No.228531

恋姫†無双~影無双~26話

ポンタロさん

お久しぶりです、長らく空けてしまい申し訳ありません
体調を崩したり身内の不幸やらで賭けませんでしたが
なんとか戻ってきましたヽ(・ω・´;)ノということで
書いてみましてが頭が回らず上手く書けていない
かもしれませんがそんな作品でも良いよっという方は

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2011-07-17 21:29:46 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:1966   閲覧ユーザー数:1814

                        26話

 

                        南門side

  

       はぁ・・・蘇芳の奴・・・何が嫌でこんなことをしでかしたんだかねぇ

 

いくつになっても世話の焼ける奴だよまったく・・・すこ~しお灸をすえてやるか・・・・・・・

 

     そう考えながら前方に展開している韓遂軍を眺めていると蘇芳の奴が前に出てきた

 

         なんだい?いっちょ前に舌戦でもしようってのかい?やれやれ・・・

 

  まぁどんな理由で離反したのかぐらい聞いてやるかねぇ・・・・はぁ・・・めんどくさ・・・

 

        折角なので蘇芳の言い分を聞きに私も城壁の上に立ち聞いてやることにした

 

蘇芳「久しぶりね雪蘭・・・よ~く首を洗ってまってたかしら?」

 

雪蘭「蘇芳なにが不満でこんな事をしでかした?我々は長年助け合いながら五胡を

   撃退してきたではないか、それなのに理由も告げず急に離反したと思えば

   こんな戦を仕掛けてくるとはどういうつもりだい」

 

蘇芳「ふ・ふふっ何が長年助け合いだぁ?ふざけるんじゃないよ!!

   お前は・・・・お前は・・・・いつもいつもあたしの邪魔ばかりしてきたくせに!!!」

 

雪蘭「はぁ?」なにいってんだ?あいつは頭でもぶつけたのか?

 

蘇芳「覚えがないってつらだね・・そうだろうね・・・あんたにとっては

   その程度のことなんだろうよ、だが!!

   あたしにとってはどれほど傷つき辛い思いをしてきたことか・・・・・・わかるまいて」

 

なんのこといってんのかさっぱりわからんぞ?あいつやっぱ頭が変になっちまったんじゃないのかい?

 

蘇芳「ふふ・・・だけどその嫌なつらも見納めさ、すぐにあたしの足元に跪かせてやるよ雪蘭」

 

雪蘭「あ~蘇芳よそんな愚痴が聞きたいんじゃなくてだな離反して戦を挑んだ理由を聞いてんだよ」

 

頭が痛くなってきたぞ、まさかとは思うがものすご~くつまんない理由じゃないだろうね・・・・

 

蘇芳「我が兵士達よ!!奴らに虐げられ辺境の前線に押し込められた恨み今こそ晴らすとき

   怒りを!憎しみを!憎悪を!燃やせ!!!目の前に写る全ての物を破壊し

   奴らの全てを奪い尽くせ!!その命を財を!生けるもの全て皆殺だ!!!!!」

 

 兵士達「「「「「「ウォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」」」」」」

 

蘇芳「全軍!!あの門を抜いて雪蘭・・いや馬寿成の首を取れ!!!!殲滅せよ!!!!!!」

 

兵士達「「「ガァァァァ」」」「「「「ウォォォォォォォ」」」「「「キシャァァァァァ」」」」

 

           ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォォ

 

 とてもまともとは思えない舌戦を打ち切り敵軍が進軍を開始してきていた・・・・だが・・・

 

 その光景はまるで亡者の群れが進軍してきているかのような異様な空気に包まれていた・・・・

 

        おいおい・・・・まじめにあれだけの理由かよ!!というかなんだ?

 

あの兵士達の様子は!?とてもまともとは思えんぞ、とはいえ向かってくる以上排除しないとねぇ

 

雪蘭「弩隊、敵を近寄らせるな!!!守備隊城壁を登らせるんじゃないよ!!!

   火矢警戒を怠るな燃えそうな物は隠せ!!」

 

さて手加減はしないぞ・・・それにしてもたしかに士気は高いが・・・(いやおかしいが?)

 

この程度の兵力で・・・ここの門が抜けるとでも思っているのか?・・・そんな事を考えていたら

 

 ピカッ・・・・ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンンンンンン~~~~

 

     空が一瞬光ったと思ったら東と西のほうから凄まじい轟音が聞こえてきた・・・・

 

雪蘭「なんだい今の音は?」

 

      辺りを見回してみると東・西の門付近から煙が上がっているように見えた

 

!?・・・まさか・・・・・ね・・・いくらなんでも抜かれたってことはないだろう・・・・・・

 

雪蘭「手を緩めるな、門に近づかせるな!各弩隊気合を入れろ!上ってくる奴を叩き落せ!!!」

 

兵に激を飛ばしながら策もなくただ突撃してくる敵を見ていると一人の兵が慌てて走りこんできた    

西涼兵「た・大変です馬騰様!!東門・西門共に突破され混戦状態に入ったとの事です!!!」

 

馬騰「!?・・・なに、突破されただと?ばかな奴等が攻めてきてまだ数刻たっていないのだぞ?

   まさか?打って出たとでも言うのか!!!」

 

西涼兵「いえ、それが・・・信じられない報告が来ていまして・・・・」

 

馬騰「なんだ?言ってみろ」

 

西涼兵「報告によると一瞬の出来事であったそうなのですが敵の将らしき者が単騎で突進してきて

    その者が門に触れた瞬間、空が光った後轟音と共に門が崩れ落ちたとの報告が

    入ってきております」

 

ばかな・・・・触れただけでだと?自分の城の防御力を過剰評価するわけではないが少なくとも

 

触れただけで砕けるような門ではないぞ・・・・・敵の将といったな・・・もし報告が正しければ

 

翠や蒲公英は、いいやありえん!!そんな武将が韓遂軍に存在しているなんて報告は受けていない

 

しかしどういうことだ?いくら豪雨による被害を受けているとはいえ篭城戦になれば7日は

 

耐えれるはず・・・・と思っていたが・・・・これはいったい・・さっきのあれか?・・

 

まさか!?ありえん!!!妖術使いでもいたとでも言うのか???そんな事があるは・・・・

 

ピカッ!!!どどどっごごごごごごごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~~~~~~~んんんんん

 

雪蘭「なに!?うぉ!」

 

    物凄い突風が吹き近くにいた兵士の多くが城壁から投げ出され落ちていった・・・

 

雪蘭「くっ・・・何が起こった!!!!」

 

       立ち上がったあたしの目に飛び込んできたのはありえない光景だった・・

 

          空が光った後天から光が門に落ち・・・・・・門付近は・・・・

 

        なにかで強力な力で破壊されて跡形もなく吹き飛んでしまっていた・・・・・

 

   門が吹き飛んだときに城壁の配意していた弩隊や守備兵の殆どが吹き飛ばされ・・・・・・

 

負傷した者や命を落とした者・・・多くの兵が犠牲になって無事だったのは半分以下であった・・

 

その隙を縫って敵は雪崩れ込んできて無事だった兵達と敵兵がぶつかり合い混戦状態になっていた

 

雪蘭「!?無事だった者は敵を食い止めろ!!!!衛生兵!!!すぐにけが人を・・・」  

 

韓遂兵「「「「いたああああああ!!馬騰だ!!!奴の首をあげろぉぉぉぉぉぉぉ」」」」」

 

      私の姿をみつけるやいなや我よ先にと突撃してくる敵兵達・・・・・

 

韓遂兵達「「「「「「「しねぇぇぇぇ馬騰ぅぅぅぅ」」」」」」」

 

雪蘭「・・・なめるな!!!この餓鬼どもがぁぁぁ!!!!!」

 

   斬りかかって来た敵兵を一刀の元なぎ払い切り倒した・・・・・ズシャァァッブンン!!

 

 ふふ・・・なめられたものだなこの私を殺すだと?雑兵風情が、だが当たりに目を向ければ

 

      次々に死を恐れず襲ってくる敵兵に我が軍は追い込まれていっていた・・・・・

 

韓遂兵「「「うひゃひゃひゃひゃ~~シネシネおっちんじまえぇぇ」」」ズシャグシャ!!!

 

西涼兵「「「な・なんだこいつらは・・」」」「「「狂ってる・・・」」」「「う・う・くぁ」」

 

韓遂兵「「うらぁぁしねやぁぁ」」ズシャ「「いでぇいでぇ、おでをきっだのはぁお前かぁ!」」

 

西涼兵「「うわぁぁなんなんだこいつらぁぁ」」「「刺しても斬っても向かってくる化け物か」」

 

  ・・・士気が違いすぎる完全に飲まれている・・・クソッなんだこの兵士達の目は!!!!

 

雪蘭「「うらぁ!!」」ズドーーーーーーン 剣をなぎ払い纏わりつく者どもを吹き飛ばす 

 

    まさに夢でも見ているのかこれは・・・・・・それに雑兵の強さが将並みだと?

 

          いくら我が兵達が屈強でもこれは・・・・まずいかもしれん・・・

 

    奴らは死を恐れていない多少切られても平然と向かってくるとは!!!・・・

 

               このままでは民に被害が及ぶやもしれん

 

蘇芳「あらあら、戦場で考え事なんて随分余裕ねぇ・・・うふふふふふ雪蘭その首貰うわよ?」

 

敵兵を倒しているといつのまにか蘇芳が近くに来ていた・・・・いくら考え事をしていたとはいえ

 

 この私が気配を見落としたというのか?・・・・・信じられん、そんな馬鹿な事が!!!

 

雪蘭「蘇芳・・貴様というやつは、妖術に手を出したか!!!!妖の者と手を組んだか!!」

 

蘇芳「あら~?さっきまでの余裕はどうしたのぉ~?うふふふふふふふふふふふふふ」

 

雪蘭「そこまで落ちたか・・・・ならばかっての友としてお前を・・・・斬る!!!!!!」

 

蘇芳「うふふふふふ・・・・友・・・ね、よく言うわ!!我が愛するあの人を

   奪い取っただけでは飽き足らずあんなに早くに死なせるなんて・・・・

   この駄馬女が!・・お前のその無能ぶりが全てを不幸にする・・・

   だから・・・・死んでくれよ・・・馬寿成・・消えてなくなれぇぇ!!!!!」

 

雪蘭「亡者が軍の首領よ・・・我がが剣の錆にしてやろう・・・・うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

         ドン ガキィィィィィン ガーン ブオォン ザシュッ ・・・・・・

 

      今まで幾度となく手合わせや喧嘩をしてきた者が相手だお互いの手の内は・・・

 

互いに同時に駆け出し打ち合い10合を超えていた、なんだこの強さはたしかに蘇芳は強かった

 

   だがここまでの強さはなかったはずだ・・・妖術・・妖の力とでも言うのか?・・・・

 

雪蘭「ふん!やるじゃないかこれなら全力で行ってもよさそうだねぇ・・・蘇芳!!」シュブォン

 

蘇芳「あらあら、なにを寝言を言ってるのかしらこの程度まだぜんぜん余裕なのよねぇ」ギキィン

 

    このあと蘇芳と私は何度となく剣を蹴りを拳を互いの全てを賭けてぶつけ合った

 

雪蘭「ズラァァァァァ!!!!!」

 

    氣籠めた剣戟まさかこれを蘇芳に撃つ日がくるとはなだが一気に行く加減はしない!

 

蘇芳「セェェェェイ!!!!!!」

 

     この剣戟を止めればあたしの力が雪蘭を上回った事になるわねぇ・・・

 

            

         ドドッガァァァァァァァァァッンンンンン!!!!!!!!!!!

 

 

二人は互いの氣のぶつかり合いに吹き飛ばされた・・・いや・・・一人は・・・である・・・・

 

雪蘭「ガハッ!!う・・ぐ・・・・ピチャ・・・」

 

壁に叩きつけられたがまだやれる!!ガタの来ている体に鞭を撃ち剣を構え直し蘇芳を見た・・・

 

蘇芳「う・・・ふ・ふふふふふふ、やってくれたわねぇ雪蘭・・・・ポタポタポタポタ・・・」

 

  二人がぶつかった場所に微動だにせず立っている蘇芳は左肩が無く地に斬り落とされていた

 

蘇芳「うふふふふふふふふふ・・・はぁぁ・・・結構痛いものねこれ・・・うふふふふふふふふ」

 

       腕を斬りおとされたというのに何を笑っているのだ!こいつは?!!!!

 

雪蘭「・・・・加減はせんと言った・・・・お前はここで死ぬのだ・・・・」

 

蘇芳「・・・はぁ・・・・ねぇ・・雪蘭・・面白い物・・・みせてあ・げ・る(ハート)」

 

    そう言うと蘇芳は落ちた腕を拾い上げて元の位置に合わせた・・・・何のマネだ?

 

蘇芳「うふふふあたしね、この程度の傷なら・・・なおっちゃうんだよねぇ・・・」グチャ・・・

 

            蘇芳は肩を繋げるように押さえつけるとそう告げた・・・

 

雪蘭「・・・直るだと?・・それは怪我という話ではないぞ?その出血・・・

   そのまま死んでもおかしくない状態だぞ!もし直ったらそれこそお前が

   人でない証拠になるというものだ」

 

蘇芳「あははははでもねぇ、ほらもうくっついたわよ~ほらこの通り~」

 

            そう言って蘇芳は腕を振り回して見せた

 

   な・・・私は言葉を失った・・・ばかな・・・・本当に繋がっただと!?ありえん!

 

蘇芳「ん~繋がるといっても斬られれば痛いし血もでるわよ、直っちゃうから気にならないけどねぇ」

 

雪蘭「お前・・・本当に人では無くなったのだな・・なんと愚かな事を・・・」

 

蘇芳「愚か?愚かねぇ?そうかしらどんな怪我をしてもすぐ直るのよ?傷跡一つのこらずね~

   こんないい事はないと思うけど?あはははははは」

 

人を捨てた相手にはもはや言葉は通じないかとはいえどうする?斬り落としても直るだと・・・・

 

  これはまずいことになった、長期戦はこの体がどこまで持つか分からんがやるしかない!!

 

蘇芳「ふ~ん・・・あんた・・・・病気なんだ・・・うふふふ・・・」

 

          !?なにっ?今私の考えを?・・・・クッこの化け物め!!!!

 

蘇芳「ん~?なに驚いてんの?あんた自分で言ったじゃん、あたしは妖だって・・・・んふ・・」

 

     余裕の蘇芳に比べて此方はボロボロだ・・・どうすればいい?考えろ!

 

              どうすればこの状況を打開できる?

 

 チラッと周囲を伺うが状況は極めて不利だ・・どうしてこうも予想外の事ばかり起こる・・・

 

          兵士達も頑張ってくれてはいるが、士気向こうが上・・・

 

           あげく先ほどの光の所為でこちらは統制も取れていない

 

           状況を把握する間もないときているならどうする・・・・・

 

             ならば今はこいつを倒して被害を食い止めっ・・

 

雪蘭「!?グッ・・・ゴホッ・・・くそ・・こんな時に・・・体にガタがきやがった・・

   まだだ!これ以上やらせるわけには・・・・やらせるわけにはいかねぇんだよぉぉぉ!

   ウォォォォォォォォォォォォォ!!!!」気合で姿勢を取り直し蘇芳に剣を向けた

 

         見据えた先に立つ奴は余裕の表情で私を見て微笑んでいる・・・

 

  いくら直るとはいえ木っ端微塵にすれば生きてはいまい残る手段は奴が再生できないほど

 

   切り刻んで我が秘剣の気炎で燃やし尽くすこれしかあるまい・・・体よもってくれよ

 

雪蘭「蘇芳・・・その命貰い受けるぞ・・・・私の命が尽きる前に終わらせる・・・

   貴様らを道ずれに・・・この国を守ろうぞ!残る全闘氣を籠めて貴様を・・・・・

   斬り捨てる!!!!!!!」

 

蘇芳「病に冒されたガラクタを相手にしないといけないなんて・・・はぁ・・・

   で・も・・うふふふふふ・・・ど~でもいいんだけどねぇ・・・

   殺すだけだし・・もうちょっと遊んであげるよ雪蘭・・ククククククッ」

 

はぁ~つまんないわねぇ勝敗の見えた戦いってこんなに面白くないものなのねぇ、でもまぁいいか!

 

次々と血に染まっていく兵士達・・・人を捨てた者達を相手にする戦いは兵士の心を狂わせて行く

 

                      南門 sideout

                     

                       あとがき

黒いたぬさん「久しぶりの投稿になり、申し訳ない<(_ _)>」

 

白蓮「たぬさんほんとに遅かったな?どうしていたんだ?」

 

及川「そうやでたぬさん、心配しとったあのままワイの出番無く長期休止にでもなるんやないかと」

 

黒いたぬさん「ん?いや及川君の出番があるかどうかはさしおいて、ちょっと身内の不幸やら

       自分の体調の具合やらで家に戻ってなかっただけですから

       完全に復帰ではありませんがなんとか進めて逝きたいと思います」

 

白蓮「大丈夫なのか?たぬさんそれと字が違うぞたぬさん逝きたいじゃなく行きたいだろ?」

 

及川「白蓮はん・・・・冷静なつっこみやな・・・じゃないわい!!!おいとくな~~~~~」

 

黒いたぬさん「本来は一刀vs于吉の様子も書くつもりでしたが遅くなってしまっていたので

       途中ではありますが上げさせて頂きました、上手く書けているかは謎ですがね」

 

及川「白蓮はん・・・・自分の出番・・・あるとおもうななんとやらやで・・・」ヽ(・ω・´)ノ

 

白蓮「!?お・及川・・・不吉な事言うなよ」(´;ω;`)

 

黒いたぬさん「向こうで漫才してる二人は置いておいて、さて次回は影無双(涼州序章大詰め?

       いつの間に付いたサブタイトルっぽいもの)一刀vs于吉にご期待!!(タブン)」

 

 


 
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