真・恋姫✝無双～御使いの転生～　張任伝　第二章　英雄を支えし兵　

第一話　黄巾と民

あの後、変態の二人を牢に入れて謙明様に黄巾賊の間諜を報告して尋問しようと牢に戻れば…

一刀「!?　だ…大丈夫か!?」

番兵「う～ん…　ハッ!?　脱走!　あの変態どもが脱走しました!」

一刀「……な…ん…だと!?　何で倒れてた!」

番兵「……干のお面を被った全裸男に襲われて…orz」

一刀「…大丈夫だ…問題ない…(貞操以外は)」

番兵「う～(泣)」　

この番兵を慰めつつ何の目的で間諜が来てたのを推測せねば…　謙明様や皆にこの事を話そう…

サイドチェンジ

成都某所

阿●「全く…俺の獲物に手を出すなよ…雀王…」

そう言いながら興の面を被った男に言う

雀王「阿弁こそ…あれは俺が狙ってた至上の逸材だ…」

同じように青い道服を着た男…阿弁を睨みながら云う…

干の面「まぁまぁ…　当初の目的の弓神殿を見れただけ良いではないか…」

雀王「大烏の言うとおりだな…はて？…　何故、弓神殿を拝みに行くのだったかな?」

阿弁・大鳥「……あ……」

そう…彼らは一応黄巾兵ではある…

？？「クフフ…忘れちゃ困るよ…」

三人「!?　閻魔!」

閻魔「おやおや…僕の名前は忘れてなかったんだね　クフフ…」

雀王「何しに来た?」

閻魔「おやおや、御挨拶ですね…強いて言えば出来そこないの人形である貴方達を消しに…」

大鳥「!?　話が違うではないか!　この世界で自由に生きて構わないと言うたのは他ならぬ貴様だぞ?」

閻魔「えぇ…（北郷一刀）に感づかれない様にって条件でしたよね?」

三人「!?」

阿弁「…まさかあいつが北郷一刀なのか?」

閻魔「クフフ……そうだよ…　せっかく前の世界で各自、非業の死を遂げて可哀そうだからこの世界で平穏に過ごして貰おうと思ったのに…残念だよ…じゃあね…」

そう言い…左手を高らかに上げ、一気に振り下ろしたすると…

三人「!?」　ﾄﾞｺﾞｰｰﾝ

大きな爆発が起き跡形もなく消滅したのであった…

閻魔「クフフ…やはり読み通り（他の正史の者達）でも貴方は引き寄せる人間なのですね…北郷一刀…これは面白い♪　良い研究素材を得たものだ…」

閻魔は闇夜に溶け入るように消えていった…

サイドチェンジ

都安

廖化「…阿弁、雀王、大鳥…は戻ってこないのか?」

黄巾兵A「そ…そうです…」

廖化「…捕まって、死んだのであろうな…」

黄巾兵A「如何いたしましょう?　周倉様に行って貰いますか?」

廖化「いや…止そう…あんな変態でも実力は私達以上なのだ…いとも簡単に捕まったかもしくは死んだか…どちらにしても送れば送った者はもうこの世にはいないだろうさ…」

周倉「何々？　あの変態達死んじゃったの?　山吹（ヤマブキ）…」

山吹「薺（ナズナ）か…まともに動ける兵はどれ位?」

薺「う～ん…本隊の１万位じゃないかな?　後は指揮官消えちゃったけど…あの変態達の各部隊五千人の計二万五千だよ！」

山吹「…薺は本隊の一万を、私はあいつらの兵達を纏めて指揮するよ…」

薺「解ったよ！　でも…」

山吹「…あくまで私たちは未来の為の捨石さ…私等はこうする事でしか主張出来ないのさ…」

薺「…山吹…」

理想の為に己が生を捧げようとする友を見てどのように接すればよいか解らない薺…

そしてそれが最善の手だと思い、後の世の人々の為に戦おうとする山吹…

謙明を慕い、乱世を鎮圧し大陸の民に太平の世を待望させる流星…張任…

今、この三者が都安の地で相まみえる

（設定）

名は廖化…真名は山吹（ヤマブキ）　年齢十九

正史では黄巾党所属の人物、黄巾解散時各地で暴れまわっていたが関羽と出会い改心し以後蜀の将として末期まで戦い続けた良将…

この場では都安に住む名士の娘って事でお願いします…　武力は可もなく不可もなく、沙和や真桜辺りかな?

見た目：紫の髪毛でロング　身長・バストはまぁ…年齢が十台の場合の平均で　

（設定）

名は周倉…真名は薺（ナズナ）　年齢十九

正史は廖化とほぼ同じただ死ぬタイミングが麦城で援軍を待ってる間に関羽が捕えられて自害した位。

同じく山吹と一緒に都安の住人で親友である。　武力は山吹と同程度。水泳が得意。

見た目：白髪のショートヘアー　身長・バストは山吹より少し大きめ…

あとがき！

はい、どんどん書くぞ～　脳みそが限界を超えない程度に…

前回の予告は二章での大まかなところを纏めた物ですので各話毎に回収されると思います。

回収できてねーじゃんってなっても　ははは　こやつめって事で

では、アディオス　＾＾ﾉｼ