No.207489

真・恋姫無双 ~降りし御遣い伝~ 第11話

rin1031さん

第11話です。

孫子の兵法を只今勉強中。

難しいけど読んでるだけでも楽しいです!理解できてまた読めば楽しさは倍増するでしょうね。

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2011-03-21 21:38:25 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10759   閲覧ユーザー数:7996

 

第11話 呉からの旅立ち

 

 

黄巾党の脅威は各諸侯の活躍により終息へとむかった。

 

しかし、この時誰が予想しただろうか。

 

新たな戦を。

 

 

 

 

 

雪蓮「一刀♪」

 

一刀「何だい?」

 

雪蓮「今日暇?」

 

一刀「まぁね」

 

雪蓮「じゃあ街にいきましょ♪」

 

一刀「いいよ。支度するから待ってて」

 

雪蓮「うん♪・・・ん?」

 

雪蓮は部屋の隅に置いてあった俺の旅行バッグに興味を示した。

 

一刀「俺の服ぐらいしか入ってないぞ」

 

雪蓮「いいじゃない。見せて♪」

 

一刀「仕方ないなぁ・・・」

 

一刀はバッグを開けて服を出して雪蓮に見せていた。

 

雪蓮「ねぇ・・・。これって何なの?」

 

一刀「それは俺の国で食べてたお菓子で、酒のつまみにされてる・・・え?」

 

雪蓮「天の国のおつまみ!?」

 

一刀「ちょっと待った!!何でこれが入ってるんだ!?」

 

雪蓮「何でって一刀が入れたんじゃないの?」

 

一刀「俺が入れるわけないだろ!」

 

雪蓮「そんなことよりもこれ食べてもいいでしょ?」

 

一刀(誰だ?入れたのは。準備終わってからは風呂に入って寝た・・・あの時か!及川の野郎~!)

 

雪蓮「ねぇ、食べてもいいでしょ?」

 

一刀「あ、あぁ。いいよ」

 

雪蓮「やった♪じゃあ、お酒持ってくるわね♪」

 

一刀「はぁ~・・・。よく腐らなかったな、お前たち。まぁ、乾物だし密閉されてるからな」

 

祭「北郷よ、今日は暇か?」

 

一刀「まぁ、暇・・・なのか?」

 

祭「なんじゃ。歯切れが悪いのぉ」

 

一刀「いや、雪蓮が俺のバッグの中を見たいって言うから見せてたら中から俺の国のおつまみが出てきてさ。それで酒を取りに行ったよ」

 

祭「何!?なぜ儂を呼ばん!」

 

一刀「え?いや、だって祭さんが今日非番かどうか分からなかったからさ。それに急なことだったから・・・。まさか俺のバッグの中に入ってるなんて・・・」

 

祭「?」

 

雪蓮「一刀ー♪持ってきたわよ♪あら?祭もいたのね」

 

祭「今来たところじゃ」

 

雪蓮「じゃあ、祭のも持ってこないと・・・」

 

一刀「いや、俺は飲まないから祭さんが飲んでよ」

 

祭「良いのか?」

 

一刀「もちろんだよ。俺は飲むより2人の飲んでる姿を見ている方が好きだしさ」

 

祭「そ、そうか///」

 

雪蓮「ありがとう、一刀♪」

 

 

 

雪蓮「ねぇ一刀。これってどうやって食べるの?」

 

一刀「これはこうやって開けて、中のこれを食べるんだよ」

 

今食べているのはビーフジャーキー。

 

他にもいくつか入っていた。

 

及川は俺に何をさせたかったんだ?

 

今ここに及川がいたら俺は躊躇うことなくおもいっきり殴っているだろう。

 

祭「・・・ほう。これは中々美味じゃな」

 

雪蓮「そうね♪この塩味がいいわね」

 

祭「北郷。こっちのこれはなんじゃ?」

 

一刀「それは柿ピーっていうやつだね」

 

雪蓮「柿ピー?・・・うん!コリコリしててこの塩っ気と、少しの辛みがくせになるわね」

 

祭「じゃが、量が少ないのぉ」

 

一刀「まぁ、そこは我慢してよ」

 

雪蓮「もう何にも入ってないの?」

 

一刀「んー・・・。あれ?」

 

祭「どうした?」

 

一刀「・・・・・・」

 

雪蓮「一刀?」

 

一刀「・・・ちょっと散歩してくる」

 

祭「何!?」

 

雪蓮「どういうこと?」

 

一刀「2人はここで飲んでていいからさ」

 

 

 

 

祭「一体どうしたというんじゃ?」

 

雪蓮「祭・・・これ」

 

祭「なんじゃ?これは?」

 

雪蓮「分からないわ。でもここに一刀がいるから絵じゃない?」

 

祭「しかし北郷そっくりじゃのう」

 

雪蓮「・・・そうね」

 

祭「この北郷と一緒に写ってる女子は全員北郷の女かのぉ?」

 

雪蓮は突然立ち上がり、部屋を飛びだした。

 

祭「・・・策殿も乙女じゃな」

 

 

 

 

一刀「ふぅ~・・・。まさかこの時代に来てみんなの写真を見るなんて思わなかったからビックリしたな」

 

雪蓮「一刀!」

 

一刀「ん?どうしたの?」

 

雪蓮「一刀・・・この絵って何?」

 

一刀「見たんだ・・・。それは写真って言うんだけど、試しに撮ってみようか」

 

雪蓮「撮る?どうやって?」

 

一刀「これで」

 

雪蓮「何それ?」

 

一刀「携帯っていうもので色んな事が出来るんだけど、この時代では写真を撮ることしか出来ないかな?」

 

雪蓮「じゃあ、やってみて」

 

一刀「じゃあ、一緒に撮ろうか」

 

雪蓮「うん♪」

 

一刀「こっち来て」

 

雪蓮を隣に座らせて撮った。

 

カシャッ

 

雪蓮「!?」

 

一刀「はい。撮れたよ」

 

雪蓮「うわ~。一刀そっくり!」

 

一刀「雪蓮も綺麗だね」

 

雪蓮「・・・/////」

 

一刀「俺さぁ、考えてたことがあって・・・。このままこの時代に死ぬまでいるんじゃないかって。もう戻れないんだろうなって。そしたらその写真が出てきて驚いちゃってさ」

 

雪蓮「そう。・・・一刀は帰りたい?」

 

一刀「・・・最初は帰りたいと思ったけど、今はこのままここで生きていってもいいかなって考えてる。もちろん平和になったらだけどね」

 

雪蓮「もちろん平和になるわよ」

 

一刀「・・・そうだな」

 

雪蓮「一刀・・・この一緒に写ってるのは誰?」

 

一刀「これは俺の友達だよ」

 

雪蓮「そう・・・。一刀はこの子たちのこと好きじゃなかったの?」

 

一刀「う~ん・・・好きじゃなかったっていうか、みんな俺じゃなくて別の奴が好きだったからな。俺は全然好かれていなかったからさ」

 

雪蓮「ふ~ん」

 

一刀「なんだよ?」

 

雪蓮「私は一刀が好きよ♪」

 

一刀「そ、そうか///」

 

雪蓮「一刀は?」

 

一刀「俺も好きだよ(ニコッ)」

 

雪蓮「一刀・・・」

 

一刀「雪蓮・・・」

 

 

 

 

 

 

その後俺と雪蓮は朝まで頑張り、起こしに来た蓮華に2人で正座をして怒られました・・・。

 

 

 

 

一刀「お世話になりました」

 

冥琳「もう行ってしまうか」

 

一刀「そうだね。まだまだ行きたいところがあるからね」

 

祭「寂しくなるのぉ」

 

一刀「また会えるさ」

 

明命「またぜひ来てください」

 

思春「・・・また来い」

 

一刀「また必ず来るよ」

 

穏「かずとさ~ん。また天の国のお話聞かせてください~」

 

一刀「今度は呉のためになるような話をしようか」

 

蓮華「一刀・・・また会えるわよね?」

 

一刀「あぁ・・・必ず」

 

冥琳「雪蓮から伝言だ。次会ったら呉に正式に将として来てもらう。だとさ。」

 

一刀「雪蓮は?」

 

冥琳「どこかで酒でも飲んでいるさ」

 

一刀「そうか・・・」

 

冥琳「我らも雪蓮と同じ気持ちだ。いつかは呉に来てもらうからな」

 

一刀「はははっ。考えておくよ。・・・行くかな。じゃあみんな。また会おう!」

 

そして一刀は旅立つ。

 

 

 

 

冥琳「・・・本当に良かったのか?」

 

雪蓮「いいのよ・・・」

 

冥琳の言うとおり雪蓮は中庭で酒を飲んでいた。

 

 

 

 

 

一刀「さてさて次はどこにいこうか?」

 

 

 

 

あらすじ

 

書きました。

 

拠点にして全員分書こうとしたのですが、諦めました。

 

一刀がどこかに入れば書こうかな。

 

今回戦闘は無かったですね。

 

次は戦闘書きます。

 

それと、次はオリキャラ書きます。

 

時系列とかがバラバラになると思います。

 

ここでもう出すのと思う方もいるかと思います。

 

しかし!

 

これは外史です!

 

正史ではない!

 

そんな理由で許して下さい・・・

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

 


 
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