No.204196

キグキグとマギマギ

モギハさん

2011-02-28 13:42:36 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:938   閲覧ユーザー数:935

海辺のふらゆらふらゆらと

ささやかにながれる宇宙で

キグキグとマギマギは手をつないでいる

 

 森の中で 木がたおれて

 誰も聞いていない 木の音

  音は存在していたかどうかで

   町の人がはなしていた

 

キグキグとマギマギはわらいあって

波のまにまに ながれついた 殻つきトカゲを

ひろってすてた

 

 箱の中に いれた猫が

 誰も見ていない 猫が

  いきているか 死んでいるかで

   町の人がはなしていた

 

キグキグとマギマギはちょっと喧嘩して

ぽかぽかなぐりあって

半分ずつ 背を向けて ないた

 

 みないことにした あれは

  みないからといって

  すすんでいないわけではない

 

 音も 命も 心も

 あと ひとたちも

 

 観測

 見ても 見なくても

  時 流れる限り 物事は進行している

 人が 見るか 見ないかは

  かかわるか どうか だけのこと

 

 時の存在こそが

  観測ということなのかしら

 

マギマギがタコの墨で笑顔かいた

キグキグがわらった わらったらまけ

 

それでおわり

 

明日も 明日で 時はまたくるらしい


 
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