行くの

今夜は　歌い明かしましょう
今日は楽しいパーティの日！

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ちょっと大きい森の中で開かれるそれには
沢山の　人でない者達が集まるわ

と、目の前が霞みそうな僕の前で
ヴァンパイア魔女はにっこり笑った。

僕は、ただの人間だから、今みたいな人が見えるわけがないのに。
僕は、｢おかしい｣のかな。

ただ･･･、なんだか彼女が来てくれるのをずっと待っていたみたいな感覚が
一向に抜けないから
･･･涙が流れて止まらないのが　すごく、もどかしかった。