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仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双 feat戦国乙女 新たなる外史への扉 第6話

BLACKさん

この話は作者が書いていた「仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双」の続編とされるものですが、舞台は「戦国乙女(アニメ版)」となっています。また話によっては主人公である一刀があまり出番がないことがあることをご了承下さい。
今回は普通に話が組み込みにくかったために、要点部分しか書いておらず、本編は1ページのみとなっています。

2011-05-18 09:33:17 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1521   閲覧ユーザー数:1412

 

 

ある雨の日のこと。

 

「退屈だな~」

 

ヒデヨシはやることなくのんびりしていた。

 

「ふん、こういうときは物思いにふけってやり過ごす事だ」

 

隣にいるシロがアドバイスをする。

 

「へっ」

「心の中にあるいつもは閉じてある箱のふたをそっと開けてみたりしてな…」

「………て、言われても退屈だよ~」

 

ヒデヨシはその場で寝そべる。

 

「全くしょうがない小娘だな。お前にはわびさびという心はないのか?」

「恥ずかしながら、あたしお寿司はわさび抜きだし…」

「もういい、黙れ!」

 

全然分かっていないヒデヨシに少しご立腹なシロであった。

同じ頃、ミツヒデも色々思い出す。ノブナガと初めて会った時の事を…。

ヒデヨシはあまりに暇なのでノブナガに面白いことを求め、忍返しの通路に行ったら、誤って罠を発動させてピンチになる。

そんなさなか、ノブナガはいつも持っている煙管についてヒデヨシに語る。

そしてミツヒデが木刀を振っているとマサムネがやってきて、色々話をする中……。

 

「それにしても最近のノブナガ殿はどうかしておられる。

あなたという右腕がありながら、あのヒデヨシとか言う者に随分、肩入れなさっている。

私から見れば、ミツヒデ殿がおられればそれで十分と思いますが…」

「………」

「とはいえ、結局はこの甲冑集めにおいて、ノブナガ殿は貴殿の働きを何より期待しておいででしょう」

「ああ、マサムネ殿に言われるまでもなく、尽力する!

お館様の願い、必ず叶えていただく。この命に代えても!」

「ほぅ、まさに武士の本懐ですね」

 

そんな時、忍返しに引っかかってしまっていたノブナガとヒデヨシが池から出てくる。

二人はかなり濡れたとして体を暖めるために何か暖かいものを食べることにし、マサムネも誘われた。

マサムネは歩いていく三人の後ろで空を見ながら、眼帯を少しだけ外す。

その眼帯の下にはきちんとした目がある。

そうマサムネは目を無くしてはいなかった。

そしてマサムネは思い出す。

それは自分がこの世界に来た理由。

マサムネ……伊達先生はヒデヨシが来る前に神社に立ち寄っており、そこには本殿が突然光だし、そこから謎の存在が現れるが、その存在はすぐに消滅。

伊達先生はその場に残された携帯電話のようなものを拾い、そこに書かれた通りの事をしようと本殿に入り、儀式を行う。

その儀式の中、試験に困っていたヒデヨシがやって来、ヒデヨシに気をとられた隙に儀式の陣は何らかの作用を起し、二人はこの世界に飛ばされた。

そう、あの時ヒデヨシと一緒にいた女性とは伊達先生、つまりはこの世界でマサムネを演じている人間であったのだ。

伊達先生と気付いていないヒデヨシは後ろにいる先生に声をかける。

 

「マサムネさーん」

「日出さん……」

 

伊達先生はヒデヨシに呼ばれてヒデヨシ達の後を追う。

その様子を陰から見ていた一刀。

 

「やっぱりヒデヨシの先生だったか……」

 

一刀は小さい声で伊達先生が言った「日出さん」が聞こえていた。

それだけでかなり確信した。

 

「しかし、あの先生、明らかにミツヒデをけしかけてるな。

外史の管理者からすれば外史も正史どおりにしたいはずだ。

そうでないならけしかける必要はないからな……」

 

一刀は伊達先生がどんな存在なのかをきちんとは知らない。

外史の管理者というのはあくまで一刀の推測でしかない。

一刀の推測は当たらずも遠からずである。

 

「てことはあの先生はミツヒデにアレをやらせる気だな。正史どおりにするために……。

だったら俺が阻止してやる。仮にアレを防げなかったとしても正史どおりには絶対させねえ……。

俺は……破壊者だからな………」

 

一刀はそう言ってその場を去っていった。

 

 

おまけ

 

 

作者「一応第6話だ」

一刀「なんだこの短さは! やる気あるのか!」

作者「あるよ! でも、過去話をわざわざ書く必要はない。原作のキャラはアニメみればいいし、ディケイド一刀の場合は俺が書いてディケイド一刀が出ているものを見ればいいだけだからな。

だから過去話は書かなかった」

一刀「しかし先生の事は書いてるんだな」

作者「一番大事だろ。っても先生があったあの謎の存在が普通によく分からん。まあ恋姫からしたら左慈とかのような存在だろうな。だから曖昧にしておいた。そして俺から普通に重大発表をする」

一刀「何だ?」

作者「来週から俺のリアルがかなり忙しくなり、書いている暇がほとんどなさそうだという事だ。

だから来週から一気にペースは落ちて、1週間に1つではないものと思ってくれ。下手をすれば2週間に1つになるのかな」

一刀「これだけのペースで書いてたほうがおかしいと思うけどな」

作者「それとアニメの雑誌のあらすじを見た限りでは、第10話はとても書きにくいと思う」

一刀「なんで?」

作者「アニメ雑誌を見れば分かる。だからもしかしたら第10話は1週間ないし、2週間ペースじゃなく完結編として一気に投稿の可能性もある。

とまあとりあえずはこんなものだ。しかし戦国乙女で雨の日の話で俺がこの前書いた『そらのおとしもの』も雨の日の話…」

一刀「狙ったんじゃないのか?」

作者「完全な偶然だ。書くネタなくて困ってて3日も続いた大雨にするかと思ったくらいだからな。

それでは!」


 
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