No.186172

恋姫無双~愛しき人~24

黒竜さん

一刀が劉備達を警護しているなか、華琳たちは追撃してくる袁紹たちを奇襲によって止めていた。さて、奇襲は上手くいくのだろうか?

2010-11-23 17:39:22 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:9801   閲覧ユーザー数:7403

第二十四章「奇襲」

 一刀が劉備らを送っている最中、華琳達は進軍して来るであろう袁家の軍勢に対しての軍の配置をしていた。

 「華琳様。各軍の配置、完了しました」

 「そう。しかし、麗羽達もさすがに来ないと思っていたのだけど、来るとはね」

 「莫迦ですから。しかし、よかったのですか、華琳様?」

 「どうかしたの、桂花?」

 「一刀さんに道案内をさせて。確かに我が軍は精鋭ですが、一刀さんが要るといないのでは兵の士気にもかかわります」

 「そうね。でもね、桂花。私の精鋭が、一刀がいないから戦に負けるなんて事が合ってはいけないの。確かに一刀は三国一の武将よ。だけど、我が軍には優秀な将が大勢要る。いつまでも一刀、一刀と一刀に甘えるわけにはいけないの。わかった」

 「はい。浅はかな事を言って申し訳ございません」

 「別にいいわ。その代わり、この戦必ず勝つはよ」

 「はっ!」

 

 半刻前、劉備軍が曹操の領地を通っていると言う報告を受け顔良と文醜が袁紹のいる天幕へとやって来た。

 「麗羽様。起きてください」

 「そうですよ~~。姫~~~。起きてくださいよ~~」

 「うぅぅ~~もう食べられませんわ~~」

 「そんな時代遅れの寝言はいいですから。早く起きてください!!」

 「もうぅ~~。なんですの?寝不足はお肌の対敵ですわよ」

 「そんな事よりも、劉備軍が曹操さんの領土を通っていると報告が合ったのですよ」

 「なんですって!!あの華琳さんが、あのこむすめを通した仰るのですか」

 「だからそう言っているじゃないですか~~」

 「ありえませんわ。斗詩、猪々子今すぐ追いなさい!!」

 「えぇ!!曹操さんの領土を勝手に通ってですか?」

 「当然ですわ。あの娘が通って私の軍が通ってはならないのは不自然ですもの」

 「いや、劉備さんは許可を貰って通っていると思いますが」

 「何か仰いましたか?」

 「いえ!!なにも」

 「なら早く行きなさい」

 「はい。それで袁術様には報告は・・」

 「しなくて構いませんわ」

 「しかし・・・」

 「私の命令が聞けないのかしら?」

 「は、はい」

 「斗詩~~。早く行こうぜ」

 「ちょっ、待ってよ。文ちゃん」

 顔良と文醜はそのまま兵を連れて曹操の領土へ向った。

 「楽進様。敵がこちらに来ました」

 「さすが、桂花様。北郷様がいないぶん私が確りしなければ。総員戦闘準備・・・撃て!!」

 凪の指示で兵達は、やって来た袁紹軍に向って矢の雨を浴びせた。

 「「「「ギャ~~~!!」」」」

 「ん?どうした?夜なんだから静かに行動しろよ」

 文醜が前の方の騒ぎ声に注意すると一人の兵がやって来た。

 「文醜様!!敵の奇襲です。敵の数は不明。しかし、大量の矢がこちらに飛んできております」

 「げぇ!!まさか曹操軍か!」

 「それしかないよ~~。はぁ~~~、どうする?文ちゃん」

 「ここで帰ったら、姫に怒られるだけだからな~~。仕方ない。全軍転進!別の道から劉備を追いかけるぞ」

 袁紹軍は文醜の命令でそのまま退いていった。

 「楽進様。敵が引いていきました」

 「よし。楽進隊はこのまま本隊と合流する」

 「はっ!」

 

 「干禁様。敵の追撃を確認しました」

 「わかったの。全員弓を持つの~~」

 「うぅ~~。僕、弓は苦手なんだけどなぁ・・」

 「私もなの。だけど今回は飛ばすだけでいいって言っていたの~~」

 沙和と季衣は兵から弓を貰い構える。

 「それくらいなら、大丈夫かな・・・」

 「敵!!射程圏内です」

 「よ~~~し、全員。撃て~~なの~~」

 「「「ギャァ~~~」」」

 「文醜様!!また奇襲です。さらに被害拡大です」

 「あ~~~~。斗詩、他の道無い?」

 「ん~~~~。多分あと二箇所はあると思うけど・・・」

 「なら、そっちだ!!全員転進」

 「ちょっ!!文ちゃん!!」

 袁紹軍は、またしても退いていった。

 

 「夏候淵様から報告!!袁紹の追撃隊が引き返したとの事。夏候淵様は、これより次の場所へ移動するそうです」

 一人の兵が華琳と桂花に報告した。

 「これで三度目・・・予想通りね。見事な采配だわ、桂花」

 「文醜の思考は単純です。あの性格を知っていれば、動きを読むのはそう難しくありません」

 「そう。それで次はどう動くのかしら?」

 「三度目までは顔良がどうにか押しとどめたでしょうが、彼女に四度目はありません。ですので、次は確実に突撃してきます」

 「・・・なるほど」

 「伝令!!本隊にいる春蘭に指示を送りなさい。敵を見つけ次第思いっきり一撃を打ち込んで混乱させよと」

 「はっ」

 華琳が納得している間に桂花は、伝令を春蘭に向わした。

 

 「はぁ~~~~、曹操軍め。どんだけ展開しているんだよ」

 「これだけ封鎖しているから、十万はいるんじゃないかなぁ・・・」

 顔良が涙目になっている時、文醜は何かが吹っ切れた感じになった。

 「もういい!!次は一気にぶち込む!矢なんて知ったことじゃない」

 「もう、文ちゃんってばぁ・・・。あっちには三国一の武将北郷さんがいるんだよ。少しは落ち着こうよ」

 「もともとあたいは、こうゆう事は嫌いなんだよ。それに本当は何百だけかも「報告!!」・・何だよ?」

 「正面より敵軍を確認。中央は夏候の旗です」

 「夏候惇か?」

 「夏候淵さんかも?」

 「敵軍。こちらに突っ込んできます!!」

 「もう、何百じゃないじゃない!!文ちゃんの莫迦!!」

 そう言うと、顔良は撤退を指示した。

 

 「敵部隊。撤退していきます」

 「なんだもうか。つまらん・・・」

 真桜の言葉に春蘭は暴れたり無い雰囲気で溜息を吐いた。

 「次は嫌でも暴れられるわよ。春蘭」

 「か、華琳様!!このような所まで・・」

 春蘭の後ろから華琳が現れ春蘭と真桜は驚いた顔を見せた。

 「他の皆には撤収の指示を出してあるわ。袁紹もこの一撃で懲りたでしょうから、今日はもう攻めてこないでしょう」

 「はっ!総員ただちに撤収させます」

 「総員、撤収や!ただちにずらかるで~」

 「「「「応!!」」」」

 「さて、次は袁家の二面作戦か・・・一刀には馬車馬になってもらいましょう」

             第二十四章 完

「第二十四章終了。皆さん大変お待たせしました」

「本当、更新遅かったな」

「本当に申し訳ございません」

「お前、熱でもあるのか?いきなり頭せげるなんて。明日は雨か」

「ひどい!!「あっ」けど、ま~~~しかたないよ。更新遅かったのは事実だし。だから素直に謝っとこうと思って」

「それは、良い心がけね」

「ありがとうございます。華琳さん」

「・・・」

「それで、本当はなぜ、更新が遅れたのかしら?」

「鈴の音とは違うもうひとつ書こうと思いまして、キャラ設定やストーリー設定で大変でしたので」

「そう。それには私は出ているのかしら?もちろんメインで」

「その辺は秘密にしたいのですが、いいでしょう。一刀もいいか」

「あ、ああいいぞ」

「次に出す作品は、ある赤ん坊がとある家庭に養子になるからはじまります」

「「・・・・」」

「その赤ん坊の名は・・・」

「赤ん坊の名は何?」

「そこから先は、次の新しい作品を読んでからのお楽しみです」

「「黒竜!!」」

「当然じゃありませんか。ネタを全部ばらすはずがありません!!」

「しかし・・・うぅぅ~~~」

「でわでわ。一刀と華琳が頭を抱えて考えているので、ここら辺で終わりにしたいと思います。それでは皆さんまた会う日まで。BY」

「うぅぅぅぅぅ・・・」

「結局。赤ん坊は誰なのよ~~~~~!!」

「ヒッヒッヒ。それは秘密」

「「キィィィィ!!」」


 
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