No.226664

そらのおとしもの×戦国乙女 feat 仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双  野球対決

BLACKさん

今回の話は『そらのおとしもの(アニメ基準)』のキャラと『戦国乙女(アニメ版)』のキャラで野球をするお話です。
ただし『戦国乙女』の方は、作者が書いていた『仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双  feat 戦国乙女 新たなる外史への扉』仕様となっております。
この話は内容的にはDVDなどの特典映像的なものとなっていることをご了承ください。

2011-07-06 23:05:56 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:1870   閲覧ユーザー数:1768

 

 

作者「『仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双 feat戦国乙女』完結だーーーー!」

一刀「まあ普通に頑張ったと思うよ」

作者「そして『劇場版そらのおとしもの 時計じかけの哀天使』の公開で日和も解禁されたこともあり、記念として両作品で野球させる!」

一刀「なんで野球なんだよ」

作者「『そらおとの浦島太郎』でも言っただろ。ちょうど人数が9人で人数がちょうどいいんだよ。

そういうわけで有無を言わさずそらおとキャラと戦国乙女キャラで野球をさせる!」

一刀「今回タイトル変則なのはそのためか」

作者「その通りだ! まずはピッチャーとかのポジションと打席順の紹介だ!」

 

 

 

 

そらのおとしものチーム

 

 

 

1ファースト  アストレア

 

2ライト    カオス

 

3ピッチャー  守形英四朗

 

4センター   イカロス

 

5キャッチャー 五月田根美香子

 

6ショート   風音日和

 

7セカンド   見月そはら

 

8レフト    ニンフ

 

9サード    桜井智樹

 

 

監督      秋山総司郎

 

 

 

 

戦国乙女チーム

 

 

 

1ライト    長曽我部モトチカ

 

2ピッチャー  今川ヨシモト

 

3キャッチャー 徳川イエヤス

 

4ショート   織田ノブナガ

 

5ファースト  明智ミツヒデ

 

6レフト    上杉ケンシン

 

7センター   武田シンゲン

 

8サード    大友ソウリン

 

9セカンド   毛利モトナリ

 

 

 

補欠      日出佳乃

        伊達先生

 

 

監督      北郷一刀

 

 

 

 

 

ノブナガ「野球とはなんじゃ?」

ソウリン「そんなことも知らんとか」

一刀「お前らは俺のいる世界にいるから分かってるだけだろ」

 

ソウリンの言葉にツッコミを入れる一刀。

 

モトチカ「野球は面白かとね。たまにテレビで見とるわ」

モトナリ「球を打ったり、する遊びとね」

ノブナガ「う~む。ヒデヨシ、分かるか?」

ヒデヨシ「私も知ってますけど……」

伊達先生「どう説明すればいいのかしら……」

秋山「安心しろ」

 

戦国乙女チームのところに秋山がやって来る。

 

秋山「はあああああ」

 

秋山が手をかざす。すると野球のルールがノブナガ達の頭に入って来る。

 

ミツヒデ「これは一体……」

秋山「俺の力だ。ごちゃごちゃ説明するのがめんどくさいからな。それじゃあ」

 

秋山、そらのおとしものチームの方に戻る。

 

守形「何をしに行ったんだ?」

秋山「ルールを頭に叩き込ませてきた。気をつけろよ、あいつら並みじゃないからな」

日和「どのくらいすごいんですか?」

秋山「………まず普通の人間が受けたら多分死ねるくらいの必殺技を一人一つ持ってる」

智樹「だったらそはらのチョップで対抗だ!」

そはら「智ちゃん……」

秋山「あとは城の石垣を普通に走って登れる」

ニンフ「それ本当?」

秋山「嘘言ってどうする」

カオス「勝てるの?」

秋山「勝てるんじゃない、勝つんだ。まあ今回は俺は不参加だ。お前達でどうにかしてくれ」

 

秋山、ベンチに座る。

 

ヨシモト「私達も負けていられませんわよ」

ヒデヨシ「ファイトーーーーー!」

全員『おおおおおおおお!!」

 

意気込みを上げる戦国乙女チーム。

 

 

実況、解説席

 

 

東王父「さてと、いよいよ開幕される『そらのおとしものチームVS戦国乙女チーム』の野球対決。

実況と審判はこの俺、東王父。解説は……」

美沙緒「アクセル一刀のパートナーでかわいいお嫁さんの旧姓睦月美沙緒の北郷美沙緒で~す」

矢刀「電王のじいちゃんの孫の北郷矢刀です」

東王父「とまあ最後にあった映画的キャストのキャラでお送りするぞ。ちなみに管輅はアナウンスだ」

 

そして野球場にサイレンが流れ出し、試合が始まる。

先行は戦国乙女チーム。

そらおとチームは全員がそれぞれの守備ポジションにつく。

 

管輅「1番、ライト、長曽我部モトチカ」

 

バッターボックスに立つモトチカ。

 

東王父「おおっと! モトチカ、いきなりホームラン予告だ!」

モトチカ「ホームラン、打ってやると」

ソウリン「モトチカー! やっちまえ!」

守形「………」

 

構える守形。

 

東王父「ピッチャー、第一球投げた!」

モトチカ「もらった!」

 

モトチカ、バットで投げられた球を打つ!

 

東王父「打ったーーーー! これは大きい! 大きい! 大きい!」

 

球はどんどん伸びていき、場外ホームランになりかけるが……。

 

イカロス「!」

 

イカロスが羽を使い、モトチカの打った球を取る。

 

東王父「アウトーーーーーーーー!!」

戦国乙女チーム全員『ええええええええ!?』

 

ホームランになると思ったらイカロスに拾われて驚く一同。

 

ミツヒデ、イエヤス「「おい! (ちょっと)審判!!」」

ヒデヨシ「あれってありなんですか?」

東王父「ありだ。

言ってないけど、お前達も必殺技は使っていいぞ。ただし相手を怪我させるような妨害はなしだ。

これは秋山から提示されたものだ」

ヨシモト「そういうことですの」

管輅「2番、ピッチャー、今川ヨシモト」

 

ヨシモトがバッターボックスに入る。

 

守形(……美香子?)

 

美香子がサインを送っていることに気づく。

 

美香子(………)

守形(……分からん)

 

実際美香子は適当にサインしてるだけで、意味はない。

 

守形「!」

 

守形、ボールを投げる!

 

東王父「さあ、投げた!」

ヨシモト「そこですわ!」

 

ヨシモトは思いっきり振るも、思いっきり空ぶる。

 

東王父「ストライク1」

ヨシモト「思ったより、早いですわね」

守形「!」

東王父「ピッチャー投げる!」

ヨシモト「今度こそ!」

 

そうはいってもまた空ぶる。

 

東王父「ストライク2」

ヨシモト「こここ、今度こそ……」

守形「!」

東王父「投げる!」

ヨシモト「もらいましたわ!」

 

しかし空ぶった。

 

東王父「バッターアウト!」

 

ヨシモト、空振り三振でアウト。

 

ヨシモト「ごめんなさい」

イエヤス「まったく使えない年増ね」

ヨシモト「ななな!?」

管輅「3番、キャッチャー、徳川イエヤス」

 

イエヤスがバッターボックスに入る。

 

守形「!」

イエヤス(そこ!)

 

守形が投げようとした瞬間、イエヤスが妖術で守形の足元に小さい魔法陣を敷き、すぐに爆発させる。

 

守形「何!?」

 

守形は体勢を崩したままボールを投げる。

 

イエヤス「そこですわ!」

 

イエヤスがショートゴロを打つ。

 

日和「アストレアさん!」

 

日和がボールを拾うもすでにイエヤスは一塁についていた。

 

管輅「4番、ショート、織田ノブナガ」

 

ノブナガがバッターボックスに立つ。

 

守形「………」

 

守形はイエヤスの方を何度も見る。

 

守形「……」

 

守形はノブナガの方を見る。

 

守形(さて、どう出るか……)

 

守形は牽制のように投げるが……。

 

ノブナガ「ぬおおおおおお!!」

 

ノブナガはバットを振るも、空ぶる。しかし力強い勢いが真空波を生み、その真空波がボールを飛ばす!

 

東王父「打ってないけど飛んだーーーーー!」

矢刀「あれありなの?」

美沙緒「面白いからありなんじゃない? 振り逃げってあるし」

ヒデヨシ「お館ーーーーー! 走ってーーーーー!」

ノブナガ「走ればよいのか?」

 

ノブナガは少し戸惑うもイエヤスはすでに走っていた。

ボールはそんなに直接打ったわけではないので勢いが小さく、ホームランとまではいかなかったが、レフトの方までヒットで飛んでいく。

 

ニンフ「くっ!」

 

ニンフがサードの方に投げるもイエヤスはすでに三塁に到着し、ノブナガも二塁にいた。

 

管輅「5番、ファースト、明智ミツヒデ」

 

ミツヒデ、バッターボックスに入る。

 

ヒデヨシ「あけりん、頑張れーーー」

 

ミツヒデを応援するヒデヨシ。

 

ミツヒデ(お館様の行為を無駄にしない!)

守形「……」

東王父「さあ、投げた!」

ミツヒデ「そこ!」

 

ミツヒデが打つもほぼバントくらいのゴロものであった。

 

美香子「会長が行くわ!」

 

美香子がボールを取りに行く。

 

美香子「アストレアちゃん!」

アストレア「はい! 師匠」

美香子「そこで待っててね♪」

 

美香子はそう言うとボールを剛速球で投げる!

アストレアは投げられた剛速球を受け止める。

 

アストレア「あいてて………」

 

アストレアは痛がるもきちんとボールを持っている。

しかもアストレアは一塁に立っている。

 

東王父「アウト! スリーアウトチェンジ!」

イエヤス「このへたれメガネーーーー!」

 

ミツヒデ達はベンチに戻る。

 

ミツヒデ「お館様、申し訳ございません!」

 

ミツヒデが土下座してノブナガに謝る。

 

ミツヒデ「お館様の行為を無駄にしてしまい……」

ノブナガ「ミツヒデ…」

ミツヒデ「お館様…」

ノブナガ「よいのじゃ。勝負は兵家の常。こういう時もある」

ミツヒデ「お館様……」

 

感動するミツヒデ。

 

東王父「とりあえずポジションにつけ」

 

東王父が促す。

戦国乙女チームがそれぞれの守備ポジションにつく。

 

 

管輅「1番、ファースト、アストレア」

 

アストレアがバッターボックスに立つ。

 

ヨシモト(この子相手に力任せはだめね)

 

ヨシモトは先ほどの美香子の剛速球を受け止めたアストレアの力を考え、どうすればいいのか考える。

 

ヨシモト(ではそこですわ!)

 

ヨシモトが投げる!

 

アストレア「どっせええええ!!」

 

アストレアが思いっきり振るも、空ぶる。

 

東王父「ストライク」

 

そしてアストレアは空振り三振アウトになってしまう。

 

アストレア「なんで~」

 

ベンチに戻ってくるアストレア。

 

守形「あの今川ヨシモトと言う女、アストレアのストライクゾーンギリギリのところを投げていた。

恐らくはアストレアの力を考え、ギリギリを狙ったんだろ」

智樹「本当に初めてなのか? あいつら……」

秋山「初めてだが、油断するなと言ったろ。あいつらの身体能力は並みを越えてるんだから……」

そはら「戦国武将ってすごいんですね」

智樹「いや、それ違うだろ!」

カオス「とりあえず私、行くね」

日和「カオスさん、頑張ってください」

管輅「2番、ライト、カオス」

 

カオス、バッターボックスに入る。

 

ヨシモト(あの子の身の丈は低い……。その上実力は未知数……。でしたら……)

 

ヨシモトは様子見とばかりにストレートに投げる。

 

カオス「えい!」

 

カオスはバットにボールを当て、そのままホームランしそうになるが……。

 

ケンシン、シンゲン「「うおおおおお!!」」

 

ケンシンとシンゲンが二人そろって打たれたボールを拾いに行こうと走る。

 

ケンシン「このままでは追いつけんか!」

シンゲン「ならば!」

 

シンゲンが軍配を取り出し、軍配から風を起こし、ボールの勢いを抑える。

 

ケンシン「とった!」

 

そこでケンシンがボールを取る。

 

東王父「アウト!」

 

結果はアウトになった。

 

カオス「ごめんね、お兄ちゃん」

智樹「気にするな。イカロスだって同じようなことをしたんだから、おあいこだな」

守形「なら次は俺だな」

管輅「3番、ピッチャー、守形英四朗」

 

守形、バッターボックスに入る。

 

ヨシモト「そこですわ!」

 

ヨシモト、ボールを投げる。

 

守形「!」

 

守形、普通にヒットを放つ!

 

美沙緒「おおっと、ここはヒットで抑えた!」

矢刀「さっきのシンゲン達の行動を考えて、あえてヒットにしたと言う感じだな」

東王父「こいつは思ったより高度な駆け引きだ」

管輅「4番、センター、イカロス」

東王父「さあ、ここでこの対決の中で一番とされるイカロスが登場だ」

 

イカロス、バッターボックスに入る。

 

ヨシモト(この人……出来ますわ)

イエヤス(こいつは厄介だな……。ならば……)

 

イエヤスは魔法陣をイカロスの足元に設置し、爆発。イカロスは体勢を崩す。

 

イエヤス(よし!)

 

しかしイカロスは羽を使って飛ぶ。

 

イエヤス(なっ!)

イカロス「!」

 

イカロスは飛んできたボールを思いっきりかっ飛ばす!

 

ヨシモト「ケンシン殿! シンゲン殿!」

シンゲン、ケンシン「「応っ!!」」

 

シンゲンとケンシンは先ほどのようにボールを追いかけ、シンゲンは軍配を振って風を起こすもイカロスの打ったボールは勢いが止まらない。

 

ケンシン「でゃああああああ!!」

 

ケンシンがジャンプをし、ボールを取ろうとするもボールの勢いが強くグローブが焦げ、グローブを通り抜けるように滑って行った。

 

東王父「ホーーーームラン!」

智樹「イカロス! 走れ!」

イカロス「はい」

 

イカロスは思いっきり走って戻ってくる。

 

東王父「これで『そらのおとしものチーム』2点入った」

美香子「それじゃあ会長も頑張っちゃおうかしら~」

管輅「5番、キャッチャー、五月田根美香子」

 

美香子、バッターボックスに入る。

 

ヨシモト(この方も油断は出来ませんわね)

 

ヨシモトはボールを投げる!

するとボールは曲がる。

 

美沙緒「おおっと、ボールが曲がったーーーーー!」

東王父「相手はカーブを使って来た。そして対する五月田根選手は……」

美香子「その程度かしら?」

 

美香子は難なくヨシモトのカーブを打つ!

 

ヨシモト「なっ!」

東王父「打ったーーーーー!」

矢刀「しかも曲がったーーーーー!」

 

美香子の打ったボールはヨシモトのカーブボールのごとく曲がる。しかも勢いはイカロス以上に付いていた。

そのためさっきのようにシンゲンとケンシン、加えてモトチカも頑張るもホームランされてしまう。

 

東王父「ホームラン!」

矢刀「これで3点目」

日和「あの……」

そはら「日和ちゃん、頑張ってね」

ニンフ「ヒヨリ、無茶しないで」

日和「とりあえず頑張ってきます」

管輅「6番、ショート、風音日和」

 

日和がバッターボックスに入るも簡単に三振してしまう。

 

東王父「スリーアウト、チェンジ」

日和「ごめんなさい!」

美香子「いいのよ。後で巻き返せば~」

 

とても怖い声色で言う美香子。

ちなみにこれは美香子が日和に対して怒っているのではない。

そしてそらおとチームが守備につく。

 

 

東王父「2回表」

管輅「6番、レフト、上杉ケンシン」

 

ケンシンがバッターボックスに立つ。

 

シンゲン「ケンシン、ここで打たねば承知せぬぞ」

ケンシン「お主に言われなくても!」

 

守形、ボールを投げる!

 

ケンシン「そこだ!」

 

ケンシン、ボールを打つ!

 

東王父「ボールはサードに飛んでいく!」

日和「桜井君!」

 

日和が走るもボールは智樹の顔面に直撃する。

 

智樹「へぶっ!」

 

智樹はかなり転がっていく。

 

イカロス「マスター!」

ニンフ「トモキ!」

カオス「お兄ちゃん!」

そはら「智ちゃん!」

 

イカロス、ニンフ、カオス、そはら、日和が転がっていく智樹のところに駆け寄る。

 

ケンシン「ふん! 防御ががら空きだ!」

 

ケンシンはその間に走っていくが……。

 

智樹「待て……」

 

智樹がふらふらと立ち上がる。すると智樹の顔面に付いていたボールが落ちていき、智樹はグローブでボールを取る。

 

東王父「アウト!」

ケンシン「なっ!」

 

ケンシン、しぶしぶベンチに戻ってくる。

 

ケンシン「すまぬ」

ヒデヨシ「ケンシンさんは悪くないですよ」

シンゲン「まったく仕方ないの~、ケンシン」

 

シンゲンがしぶしぶそうな顔をする。

 

管輅「7番、センター、武田シンゲン」

 

シンゲン、バッターボックスに入る。

 

守形「仕方ない、タイムしていいか?」

秋山「いいぞ」

守形「タイムだ! イカロス、来てくれ」

美香子「それじゃあアストレアちゃんも来てくれない?」

 

守形と美香子に言われてイカロスとアストレアがやって来る。

 

守形「イカロス、ピッチャー交代だ」

美香子「アストレアちゃんはキャッチャーね」

イカロス「はい」

アストレア「し、師匠! いくらなんでも私、イカロス先輩の投げる球受け止めれる自信ありませんよ~~~!」

守形「ふむ、弱ったな……」

カオス「じゃあ私やっていい?」

 

いつの間にか来ていたカオス。

 

美香子「そうね~、カオスちゃんにお願いしようかしら」

守形「そういうわけで、ピッチャーとキャッチャー交代だ」

管輅「ピッチャー、代わりましてイカロス。キャッチャー、代わりましてカオス」

 

ピッチャーがイカロス、キャッチャーがカオスに代わる。

 

シンゲン「そのような女子で大丈夫か?」

秋山「大丈夫だから、やらせてんだろ」

 

そしてイカロスが思いっきり投げる。するとボールはとんでもない速さで飛んでいき、カオスのミットに入る。

 

シンゲン「! み、見えなかった……」

東王父「ストライク」

矢刀「今のどのくらいの速さだったんだ?」

美沙緒「ええっと……今のは……なんとマッハ3!」

矢刀「ええ!?」

 

実況席でも驚きの声が上がる。

 

伊達先生「ま、マッハ3って……」

カオス「イカロスお姉様、返すね」

 

カオスがイカロスにボールを返す。

 

シンゲン「!」

東王父「ちなみに今の返した球はマッハ2だ」

ヒデヨシ「マッハ2!?」

一刀「どこのDr.ス○ンプだよ」

 

頭を抱える一刀。

 

ヒデヨシ「どういうことですか?」

一刀「あいつら、アンドロイドみたいなやつらだよ」

 

一刀は一応、イカロス達のことは一度会った後、東王父からどんな存在なのかは聞いている。

 

ヒデヨシ「アンドロイド?」

秋山「正確には『エンジェロイド』と言う名称だ」

 

秋山がいつの間にか戦国乙女チームのベンチに現れる。

 

ヒデヨシ「おわっ!? いつの間に…」

伊達先生「エンジェロイドって…」

秋山「俺もきちんとは知らんが天使のエンジェルとアンドロイドを合わせた名前だろ」

ヒデヨシ「あ、言われてみれば……」

ミツヒデ「なんだそのアンドロイドと言うのは?」

秋山「お前達の知識で言うなら、人間の姿をしたからくり仕掛けと言うことだ」

ヨシモト「なんと!?」

ノブナガ「にわかに信じられんな」

秋山「まあ世界が違う上に時代も違うからな」

 

秋山、瞬間移動で元の場所に戻る。

そうこうしているうちにシンゲンがいつの間にかアウトになる。

そして次のソウリンも簡単にアウトになり、交代となった。

 

ソウリン「あんなの打てるわけないじゃん」

一刀「まあ当たらなかっただけいいだろ」

 

 

攻守交代してそらおとチームが攻撃になる。

 

管輅「7番、セカンド、見月そはら」

ヨシモト「私達も交代してよろしくて?」

東王父「別にいいぞ」

ヨシモト「ノブナガ殿、お願いします」

ノブナガ「うむ」

ミツヒデ「ならキャッチャーは私が…」

イエヤス「いえいえ、ノブナガお姉様のボールは私が受け止めます!」

 

ミツヒデとイエヤスがもみ合いとなるが、結局キャッチャーは交代しなかった。

 

ノブナガ「ぬおおおおおお!」

 

ノブナガが剛速球を投げる。

 

東王父「ストライク」

そはら「全然見えなかった」

美沙緒「今のはマッハ1はいってるね」

矢刀「まじかよ」

そはら「ふぇえええええええ!?」

 

こうしてそはらは簡単に三振にされた。

 

管輅「8番、レフト、ニンフ」

 

ニンフがバッターボックスに入る。

 

ニンフ(マッハ1くらいなら追いつけるわ)

 

ノブナガ「ぬおおおお!!!」

 

ノブナガが剛速球で投げ、ニンフは何とかバットにボールを当てるが……。

 

ニンフ(なんて重さなのよ……)

 

ニンフは何とか打とうにもノブナガの投げたボールがあまりに強くニンフは弾かれるように思わずバットを手放す。

するとボールはその場に落ちる。

ニンフは何とか走るもイエヤスが拾い、ファーストのミツヒデに投げ渡し、アウトになる。

 

管輅「9番、サード、桜井智樹」

 

智樹がバッターボックスに立つ。

 

一刀「相手は主人公だから思いっきりやっていいぞ」

ノブナガ「主人公と言うのはよく分からんが、全力を出せと言うのだな。いいだろう。

でゃああああああ!! 非情ノ大剣!!」

 

ノブナガは非情ノ大剣を使う要領でボールを投げる!

するとボールはコントロールを外れ、智樹の方目がけて飛んでいく。

 

智樹「へっ?」

 

智樹は避ける暇なくボールが直撃し、その場で爆発が起こる。

 

そはら「智ちゃん!」

日和「桜井君!」

イカロス「マスター!」

ニンフ「トモキ!」

アストレア「智樹!」

カオス「お兄ちゃん!」

 

そらおとチーム全員が智樹の元に駆け寄る。

 

ノブナガ「大丈夫か?」

 

戦国乙女チームも心配になり、全員やって来る。

 

モトナリ「死んどるんじゃ………」

智樹「死んで……ねえ……」

イカロス「! マスター!」

秋山「まあこいつにとっちゃこのくらい日常茶判事だけどな」

伊達先生「大丈夫なの?」

秋山「なあに、ギャグ話ならしばらくすれば死んでも生き返る」

智樹「もうやりたくねえ……」

東王父「とりあえずノブナガ、智樹は退場ね」

 

ノブナガは危険球投球のため、智樹は大怪我のため退場となった。

 

ヒデヨシ「あれ? そっち補欠いないんじゃ……」

秋山「俺がやってもいいけど、やったら勝負にならん。

と言うわけで俺達の負けだな」

東王父「そんなわけで勝者『戦国乙女チーム』!」

ヒデヨシ「やったーーーーー!!」

 

ヒデヨシが喜ぶが……。

 

ソウリン「これで良かったと?」

一刀「結果的にいいんじゃね?」

東王父「と言うわけで今回はこれで、終わりだな。

それではみなさん」

一同『さようならーーーーーーー!!』

 

 

 

終わり

 

 

おまけ

 

 

作者「野球終了!」

一刀「こんな終わり方で大丈夫か?」

作者「いいんだ」

一刀「ふと思ったことだけどいいか?」

作者「なんだ?」

一刀「お前が『仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双  feat 戦国乙女 究極完結編』で一番こだわったことはなんだ?」

作者「そうだな…。やっぱりコンプリートフォームでのライダー召喚だな。どのタイミングでどのライダーの最終フォームを出そうかって結構悩んだ。ファイズとカブトとWは簡単に思いついたんだけど、他が難しかった。特にオーズのタイミング。嘘予告だったとはいえ、プトティラが出たから可能な限りだしたいと思った結果あの場面での登場となった。

次にこだわったのは最後の映画的キャスト欄だった」

一刀「そこどうでもよくね?」

作者「よくないさ。キャストを真中にやるのに苦労したんだぞ。どのくらいのスペースを空ければ見栄えがいいかとか考えたんだ。まあ俺のパソコン基準だけどな。とにかくこだわった」

一刀「そういえばモトナリ達はなんで俺についてきたんだ?」

作者「正直な話、出番が少ないと聞いたからいっそのこと連れて帰らせようと思った。

でも最終回の話見てきちんとした用事があったことがわかって悩んだけど、悩んだ末、やっぱり連れて帰らせることにした。ただ一刀から誘ったんじゃなくてこっそりという形にした。

その結果、一刀が帰るときに光に紛れて一刀を押して、自分達も移動したということにしたんだ」

一刀「そうだったのか」

作者「まあもし2期あるとしたらどうなるかは俺にも分からないけどな。

今日はこの辺で……。

それでは!」


 
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