No.227754

恋姫外史アナザー・とりあえず一刀第三話

アキナスさん

魁・呉とマスコットは生まれた。

最後は・・・

2011-07-13 09:45:38 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:9659   閲覧ユーザー数:7347

蜀・成都

 

「おいおい、入れてくれたっていいだろ?」

 

「ですから、何の話も伺っておりませんし、北郷様だと証明する物も無いので入れる訳には・・・」

 

またもや突然、今度は蜀を訪れた一刀。

 

しかし、蜀では呉と違って一刀の顔を知らない者が多かった。

 

と言う訳で門番と揉めていたのである。

 

「めんどくさいな~・・・」

 

やれやれと言ったかんじでぼやく一刀。

 

そこへ一刀の後ろから声がかかった。

 

「あら?一刀さんではありませんか?」

 

一刀が振り向くと、そこには

 

「紫苑?」

 

「ええ、お久しぶりです」

 

蜀の弓将、紫苑の姿があった。

 

「ちょうど良かった。桃香に会いに来たんだけど、門番の人が通してくれねえんだ。話付けてくれねえか?」

 

「ええ、構いませんよ」

 

紫苑は頷くと門番に向き直り言った。

 

「この方は間違いなく北郷一刀様です。お通しなさい」

 

「は・・・はい!」

 

紫苑の言葉に門番の二人は道を開ける。

 

「では、参りましょうか?」

 

「ああ」

 

こうして二人は城内へ歩いていった・・・

 

 

 

「いや~~、助かったよ」

 

「いえいえ。それにしても、突然のお越しでしたね?」

 

「ああ、ちょっとな・・・ん?」

 

一刀はそう言って立ち止まる。

 

「どうかなさいましたか?」

 

紫苑も一刀の方を見て立ち止まる。

 

「う~ん・・・」

 

一刀は紫苑の顔をジッと見つめる。

 

そして

 

「適任・・・かな?」

 

そう呟いた。

 

「?」

 

紫苑は頭に?マークを浮かべた。

 

「あのさ、紫苑。ちょっとやってもらいたい事があるんだけど・・・」

 

「はぁ・・・何でしょう?」

 

「それはだな・・・」

 

 

・・・・・・

 

 

「・・・それは楽しそうですけど、まずは桃香様の許可を得ませんと・・・」

 

「そか。まあ、その事も話しておくとするか」

 

そんな会話を交わしながら

 

二人は桃香の所へ向かうのだった・・・

 

 

 

桃香は執務室に居た。

 

「あれ~?一刀さん?」

 

「おう、久しぶり」

 

サッと手を上げる一刀。

 

「どうしたんですか?突然」

 

「ああ、お前に話があってな・・・」

 

一刀は魁・呉で新たなマスコットが誕生した事を桃香に伝えた。

 

「・・・と言う訳で、三国全てにマスコットを作ろうと思ってたんだが、桃香。またピーチちゃんになる気ないか?」

 

「あります!やりたいです!!」

 

桃香は机から身を乗り出して即答した。

 

その迫力に気圧される一刀。

 

「そ、そうか・・・」

 

「結局できなかったけど、本当はあのまま子供達と遊んだりしてみたかったんです!!」

 

・・・まあ、ハマリ役ではあると思うが。

 

「だったら話は早いな。実は紫苑もマスコットにしたいんだけどよ・・・」

 

「分かりました!みんなには私から言っておきます!」

 

「た、頼むぜ・・・」

 

「はい!」

 

桃香はよっぽど楽しみなのか、興奮冷めやらぬと言った感じだ。

 

 

 

その後桃香はテンションが高いまま将の皆を集め、再びマスコットになると宣言した。

 

勿論愛紗や朱里などは諌めたのだが、テンションMAXのスーパー桃香ちゃんの気迫に押されて結局了承してしまったのだった。

 

 

 

 

・・・と言う訳で

 

 

 

 

蜀に再びタヌキのピーチちゃんが現れて

 

 

 

もう一匹、カンガルーのパープルママが出現した。

 

 

 

そして、たまにそのおなかの袋に

 

 

 

同じくカンガルーの子供、リーちゃんが入っているのが目撃されたのだという・・・

 

 

 

何はともあれ

 

 

 

遂に、三国全てにマスコットが出現したのだった・・・

 

 

 

 

どうも、アキナスです。

 

更に間が空いてしまいました。何をやってるんでしょうね、私は・・・

 

まあ、ひとまずその話はおいておいて遂に三国にマスコットが出揃いました。

 

彼女達の今後の活躍は!?

 

・・・それでは次回に

 

 

 

 

 

 

 

「サンダーブレーク!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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