No.204152

本・恋姫無双第三十三話

nakatakさん

お久しぶりです。短めですが、投稿します。
それではどうぞ。

2011-02-28 00:24:40 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2850   閲覧ユーザー数:2402

南皮にて一刀が、ポカをかましてから一週間…

 

 

洛陽の到着の一刀一行。

 

 

曹操や帝と謁見し、『袁術捕縛』の呂布に対して、

 

 

今までの勲功(虎牢関の件は帝に対する忠誠と判断)込みで揚州の刺史に任じた。

 

 

本来なら、一刀は金細工のこと等を聞きたかったが、ポカやった手前、ほとんど何も聞けなかった。

 

 

唯一聞けた事と言えば…

 

 

一刀「其方の方は、新顔ですか?」

 

 

仲達「お初にお目に掛ります。司馬、仲達と申します。お見知り置きを。」

 

 

…情けない限りである。

 

 

謁見終了後、帰国の途につくまで半日有ったので、一刀はお土産がてら洛陽の市を見て回ることにした。

 

---洛陽・市場---

 

 

一刀「やっぱり首都なんだよな。賑わっていて当然か。」

 

 

思春「なにを呑気な…お土産を探すのであろう?」

 

 

護衛として、付いてきながら買う気マンマンである。

 

 

しばらく、ブラブラ歩いていると、主に武具を扱う一角に来ていた。

 

 

一刀「このあたりは流石に、長沙と変わらな………イ?」

 

 

思春「見たことが無い武具だな。」

 

 

そこにあったのは、弩のようで、砲のようで、さらに先端には銃剣にしては大きい物が付いていて…

 

 

商人「らっしゃい。これかい?なんでも試作品らしいよ?曹操様ん所にちょっと変わった職人が居てね。その人の作品だよ。」

 

 

一刀「作品って…芸術品じゃ……似たようなもんか…って安!!」

 

 

横にあった、無銘の剣、その値段の半値だった。

 

 

一刀「これはこれで………いっか。スイマセン、これください」

 

 

こんな事もありながら、市を見て回って気付いたのが、『鉄』の値段が長沙の倍以上であり、

 

 

その高値に引っ張られる形で、それ以外の物価も2~3割程高かった。唯一の例外が金や銀の細工物で約1割安かった。

 

 

ちなみに、一刀が買った変てこな武器は、重たくて使い物にならず、しばらく武具庫の肥やしだったが、

 

 

仕事で訪れた、厳顔が気に入り持って帰ったのは、別の話。

 

 

厳顔「一目見てビビッと来たんでな。名前はどうするかのぅ」

 

 

---洛陽・曹操の私室---

 

 

李典「大将~。アレの量産体制、ととのったでぇ。」

 

 

曹操「そう、ご苦労様、真桜。」

 

 

李典「といっても、『外側』だけやけど。」

 

 

曹操「『内側』は、仲達に任せてあるわ。引き続き生産の指揮、頼むわよ。」

 

 

李典「りょ~か~い。」

 

 

曹操「ところでg……『別のアレ』はなんで作ったのかしら?」

 

 

ガラクタと言いそうになって、とっさに言いなおした。

 

 

李典「ん~~………趣味!!」

 

 

親指立てて言いきった。

 

 

曹操「はぁ…」

 

 

あとがき

ご無沙汰です。nakatakです。

前の話から、たいして進んでいません。

遅筆、ご容赦願いたいと思います。

 

それと、私がイメージする『仲達』に近いイラストがTINAMIのなかにあったので…

まだ、未許可なので…作品NO.だけ…「164614」です。

 

興味のある方は一度どうぞ。それではまた。


 
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