No.214288

真・恋姫夢想 夢演義 笑っちゃいけない二十四時in恋姫 中盤戦

狭乃 狼さん

はい。笑っちゃいけない二十四時、続きの投下でございますw
ほんとはこれで終われる予定でいたんですが、
後ちょっとネタが処理しきれず、もう一回続ける事となりましたw

それと、今回から大ちゃんさんが途中参戦です。

続きを表示

2011-04-30 20:16:25 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:16551   閲覧ユーザー数:12942

 

 現在時刻、19:30。

 

 某外史の某所に、このイベントのためだけに、とある学園に見立てて建設された建物があった。

 

 現在、その建物内において、現在行われているそのイベントとは、二十四時間の間、絶対に、決して、何が何でも笑ってはいけないという、そんなどこかで聞いたことのある内容のもの。

 

 そしてそのイベントに、とある目的のために参加している、六人の少女がいた。

 

 蜀王劉備こと、桃香。

 

 蜀の五虎将軍筆頭関羽こと、愛紗。

 

 魏王曹操こと、華琳。

 

 王佐の才荀彧こと、桂花。

 

 呉王孫権こと、蓮華。

 

 鈴の音の甘寧こと、思春。

 

 いまさら説明不要なくらい有名な、とある外史の演者たち。

 

 彼女らの目的はただひとつ。

 

 北郷一刀という青年との、一月の甘いアバンチュール(ちょっと古いかな?)である。……まあ、約二名ほどは、本当にそれが狙いなのかどうか微妙なところではあるが。

 

 とにもかくにも、己が願望(欲望ともいう)を達成するため、彼女たちはこのイベントに参加をした。

 

 彼女たちは、自身に襲い掛かってくる様々な罠に、これでもかというくらい見事にかかりつつ、足つぼマッサージという名のお仕置きに耐え、すでに七時間半をこの施設で過ごした。

 

 そして現在。夕食を済ませた彼女たちは、その彼女たちにあてがわれた待機所にて、ひと時のくつろぎの時間を過ごしていた。

 

 ……もう、すぐそこまで、次なる笑いの使者が近づいていることなど、夢想だにせぬままに。

 

 

 

 コンコン、と。不意に扉のたたかれる音がした。

 「あれ?狼さん、もう戻ってきたのかな?ついさっき出て行ったばかりなのに」

 「別に彼とは限らないでしょう?他の皆も、ここに来ているわけだし。……誰?開いてるわよ」

 ほんの少し前に、しばらく待機しておくようにといって部屋を出て行った、このイベントの企画者である狭乃 狼が、もう戻ってきたのかと思って首をかしげる桃香に、華琳がそれ以外の訪問者の可能性ぐらいあるだろうと言った後、扉の外にいるであろう者にその声をかけた。

 「どーもー。おじゃましますねー」

 「やっほー!お姉ちゃん、思春、元気でやってるー?」

 「ほう。なかなか小洒落た部屋ではないか」

 と、そういいつつ入ってきたその三人の顔を見た瞬間、部屋にいた六人の脳裏を、一斉に同じ言葉がよぎった。

 『(トラブルメーカー×3来たー!)』

 先の台詞の上から順に、

 

 魏の居眠り軍師、程昱こと風。

 蓮華の妹、孫尚香こと小蓮。

 蜀のメンマ将軍、趙雲こと星。

 

 皆さんよくご存知の、各国代表の騒動の種たちである(笑。

 

 「……シャオ?一体何しに来たのかしら?」

 「えー。何しに来たってのはないじゃないのよー。シャオたち、頑張ってるお姉ちゃんたちを、激励、しに来たんだよー」

 「そですよー。風は華琳さまたちをからk、励ましに来たんですよー」

 「そうそう。別にお仕置きでもだえる愛紗を見に来たなんてことは、絶対に無いですぞ?」

 『(嘘だ!あれは絶対楽しんでる目をしてる!)』 

 

 「まあまあそれはそれとして、今は休憩中なのですかな?」

 「……まあ、ね。って、ちょっと小蓮!貴女一体、何を手に持ってるの!?」

 少々仏頂面のまま、蓮華が星に返事を返したとき、自分の妹がとあるものをその手に持っていることに気がついた。

 それは、先ほどの『ボタン』であった。

 「待たれよ尚香どの!それは絶対に押しては!」

 「え~?押しちゃだめなの?……でも~、駄目って言われると、余計に押したくなるのが人情だよね♪……ぽちっとな♪」

 『ちょっーーーーー!?』

 

 ぴんぽんぱんぽーん。

 

 「ッ!こ、今度は何?!」

 『こほん。桂花さん、桂花さん』 

 「こ、今度は私なの!?もしかしてまた一発ギャグ?!」

 『……貴女の、北郷一刀に対する本心からの想い。それを思いっきりぶっちゃけてください。「ッ?!な、ななな、な!?」尚、嘘をついた場合は、先ほどの華琳さんと同じ刑が言い渡されます。さあ、思い切ってどうぞ!』

 「……良かったではないか桂花。いつもご主人様に言っていることを、いつもどおりに叫べばよいだけではないか」

 「そうよね。……なんか、私だけが損したみたいな気がするけど。ほら、桂花。さっさと言っちゃいなさい」

 「……わ、わかりました……。い、”いつもどおりのことを”、”私の本心を”、叫べばいいだけなんですよね!?さ、叫んで見せようじゃないですか!」

  

 すーう、と。大きく息を吸って、覚悟を決めたかのように、桂花はいつもどおりの、一刀への”想い”を、早口で連呼した。

 「ほ、北郷なんて顔も見たく無いわよ!近くにも居たくないわよ!話をするだけでも汚らわしいわよ!存在そのものが邪魔!あいつの吐く息を吸うだけで妊娠しちゃう歩く性欲魔人よ!とっととどっかに消えちゃえばいいのよ!て言うか今すぐ死んじゃえばいいのよ!」

  

 「うむ。相変わらずすばらしい罵詈雑言だ。さすが桂花だな」

 うんうん、と。はあはあと肩で息をする桂花を見つつ、星がそう漏らした感想に、一同が思いっきり納得という感じでうなずいていた。が、次の瞬間。

 

 じゃっじゃーん。『桂花、あうとー!』

 

 『……へ?』

 「……あぅ」

 

 どどどどどどどど!「ちょっ!いや!やめて!羽箒はかんb」コチョコチョコチョコチョコチョココチョコチョ!「きゃははははははあははははは!!らめ、やめ、そこはよわ、ひははははははあはは!」どどどどどどどどどどど!!

 

 「……えっ……と。今のは、一体、何が起こったんだ……?」

 「えっと、桂花さんが、言われたとおり、いつもどおり、ご主人様の悪口を、言ったんだ……よね?」

 「そうね。一刀への”本心のはずの悪口”を、ね。でも、その結果は」

 「……嘘をついたとみなされて、お仕置きをされた……それはつまり」

 「ち、ちがいます華琳さま!ほかのみんなも誤解しないでよ!?これはその、そ、そう!判定がおかしいのよ判定が!私は嘘なんて……!!」

 

 ばばーん。「……え?」『桂花ー。判定に文句をつけたので、あうとー!』

 

 どどどどどどどど!「ご、ごめんなさーい!謝るから羽箒はゆるs」コチョコチョコチョコチョ!!「か、一刀たすけ、ら、らめえええええええ!!やはははははははっ!!」

 

  

 「……で?結局今のは、どっちが正しかったのかしら?」

 『……さあ?』

 

 どっちが正解かは、筆者の某外史を、ごらん下さいませw

 

 

 

 「……ところで星。おぬしは先ほどから何をしている?」

 「ん?いやなに。そこに”入れてあった”、”これ”でも見ようかと」

 

 

 先の結果に、縮こまってなにやらぶつぶつ言っている桂花をよそに、星が何かをその手に持ち、テレビの下にあるプレーヤーに、差し込もうとしていることに、愛紗が気づいた。

 「あ。それって璃々ちゃんずバンドのDVD」

 「ちょっと!貴女は何を勝手に!?」

 「別にいいではないか、華琳どの。それに、多分これは、璃々が以前、一所懸命に練習していたものであろう。それに目も通さずにおいておくなど、璃々が可哀想だとは思われぬか?」

 『そ、それは……!!』

 璃々が可哀想。星の放ったその言葉に、それ以上二の句の告げなくなる一同。黄忠こと、紫苑の娘である璃々は、蜀のみならず、魏・呉双方においても、揺らぐことなき地位を獲得したアイドルである。どっかの三姉妹など足元にも及ばないほどに。

 そんな璃々を悲しませることなどできようか?いや、出来まい!!(反語)w

 「というわけで、スイッチオン、と♪」

 『あ』

 

 うぃーん、と。低い音がしてテレビとDVDプレイヤーが起動した。

 

 『みなさんこんにちわ。りりで~す。きょうは、がんばっているおねえちゃんたちに、りりからのぷれぜんとをおくりますwりりのおうたで、おねえちゃんたちがげんきになってくれたらうれしいです♪』

 

 「……はあ~。璃々ちゃんて、ほんとにいい子だよね~」

 「そうですね。変に疑った私たちが、なんだか恥ずかしいです」

 

 『じゃあいっくよー!みゅーじっくすたーと!」

 

 ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ~、ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ~、ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ~、ちゃちゃっちゃっちゃっちゃちゃ!

  

 『あいおんちゅ~♪(あいおんちゅ~!)あいに~でゅ~♪(あいに~でゅ~!)あいら~びゅ~♪(あいら~びゅ~!)あたま~の~な~か~♪』

 

 『え、AK○48!?』

 

 璃々をヴォーカルに、ギターを南華老仙が、ベースを大ちゃん(某方の大妖精似の男の娘♪)が、そしてドラムをほわちゃーなマリアがそれぞれに担当し、さらにその後ろで、ジョージ、森羅、黒山羊、BLUE、戦国、村主7という面々が、バックダンサーとして見事なダンスを披露する、その名も”璃々ちゃんずバンド”が、AK○48のヘビー○テー○ンの演奏を開始した。

 

 「……璃々ちゃん、なんて素晴らしい歌声」

 「まさに天使の歌声だわ」

 「……数え役満☆姉妹も、彼女の前ではその足元にも及びませんね」

 

 『がんがんなってるみゅうじ~っく~♪へび~ぃ~ろ~て~しょん!♪』

 

 うっとり、と。

 璃々のその天使の歌声に、思わず聞き惚れる全員。そして、歌は最後のワンフレーズへ―――。

 

 『あいおんちゅ~♪(あいおんちゅ~!)あいに~でゅ~♪(あいに~でゅ~!)あいら~びゅ~♪(あいら~びゅ~!)あたま~の~な~か~。がんがんな~ってるみゅうじ~っく~』

 

 

 『……ししゅ~んさ~ん、は・い・あ・う・と♪(へび~ぃ~ろ~て~しょん、のテンポでw)』 

 

 「……は?」

 

 ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ!

 

 『……ついで~に~、けいふぁ~さ~ん~も~♪(同上w)』

 

 「……はい?」

 

 『ごせいちょうありがとうございました。じゃ、おねえちゃんたち、のこりの時間もがんばってね~♪それじゃあばいば~い♪』

 

 ブツン。

 

 歌の終了と同時に、テレビの画面も消える。そして、おなじみのこのお知らせ♪

 

 ばばーん! 『思春、桂花、あうとー』

  

 『なっ!?』

 

 どどどどどどどどどど!!「こ、こんなの理不尽すぎる!」「てかついでに私もってな」ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり!!『納得いかな、アッーーーーーーーー!!』どどどどどどどど!!

 

 

 

 「……いやあ、本当に素晴らしい歌でしたな、桃香さま?」

 「そ、そうだね……」

 「……星、貴様、後で覚えていろ……」

 「……こんな理不尽、生まれてはじめて味わったわ……」

 「……まあ、相手が璃々だし、怒るに怒れないけどね」

 「思春、桂花。その恨みは、後で”事の元凶”にでもぶつけることね」

 『……ええ、絶ッッッッ対、そうしますとも……!!』

 

 「それでは~、風たちはそろそろお暇するのですよ~。残りの時間もがんばってくださいね~」

 (ていうか、一体何しに来たのよ貴女は)

 そんな風に思いながら、結局何もしなかった風と、それについて出て行く星と小蓮を見送る六人であった―――が。

 

 「おっと。手が滑っちゃいました~……ぽちっとな」

 『なっーーーー!?』

 ものごっつい手の滑り方(笑)で、例のボタンを、風が押していきました。で、押した以上は当然の如く。

 

 ぴんぽんぱんぽ~ん。

 

 『ッ!!こ、今度は誰に何を?!』

 

 『……え~、最後のお報せです。こほん。……全員、あうと♪』

 

 『……え゛』

 

 どどどどどどどど!!『も、問答無用なんてヒドイー!』こちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!『にゃはひゅひゃはははははははははははははは!!ら、らめえええええええええええええええええええええええ!!』

 

 

 「……ふむ。風よ、ぐっじょぶ、だ」

 「いえいえー。風はちょ~っと、手が滑っただけですよー」

 「かなり豪快な手の滑り方だったけどね~」

 

 ……風、ほんとになんて恐ろしい子なんでしょw

 

 ちゃんちゃん♪

 

 

 

 「……で。結局一体何があったわけ?」

 と、もちろん知ってるけどあえて空々しく聞く狼。

 「……貴様を殺る理由が増えただけだ」

 「……全部終わったら、本当にただじゃあ済まさないからね」

 ぎろり、と。もうこれでもかというくらいの殺意のこもった目を、ぐったり机に突っ伏したまま、狼にめがけて向ける一同だった。

 

 「まあ、いいや。それより、これから宴会場に移動するから、みんなついてきてね」

 『宴会場?』

 「そ。毎月恒例のネタ披露合戦が行われるんでね。それの見学にいくよ」

 『(毎月恒例って……。確か造られたばっかりじゃなかったここ?)』

 「はいは、頭の中での突っ込みはいいから、さ、とっとといくよ~」

 と。なぜか心の声での突っ込みに突っ込みを入れて、ニコニコ顔で部屋を出る狼に、しぶしぶとついていく面々。

 

 そして、一階にある宴会場へと向かう途中、廊下の途中でだべっている数人と出くわした。

 「あれ~、村主さんに、大ちゃんさん、それに黒山羊さんじゃないですか」

 「ん?おお、これはこれは皆さんおそろいで」

 「……何やってんのよ、こんなところで」

 「いやあ、ちょっとした議論をね。熱く交わしていたわけなんですよ」

 「議論?」

 「そそ。ちなみに内容は、『卵かけご飯にはしょうゆかソースかさあどっち!?』です」

 「……またしょうもないことを」

 『何言ってるんですか華琳さん!大陸一の食通たる貴女の台詞とは思えませんよ!?卵かけごはん、そのシンプルにして究極の一品たる至高の料理!それを極めんとすることこそ、人として生まれた者の人生必須課題ではないですか!!』

 華琳から、議論の内容を一笑に付された三人が、ものすごい形相で持って、卵かけご飯のすばらしさを熱く語りだした。

 「いいですか?!そもそも……あ、ひ、ほっ」

 『ちょ、ちょっとまて村主!まさかその前振りは!』

 「いえっきし!!」

 ぼふんっっ!!

 『な、なにごと?!』

 村主7のくしゃみとともに、あたりは一面真っ白な煙に覆われた。

 「けほっ、けほっ!ちょ、なんいもみえな……」

 「くっ!蓮華さま、ご無事ですか?!」

 「え、ええ。私は無事よ、思春……え」

 『ん?』

 その白煙が晴れ、再び周囲の視界が元に戻る。そしてそこにいたのは。

 

 アフロ○中(×3)(笑。

 

 『ぶははははははっっっっ!!』

 

 村主のくしゃみのせい(?)で、見事なアフロヘアーになった狼、大ちゃん、黒山羊の三人をみて、大爆笑をしてしまった彼女たち。というわけで♪

  

 ばっばーん。『全員、あうとー』

 

 どどどどどどどどど!『もーいやー!』ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり!!『はきゃあーーーーーーっ!』どどどどどどど!

 

 「え~……っと。じゃ、そゆことで!」

 「あ!村主さんが逃げた!」

 「こら待て村主!この落とし前ぐらいつけてけ!」

 「そこまでは当方では感知しませんー!っておぅわ!」ずぼっ!(なぜか落とし穴に落下w)

 

 『何で廊下に落とし穴!?(笑)』

 

 じゃじゃーん。『桃香、華琳、蓮華、あうとー』

 

 どどどどどどど!『ピッ!?』ぐりぐりぐりぐりぐりぐり!!『ほにゃーーーー!』どどどどどど!

  

 「……あだだだ。う~、なんでこんなところに落とし穴が……」

 「……もしかして……この落とし穴を作った者はいるかー!?」

 「ここにいるぞー!」

 と。お約束な掛け声とともに、教室の一つからで出てきた馬岱こと蒲公英。

 「あ、蒲公英ちゃん」

 「あ。しまったつい」

 「た~ん~ぽ~ぽ~?なんで、こんな廊下に落とし穴を作ったのかね、ちみは?」

 「いやあ~。……あったらおもしろいかな~って♪」

 『そうか、なら仕方ない』

 『仕方ないの?!てか許しちゃうわけ?!』

 「まあ、犠牲になったのが村主だし」

 「うん。村主君だし」

 「村主君だからね~」

 『……じゃあしょうがないか』

 「て!みんな酷いー!ぷぎゃー!9(゚Д゚)」

 

 

 

 ま。そんなこんなでとりあえず、宴会場への移動が完了しました。

 「じゃ、みんなには最前列のかぶりつき席を用意したんで、最後までゆっくりと楽しんでってくれ」

 僕は司会役があるんで♪そういって、狼はてこてこと舞台袖の方へと歩いていく(ちなみに、アフロは元に戻しました)w

 「……ネタの披露会、ね。……悪い予感しかしないですよ、華琳さま」

 「まあね。でも、はじめからそういうのが来るとわかっているなら、少々のことには耐え切れるわよ」

 「ですね。不意打ちでないんなら、そんな簡単にはいきませんよ」

 と。割と余裕綽々な態度で、ネタが始まるのを待つ一同。そんな彼女たちの声が聞こえた狼は、進行のための台本を持ったまま、彼女たちをちらりと見てからこうつぶやいた。

 「……果たしてそううまくいくかね?フヒーヒw」

 

 「さあ、それでは皆様!毎月恒例ネタ披露会!今月も無事にやってまいりました!まずトップバッターを務めるは、われらが永遠のアイドル、璃々ちゃんで~す!」

 「は~い!みなさんこんにちわ~!璃々で~す!……ほらさっさとあるくの!」

 ぺしぺしっ!

 「はひ~!」

 「歩きます!ちゃんと歩きますからお願いもっとぶって~!!」

 と。なぜか悲鳴とともに、璃々をその背に乗せて出てきたのは、亀甲縛りされた状態で首輪をつけられ、璃々の持った鎖でつながれている、ほわちゃーなマリアと一刀だったwなお、どっちがどっちの台詞かは、みなさまのご想像にお任せしますw

 

 『ぶっ!?な、か、一刀?!』

 「あ、あの変態男!ほ、本当にそんな趣味に走っちゃったの?!」

 「ご主人様……なんと情けない」

 「……でも、ちょっとだけ、あれ、やってみたいかも」

 『へ?!』

 ドン引きする一同の中、ただ一人だけ、そんな一刀の姿を見て、いい獲物を見つけた時の狩猟動物のような目をする華琳の発言に、おもわずぽか~んとする一同であった。

 

 「さ~それじゃあ璃々ちゃん。今日の出しものは何かな~?」

 「は~い。そこに座ってる六人のお姉ちゃんたちに、りりがあだなをつけま~す♪」

 『……は?』

 「それは楽しみ♪じゃ、まずは誰からかな?」

 「えっとね~。とうかおねえちゃん」「わ、わたし?!」「とうかおねえちゃんは~、『天然巨乳』」

 『ぷーっ!!』

 注:既に笑いましたが、とりあえず全部ご紹介してからにしますw

 「え~?私天然じゃないよ~」

 『(……何言ってんのこの天然女王は)』 

 「次は~、あいしゃおねえちゃん」「わ、わたしか?!」「あいしゃおねえちゃんは~、『兵器は毒創料理』」

 『ふくっ、ふっふふっ!』

 「ど、毒創……!!しかし、私は別に毒など創った覚えは……!!」

 『(いえいえ、おもいっきり毒ですから)』

 「じゃ、今度はかりんおねえちゃんね。え~っと、『ツンデレドリル略してツンドリ!』

 『あはっ、あはっ!ツンドリ……くっくっく!!』

 「……相手が璃々じゃなければ、絶で即刈るのに……!!」

 「え~っと。けいふぁおねえちゃんは……」「な、何?」「『千年ケフィア』」

 『け、健康にはよさそうよね……ぷ、ぷぷぷ』

 「……ノーコメントで……」

 「れんふぁお姉ちゃんはね~……『美尻』」

 『うん、国宝級ですね』

 「……やだ、もう!!///」

 「さいごはししゅんおねえちゃんね」「……好きにしろ」「ん~っと、『鈴の褌さん!』」

 『……ふんどしが鈴か、鈴がふんどしか?そんな感じ?』

 「……知らん///」

 

 「以上で終わりかな?じゃあ璃々ちゃん、ご苦労様でした」

 「は~い。それじゃあおねえちゃんたち、ばいば~い!……ほら!さっさとあるくの!この(種)馬!」

 べしべし!!

 「ふぎゃー!歩きます歩きますー!だから璃々様もっとー!」

 「ああ……なんか新しい世界が見えた気がする……!!」

 璃々に鞭で引っぱたかれつつ、悦な表情をうかべて、悲鳴(喜悦の声?)をあげながら、と舞台袖に引っ込んで行く二人であった。

 

 「……ちょっとだけ、幻滅したかも……」

 「……後でちゃんと、一刀は更正させないとね……」

 「……デスネ……」

 

 と、おちのついたところで。

 

 だだーん。『全員、あうとー!』

 どどどどどどどどど!『あ、すっかり忘れ』ぐりぐりぐりぐりぐりぐり!!『ていたーーーーーーーーーーーーっ!!』どどどどどどど!

 

 まあ、僕も忘れかけましたけどねwリアルに♪

 

 

 

 「さてさて!それでは次の演者の登場です!ミュージックスタート!」

 

 り~ららりらら~♪『……何、これ』り~ら~ご~り~らりら~♪

 『ぜ、ゼン○ゴリラ?!ふるっ!!』

 ……古くて悪うございました。

 それはまあさておき、その軽快(?)な音楽とともに登場したのは、サングラスにアロハ姿のジョージであった。

 「き・い・た~。あ・い・の・めざめ~!!」

 「……あ~。だからゼン○ゴリラ」

 「ふん!みんな、元気してるかい?今日は俺様のすばらしい筋肉!を、たっぷりと堪能していってくれたまえ♪」

 『(いやいやいや。別にいらないですから)』

 「それでは狼。例の曲、がっ!と流してくれたまえ♪」

 「りょ~かい。それでは、『いきものがかり』の『じょいふる』!れっつみゅう~じっ、く!」

  

 ~~~♪

 と、狼の声とともに流れ出した、『いきものがかり』の『じょいふる』。その音楽にあわせて、ジョージがポージングを交えながら、ただひたすら無言で振り付けを踊りだした。

  

 『ひ、ひ、ひ、む、無言無表情でそれをやるのは反則すぐる~~!!』

 

 それを見て、たまらず大笑いの一同。しかし、それだけでは終わらないのが、このネタ披露会である。踊り続けるジョージの下に、更なる参戦者が現れた。

 

 「うっふん、あっはん、むっふん」

 「ぬっふん、ぬっふん、むっふん」

 

 『きんにく増えたー!!(笑)』

  

 貂蝉と卑弥呼。二人の筋肉だるまも参戦しての、ひたすら無言(注:さっきのは声ではありません。筋肉の動く音です)で、ジョージとともにただ踊り続けるという、心臓の弱いものが見たら即死できるかもしれない光景が、舞台上にて展開されていた。

  

 『いっそころしてー!あははははははははは!!』

 

 まあ、とりあえずこの六人は、笑い死に確定でしょうけど(ぉw

 

 それはまあともかく、曲とダンスは終了。と、いうわけで。

 

 じゃっじゃ~ん。『全員、あうとー!』

 

 どどどどどどどどど!『……(しゃべる気力なし)』ぐりぐりぐりりぐりぐりぐりり!『ま゛ーーーーーーーっ!!』どどどどどどど!!

  

 「ふ~。いい汗かいたぜ(キラッ)♪さて、では運動後の一発芸をば」

 『ま、まだなんかやるの?!』

 がらがらがら、と。ジョージの前に運ばれてきたのは、自身特製のチャーハンが一皿。

 「さて。それではこれに、この粉唐辛子をたっぷりと」

 どざーーー。

 チャーハンの上に、これでもかというぐらいにかけられていく、真っ赤な色したその粉。黄色と緑の黄金チャーハンだったものが、あっという間に赤い山と化す。そして、

 

 「いただきます!」

 『いっ!?』

 かかかかっと。一気にそれを書き込むジョージ。でまあ、当然のお約束リアクションw

 「ひぼおーーーーーーーー!!(注:火ぃ吹いてますw)」

 『なははははははは!!』

 

 だっだーん。『桃香、愛紗、蓮華。あうとー」

 

 どどどどどどどど!『……なんかもう、ね。なれちゃったかなー』ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっとな!『……でもやっぱり痛ーーーーーーーーー!!』どどどどどどど!

 

 ちなみに、激辛チャーハンは、凪が後でおいしくいただきましたw

  

 

 「はいはい。ジョージさんご苦労様でした。ではいよいよおおとりを」

 「おーほっほっほっほ!ちょ~っとお待ちなさい!」

 『げ。この声は』

 どっかで聞いた事のある高(馬鹿)笑いが、最後の演者を紹介しようとした狼の声をさえぎり、舞台上にこだました。

 

 「お~ほっほっほっほっほ!こ~んな楽しいイベントに参加しないなんて、この私、麗羽仮面がするわけないでしょう?!お~っほっほっほっほ!」

 「……うわ~……一番来て欲しくないのが来た……」

 「む?!ちょお~っとそこのくるくる小娘!それはいったいどういう意味ですの?!」

 「言葉どおりの意味だと思いますけどね~」

 「ちょっと文ちゃん!それはいっちゃだめだって!みなさんほんとにごめんなさい!」

 

 「……で?どうするの、”あれ”?」

 「……まあ、一応止めるしかないだろ。強制退場させ」

 

 『はっはっはっはっは!悪党たちよ、待つがよい!』

 「だ、誰ですの!?」 

 

 「……さらにややこしいのが来た……」

 

 ばん!と。舞台の天井近く。声のしたそこに当てられるスポットライト。そこにいたのは。

 「愛と正義の華蝶仮面。ただいま推参!とおっ!!」

 

 「……マリア、あれ、何とか止めてくんない?」

 「な、何で僕?!」

 「ん~……なんとなく?」

 「そんな殺生な~!!」

 「いーからとっと行け!」

 

 ぎゃあぎゃあとわめき散らしあう、麗羽仮面たちと、へんた…もとい、華蝶仮面の近くへと、無理やりに押し出されたほわちゃーなマリア。

 「あ、あの~。みなさん?申し訳ないですけど、続きはちょっと別のところでやってもらえません?」

 「はあ?何をおっしゃってますの、この方は。しっしっ。オカマはあっちへおいきなさい」

 ピキッ。「あ。やべ」

 「そうだな。ここはお主のような、自称・男の娘とかいう分けの分からん奴の出る幕ではない。正義を執行する私の邪魔をしないで欲しいな」

 ピキピキッッッ。

 「そうそう。変態は向こう行っててくれよな」

 ……ぷっっっっつん。

 「ふ。ふふふふ。ふふふふふふふふふ。……君たち。ちょお~っっっと、頭を冷やそうか」

 「……まずい。マリアがきれた。老仙!老仙はいるか!?」

 「はいはい。お呼びですか?」

 「マリアが連中の変態オカマ発言で切れた。舞台に防護結界を頼む!」

 「わ。それはまずいですね。じゃ早速」

 狼の依頼を受けた南華老仙が、あわてて舞台に結界を展開する。それとほぼ同時に、マリアの手に一本の魔杖が握られていた。

 『な?!そ、それはレイ○ング○ート!?』

 「……出力最大。全力全壊!すたーらいとおー!ぶれいかー!!」

 『ほぎゃあーーーーーー!!』

 ちゅどおーーーん!

 マリアの放った、どっかの某魔砲少女よろしくの魔法により、結界の間に合った舞台の上で、麗羽仮面たちが白煙に包まれる。で、それが晴れた後にいたのは。

 

 アフロ○中×5(マリア含む)w

 

 『ぶははははははっっっ!!』

 

 だっらーん♪ 『全員、あうとー』

 

 どどどどどどど!『麗羽たちー後で酷いからねー!』ぐりぐりぐりぐりぐりぐり!『はきキャーーーーーーー!!』どどどどどどどど。

 

 以上。

 

 ネタ披露会の顛末でしたwちゃんちゃん。

 

 

 「……疲れた」

 「……もう、早くお風呂にでも入って寝たいです……」

  

 いつもの待機室。宴会場でのネタ披露会が終わって戻ってきた後、机に突っ伏しながら華琳と桃香がそうぼやく。

 

 「……じゃあ、お風呂にする?」

 『あるの?!』

 「そりゃもちろん。しかも、十人は一緒には入れるくらいの大浴場がね」

 「お風呂行こうよ、みんな!今日の汗をしっかりながそ!?」

 「……ですが桃香さま。今までのことを考えると、その大浴場とやらにも、何がしかの仕掛けがあると見て間違いありませんよ?」

 「う。それは確かに……」

 

 (ちっ。さすがにいい加減学習するか(何気に酷い)。ならしかたない)

 

 「華琳さん」(ちょいちょい)

 「?何よ?」

 華琳に手招きをし、自身のそばへと近寄らせる狼。で、その彼女に、とあることをそっと耳打ちした。

 「……お風呂行きましょう!」

 『ちょ!?華琳さん(さま)!?』

 「大丈夫よ。だいたい、お風呂なんて場所に、いったいどれほどの仕掛けができると思う?たとえあったとしても、そんなものはたかが知れているわよ」

 『……(一体何を吹き込まれたのやら)』

 「さあ!張り切っていきましょうか!♪」

 にこにこ上機嫌の華琳を先頭に、みな浴場へと向かって、ぞろぞろと移動を開始する。 

 「いってらっしゃ~い……しっかし、華琳もなんというか。ま~だ、彼女の事あきらめてないのか。『愛紗の肢体を拝めて、なおかつ”色々”できるいい機会だよ?』……な~んていったらすぐのったもんなあ……ま、そのほうがこっちも楽しいからいいけどさ♪」

  

 で。

 

 かっぽーん。

 

 施設内にある、超がつくほど豪華な大浴場に、現在一糸まとわぬ姿の見目麗しき少女達の姿があった。……映像をお届けできなくてごめんなさいw

 

 「は~……いい~気持ち……溶けちゃいそう……」

 「そうですね、桃香さま。……それはまあいいのですが」

 「あら?どうかしたのかしら、愛紗」

 さらさらと。愛紗の流れるような黒髪を、自身の指で梳きながら、その感触を楽しんでいる華琳。

 「ほんと。愛紗の髪はいつでもしっとりつやつやね。……うふ。できれば違うほうのしっとりつやつやも、この手で梳いてみたいのだけれど?」

 「か、華琳!貴女は風呂場で何を……!?」

 「あら?単なる女性同士のふれあいよ?蓮華(貴女)もどう?一緒に戯れてみない?」

 「け、結構よ!」

 「……華琳さま。もしかしてそれが目当てですか?」

 「さあ?一体何のことかしら?」

 

 と。嬉し恥ずかしガールズトーク(?)を、和気藹々としている彼女たち。

 

 はい。それじゃあ出番ですよ~♪

  

 どっかあーん!!

 『な、何事ーーー!?』

 突然崩れる、浴場の天井。そこから、上下逆さになって登場したのは。

 「はあ~い。みんな、お風呂は気持ちいいかしら~?」

 鼻眼鏡装備の雪蓮だった。

 『ぶはははははっっっ!!』

 「ね、ねえさま!あは、はひ、そ、そんなところで、何をなさって、ぷっ、く、ふふっ……!?」

 「やったやった。大うけ大うけ♪……あれ?例のお仕置きは?」

 いや。さすがに素っ裸のみんなのところに、連中を送り込むわけにはいかないんで。とりあえず後でってことで。

 「ちぇー。私も一度見てみたかったのになー。みんなの悶える様♪」

 いーからさっさとネタをやんなさい♯

 「は~い。というわけで。じゃじゃーん!『蓮華の恥ずかしい話~。略してはずばな~!ぱちぱちぱち~♪」

 「な!?ね、姉さま何を……ッ!?」

 「実は蓮華、十歳ぐらいまで、母様と一緒じゃないと寝れない子でした~♪」

 『へ~』

 「ちょっ?!姉さま!!///」

 「あと~。その一年ぐらいあとまで~、おねsy「わーわーわー!!」ぶーぶー。あによ~。何で遮るのよ~」

 「……お願いですから、もうやめてください……シクシク」

 「あら。……ちょっとやりすぎた、かな?じゃ、そゆことで!」

 ひゅん!と。崩れた天井へと一瞬で消え去る雪蓮。

 

 「……思春」

 「は」

 「これが終わったら、姉さまを私のところに、何が何でも連行してきなさい。いいわね?フ、フフフフフフフ」

 「(ぞー)……は!か、必ず!」

 「……蓮華さん、なんか、背中に黒い靄が見えるんですけど?」

 「……まあ、気持ちはわかるけどね(もみもみ)」

 「……とかいいながら、どさくさにまぎれて、私の乳をもむのはやめていただけまいか?華琳どの」

 「あら、残念♪」

 とりあえず。一騒動こそあったものの、ゆったりお風呂に浸かった面々は、全身から湯気を立ち上らせながら待機室に戻ってきた。もちろん、風呂場で笑った分のお仕置きは、上がって着替えを済ませた後に実行済みであるw

 

 で。今は全員、ゆっくりお茶をしているところ。

 そのときでした。 

 

 ぶんっ。

 『……へ?』

 テレビが突然点灯し、画面に『NEWS FRASH』の文字が映る。

 「ちょっと。誰がテレビなんかつけたのよ?」

 「いや~。何か面白そうなのやってないかな~と」

 「……桃香……」

 まあ、大体元凶はこの人ですね。それはともかく。テレビでは、司会者に扮した南華老仙が、何故か璃々と一緒に、ニュース番組を行っていた。

 「というわけで。今回の事件、コメンテーターの璃々ちゃんはどう思いましたか?」

 「ん~とね。ぞうさんがとてもかわいそうだったの。美衣ちゃんたちがぜんめんてきに悪いと思います」

 「なるほど~。璃々ちゃんはやっぱり優しいですね~。ありがとうございました。さて。それでは、次は明日のお天気です。新宿あ○た前のほわちゃーなマリアく~ん」

 「はいは~い」

 と。天気予報のために、新宿あ○たにいるほわちゃーなマリアの姿が映し出された。

 

 あい○ーふぇいくの被り物をして♪

 

 『ぶふーーっ!!』

 じゃじゃーん。『桃香、愛紗、華琳、桂花、蓮華、あうとー』

 あ。思春だけ耐えた。……まあいっか。はい、お仕置きどうぞ。

 

 どどどどどどどど!『だから!不意打ちはひきょ』ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり!!『うにゃあーーーーーーー!!』どどどどどどど!!

 

 「やほー。みんな元気して……ないね」

 「見ればわかるでしょうが……」

 「それは失敬。まあでも。今日はこれにて出し物終了だから。続きはまた明日、早朝五時から始めますので、皆さんゆっくり、お休みください」

 「……寝て、いいの?」

 「うん♪」

 「た、助かった……」

 「やっと。やっと気を抜ける……」

 「じゃ、ベッドは特に指定なしだから、好きなベッドを使って寝てくださいね。それじゃあみんな、お休みー」

 『おやすみなさ~い』

 

 ようやく訪れた就寝の時間。

 

 彼女たちは、各々ベッドに入り、完全に気を抜いて、睡魔の誘うままに、眠りへとまどろみ始めた。

 睡眠という、人にとって至福の時の一つに、安心して身を預けられる。そう思って。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……そんな簡単な分けないですよねー♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼女たちが布団にもぐって、三十分もしたころ。”それ”は唐突に流れ始めた。

 

 『……今夜はかゆうま!』

 『ぶふっ!?』

 「な、何今の?!」

 『こんやは~……かゆうま~!!』

 『ふ、ふふ、ふぐぐっ!!』

 『こ~ん~や~は~……かゆ~ま~!!』

 『ひっ、ひっ、ひっ!』

 

 ちなみに、この声は”わか○と”さんですw

 

 『こんやはああああ、たねうまっ!!』

 『ぶははははははははッッ!!』

 

 だだーん。 『全員、あうとー』

  

 どどどどどど!『ね、眠ることもできないのー?!』ぐりぐりぐりぐぐりぐり!『ぴぎやあーーーーー!!』どどどどどど!

 

 「と、とりあえず、今のは止んだみたいね……うう」

 「こ、今度こそ、寝てみせるもん……!!」

  

 がば、と。布団の中にもぐりこむ一同。まだだ。まだまだ終わらんよ♪

 

 『……ようへいへ~い!!』(注:明命=周幼平を呼ぶ声♪)

 「ふぶっ!」

 『よう、へい、へ~~~~い!!』

 「ふ、ふぶ、ふひっ!」

 『よ~へ~へ~~~~い!!』

 『どゅふははははは!!』

 『いよう!へい!へ~~~~~~~~~~~いっ!!』

 『あは、はは、あははははははあははははは!!』

 

 ぱっぱーん。『全員、あうとー』

 

 どどどどどどどど!!『も、なんでもいいです……』ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっとな♪『ア゛ッーーーーーーーー!!』どどどどどどど!!

 

 

 

 といったところで、今回はここまで。

 

 次回はいよいよ、今イベントの、その終了の時を迎えます。

 

 現在時刻、01:30。

 

 そして、

 

 明朝、06:00。

 

 彼女たちに待ち受ける、最後の試練とは一体何か?

 

 そして、それを潜り抜けた先にある、北郷一刀のとのあま~い一時を過ごすこととなるのは、はたしてどこの勢力か?

 

 さらに、現代での一日デート権を獲得するのは、はたして?

 

 次回。

 

 笑っちゃいけない二十四時in恋姫。

 

 結末編に、ご期待ください♪

 

 では~w

 


 
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