No.187997

[ネタ]皆の師匠一刀[単発]

武中さん

奇人商人のネタを考えてたら電波を受信しました。

この外史の一刀君は阿部寛のイメージでwww

2010-12-04 23:53:36 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:7464   閲覧ユーザー数:5655

ネタですので適当です。

「読みにくい!」や「誤字脱字ばっかじゃねぇか!」や「なんか文法ちげぇよ!」が

 

 

大量にあるはずです。

 

 

ご指摘いただければありがたいです。

 

 

あと「こんなん一刀ちゃう!」とか「恋姫の原型とどめろや!」とか

 

 

「キャラ崩壊するな!」があるでしょうが、

 

 

自分のはこんなもんです。あしからず。

 

 

ではでは

 

董卓軍は追い詰められていた。連合軍がシ水関の前にまで来ていた。

「あかんで華雄。ここはどう考えても篭城や。」

「わかっている!だが今洛陽では!」

出撃しようとする華雄とそれを諌める張遼。

華雄の言うことは間違ってはいない。

洛陽では董卓が権力を持つとこを良しとしない十常侍が暗躍しているのだ。

賈駆が必死に謀略をめぐらして抑えているもの限界がくるのは一目瞭然であった。

 

 

「篭城していては間に合わんかもしれんのだ!総大将の袁紹を討ち取れば終わる。それだけだろう!?」

「明らかに兵力に差があるやろ!無理や!」

「だが!やるしかないだろう!!」

お互いの主張は平行線のまま、時間ばかりが過ぎる。

刻一刻と連合軍はシ水関を攻める準備を整えていた。

このままでは駄目だ、と張遼は思う。しかし思うばかりで何もできない。

己の無力さに歯噛みする張遼。それは華雄も同じであった。だからこそ出撃しようと考えたのだ。

 

 

そんなとき軍議室に一人の男が入って来た。

「相変わらず猪だな華雄。え?昔教えなかったか?冷静になれと。」

「誰や!今は軍議・・・中やで・・・。」

張遼は男を怒鳴りつけようとした。しかし男を見ると黙り込んでしまった。

男を見て驚く華雄。

「一刀様!?どうしてここに?」

「師匠と呼べ。猪弟子。」

男の名は北郷幻庵。

大陸の頭脳と呼ばれる賢者であり、武では国士無双と呼ばれる男であった。

 

 

この外史の一刀は他の外史とは違い、より前の時代に降り立った。

当然、天の御使いの予言などなく一刀はただの人間としてこの外史に降り立ったのだ。

食べるために軍に入り、実績を上げていった。

将軍となってからは智を政にも使い周りからの信頼を得ていった。

将軍となってから数年後、一刀は未来を育てると言い軍を退役。

洛陽に私塾を開いた。そこには多くの人材が集まり後の英雄を育てていった。

今や幻庵塾を卒業しているのが軍師としてのひとつのステータスとなり、

武人は一刀に教えを請うのが栄誉である。と言われるまでなっていた。

 

 

「師匠・・・どうしてここにおるんや?もう軍には関わらないやなかったん?」

「月と詠に頼まれてなぁ・・・。かわいい弟子に頼まれちゃなぁ?」

「うちの頼みはまともに聞いてくれん癖に・・・。」

張遼はそう愚痴りながらも顔が安堵の表情になっていた。

一刀がいれば負けない。そう思わせる雰囲気が一刀にはあるのだ。

「さてと、え?猪弟子さんよ・・・。」

「はいぃぃぃぃぃ!!!!」

華雄は縮み上がる。一刀に武を教わっていた頃、失敗するといつも猪と呼ばれ怒られていたのだ。

そのときの恐怖が華雄の体を駆け抜ける。一体どんな雷が落ちるのか。張遼すらも怯えていた。

しかし一刀から出た言葉は意外なものであった。

 

 

「じゃぁ・・・突撃するか?」

「「はぁ?」」

「でも、あまり突っ込むなよ?軽くひと当てするだけでいい。その間こっちは準備するから。」

「待ちぃや!師匠!いくらなんでも無理や!相手は名だたる英雄達や。ひと当てする前に囲まれて終いや。」

「そうだろうなぁ・・・。」

張遼の言い分も最もである。突撃というのは本来、圧倒的差があり勝ちを決める為にするのが基本である。

華雄も突撃すると言いつつも半ば玉砕覚悟であったのだ。

 

 

「多分・・・劉備ちゃんのとこか孫策ちゃんのとこが挑発してくるだろうよ。

それで引きつけて囲んでくるだろうな。

ま、引きつけるってことは一部が薄くなるってわけ。だぶん袁紹ちゃんのとこが薄くなるな。

馬鹿だし。ま、袁紹ちゃんを目指して一直線に突撃しろ。

曹操ちゃんところはうまく動けんだろうよ。安心しろ。」

「な、なんで分かるですか師匠?」

華雄がおずおずと上目使いで聞いてくる。普段の華雄ではありえない姿である。

一刀は「うざったいなぁ・・・。」と言いながら華雄の頭を叩く。

 

 

「そりゃぁ、袁紹ちゃんと曹操ちゃんは洛陽にいた頃の弟子だったからなぁ。

曹操ちゃんのところの軍師の荀彧もな。

あと、司馬徽の弟子の諸葛亮と鳳統はあったことあるし大体分かる。

そういや司馬徽は弟子だったな。あぁ・・・孫策ちゃんも昔少し教えてたな。

一緒に周瑜ちゃんも色々教えたな。おぉ!黄蓋のねーちゃんもいたなぁ。

そういや劉備と公孫賛って盧植の弟子だっけか?盧植も俺の弟子だったな。」

「もうええ・・・む、むちゃくちゃやな・・・。さすが師匠・・・。」

「ま、弟子の考えなんてお見通しだわな。ハッハッハッ。」

ありとあらゆる陣営に弟子、もしくは弟子の弟子がいる。伊達に大陸の頭脳と呼ばれていない。

もし連合軍が一刀がシ水関にいると気づいたなら各陣営の軍師達は涙目になったであろう。

北幻庵がシ水関に到着後、戦局は大きく変わることとなる。


 
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